創作と鑑賞の談話室

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10月の雑談スレッド(2016) - K.K

2016/10/01 (Sat) 00:03:39

 10月の雑談スレッドです。

Re: 10月の雑談スレッド(2016) - White NOVA

2016/10/01 (Sat) 11:10:39

次回から、いろいろ新番組を楽しみにしつつ。

★牙狼

総集編の流れで、改めて設定の紹介をザルバ視点で行った回。
テレビ放送では、加勢大周の割愛された回をどうするのか気にしていましたが、結局、役者が映っているホラー紹介の部分だけカット。
その後、牙狼が病院前でホラーと戦っているシーンはそのまま映していて、まあ無難な編集かな、と思いました。実質1分弱ほどのカットで被害は少なし、と。

次回からオープニングやエンディングが変わって、第2クールに突入、と。

★ジョジョ

ジャンケン小僧の回は、ここまで熱いジャンケン対決はなかなか見られないぞ、と。
露伴先生のイカサマについては、次は仗助のイカサマのターゲットにされる話なので、因果応報というか何というか。

こっちもOPが変わるようなので、そちらも期待しつつ、謎の自称宇宙人少年との邂逅(トラブルメーカーだけど敵ではないキャラ)を楽しみながら、日常編のゆるい雰囲気を堪能しようか、と。

★フラッシュ

昨夜から、アロー第1シーズンをDVD視聴しております。
最初からチームだったフラッシュと比べて、孤軍奮闘の序盤から少しずつチームが結成されていく流れですな。

さて、今回のフラッシュで登場したランス刑事と、ローレルさん。
第1シーズンの時点では、刑事さんは主人公オリバーの敵対役で、フラッシュのジョー刑事みたいな協力者ではありません。
ランス刑事には娘が二人いて(ローレルとサラ)、オリバーはローレルと恋人関係だったにも関わらず、妹のサラと浮気して、船でクルージングしていたら海難事故にあって行方不明。
その後、五年経って、オリバー一人が生還したところから物語が始まるわけですが、当然、ランス刑事から見れば、オリバーは娘の死の原因だから目の仇。ローレルにとっても、自分を裏切って妹に手を出し、しかも殺したわけだから、人間関係が非常にギスギスしているわけですね。

ローレルさんは正義漢の強い弁護士で、時には父親の刑事と対立したりもする状況で、法の網を超えてはびこる犯罪者を私的制裁するアローと協力したり、対立したりしながらドラマが展開。
表の顔では大企業の御曹司としてプレイボーイの遊び人に見えるオリバーとの微妙な人間関係、また、ややこしい家族関係を描きつつ、裏の顔では犯罪者退治のアクション。現状では、フラッシュとは比にならないくらいギスギスしたドラマですな。

で、フラッシュに話を戻すと、今回のローレルも父親とは上手く行ってない様子。
これは、アロー第2シーズンで、行方不明になっていたサラが暗殺者組織に訓練され、ブラックキャナリーとして登場し、その事実をローレルは知っていたけど、ランス刑事は知らなかった、という流れがあります。
その後、第3シーズンでサラがまた死に、ローレルが妹の後を継ぎ、ブラックキャナリーとしてオリバーと共闘する流れができるのですが、父親には「サラが生きていたけど、また死んだ」という一部の情報だけが伝わります。そういう大切なことを娘のローレルに隠されていたことで、ランス刑事は苛立っていたわけですが、そのローレルがブラックキャナリーとして裏の活動をしていることはまだ知らないでいる。
そういう意味で、「家族なのに、秘密を隠している」というギクシャク模様が、アローとフラッシュの共通のテーマになるわけですな。

まあ、フラッシュの場合は、父親の方が娘に秘密を隠していて、それに巻き込まれたエディがアイリスとの関係でギクシャクしているわけで、立場が逆なわけですが。
娘に隠し事をしているジョー刑事が、娘に隠し事をされて憤慨中のランス刑事に、「家族の身の安全を守るために、時には真実を伝えられないこともあるんだ。愛されていないわけじゃない」と励ますシーンは、そういう背景を知ると深みを感じたり。

それにしても、ジョー刑事とランス刑事、同じ刑事キャラで似た境遇なのに、たった一点で立ち位置が対称的。それは主人公ヒーローの正体を第1話から知っているか、それとも今だに裏事情を何も知らず一般人の立場でいるか、の違い。
ジョー刑事はヒーローの頼れる仲間ポジションなのに、ランス刑事は時にヒーローの邪魔になったり、翻弄される脇役ポジション。頭の固い銭形の父ちゃん(ルパン三世)とか毛利小五郎(名探偵コナン)に近い立ち位置。
そして、アロー劇中ではランス刑事も「主人公を目の仇にする嫌な奴(一時期のエディみたいなもの)」だったのに、立ち位置が変わってジョー刑事とのやり取りになると、友好的な協力者というのがクロスオーバーの面白さだな、と再実感。

一方、今回のメイン敵のシェイプシフター、ハンニバル。
やっぱり、その変身能力はT1000を連想しますよね。
他人になりすますというのは、ハリソン・ウェルズ博士になりすましているイオバード・ソーンとの絡みもあって、うまく練られた脚本、メタヒューマン能力の選抜だと思います。
まあ、こういう実写での偽者回は、役者さんの普段と違う演技も見所だったりもするのですが。偽バリーを演じるのも、当然本物な訳ですから、普段にバリーと異なる悪役風味な表情が面白かったり。アイリスやケイトリンにも化けてはいたのですが、そちらは出番が少なく、彼女たちの悪女演技は見られず、翻弄される方だったわけですが。

ケイトリンの悪女演技は、フラッシュ第2シーズンの目玉の一つみたいですが、そちらの悪人キラーフロストは、「パラレルワールドのケイトリン」設定だったようです。第2シーズンの大きなテーマは「パラレルワールドからやって来る敵たち」で、当初は「もしかするとケイトリン本人のメタヒューマン能力が覚醒して、暴走して敵になる?」とも噂されていたのが、そうでなかったことに一安心したドラマファンもいたとか。
元々、原作コミックでは、シスコもケイトリンも元ネタがあって、どちらも悪役設定だったようです。よって、前回や今回の話も、バリーがウェルズ博士の弟子2人が敵に回る可能性を危惧していましたが、本国でリアルタイムに見ていたアメコミファンは、さぞかしやきもきしていたんじゃないかなあ。

リバースフラッシュの秘密部屋。
ここで偽ウェルズ博士と対話していた人工知能のギデオン。実は、これを製作していたのが、未来のバリーということが判明し、別にイオバード・ソーンだけに忠実というわけではないようです。
気になるのは、「レジェンド・オブ・トゥモロー」に登場するタイムマシン・ウェイブライダーにも、マシン制御用の人工知能が搭載されていて、その名前がやはりギデオン。フラッシュのギデオンと同じ存在なのか、ただの同名別個体なのか第1話だけでは判明せず。

最後に、今回話題に上がったジョー刑事の奥さん。実は故人ではなくて、別居中とのこと。第2シーズンに登場して、アイリスと、父親違いの義理の弟も絡んで、複雑なファミリードラマを展開する模様。

ともあれ、今はフラッシュ第1シーズンのクライマックス大展開を楽しみにしつつ。

Re: 10月の雑談スレッド(2016) - K.K

2016/10/06 (Thu) 23:10:39

 NOVAさん、どうもです。10月に入って新番組が始まっていますが、どれが面白そうか、つまみ食いの模様見で、とりあえず、継続中のもののみ感想をあれこれ考えています。

 しかし鉄血のオルフェンズだけは別。2期の視聴は1期ラストのときに決定事項です、私の中では。

●牙狼

 前半の紹介といったところですが、私にとっては復習というより設定の開示といったところでした。ホラーの名前や特徴をしっかり解説していたりしましたから。行動原理もですね、「腹が減ったら食う」と。それと番犬所。神官三姉妹(名前だけの紹介ですが)と謎の執事風の男はさておき(なんも説明なかった、ウィキペディアを見たら「コダマ」と)、倒したホラーは番犬所が預かり小さな剣に変える。

 それが12本になると魔界に送還される、というのが終盤にかけての伏線の一つのようですね。12本がまたホラーに返ることもある。といっても、ネットなどで調べる限りにおいては、出てきて手の付けようがないほど暴れそうになったところで、準ラスボスの餌となって終わるらしい。映像表現ではどうなるのかが楽しみな点に思えます。

 加勢大周回はNOVAさんの仰るように、問題となりそうな俳優とホラー紹介はカット、しかし後半でちょこっと出てきた騎士が緑の炎に包まれる烈火炎装は、放映しなかった回のシーンをしっかり入れてあったようですね。制作としてはもっとしっかり出したかっただろうな、第4話だって放映したかっただろうし、といろいろ考えが巡ります。件の回を飛ばしても、なまじ話としてつながってしまうだけに、作った人の気持ちとしては「そういう全体ストーリーじゃないんだよ」というものがあるはず。

 銀牙騎士、黄金騎士と手堅く短かくまとめてくれて、牙狼1期のHDリマスターが初見の私としては大いに情報再確認、整理に役立った次第です。動画のウィキペディアみたいな回だったな(^^;。

 それはともかく、ここまでのホラーで個人的に印象深かったなと思ったのは、第2話のイシュターブ、第4話(旧第5話)のルナーケンです。どちらも、顔を含めた全身がゴツゴツしたホラーになる前に、かなり人間に近い形態のホラーとなっていました。その中間形態がなんとなく気に入っています。第1話では絵の中にいた時点でのアングレイもそうだったかな。

 自分でも「しかし、なんでそういうのが気に入っているのかなあ」と考えてみたんですが、前にサイボーグについてちょっと触れたことと根は同じかもしれません。サイボーグで男だとロボット的なゴツゴツした形態がカッコいい、女だと人間に近いほどカッコいい、と感じるという話をしたことがあります。

 それと同じですね。イシュターブやルナーケンは中間形態が人間の女性でした。イシュターブが白と黒を基調にし、ルナーケンだと暗い中で色鮮やかに輝く感じと好対照でもありました。どちらも、装飾的にホラーの器官や装備がありながら、いかにも人間の女性らしい感じです。

 一種のミスマッチですが、うまくいくとミスマッチくらいマッチするものはない印象になります。個人的にはイシュターブ、ルナーケンの半人半ホラーがツボだったということですね。ミスマッチの常として、ある人はいたく気に入り、別の人は全然評価しないなんてことが多々ありますので、この手のものはあまり他人にお勧めしたりはしませんが。

 次回は零と鋼牙の共闘みたいですね。素直に協力体制になるはずもなく、この二人の確執がどうなるかが大きく進むんじゃないかと期待。

●ジョジョ(ダイヤモンド編)

 少ーしだけ真面目なシーン、承太郎がスピードワゴン財団のエージェントらしき男と吉良吉影の調査の進行の話をしたり、変身後の吉良が潜伏先で殺人衝動を抑えようと必死だったりしてましたが(はよ気づけよ、奥さん!)、後はドタバタというか不条理ギャグというか。

 のっけから耳のとがった学生風の男が吉良パパに狙われますが失敗。こいつが例の自称宇宙人でしたか。ミステリーサークルとか、原作の時代を感じます。リアルでは「私らがサークル作りましたー!」と名乗り出てきた二人組なんかがいて、一気に興ざめな状況になっちゃいましたね。ネス湖のネッシーも同じようでした。いい人寄せになってたのになあ。まあ、ホントに信じちゃう人もいたわけで、いつかはネタバレしないといけないことだったのかもしれません。

 でまあ耳が尖ってるだけじゃなく、腹が痛いと言う人には胃薬(正露丸か?)を出し、アイスが食べたかったと愚痴るとアイスを出し、ポケットティッシュをもらうと食ってしまうという、いかにもな人物です。どっかで読んだ話では、「あのタクシー運転手さんは確かに宇宙人でした、だって親切でしたから!」と真顔で言った人がリアルにいるそうです。親切は宇宙人の特徴らしい。

 年齢216歳(なぜ地球の暦で年齢を計っておるのか)、乗ってきた宇宙船は上空150万km(5光秒って月より遠いし、上下左右関係ない距離)、消防車のサイレンの音が苦手(X星人か、お前は)で、のたうち回っていたらよく分からんものに変身と。なんにでも化けられるからと、スニーカーに化けて仗助の足を包み込み、ジャンプしたら高さ数十メートル、距離にして数百メートル跳んでる。

 え、それが二倍の速さ、跳躍力って? この宇宙人、ちょっと算数からやり直す必要がありそうです。しかも、それだけ跳べるのに学校の屋上へは壁を歩いて行くと。そ、それはいいとして、仗助のスタンドは見えないらしい。ということはスタンド使いではないということか。あ、それはそうか。吉良親父の矢がこの自称宇宙人に引き寄せられたんだから、スタンド使いのはずはない。

 で、仗助が宇宙人を助けた(?)お礼がうちわだの、孫の手だのに化けることなのか。かなりレトロな時代知識があるらしい。昭和前半くらいかも。エアコンとかは知らないんだろう。で、お礼になんにでも化けてくれるというので、仗助が余計な悪知恵を発揮し始める。ばくち用のサイコロになれと。これって、ドラえもんでのび太がひみつ道具でひどい目に遭うパターンじゃなかろうか。

 仗助が向かったのは岸部露伴邸。露伴をカモにするらしい。ゲームはチンチロリン。これも結構古風なんじゃなかろうか。と思ったんですが、そこで「そうだ、この世界の時代はポラロイドカメラがまだ便利な時代なんだった」ということを思い出し、一応は整合性取れてるのかもしれないと好意的に解釈し直しました(^^;。

 仗助の持ち込んだサイコロを疑ったのか、露伴は自分の所有するサイコロでやると言い出す。が、ここは仗助の悪知恵がまさった。なんと、予め露伴邸のサイコロを宇宙人の化けたサイコロとすり替えていたとは(住居侵入などの罪に問われると思う)。でも、のび太も、道具の悪用は最初のうちはうまくいくんだよなあ。なんだか自業自得のフラグが立っている気がします。

 そして仗助があり得ないほどの確率で勝ち始めると。宇宙人使ってイカサマしてるんだから、仗助としては偶然ではないものの、そんなに勝つと疑われるのは必然。そのことはさすがに仗助も分かる。道具が強力過ぎて手に負えなくなる段階ののび太と似ていると思うぞ、状況も焦り方も(^^;。

 というところで今週はお終い、次回はハイウェイ・スター(その1)ですか。なんだか吉良から話が外れてきているようですね。少なくともあと1クールほどあるから大丈夫なのだろう(^^;。

●鉄血のオルフェンズ

 長らく待った2期が始まりました。冒頭、戦没した仲間のものらしい墓標の前で話す、オルガと三日月。やはりこの二人が主人公なんですね。時期としては1期ラストの決戦からしばらく経っているようだけれど、三日月が判断を全てオルガに任せている点は変わっていないらしい。オルガが止まらないなら三日月も止まらない。

 ナレーションで1期から2期までの間の変化が語られます。ギャラルホルンが腐敗を暴かれてダメージを被ったこと、鉄華団がテイワズ傘下となって勢力を増してきたらしいこと、クーデリアはクーデリアで企業を興し、孤児などへの支援活動も始めたことなどなど。

 さらにナレーションは続き、ギャラルホルン衰退で世界のタガが緩み、治安悪化したとも言っていますね。独裁的で強力な支配者が衰えると、起こりがちな話です。しかも、鉄華団がなまじ活躍して成功してしまったため、ネガティブな影響として少年兵の有用性が認識され、未成年の兵役やヒューマン・デブリが増えてしまった。かつ、モビルスーツが兵器として強力なことが実証されたため、軍事用モビルスーツが増えてきたと。

 2期に入って、ガンダム世界の戦争フォーマットに近づいてきたのかな。でもビーム兵器が凄い的な描写はしないでしょうね、たぶん。子どもが戦争を引っ張るみたいなことも、たぶんないんだろう。ただ、ナレーションの「力なき子どもが搾取される世の中は未だ続く」というのは、ちょっと違うかなと思いました。

 1期、特に終盤で描写された限りでは、子どもが「自分でもこれだけの戦争ができる」と舞い上がってしまっていた印象がありますんで。ラストで大人キャラが鉄華団を戦いを避けさせようと説得を試みても、突っ走って、しかもうまくいってしまったという印象を個人的には持っています。鎧武でいえば、光実が力を得て自信を付けつつある段階(しかし自分が危険な状況にあると分からない)と似ているような気がします。

 ナレーションが終わり、いよいよ本編が動き出すと鉄華団の訓練風景で、かなり軍事組織化が進んできた様子が窺えます。こういう軍事訓練、命令系統がはっきりし、各々に任務を割り当て、かつ構成員が自分の役割を認識することなどが必要ですからね。物資の調達と分配なども当然必要。そういうことが行えているということだと思いました。

 そして、阿頼耶識システムに憧れる鉄華団員も。かなり荒んでいるな、という印象です。下手すると半身不随とかあるし、うまくいったとしても使用には相当な負担があり、三日月は目と腕を持ってかれてしまっているわけですからね。それでもいいんだ、というの気持ちになるということは、どうせ長生きはしないみたいな感じなんでしょう。だから今だけ強くて好きにできればいいと。一応、先輩は阿頼耶識システムなんてなくていい世界にするんだと諫めてはいますが、どれだけ通じたのやら。

 もし冒頭のナレーションの「力なき子どもが搾取される世の中は未だ続く」というのが、知恵や経験による(判断)力ということであれば、この状況はその通りということになるかと思います。嫌なことを強いられたら間違っていると認識できるでしょうけど、自ら望んでいると思ってしまうと、鎧武で光実が言われた「悪い子は悪い大人のいい餌食」ということになりかねません。今のところ、鉄血では「いかにも意地の悪そうな奴が実際に悪い奴」となっていますから、そういうことではないのかもしれませんが。

 訓練風景で「組織がしっかりしてるんだな」と思ったら、オルガはしっかり経営者を頑張っているらしい。不慣れながらも物品の数量チェックとか、事務処理をこなしている。対外折衝などもいろいろ忙しいらしい。といっても羽織袴で盃を交わす間柄のこと、やはり半ばヤクザの組織のようで、武闘を前提としたシノギらしいですね(^^;。

 一方、クーデリアもお仕事に忙しいようですが、こちらは堅気の商売をしているらしい。バックにヤクザを控えたフロント企業といったところなんだろうか。商談していたらしいビジネスマンはやり込められても、笑顔がこわばるくらいで何も言い返せない。と思ったら、つぶれかけの組織の代表だったのか。何かの情報を提示して利益を引き出したかったらしい。外に出ると態度豹変、クーデリアに対して何らかの不利益をもくろみ始めた模様。こういったところ、情けない大人のテンプレをなぞっていて分かりやすいですな。

 場面は転じて幼年寄宿学校、ビスケットの妹、双子のクッキーとクラッカでしたか(兄妹揃って、どうにもキラキラネーム)。うーん、学校でも「兄のビスケットは名誉の戦死、英雄、カッコいい」といった扱いになってるんですか。妹らは辛そうだけど、他の子は純真に凄いと喜んでるみたいで、観ていて暗い気持ちになります。それでも、三日月らが迎えに来ると嬉しいらしい。どっちが字が読めるかできゃっきゃ言うとるわい。

 だがそんなに平和ではすまず、まさかの爆発事故に遭遇。飛び出して向かっていこうとする三日月と、それを止める双子の妹。勝って生き残った者と近親者を失った者とで、考え方に差が出てきているようですね。

 ラストは三日月に仕事を頼むオルガと、オルガの言うことならと相変わらず素直に従う三日月、ですか。オルガのほうは、そういう関係性にちょっとイラつき始めているようですね。三日月は何も考えず、今まで通りにしたいらしい。

 どうやら今後に響いてきそうな行き違いの兆候が見えたような気がしました。続く展開が楽しみです。一方、鉄華団二番隊の面々には護衛任務の指令。しかもモビルスーツには弱いモビルワーカーで。これも悪い予感がします。1期の冒頭でもあったような展開と重なるような感じですから。

 ギャランホルンでは頭目が集まって何やら会議。衰えたりといえども、未だに巨大で強力なようですね。しかもラスボスに相当しそうなマクギリス、組織の緩んだタガを締めにかかっているようです。汚職の横行を口実に反対分子の粛清を行って、といったところかな。でも、ラスタルとやらが一枚上の迫力ありで、子飼いの変人風パイロットを連れているところなんかラスボス感出してます(^^;。こちらもあれこれ動乱の予感ありで、いろいろドラマが動き出しそう。

 そして護衛任務についた鉄華団二番隊に艦艇10隻、兵員2500の大海賊部隊が襲い掛かる。一進一退ながらも戦力を追加投入した海賊側が有利、と思いきや三日月がガンダムを駆って乱入、海賊を蹴散らし始めた、と思ったら、小さい女の子と仮面の男って、アルミリアと……もしかしてガエリオなの?

 なんだかラストにいろいろ突っ込んできたよ。ツカミとしてはこの2期第1話はなかなかなんじゃなかろうか。「こりゃはよ来週のが観たい」と思わせてくれました。それにしても予告で出てきたちょび髭男、あんたまだいたんかい!(^^;。

●ザ・フラッシュ

 今回入れて、残り4話もあるわけですが、もう偽ウェルズ博士ことイオバード・ソーン=リバース・フラッシュが自分から思い切り正体を現わしやがりましたね(^^;。

 冒頭は前回のラストから続いて、例の秘密部屋にバリーらが侵入して未来の新聞記事を見つけたところから再開、部屋のAI、ギデオンがやたら素直に答える。なんでもギデオンを作ったのが未来のバリーだかららしい。イオバードはバリー殺害を狙っているとギデオンは告げますが、ケイトリンにとっては未来の新聞記事の記者はアイリス・ウエスト・アレンなのが重大事らしい。まあ、確かに「ということは、エディ・ソーンはどうなっちゃうの?」ということはありますね。そこまで教えておき、さらにイオバードには一切を内緒にしときますと、あまりにも素直に答えるギデオンがかえって不気味です。ギデオンって、イオバードのAIなんだろうし。

 未来がどうも怪しくなってきたエディ、今回は不遇です。アイリスにプロポーズしたいとジョーに相談すると、駄目だと言われてしまう。ジョーとしては、アイリスが本当はバリーに気があるんだけど、例の事故でやけになってエディとくっついたと思ってるらしい。「いやいや、それはないでしょ。ジョー父ちゃん、あんたは知らんかもしれないが、アイリスはバリーが接近してきても、一蹴したこともあるんだよ、そりゃ歴史次第では違うようにもなるんだけどさ」などと思ってしまいました。

 とはいえ、バリーが事故後にこん睡状態だったとき(むー、第1回観ていればなあ)、指先同士でバチバチっと放電みたいのが起こったのと同じく、今回はフラッシュとの指先とで放電が起こり、フラッシュはバリーだと気が付いたようで、そうなるとまたもやアイリスはバリーに接近するのかも。うーむ、個人的にはこういう流れはちょっといやかもです。

 それはそれとして、バリーはタイムトラベルの件を仲間に情報公開、シスコの幻覚が実は改変前の歴史で実際に起きたことと正しく推理、偽ウェルズ博士=イオバード・ソーンがスターラボの面々を平気で殺す奴だと断定(したも同然のはず)、イオバードにバリーの母親殺害を自白させる作戦を実行にかかる。

 がしかし、トラブルが。シン警部の婚約者の高層マンションで火災発生、スプリンクラーが動作せず、一気に火の手が広がっている。駆けつけたフラッシュも為す術がない。しかし、ウェルズ博士の「腕を振り回して真空を作れ」に従うと、火災はみるみる鎮火、なんとか全員を救えたようです。こういうことされると、「博士は偽物でも悪者ではないのかも」と思ってしまいそうです。いや、私が、なんですが。以前にも、身を挺してスターラボの面々を電撃男から守ろうとしたときも、そう思ったことがあります。

 しかし、偽ウェルズから自白は引き出さねばならない。バリーの父親の濡れ衣を晴らさないと、刑務所から出てこられませんからね。シスコを偽ウェルズが殺害したのと同じ状況を作ろうとする。この辺り、古いTVドラマ版の「スパイ大作戦(Mission Impossible)」を思い出しました。過去に遺体を隠した男に遺体の場所を白状させるため、その男を過去の世界、しかし実は映画のセットに誘い込み、過去を同じことをさせるという話があるんです。観ているときは「おお、すごい」と思ったんですが、後から考えると「そんなバカな!」です。でも当時としてはテンポよく話が進んでいたせいで、観ている間はバカバカしいと少しも思わなかったんですね(^^;。

 閑話休題。シスコは偽ウェルズがバリアを破った方法を探り当てる。バリア内にいたリバース・フラッシュはホログラムで、偽ウェルズはホログラムと取っ組み合いするふりをしていたのだった。偽ウェルズ、なんというアクション役者なんだ。普通できんぞ、いかに3次元とはいえ映像と取っ組み合いなんて。ギデオンがうまくホログラムを操ってたのかしらん。

 そして歴史の再現作戦発動、リバース・フラッシュを遮るバリアー内でシスコは待ち構える。狙い通りにシスコ背後にすっくと立つ偽ウェルズ。シスコだけと油断しているのか、立てることを隠しもしないし、堂々と正体をばらす。がしかし、バリーの母親殺害の自白としては足りない。もちろん、この歴史ではまだシスコも殺していない。

 偽ウェルズがシスコに近づくがバリアに遮られる、と思ったら平気でバリアを超えて踏み込んで来たよ。もしかしてバリアを破る秘策を用意していたのかリバース、ジョー思わず拳銃を発射、まずいとバリーが飛び出し銃弾をつかみ取ろうとするが、一発取りそこなう。いや、相手はリバースなんだからよけちゃうでしょ、と思ったら当たっちゃったよ!

 どうなってるんだと思ったら、偽ウェルズは偽は偽でも誰にでも化けるエブリマンことハンニバル・ベイツじゃないか! や、やられた、偽ウェルズめ、鋼鉄男トニーに続いて、ベイツも解放をちらつかせて、いいように使ったのか。一枚も二枚も上手だわ、イオバードは。しかも、バリーは(まだ)殺さないとか、いろいろ手の内を明かしさえする。そのうえ、実はバリーらの今までの行動を全て監視カメラで知っていたということが明らかに。ば、ばれてたんだ、全部知ってて素知らぬ顔してたんだ。

 こうなるともう、何枚上手とかいう話じゃないですね。バリーらがお釈迦様の手のひらの上でじたばたする孫悟空がごときで、こんな奴にどうやって勝つんだよ、と絶望したくなるレベルです。ほとんど呆然自失のバリーらをしり目に走り去ったリバース、アイリスにプロポーズしようとしていたエディを拉致、行方をくらます。エディがイオバードの先祖であることを考慮すると人質にはならないわけですが、もしかしてだからこそエディを拉致したのかな。バリー側にエディがいると、最悪、エディが殺されてイオバードが消えるという可能性がありますから。バリーらはそんなことは考えもしないでしょうけど、冷酷に計算するイオバードはあり得ると判断した可能性はあるんじゃなかろうか。

 フラッシュがアイリスのもとに駆けつけるも、時すでに遅し。エディは連れ去られ、フラッシュはなんとか追おうと走り去る。その際、アイリスには見覚えのある放電があって、フラッシュが誰だか気が付いたと。これは余計かな、と思いかけたんですが、バリーがフラッシュだと分かれば、アイリスが戦いに加わろうとする可能性も出ますね。ということは、アイリスも俄然、話をかく乱したり、スリルを盛り上げる要素になったということなんだろう(と、このエピソードを好意的に解釈してみる)。

 双方、もはや腹の探り合いなんてない、真っ向からの対決の状況ですね。次回タイトルが「グロッド」で、イオバード側に参戦決定でしょうか。伏線で現れた準ラスボス級の敵も姿を現しての全面戦争、となりそうです。あと3週、1時間×3回もあります。これはたっぷり楽しめそうです。

Re: 10月の雑談スレッド(2016) - White NOVA

2016/10/08 (Sat) 12:47:11

先週から、フラッシュのスピンオフ元のアローを堪能中。
第1シーズンを全話見た後、第2シーズンと第3シーズンのフラッシュ関連回を中心に見続けております。
よって、今回の書き込みはいろいろとアロー成分が濃厚になりそう。

★牙狼

ガローと、アローって響きが似ているよね、と、いきなり(苦笑)。

ともあれ、絶狼さんの過去話と、両騎士を抹殺しようとする番犬所の罠を乗り越え、かりそめの共闘を行う回だったわけで。
今回は大ボスはいなかったものの、無数の雑魚ホラーの群れの中を魔道馬で駆け抜けながら無双する二人のシーンが熱かった。
牙狼の強化形態である烈火炎装と魔道馬召喚を、どちらも絶狼が行えることも示し、この両騎士が対等の能力を持っていることを描写。
また、愛する者を暗黒騎士に殺された背景も共通することが分かり、背負った背景についても同格ということに。

今後は、「カオルが自分の残り寿命が少ないことを知って荒れるエピソード」と「暗黒騎士が両騎士の前に出現して、その強力さを示すエピソード」で大きく話が動く予定。
まあ、その間に個性的なホラー退治の回をはさみつつ。

★ジョジョ

吉良親父が矢を持って、いろいろ暗躍している背景。矢と暗躍、これもアローか。本当に、何を見てもアローにつながってしまうモードですな(苦笑)。

>X星人か、お前は。

これ見て、爆笑しました。

それにしても、「変身能力を持った謎の宇宙人」を登場させておきながら、やってることは「チンチロリン」というギャップが、第4部ならではの味ですな。
前回のジャンケン回と、重ちー登場の宝くじ回の要素をミックスした形で、仗助VS露伴のクールな心理バトル(チンチロリンなのに)。

で、このチンチロリンバトルの決着は付かないまま、次回に続いたわけですが、ええと次回予告サブタイトルが次の対戦相手に切り替わったので、
宇宙人編は次回の前半に終わり、後半がまた新たなスタンドバトルのエピソードになる感じですね。

この時期は、吉良親父暗躍編とでも称すれば、いいのかな、と。

★オルフェンズ

第2期スタート。
1話目は、新たな背景紹介ということで、鉄華団とギャラルホルンその他の近況をまんべんなく描き、仕込みを入れながら、ストーリーはまだこれから、という回。
バルバトス登場で、いよいよバトルという引きで2話目に続いたのは、1期と同じ流れ。

気になったのは、オルガがデスクワークに勤しんでいるところ。これって、ビスケットが健在なら、彼が担当していた部分ですね。
ビスケットがいなくなったことで、オルガがビスケットの仕事も背負いながら、進み続けている状況を描写している、と感じました。
まあ、オルガが団長として、現場に出にくくなった分は、ユージンなどが新人育成などの現場仕事を仕切って、サポートする組織運営の描写もされていますが。

鉄華団もいろいろ成長というか変化を見せている中、ミカヅキだけは相変わらずというか、オルガの命じたままに前線で戦うことを素直に受け止めている描写。
鬼神のような殺戮機械っぷりは次回の最初に期待するということで。

さて、背景設定ですが、「鉄華団が、既存権力である腐敗したギャルホルン相手に暴れてしまったために、世界が無秩序化を進め、これから荒れていく流れ」。
これを見て、ああ、アローみたいだ、と感じた次第。そちらでは、第1シーズンが「父親の遺言(街を汚した悪人どもを倒せ)に従い、腐敗した街の権力者や暗躍するマフィアを襲撃する殺人上等の義賊」の話だったわけですが、
第2シーズンに入ると、「アローの活躍に加えて、第1シーズンラスボスの仕掛けた地震発生装置のために街の権力基盤が半壊し、無法者が大手を振って暴れ回る状況」に悪化。アローは贖罪の気持ちも込めて、街で暴れる犯罪者と戦い、警察や軍とも協力する関係になり、治安改善のヒーローへの方向性を目指す流れ。
この、主人公がやり過ぎたせいで秩序崩壊、その修復という流れが、既存のヒーロー物とは違う方向性だなあ、と。

まあ、ある意味、仮面ライダー鎧武もそういう流れだった気もしますが。

そして、今回の新要素として、どうなっていくのかなあ、と思わせるのが、「鉄華団の新人描写」。
元々は、火星の極限状況から生き残るために立ち上がった鉄華団ですが、新人たちはそういう極限状況を知らず、「勢いづいた鉄華団への憧れ、派手な部分を期待して参加」しているようです。要は、過酷な状況を知らない甘ちゃんのように描かれている、と。
だから、いざ戦いという場にあって、「果敢に戦う先輩たち」を見て、「何なんだよ、この人たち」って反応になる。この新人たちが描写の中心になるなら、「実戦を切り抜けた鉄華団の凄さ」が明示される作劇手法ですが、今後それが「こんな人たちにはとても付いて行けない」となるのか、「先輩たちに負けていられない。俺たちもやるぜ」と張り切って無謀な突撃を敢行してピンチになるのか、どっちに転ぶ展開かなあ、と。
さすがに、主役じゃないので、先輩を差し置いて、新人が活躍する話にはならないだろうし、何人かは犠牲が出るのも当たり前、と考えるのですが、その中で生き残って、漢になるキャラが準主役格として描かれるのかなあ、と。

これについても、アローを連想してしまうわけですが。
ええと、アローに命を救われたことから、それに憧れてヒーローを志望する若者が出てくるわけですが、紆余曲折の末、第3シーズンで正式に加入。
それまでが、なかなか悲惨で、「お前はケンカが強いだけの素人だから、危険に晒すわけにはいかない」と説教され、それでも一人で突っ走った挙句、敵に捕まって、超人血清を打ち込まれて洗脳暴走した挙句、生死の境をさまよいながらも、第2シーズンの最後には「強大な敵の軍団を倒すためには、一人でも人手が必要だ。戦うつもりがあるなら、お前も参加しろ」という流れで、正式に仲間に。

さあ、鉄華団の新人たちは、そういうヒーローのサイドキック(助手役)みたいに、きちんと成長してくれるか、それとも途中脱落して、戦争の悲惨さを見せつけるだけの人身御供になってしまうのか、気にしつつ。

マクギリスとか、敵サイドについては、実際に戦ってみないと、どんなキャラか実感できないので、評価は今後の話で。

★フラッシュ

リバースフラッシュの正体が、バリーたちにも明かされ、いよいよ最終決戦の流れに突入、と。

この流れで、第1話の回想シーンもいろいろと挿入され、ここまでの伏線をつないでいく展開。
あ、ところで、第1話だけなら、公式サイトで無料で配信されていますよ。パソコンで視聴可能だったので、チェックしてみては?

さて、フラッシュのこの回についての感想で一番驚いたのは、「イオバードが監視カメラで、バリーたちの状況を全てチェックしていた」という事実。
つまり、バリーが自分を疑っていたということも知っておきながら、それでも素知らぬ顔でいい人演技を続けていたことになりますね。

以前は、ジョー刑事とウェルズが、対等の化かし合いをしながら、それぞれ捜査と撹乱で競っていると考えていましたが、実はジョーの捜査もウェルズにとっては把握済み、と。
さすがに、このような策謀家ぶりを示されたら、基本的に善人揃いのセントラルシティーの人たちじゃ対処できないよ。こういう策謀家に対処するためには、悪党のキャプテンコールドか、悪党相手に百戦錬磨なアローを呼んでこなければいけないなあ、と納得できる展開が2話後になるのか。
その前に、イオバード逆襲のターンになるのが、次回のグロッド回。

なお、イオバードはエディを殺せないのと同様、アイリスを殺せない理由もありましたね。
というのも、イオバードが時間軸を確認するための手がかりが「フラッシュ失踪の記事が書かれた新聞」なわけで、それを書いた記者がアイリス。当然、アイリスを殺せば、その記事が書かれないことになり、消えてしまうので、殺すわけにはいかない、と。

なお、イオバードの目的は、「フラッシュを育てて、その時間移動能力を覚醒させて、自分が未来に帰るために協力してもらう」わけだから、本心ではフラッシュと明確な敵対関係になりたくはないみたいですね。
だから、少なくとも取り引きはできるだけの余地は残したい。そうなると、バリーの関係者を殺害して取り返しのつかない亀裂を生むことは、できるなら避けたいわけで。

まあ、バリーの母親を殺したことは、重大な過ちになるわけですが、イオバードが未来に帰れなくなっていることに気付いたのは、母親を殺害した後の話ですからね。
後は、シスコを(一度)殺したことが気になるなあ。これもバリーにとっては、決して許せない所業になるだろうし、少なくともシスコは、ウェルズがリバースだと知った際、「恐怖と動揺のために、泣きながら協力を申し出て、命乞いしていた」わけで、その時点で殺す必要はなかったと思うんですが。

これについては、イオバードが監視カメラを仕掛けたタイミングがいつなのか、が問題かな。
シスコが自分を怪しいと思って調べたから、誤って殺してしまった。これはヤバいと思ったイオバード。すると、フラッシュの力で、時間がさかのぼった。その事実に、同じスピードスターとして気付いて、シスコ殺害の記憶を保持したイオバード。だったら、今後はシスコたちが改めて自分を疑って捜査していることが分かるように、監視カメラを仕掛けておこうかな、という流れなら納得するのですが。

エディについては、今回だけでなく、この後は最後まで不遇になるようです。イオバードから、「アイリスと結婚できない。もしも結婚してしまえば、歴史が変わって困るから結婚させない」と追い詰められるようですし、ここから先は、エディに感情移入すると、そのイジめられっぷりに絶望しそうになりそう。

アローの場合は、オリバーのプレイボーイぶりが度を過ぎて、フラッシュとは比にならないぐらい、恋愛描写がドロドロしているのですが。
第1シーズンの終盤で、オリバーの親友であり、元恋人であったローレルと恋愛関係になっていたトミーというキャラがいたのですが、最後は街を襲う地震の中でローレルを守るために死んじゃった。この親友の死に報いるために、改めてヒーローになることを誓うオリバーというのが第2シーズンへの流れなんですが。

アイリスは、刑事の娘で、主人公とのギクシャクした恋愛劇からローレルと同じ立場になるわけで、この悲劇の恋愛模様については、フラッシュもアローをソフト方面ながら踏襲しているようです。
なお、このローレルは、第2シーズンでトミーを失ったことで精神的にボロボロになりながら、アル中、ドラッグ中毒になってしまい、終盤でようやく立ち直って、
第3シーズンでも紆余曲折ありながら、何とかブラックキャナリーとして活躍する流れになった、かと思いきや、
第4シーズンで、強敵と戦って死んでしまう悲劇のヒロイン路線になっています。
オリバーにとってのヒロインが、フェリシティという状況で、ローレルの復活はあるのか、それともこのまま消えてしまうのか、を本国のファンは気にしながら、今週、第5シーズンが始まったところ。
ローレルの死については、ぼくも今週知ったばかりなので、ちょっと衝撃を覚えていたり。

★アロー

百聞は一見にしかず、ということで、いくつかここで自分の書いたことについて誤解があったのを修正しつつ。

>サラとランス刑事

第2シーズンでは、「サラが生きていて、初代ブラックキャナリーという裏の顔を持っていたこと」を父親のランス刑事(当時は格下げで巡査だけど)は知らなかった、と書いていましたが、間違いでした。

サラを追う暗殺者組織が、父親の命を狙ってきたので、やむなくサラが父親を守るために、事情を明かすことになります。よって、この第2シーズンでは、サラの生存をランスさんが知っていて、サラの姉のローレルにはしばらく知らせなかった流れになります。
知らせなかった理由としては、ローレルがトミーの死で動転していたので、サラの生存という事実を打ち明けて混乱させることを避けるため。そして、サラ自身、家族が危険にさらされないよう、しばらく街から離れることを決めたから。

とにかく、アローの登場人物は、身近な人間に秘密を隠し持っていて、それが知られたときに、「どうして教えてくれなかったんだ。お前は嘘つきだ。信じられない」という流れで展開するドラマが多すぎ。
フラッシュの場合は、そこまで揉めることはあまりない感じですが、それでもアイリスが結構、秘密に対してキレやすい感じに描かれていますね。
次回、バリーがフラッシュであることを知ったアイリスが、「どうして教えてくれなかったのよ。私のこと、そんなに信用してないの? 私はあなたを信じていたのに」という修羅場ドラマにならないか、と気にしつつ。

>ローレルとサラ姉妹の悲劇

これについては、シリーズを重ねると、どんどん酷い方向に転がっていくなあ、と思いつつ見ています。

・第1シーズン
オリバーが恋人ローレルの妹サラを連れて、船旅に出て、海難事故にあって、5年間失踪という形で物語が始まります。
5年後に一人生還したオリバー。この時点で、サラは死んだことになってます。

・第2シーズン
サラが実は生きていて、暗殺者組織で鍛えられていたことが判明。ランス父娘のドラマネタ二なりつつ、最終的に父、姉、妹の間で和解して、一応のハッピーエンド。

・第3シーズン
第1話で、いきなりサラが何者かに殺される。その犯人探しが序盤の大きなテーマになったり。
ローレルはサラの死を目撃したけど、父親が心臓の病気という局面だったので、その話ができずに後の修羅場の種をまく。ローレルは、サラの後を継いでブラックキャナリーに。

・第4シーズン
復活の泉の魔力でサラ復活。その後、サラはホワイトキャナリーとして、別番組にスピンオフ。ローレルは妹の旅立ちを見送る役割。
しかし、物語の終盤に入るところで、ローレルが敵に殺されることに。
時間を超えた戦いから帰還したサラ、そして姉の死を知って愕然。現在ここまで。

・第5シーズン
当面、ローレルは過去の回想シーンのみで登場する予定。果たして復活はあるのかなあ。

こういう流れを見て、一番気の毒なのが、娘に次々と異変が生じるランス刑事ですな。その都度、嘆いたり、荒れたり、悔やんだり、を繰り返すことに。

できれば、アイリスと父親のジョー刑事には、そういう悲劇には見舞われないように。

>アトム

アロー第3シーズンの注目キャラの一人で、先日フラッシュにも登場したレイ・パーマー。
実は、役者が映画「スーパーマンリターンズ」の人で、かつてクラーク・ケントを演じていたことを最近知りました。
だから、アトムが飛んできたときに、シスコらが「鳥だ、飛行機だ」と言っていたのは、完全に役者パロディだったわけですな。

で、このレイ・パーマー、フラッシュの終盤にも駆けつけてくると思っていたんですが、実はアローの第3シーズン終盤に、本人が事故で行方不明になるようなんです。
よって、レイ本人が助っ人に来ることはなく、代わりに、アトムの装備だけが登場する形になるようで。

アトムの装備については、天才科学者のレイが、フェリシティの協力で作り上げたという背景もある、と。それと、特徴である縮小能力は、アロー第4シーズンで初搭載されて、その後、別作品にスピンオフ。ぼくは先に別作品の一話だけ見ていたために、最初から搭載されていたと誤解。

最後に、アローとフラッシュの共演回もチェックしましたが、その回でバリーと共に登場したシスコ。相変わらずの発明家精神で、「アローのスーツと装備の弓矢を強化」してくれます。
ええと、スーツを防弾仕様の繊維にしたり、矢の貫通力を高めたり、他のヒーローと肩を並べて戦えるだけの戦力底上げ。

もう、今月はフラッシュ第1シーズン終盤を楽しみながら、アロー三昧になってる状況。

PS.アイリスの弟について、前回、「父親違いの義理の弟」と書いていましたが、それも秘密だったようで、実は「ジョー刑事自身の息子」だということが明かされていた。これって、間接的に話をチェックしていると、「その回で分かっている範囲の事実」と「後に公開される真相」がごっちゃになるので、どのタイミングの情報を読んだかで勘違いしてしまうパターンかな、と。
とにかく、恋愛模様についても、家族関係についても、色々とどんでん返しが出てくる作品シリーズなもので、下手に断言しすぎるのは危険かな、と実感してます。

Re: 10月の雑談スレッド(2016) - K.K

2016/10/13 (Thu) 21:54:45

 NOVAさん、どうもです。

●必殺仕事人2016

 楽しみにしている特別編が今年もありました。今回はちょっと感想に困っています(面白かったのは面白かった)。一度観て、最初は「どうも中途半端かも」と単純に割り切ろうとしたんですが、どうもしっくりこない。もう一度観て、かえってよく分からなくなり、なかなかまとまった感想が出て来ず。かなり時間を置いたら、ようやく多少は考えがまとまってきました。

 あくまでも個人的に、しかも時間が経ってから出てきた印象ですが、「悪を悪と単純に割り切れない感じを多少込めてあるため、リアルというか生々しいというか、伝統的な必殺のセオリー外の作品」だったように思えてきています。ジレンマ、が一番近いものになるかなあ、と。

 そのことは仕事人側ではなく悪役のほうのキャラクターによるものですね。しかも、明示的には描いていない。「もしかしたらこういうこと/人なのかも」と観る側が勝手に想像するような部分が大きいとでも言ったらいいでしょうか。ですんで、あくまでも個人的、とわざわざお断りした次第。

 まず悪役について、少し列挙しつつ印象をば。

・朝比奈藤十郎
 本町奉行所に幕府から派遣されてきた偉いさんで、今回の悪役の元締めといったところ。現代でいえばリストラで組織立て直しを図る役目を仰せつかっている模様ですが、ヤクザと結託して不当に利益を得たり、部下を殺害して悪事の濡れ衣を着せ、しかもその部下の給金をそのまま流用するというやりたい放題の悪党。

 演じた安田顕氏は、前に「重版出来」で編集者役をやっていて、「新人を使い潰すことで悪名高いが、確実に儲けを出して出版社を支えている面もある」という癖のある役回りをうまく演じていました。

 そのイメージがあるせいか、「冷酷な悪党であるが、有能でもあり、こういう者でなければ上手くいかない難局を常に任せられているのではないか」という印象が、今回の必殺では湧いてしまいました。しかも人の心を操るのが上手い。それも組織においては強力な武器で必須の能力でもある。でも使い方次第では……。

 害があるけどいなくても困る、例えば彼の周囲の弱者は困るけれど、遠くの弱者は組織が立て直されて恩恵を受けたりもするのかなあ、といったことですね。いても嫌、いなくても困るという複雑な気分になる悪役でした。

・鬼頭進之助
 今回のゲスト(?)被害者 結城新之助の子どもの頃からの友人ながら、自ら酷い手のかけ方で殺してしまう。元は腕のいい絵師ながら、喧嘩で右腕を負傷、思うように絵が描けなくなり、酒浸りになり、殺し屋にまで堕ちてしまう。

 この男が昔なじみの新之助をどう思って殺害したか、その後もどう感じているかは描かれず。途中、新之助が酒に付き合わないことに不平を言ったりする場面もあることから、単純に新之助の命を軽んじていたかどうか疑問な感じもします。

 芸術の徒としての情熱が断ち切られたものの、情熱と執着は冷めず、感情を持て余して今回のような人物になったようにも思えます。許せないながら、そうなったのも分かるような複雑な気分になるキャラクターでした。

 以上の二人は、俳優さんの持ち味からして悪役をやれるタイプと思いますので、悪役としては思う存分悪くやってくれたな、という感じがして満足度が高かったですね。

・河原崎長七
 被害者 新之助の先輩同心にして、最初は朝比奈を疑ったものの、軽く取り込まれてしまい、新之助殺害の手引きをしてしまう。職務に忠実であろうとするものの、やり手の上位者が身の安泰以上の餌をちらつかせると飛びつきもする。

 まあ(フィクションでは)小者感ありありの、よくあること、よくいるタイプで、今回は仕事人に止めを刺されていますが、そうでなければ誘いをかけた上位者に始末されていたでしょう。どのみち困った者同士の共倒れ(河原崎&結城新之助)になっていたと考えると、許せないながらも哀れにも思えます。

 仕事の直接の元となった被害者について。

・結城新之助
 仕事では凡庸、家庭でもさえない父親ながら、正直、真面目(だけ)が取り柄の善人。反抗期らしい長女ともめたりもするものの、根っからの人の好さで関係がよくもなるし、家族からバカにされているようでいて、深く好かれている。

 ある意味、必殺シリーズ被害者の典型的なタイプで、こういう人が悪党の毒牙にかかると純粋、単純に怒りが沸き上がって来て、仕事人が悪党を倒してカタルシスになるわけですが、今回はどうもそうならなかった。

 朝比奈の雑用担当になったことから、先輩同心の河原崎長七が朝比奈がヤクザと結託しているらしいと告げ、それとなく身辺調査を依頼したのに、うまくやれていない。朝比奈にヤクザとの結託について漏らしてしまう。朝比奈にそう言ったのは誰か、河原崎かと聞かれて胡麻化せず、むしろ朝比奈の能力を考慮すると、事実上肯定してしまった。

 この辺り、「何やってんだよ」と思ってしまいました。いくら素朴で実直といっても、重大性や危険性は分かるだろうに、曲がりなりにも同心長くやっているんだろうから。新之助は被害者ではあるけれど、最低限の仕事をこなせず、河原崎を追い詰めるような結果を招いてしまった。そのことから察するに、新之助は言われた仕事を言われた通りにしかやらないで今まで来たタイプなのかなと。考えずに手だけ動かしていればいいという感じの人ですね。仕事で組むと非常に困るタイプです。

 そういう印象を受けてしまったせいか、悲惨な最期の割には今一つ同情、共感ができない。状況をもう少し考えたら、自分も周囲もあそこまで追い詰められることはなかったはずだ、という思いがするんですね。

 こういう悪役と善人被害者の組み合わせであるわけで、どうも「憎むべき悪役 vs 哀れでならない善人」という構図が成立しているような気がしません。悪役は仕事人に始末されましたが、この後、取り仕切る朝比奈から情報が漏れたとはいえ、本町奉行所の能力の低さは放置され(上役の不正は暴けず、通常の悪にも対処できていない→庶民は困る)、この後どうなるんだと気が重くなったりします。

 思い起こすと、かなり昔に必殺仕事人を面白く観ていたんですが、ある時期から仕事人シリーズが今一つに思えてきた時期があります。現実の悪のほうが、よほどに悪質で怖いような気がしたこともありますし、たいていのことは善悪ですぱっと切り分けられるわけでもないと思えてきたときですね。そうなると、必殺シリーズの悪が、果たして始末したらそれでよしなのか、というような考えが頭をもたげてしまい、素直に楽しめなくなりました。

 その後、現実は現実、フィクションはフィクションと割り切って観られるようになったんですが、今回の必殺は、ちょっと時節遅れながらリストラをドラマに組み込み、JKビジネスなどを風味に加えた趣向だったため、つい現実と照らし合わせて感じ取る面がいくつかあり、番組が狙ったらしい線とは別の線を辿って観てしまった感があります。

 と、不満を漏らしているような感想になってしまった気がしますが、実際は「この路線もいいんじゃないか、これなら今まで観てきたからということではなく、違う仕事人シリーズとして観始めることができるかもしれない」という印象を持ちました。最初に仕事人にハマったときは、あまりにもお人好しが悪い奴らの犠牲になり、その悪党が酷く始末されるという生々しさに惹かれて、毎週観るようになりました。

 その後、時代や自分の変化で生々しさを感じなくなっていたわけなんですが、今回の必殺には別の生々しさを感じました。だもんで、「ああ、自分はもしかしたらこういうのが観たかったのかも」という意外な満足感があります。次の必殺スペシャルがどうなるか、ちょっと気になっています。

 とはいえ、とくるくるひっくり返す(^^:。被害者の結城新之助とその家族ですが、長女お絹がぐれそうになってヤクザ経営のJKビジネス風のアングラ店の出入りしたこと、そのヤクザと新之助の関わり、そのアングラ店に絵師として出入りした涼次など、悪事周りでの描写、設定にちょっとバラバラな面が多かった。ラストの鬼頭進之助とリュウの死闘をそっと助けた涼次も、なんだか思い付きでやってみたという印象がぬぐえず、全体としてのまとまりは今一つよくなかった感じがします。盛り込み過ぎたのか、アイデアの練り込みが足りなかったのか。次は上手くやって欲しいなと思えた点です。

 うーん、うまくまとまりませんが、なんとか書いてみて気分がすっきりしてきました。

●世にも奇妙な物語'16秋の特別編

 こちらはシーズンごとに続く、やはりお気に入りのシリーズです。夕刻にときどき再放送があったりするんですが、以前のもので時期的に多少古いと、未見でもそれほど面白くなかったりして、演出や脚本にも旬があるドラマなのかもしれません。

 今回は4編、番外編的にもう1編ありました(マイクロソフト製のAI女子高生りんなが出てくる)。

・シンクロニシティ
 作りが王道のホラーでした。高校のときの友人に偶然再会したヒロイン、その友人とバーに行き、いろいろ偶然が重なっているという話題で盛り上がる。しかし二人には秘密があり、高校時代にイジメに加担していて、そのイジメ被害者(女子)は自殺していた。イジメ被害者は担任教師と相思相愛だった。その教師ともバーで偶然出会う。とシンクロニシティが続いていく。

 しかし何事もなく、二人と教師はタクシーに相乗りして帰宅しようとする。タクシー内で教師がイジメの真相を話始め、ついにナイフを手にする。二人は殺されると思い、タクシーを止めて逃げ出そうとしたが、実は教師が始めたのは意外な話で、教師はイジメ被害者=恋人を妊娠させてしまい、その直後に被害者が自殺したのだという。教師は二人に罪の意識を持たせたことを詫びて去る。

 ほっとした二人(観ているほうもほっとする)は再びタクシーに乗り込む。するとタクシー運転手が話を始める。実はその日が娘の命日で、娘は雨の中、何者かが作った落とし穴に落ちたのが原因で亡くなったのだという。その落とし穴を作ったのがヒロインと友人の二人。運転手はシンクロニシティに感謝しながら、対向車線に出て、前方から向かってくるト大型ラックに突っ込んでいく。

 というものでした。教師のところで緊迫感を盛り上げるだけ盛り上げておいて、何事もなくすっと流し、ほっとしたところで意外な方向から突如という感じで本命が来る。ドラキュラ映画以来の手法(もしかしてもっと古典的?)で、「あ、この後にホラーの本命が来そうだ」と予想していても、やはり緊迫した怖さを感じます。抜群とはいえないかもしれませんが、手堅く楽しませてもらえました。

・貼られる!
 やり手で高慢で野心家の銀行員が、周囲が自分をどう思っているかが文庫本サイズくらいのレッテルに書かれて貼り付けられるようになる話。レッテルに書かれた他人の内心に次第に振り回されるようになる点は興味が湧いたんですが、主人公に降りかかる災難はレッテルが原因だったりはせず、ラストはちょっといい話にまとまっていたもんで、好みではなかったですね。

・捨て魔の女
 30歳を目前にしながらも未だに芽が出ない女子アナが、偶然に出会った謎の僧侶から「得たければ捨てろ」という教えに従ってみると、何かを捨てるたびにアナウンサーとして成功していく。

 捨てるものがなくなってきても、成功するために何かを捨てねばと焦り、ついに彼氏も捨てると大成功。安アパートから豪華なマンションの高層階に移り住み、高価な家具などを揃えたら、人気が下がってきた。これはいけないと家具などを全て捨ててしまうと、また大成功へ。

 しかし何も捨てないでいるとまた人気が下がる。ついには先輩女子アナを殺して捨てる。それで一時は持ち直すものの、また不人気に。そしてまだ一つ捨てられるものがあったと気が付き、自分をマンションの窓から投げ捨てる。

 といった具合なんですが、最初から「ラストではヒロインが自分を捨てるんかなー、それだと安易でいやかなー」などと思いながら観ていたら、そういうラストだったということでちょっと不満。分かっていても緊迫感が高まるならいいんですが、この手の話だと期待を裏切ってくれないとちょっと嫌かな。髪の毛を捨てて、尼僧になって「得たければ捨てるべし」とか布教を始めるとか、もうちょっとひねったらよかったかもです(←これは既に思いついているので、当然ながら不可だし、ベタ過ぎという点で同罪 ^^;)。

・車中の出来事
 どうも雰囲気が変だなと思ったら、時代設定が昭和中期頃のようでした。作中に出るものが、いろいろかなり古い。話は夜の列車で刑事が何かの犯人を護送しているところへ、どうにもキザな男がやってきて自分も刑事だと言って絡み始めるというもの。

 話の肝は、護送した犯人には黒幕がいて、助けに来るか殺しに来るかしそうだというもので、護送する刑事は本当に刑事なのか黒幕なのか、キザな男は男は刑事なのか黒幕なのか、護送されている犯人は、といった腹の探り合いになり、実は車内販売の女性が黒幕でした、というもの。

 どうも詳しく書く気がしません。どんでん返しを何度もやれば面白くなるはず、と思っている節がある。いや、面白くなるどころか逆でしょ、と思ってしまいました。同様の趣向のものがだいぶ前の世にも奇妙な物語であり、精神科医と患者が出てきて、どちらが医師で、どちらが患者かというものだったんですが、単にこっちだ、実はあっちだみたいな作りで、「いい加減にしろよ」という気分になってしまい、さっぱり面白くなかったのを覚えています。

 この作品も同様で、個人的には楽しめないタイプの作品でした(しかし、ツイッターを眺めていると、ひねりにひねって面白かったという感想もちらほら。やはり好みって分かれるもんですね)。

・ずっとトモダチ
 マイクロソフト製の女子高生りんなが出てきて、その点だけがちょっとびっくりだった作品。話は、イジメで自殺した同級生が実はりんなで、というよくあるホラーでひねりはほとんどなし。実在のAI女子高生(どうも変な表現になっちゃうな ^^;)が出るという話題性だけだったかもですね。

 うーん、結構いいのが1本、まあまあが1本というところか。全体的にホラー寄りなのは好みではあるんだけど、ギャグものも入れて欲しかったり。もっとホラーか不条理で、頭がきしむような気がするものが観たかったなあ。例えば、だいぶ前のでお気に入りの「復讐病棟」(教師にイジメられていた生徒が医師になり、重傷の教師の子の主治医になるが、という話)を超えるものは、未だにないです。

 ずっと観ている作品の定例の感想はまた後で書こうと思います。

Re: 10月の雑談スレッド(2016) - K.K

2016/10/14 (Fri) 16:06:05

(続きです)

 感想の前に、ザ・フラッシュ第1話無料視聴があるというご教示に感謝です。ザ・フラッシュ公式サイトからは(以前に見たときも)無料視聴が探せず、適当にネット検索してようやく行き当たり、第1話を無事視聴できました。

 フラッシュが生まれるきっかけになった事故(事件か?)含め、フラッシュの紹介・導入以外にも、後で詳しく提示されることの種がきちんと仕込まれている感じでした。第1話を観ていれば抜群に分かるわけではなさそうですが、やはり観ておくべき話だという印象です。この第1話を観られたことで、感想にも影響してきそうな感じがします。

●牙狼

 OPが変わりましたね。しかし初めて聞く曲ではなく、挿入歌として使われていたもので、副音声のコメンタリーでは監督が大のお気に入りながら、低年齢層向けのイメージがあるとかで、1クール目でのOP採用は控えたのだとか。確かに日曜朝の特撮でもいけそうな曲の雰囲気があります。

 さて冒頭、回想シーンで零の過去が明かされています。恋人と仲良く語り合う零、病床の父親からは過去のしがらみはいいから、といった調子で後を託される。このまま行けていれば素直な性格であったでしょうけど、問題となる謎の騎士が襲撃する。父親も恋人も殺され、零だけ生き残る。

 後のことを分かって観ているので、バラゴと分かりますが、この時点では(零も視聴者も)ホラー食いの魔戒騎士、太刀筋から見て牙狼の称号を持つ騎士の系譜らしい、とシルヴァが語った情報だけ。という夢を見ていた零がシルヴァに起こされると、カオルがケーキ持ってやってくる。

 何のためにカオルが来たのかと思ったら、鋼牙と仲良くやって欲しいと頼みに来たのか。そのカオルをいきなり組み敷いて「こんなことしても?」とうそぶく零。シルヴァにたしなめられてやめますが、カオルが走り去った後に、「こうするしかないだろ」と吐き捨てるものの、床に落ちたケーキを食ってみる。

(このシーンで零がガラス瓶から何かを一口飲んでますが、異様に不味かったとコメンタリーで零役の藤田玲氏が。変なものだったのかと思ったら、水は水なんだけど異様に不味い水だったんだとか。)

 零はどうにも自分を持て余してますね。鋼牙を親と恋人の仇と疑って近づいてみたものの、どうもそういう感じではないため、ジレンマからイライラが募っている感じ。そこへ番犬所から500年に一度クラスの災厄が迫っているとの情報。ホラー百体が押し寄せてくるらしい。で、鋼牙と零の二人で食い止めろと言い、強制するため二人の指輪は交換させる。

 一方、カオルはショックで凹んでましたが、気を取り直して絵を描き始める。同時刻、零は自分が勝ったらカオルに例のホラーの血の真実を告げると宣言。鋼牙と零は変身して騎乗、災厄に立ち向かうべく疾走、のはずが二人で剣戟って、何やってんだか。ザルバでなくても怒り出すわい(^^;。

 で、ようやく魔界に突入して災厄と相対したら百体どころじゃない、万余のホラー。しかし仮に全て素体ホラーだとしてもえらく弱いな。バサバサ蹴散らされて、まるでショッカーの戦闘員みたいだ。ホラーを呼び寄せていたらしい高いタワーのようなものに、二人で烈火炎装して突撃して撃破すると多数のホラーも消滅、無事にこの世に帰って来る。

 番犬所に怒鳴り込む零と鋼牙だけど、謎の執事に止められ、神官からはちょっとした手違いといった説明があっただけ。引き下がるしかない二人。零の戦闘後の感想としては鋼牙のホラーに対する殺意が尋常ではないということ。鋼牙は鋼牙で零が本気で自分を斬りたがっているというもの。共闘してみても、双方の疑念はかえって深まってしまったのかな。カオルが描き上げた絵も何か不吉な印象です。

 ザルバの指摘としては、今回の事件で斬り伏せたホラーの数と剣の穢れが釣り合っていないことで、災厄自体が番犬所か何かの作り事だった可能性があるみたいですね。などと思っていたらED曲へ。EDも曲が変わりましたね。こちらはしっとりと深夜(の年齢層向け)らしい感じです。

 それにしても、零はいつの間に烈火炎装を身に着け、魔導馬を手に入れていたのか。もしかすると、鋼牙より先だったのかもしれませんね。年齢は鋼牙より若いけど、騎士としては先行していたのか。そう考えると、前に鋼牙と99.9秒ぎりぎりまでやりあった後、吼えて悔しがっていたのも分かるような。自分のほうが騎士の戦闘力として上のはずなのに互角だったことに腹が立ってしまったのかも(相手に対してより自分の不甲斐なさに、かな)。

●ジョジョ(ダイヤモンド編)

 仗助と露伴の(イカサマ)チンチロリンの続きから。宇宙人サイコロ、相変わらずで、露伴に1・2・3を出して仗助を多少安心させたと思ったら、仗助にはまたもや6・6・6のオーメンで、確率の常識のないムチャクチャです。

 そうなると露伴がキレた(^^;。ペンで自分の指を突き刺し、後2回勝負してイカサマを見つけたら仗助の指をもらうとか言い出した。しかも、あの小林玉美を取立人として呼びつけて。玉美、前回の敗戦のダメージで入院してたのか。それでだったのか、前の社王町のスタンド使い集結のときいなかったのは。

 それはともかく、露伴が玉美にやらせることがなかなか。「イカサマを『しなかったら』玉美のスタンドが仗助を襲う」ですか。普通なら「イカサマを『したら』玉美のスタンドが襲う」でしょう。キレた露伴の勝利条件はチンチロリンに勝つことではなく、仗助のイカサマを見破ることにすり替わっている。

 露伴先生、勝負事に拘る性分なようです。しかも単に勝てばいいのではなく、文句なしに勝ったと自分が思える条件を満たす、ということを大事にしているようですね。前のジャンケン小僧との勝負でもそうでした。そのことは、今回の後半に出てくる例の名台詞にも関わることのように思えます。

 その気迫に押されたのか、宇宙人サイコロの奴め、露伴のターンで3・3・4というありきたりな目をようやく出す。が、これにほっとした仗助、表情変化を露伴に見破られそうになるなど、まだまだ波乱含みの様相です。で、なんで普通の目だったのか。それは宇宙人サイコロが振り回され過ぎて目が回り過ぎてたからだった、ゲロ吐いてるし(^^;。

 そこへ宇宙人の天敵、消防車がサイレン鳴らして走り回る! がしかし、仗助がままよとばかりサイコロを振ると、また6・6・6のオーメン。ホントに流れや状況が見えない宇宙人だなと一瞬思ったんですが、私が浅はかでした。このときのルールは「仗助がイカサマをしないと玉美のスタンドが襲う」なのでした。

 宇宙人が正しかった。実際、玉美の錠前スタンドは発動せず、仗助のイカサマが間接的に立証され、ともかくもゲームはさらに進行する。しかし宇宙人サイコロはジンマシンまで出ていて、再びゲロまで吐いて、もはやサイコロの体を成してない。かろうじて、露伴に見えている側はまだ大丈夫なものの、手に取られたら一巻の終わり。

 そこで分かったと叫ぶ玉美ですが、分かったのは露伴邸が火事で火がぼうぼうということ。消防車がサイレン鳴らして近くを走り回るのも道理、露伴先生んちが火事だったんだもの、露伴邸めがけて消防車が殺到するのは当たり前でした。でも、かなりの火の手なのに、こうなるまで気が付かない露伴、仗助、玉美の3人、勝負に夢中になり過ぎです(^^;。

 露伴、たかが家が焼けたぐらいどうでもいい、それより仗助のイカサマがーとか叫んでますが、かなりの金持ちなんだろうな。ミリオンセラーの10倍以上を連発する漫画家に違いない。と思いそうになったけど、文無しになってでも勝負事に勝ちたいという勝負師魂があるのかもしれません。なんとなく後者の可能性が高そうな気がします。

 ともかくこれでチンチロリンイカサマゲームは未遂でお開き。仗助、かろうじて天罰覿面を逃れる、ただし露伴からの恨みは深まる、と。でも露伴の指を治してから逃走する仗助はなかなかに律儀で真面目、やや好感持てます。家も直して差し上げたら満点なんだけどなあ。

 一方、吉良吉影の潜伏先。小学生の早人君が何をしているかと思ったら、自宅内の盗撮・盗聴だった! なんてガk、コホン、子どもだよ。目つきなんか、完全にその手のプロっぽいし。

 さらに一方、吉良邸から逃走した仗助と宇宙人ですが、宇宙人が女性から「未起隆」と呼びかけられる。言動からして母親らしいが、未起隆くんは否定、洗脳して母親だと思い込ませてあるとのこと。早人君を見た直後に、仗助・未起隆くんを見ると、この二人のほうが遥かに子どもっぽい感じがするのはなぜなんだろう(^^;。吉良パパも一部始終を見届けつつも困惑するばかりの様子。

 翌朝なのか、たぶん通学でバスに乗り込む仗助だが、先に乗っていたらしい露伴と出くわす。相変わらず、自分が年上だということに拘る露伴ですが、250万もするプリティーウーマンにも出てきた家具はちーっとも気にしていないと強調する辺り、どうにもな感じが出てますね。

 がしかし、それどころではなくなる。バスがトンネルに入ると、吉良親父が言っていた謎のスタンド ハイウェイスターが発動したらしく、トンネルの壁に殺人の様子が見える。露伴が騒ぎ出すが、仗助や他の乗客は気が付かない模様(なのか無視したのか)。バスを降りて、バイクでトンネルに向かう露伴。仗助はトンネル内の怪異を説明されるも、ほとんど相手にせず。

 ……えーっと、そのバイクどっから出てきたの? と思ったんですが、時間がかなり経過してるみたいですね。いったん自宅に戻ってバイクで出直してきたのか。いやまてよ、そうだとすると露伴がバスに乗っていたのは仗助に会うため? もしかして先日のイカサマチンチロリンを徹底追及する気だったんだろうか、露伴先生。それなら、仗助はハイウェイスターに救われたことになるかもしれませんね。露伴の勝利条件が仗助のイカサマからハイウェイスターに移ったんだから。

 でトンネルの謎の解明に向かった露伴、うっかりトンネルの壁にできた部屋に入り込んでしまい、ハイウェイスターのターゲットにされてしまう。そんなときでも敵の分析を欠かさない露伴、ハイウェイスターの最高速度が時速60kmだと察知、速度を上げたまま振り切ろうするも、前方からのトラックを避けようと減速、ハイウェイスターにつかまってしまい、エネルギーを吸い取られてへたり込んでしまう。

 一方、仗助、つれないふりをしたものの、律儀にトンネル入り口まで戻って来ていた。後でだんだん気になって来るタイプなのかな。そこへ無人のバイクが走り出てくる。露伴のものだと気が付いて、トンネル内に向かう。そして謎の部屋でへたり込む露伴を発見。

 その露伴はハイウェイスターに脅されてていた。「仗助に呼びかけたら命は助けてやるぞ」と。それは本当か、本当に命は助けてくれるのかと念押しして尋ねる露伴。にやりと笑って約束すると断言するハイウェイスター。ここであの名言ですね。

「だが断る」

 ギロリと睨み返しての、これですね。このときの露伴の言によれば「この岸辺露伴が最も好きな事の一つは自分で強いと思ってる奴にノーと断ってやることだ」ということですが、自分が納得する勝利条件を満たすことが最も大事ということが現れているように思います。前にNOVAさんからご教示いただいた、劇場版鎧武の戒斗の言動、行動とも重なる部分があるように思います。他人がどう思おうが知ったこっちゃない、自分の生死も二の次、自分が納得できたらそれでいい、というものですね。

 こうなると誰も岸部露伴には勝てません。なぜなら、露伴に負けたと思い知らせることが不可能だから。

 そして露伴は仗助に逃げろと伝える。これに応えた仗助もなかなかにカッコいいぞ。逃げろと言われて逃げるわけないと、ずかずか入り込んできた。天邪鬼という点で似た者同士だな、この人らは。で、仗助は露伴の力によってとりあえず脱出、露伴の乗ってきたバイクをクレイジーダイヤモンドで直し、時速60km以上を維持したままハイウェイスターを追い詰めにかかる、というところで次週へ。

 名言「だが断る」ですが、漫画では該当シーンを読んだことがなく、今回のアニメが初見になります。「だが断る」という台詞自体は聞き知っていたものの、もっと高らかに宣言するとか、叫ぶとかいった感じの台詞だと思い込んでました。どうやら完全に誤解していて、冷たくじわっと言い返すような台詞だったようです。

 敵が、選択肢がなくなった相手を見て「追い詰めたぞ(ニヤリ)」と思い、己が勝利を確信したときに、じわりと放つ。なかなかの切れ味がある台詞だったんですね。それだけに実際は使えそうにない。言ったが最後、死ぬのと引き換え、つまり決め遺言なわけですから。まあ、だからこそのぐさりとくるものではありますな。

●鉄血のオルフェンズ

 先週ラストで鉄華団二番隊のピンチにようやく現れた三日月、案の定というべきか、多勢に無勢をものともせず、単騎でバッタバッタと海賊を蹴散らしてしまう。あんまり活躍しすぎて、乗機のバルバドスを壊してしまうほど。ガンダム1stでもガンダムがアムロの能力についていけなくなってましたが、それと似たような現象が起きつつあるのかな。

 続くOPの後、海賊と交信していたのは先週クーデリアに取り入ろうとしてしくじっていた男です。こいつの差し金だったか。海賊に頼む金があるんなら、堅気のビジネスに使えばいいのに。一時の快を貪る頭の悪いトップは組織を潰してしまう。が、投資した以上の効果というか作用が。緒戦の敗退で意地になった海賊 夜明けの地平線団、鉄華団を壊滅させる決意を固めてしまった。

 続いてノブリスなる爺さまのシーンですが、誰だっけ、この人。ああ、前シリーズでクーデリアを利用し殺そうとしていたが、考えを改めた爺さんか。えっと、アリウムはもう用無しって、ああクーデリアに取り入ろうとしていたのがアリウムか、そういや前シリーズからだったな、そして上手くいかなくて海賊と結託したと。前シリーズからの情報引き継ぎシーンっぽいのがどうも多いみたいです。

 と思ったら場面転換、オルガ、クーデリアらが相談している。オルガ、ラフにではあるけどスーツ着てネクタイ締めてる。変わったなあ、そういうところは。鉄華団よりはるかに強大な海賊 夜明けの地平線団との激突が不可避らしいことが示される。

 またシーンは移って、くじけそうになっている鉄華団の新入りさん、ととにかく目まぐるしくあれやこれやの状況が示されていきます。メカニックのエーコ・タービン(星型のペイントを頼まれてた女性)、どうもビルドファイターズトライのギャン子さんを思い出してしまうんですが、全く関係はないだろう(^^;。

 今後で気になるのはマクギリスがオルガに通信してきて仕事を依頼したことかもしれません。夜明けの地平線団(海賊というより反政府組織みたいな名前だな)討伐を鉄華団に依頼してくるとは、ちょっと意外な展開。というところで前半終了。

 CM後の後半、テイワズのマクマードとオルガの会話から始まり、やはり夜明けの地平線団討伐について。なるほど、武器の性能をアピールして儲けるという線でオルガは売り込んでいきましたか。ちゃんと商売考えてんだな。武器商人だけど。

 一方、地球の鉄華団支部(と、目まぐるしく変わるなあ、さらっと鉄華団が巨大になってることも示しているし)。獅電がまだ届かないとかでもめてる。本部も支部も敵のほうが多すぎて、いろいろ手が回らない様子。外では正規兵と鉄華団兵がもめてる。鉄華団、あれこれうまくいってないことが示される回だな。それでも、飯だけはそこそこちゃんと食えるようであるのはなにより。結構美味しそうなシチューだ。

 と思ったら、阿頼耶識手術のことでもめてる。えーっと、この人はハッシュか。17歳では遅すぎる、いや阿頼耶識欲しい、とケリがつかないところで三日月乱入。三日月が凄いから阿頼耶識が欲しくなるわけで、ややこしい人が止めに入ったもんだ。

 なるほど、ハッシュが頼れる兄貴分と慕っていたビルスという少年がいて、阿頼耶識手術を無理して受けて下半身不随になったということだったのか。阿頼耶識手術が成功すれば(ギャラルホルンからは)宇宙ネズミ、失敗すれば(所属組織からは)産廃ということなのか。そのビルスが見たのが、阿頼耶識手術3回成功の少年。たぶん三日月ですな。

 どうにも大変で、人間関係がややこしいことになってる。ドロドロしているといっていいほど。

 一方、宇宙では戦艦らしき船に搭乗するラスタルと部下が何やら話し込んでる。この部下、マクギリスにかなりの反感持ってるようですね。マクギリス程度、なんて言ってるし。でまた場面転換したら、例の仮面の男。よく見ると仮面というより頭部を挿げ替えたような感じですね。また場面転換、三日月に「頼むぜ」というオルガのシーンでお終い。前回、あまりにも素直に指示に従う三日月にイラついたオルガですが、困ると頼ってしまう面もあるようですね。

 なんと申しますか、今後は荒れ模様、困難だらけという種がいっぱい仕込まれた回だったように思います。種まき回みたいなもんで、一つ一つは取り立てて感想が言えるレベルじゃないけど、全体を見たら「この後が大変だよ」と強く印象に残る話でした。

●ザ・フラッシュ

 タイトル通り、いよいよグロッドの登場です。待ちかねたよー、どんな凄い奴なんだと期待していたら、見た目はゴリラ以外の何ものでもない。でも凄い奴だった。

 連邦準備銀行を出発しようとしていた金塊輸送車が覆面した何者かに襲われる。阻止に駆けつけたフラッシュに精神攻撃をかけたことから、コイツがグロッドかと思ったんですが、逃げられてしまう。フラッシュが見たのは、グロッドが軍から受けた実験=虐待みたいですね。そしてそのことを話し合うまだフラッシュの装備をしたままのバリーらのところにアイリスが現れる。これでアイリスにも正体がバレましたな。

 一方、エディを拉致した偽ウェルズ=イオバード、エディに対して2か月食わなくても大丈夫とか、エディがエリートだけのソーン一族に名を残さない男だとか、あまつさえ未来の新聞を示してアイリスとは結婚しないんだよ、とか言いたい放題。それはそれとして、イオバードは何かを作っている模様で、ラストで作動したような描写でした。何作ってるんだろう?

 しかし、エディが歴史に名を残さないのは、たぶん……。

 でまた金塊輸送。今度はアイスクリーム販売車に偽装している。かつ、重武装のジョーらが警備に乗車している。それにも関わらず襲ってきた覆面の者。すんでのところでフラッシュに倒されれる。なぜか「ゴールドフィンガー」という名前がもうついていますが、覆面がはがされるとエイリング大将だった。「ゴールドフィンガー」なるコードネームは1回限りの使用だったらしい。

 スターラボの例の特別監獄に放り込んで尋問すると、エイリングに憑依した形のグロッドだと明らかに。グロッドをイジメたエイリングは嫌いだが、ケイトリンは気に入ったらしい(^^;。このシーンでちょっと気になったのは、なぜグロッドが精神攻撃を使わなかったのかということ。もちろん、グロッド本体は別の場所にいるはずですんで、攻撃しなくてもいいわけですが、手駒を取られて、しかも尋問に応じるだけというのは、ちょっと解せない感じです。

 名前も正々堂々名乗ったため、グロッドの過去も明らかになる。エイリングら軍はゴリラを実験に使ったものの、ウェルズが反対して中止させたところへ、あの加速器実験事故が発生、グロッドはメタゴリラへと変貌、という経過でしたか。

 となるとグロッド本体を追い詰めるしかない。潜伏先の下水道を特定、ジョー、バリー、シスコが下水道を捜査開始。この辺り、エイリアン(1、2)を思い出しました。暗い中、どこから出るか分からない、外とは通信でつながっているだけ、という緊迫感がうまく出ているという点ですね。なかなか今回は見ごたえがあります。でも、シスコが例えた映画はジュラシックパークなのか。

 しかして不意をついて襲ってきたグロッドにジョーが攫われると。グロッドに銃を向けるジョーですが、腕を操られて銃が自分に向いてしまう。でもグロッドは銃が嫌い、なぜなら父さん(博士でしょうな)が銃が嫌いだから。バナナなんかでは誤魔化されない。だってバナナが嫌いだから(軍でさんざ食わされて嫌になったのかな)。

 バリーとシスコはいったん撤退、精神攻撃を防御する装備(ヘッドセット型と呼ぶんでしょうか)を開発して(シスコ凄すぎ ^^;)、リターンマッチに取り掛かる。鋼鉄男トニーを倒した長距離ダッシュしてのスピード攻撃作戦ですな。スーパーソニックパンチという技名がいつの間にかついてるし(^^;。だが効かない。かろうじて精神攻撃は防げている次は連撃のスピードパンチ。だが効かない。逆襲されて、ヘッドセットが効かなくなり、グロッドのターン、精神攻撃。

 さらに壁をぶち抜いて吹っ飛ばされ、線路上に倒れ込んだフラッシュに列車が迫る。かろうじて立ち直ったフラッシュ、ようやく線路わきに待避、とどめとばかり襲ってきたグロッドは続いてきた列車に衝突してしまい、ようやく撃退。ジョー刑事を連れて帰ることに成功した模様です。

 この戦い、フラッシュがチーム一丸となってもグロッドに対抗できなかったという感じですね。偶然の助けで何とかなったものの、歯が立たなかったという面ばかりでした。フラッシュ最大の攻撃も通じない(最高速度は上がってるはずなんで、以前より強力なはず)、精神攻撃防御が無効化されると文字通り手も足も出ない、

 グロッドの精神支配が解けたようで、エイリング大将も我に返り、メタヒューマンではないので解放される。この件でエイリング大将はウェルズ博士を敵と認識しましたんで、軍も偽ウェルズ=イオバードと対立することになりそうです。

 そしてラストではイオバードが鍵で何かを起動させ、次週へ。グロッドも列車衝突をものともせず健在だし、どうなることやら。わくわくですね。

 感想からアイリスについては、わざと外しました。このところのアイリスの言動がどうも苦手で。当初は家族は隠し事をしないという、アメリカにはありがちな精神性と理解しようとしたんですが、今回の動きはどうも嫌な感じだったんですね。

 相手には洗いざらい喋るよう、要求する。秘密は一切なしにしろと迫る。しかし正直に打ち明けられ、秘密を共有しても、まずは秘密をなぜ話さなかったのかという非難をする。しかも感情的になってわめくわけですね。かつ、せっかく共有した秘密について、自分からは行動を起こさない。例えば、ジョーがグロッドにさらわれたあと、「これだけの装備があり、フラッシュがいるのに、なぜ(お前たちは)助けられないのか!」と非難したりしています。

 どうにも苦手なタイプです。自分が感情的になることで、相手になだめようとする気持ちを起こさせ、思い通りに操縦するタイプ、と分かりやすく極言したらいいんでしょうか。こういうのを高評価する人もいます。ある意味、正直ですからね。正直なのは評価すべき。それが一理あることは分かる。親しき仲に秘密は少ないほうがいいのも分かる。

 でも私個人としては苦手で、今回のアイリスのような態度を、緊急時などのややこしいタイミングでやられると、本当に困り果てます。気分次第で忙しい手を止めさせ、あれこれ聞き出すだけ聞き出したら、今度は非難を始めて謝らせ、それなら許してやろうという態度を見せ、その後はなんにもしない。どうにも嫌だなあ、そういうのは。

 前からちょっと気になってはいましたが、今回のドラマを見る限りにおいて、私の中のアイリスの評価はかなり下がってしまいました。

Re: 10月の雑談スレッド(2016) - White NOVA

2016/10/15 (Sat) 01:49:59

必殺含めて、書きたいネタは多々ありますが、今夜の牙狼を見る前に、フラッシュ関連をいろいろ吐き出してしまおうと思います。

★フラッシュ

グロッド回でした。
本編でも、メタヒューマンならぬメタゴリラ呼ばわりをしてくれて、思わずニヤリ。

序盤の洗脳エイリング大暴れ。
銃弾撃ちまくったり、車を壊したり、こういう描写は今の日本のテレビドラマではやってくれませんねえ。昔の西部警察みたいな派手な刑事ドラマは遠い彼方。
何せ、仮面ライダーでさえ、改造バイクが一般道路を走れなくなっているので、基本的にバイクに乗らなくなっている時代だし。
バイクを登場させるとしたら、年に数話ぐらい、CG描写で見せるぐらい。

強敵グロッドに対しては、フラッシュの攻撃力が通用せず、防戦一方になって、ええと「シンゴジラに大ダメージを与えた在来線突撃(トレインアタック)」で吹き飛ばして、九死に一生を得る終わり方。
次にグロッドが登場するのは、第2シーズンまでお預けです。

まあ、仮にフラッシュがグロッドを捕まえたとしても、メタヒューマンと同じオリに入れることはできそうにないので、かなり持て余しそうですが。
第2シーズンでも、結局倒せずに「異世界の森に送り飛ばす」形ですし。

さて、問題のアイリス。
自分も彼女の良さが分かりませんね。何で、バリーや、エディや、鉄男の故トニーといった男たちに、それほどモテるんだろうか。ええと、学内カーストのクインビー(女王様気質)がウケるんでしょうかね。

ヒーローの正体のカミングアウトについては、一番の傑作は「ウルトラセブンの最終話のアンヌ隊員」だと思うわけですが、やはりヒーローの正体を知ったヒロインは、それを寛大な包容力で受け止めることで愛情を示して欲しいわけですよ。
アローでも、紆余曲折の末にカミングアウトはそれなりにあるわけですが、その場合のリアクションは基本的に「普段から街を守ってくれたり、私を助けてくれてありがとう」と感謝モードなんですね。今回のアイリスのようなケースは、アローでもなかった感じ。
まあ、ヒーローの正体以外の秘密とかで、揉めることは多い作品ですが。

アイリスについて言われることの一つに、「善人揃いのセントラルシティの中で、唯一アローのスターリングシティに住んでいる方が似合うレギュラーキャラ」とか「フェリシティとトレードした方がいいのでは?」とか。
まあ、フェリシティがいなくなれば、アローの方も相当に困るのですが。彼女のIT能力と、それを活用した後方での戦術指揮能力は、チームの大黒柱ですから。

とにかく、アイリスに話を戻して、無理矢理擁護してみますと、「エディが拉致され、気が動転していた」「自分がフラッシュについて、街で一番詳しい情報通だと思っていたら、身近な知り合いみんなが既に知っていた」「フラッシュが完璧なヒーローだと幻想を抱いていたのに、本当は苦戦しまくりの舞台裏を見て幻滅した」などですかね。

さらに、普通ならヒロインって「ヒーローに何度か命を救われている」わけですが、
アイリスの場合、劇中ではっきりピンチになっているのは、故トニーと、警察署に立てこもったクロックキング(実はアローで登場した悪人だった)ぐらい。そして、どちらもアイリスは自分自身で殴り倒しているわけで、彼女の知る限り、フラッシュに直接助けられた経験があまりないことに。トニーの時は、フラッシュが助けたものの、彼ではトニーを倒しきれていないわけで。

バリーは、ジョーやエディ、シスコやケイトリンはしばしば助けたり、助けられたりしているのに、アイリスは事件から遠ざけられていたおかげか、ピンチのヒロインという局面がほとんどなく、その結果、カミングアウトの際、「助けてくれてありがとう」とはなりにくい。
そもそも、バリーに対しては、「頼りない弟」を見る視点だったので、そういう姉貴気質で接してきたのが、「実は凄いヒーローだった」とは思いにくい。むしろ「可愛い弟だと思っていたのが、何で大切なことを私に話してくれなかったのよ。しかも、私以外のみんなには話していて、私一人だけ除け者扱い? 何様のつもり?」という受け止め方だったのでは、と。

もちろん、視聴者視点では、アイリスこそ何様のつもり? とツッコミたいわけですが。
ひどいのは、バリーがアイリスのことを忘れようと、リンダと付き合っていたときに、嫉妬の念に駆られて、リンダにちょっかいをかけて、バリーとの付き合いを破局に追い込んだこと。

さらに、アイリスの酷さは、「人の話を聞かずに突き進むこと」。思い込み激しくて、頑固で、たぶん劇中で自分の過ちを認めて、謝ったことがないのではないか、と。
「私が言い過ぎたわ。ゴメンなさい」「俺が間違っていた。君が正しかったようだ」こういうセリフは、アローではやたらと多いわけですが(その都度その都度、反省してはまた過ちを繰り返すにせよ)、アイリスにはどうもそれすらない。
端的なのは、「フラッシュの記事を書くのは危険だから、深入りするな」と父親にもバリーにも、そしてフラッシュにも忠告されたのに、それを曲げなかったこと。

まあ、そのおかげで新聞社に就職できたわけですが。この点で、彼女の現在の立場は間接的に「フラッシュのおかげ」であり、感謝すべきケースなのですが、そもそも、彼女の記者としての情報収集能力は劇中での描写がなく、現状では未知数ですな。
記者として優秀だと証明されていれば、今後は事件の謎を追う情報担当として役立つのでしょうが。まあ、マスコミ所属の人間というだけで、コネ的な情報源にはなるのかな。

問題は、彼女がマスコミ人という事実が、必然的に「フラッシュの正体を知らせるべきでない」という判断を、バリーたちがしてしまった可能性に、アイリスが気付いていない点。
何せ、周りの人間に「記事を書くな」と言われても、止まらなかったわけですから、もしも正体を知らせたりしたら、どんな記事を書かれるか知れたものじゃない。アイリスなら、自制して大切なことは口外しない、なんて信頼が全くおけないわけです。むしろ、周囲の制止を聞かずに、感情的な思い込みで取り返しのつかない結果になりやしないか、と心配ばかりが募ることに。
すでに優秀なマスコミ人として実績を持っていれば、自分の書く記事の影響力について、客観的に判断することもできると考えられるのですが、まだ駆け出し記者ですからね。スクープともなれば、身内の重大な秘密さえ、正義という名目で暴露しかねない危うさがある。しかも、本人は善意のつもりで。

いずれにせよ、アイリスはジョーにとって、過保護に育ててきた娘です。そして「母親とは死別した」という嘘をついている。これが第2シーズンの前半の日常ドラマの縦糸になるわけですが、そういう負い目があって、ジョーはアイリスに真実を知らせないことで、傷つけないようにしようとする気がある、と。
さらに、アイリスは本当は父親同様、刑事になりたかったのだけど、危険だからと猛烈に反対されて、違う道を選んだという背景も第2シーズンで明かされて、メタヒューマン調査室に積極的に絡もうとして一悶着とか。

あ、それと今回のトピックは、ケイトリンとアイリスの関係ですね。クールなケイトリンと、情熱的なアイリスが、これまではあまり接点がなかったのですが、第1シーズンのラストから第2シーズン冒頭に掛けて、共通した悲劇に接して親友的なポジションになる模様。
どうも、女友達があまりいない感じだった二人のヒロインですが、そこが改善されるなら、またアイリスの描かれなかった良さが分かるんじゃないかなあ、と期待だけはしてみる。

あ、でも、やはり自分の一押しはケイトリンですね。
第2シーズンでは、異世界のケイトリンがキラーフロストというメタヒューマンとして登場して、二人のケイトリンが対立したりもするのですが、
最近放送された第3シーズン2話では、こちらのケイトリンにも、凍気を生み出す能力が発現してしまい、本人が動揺する場面で続いた模様。シスコに続いて、ケイトリンもメタヒューマンになってしまったのか、って。
すると、いずれアイリスもメタヒューマンになったりしないかなあ、とか。トニーを殴り倒すパンチ力がさらに強化されたりとか妄想。
確定事項なのは、アイリスの弟のウォリー・ウエストが3代目フラッシュで、また原作における初代フラッシュのジェイ・ギャリックが第2シーズンのメイン登場人物の一人、別世界のフラッシュとして登場して、事態をかき回すとか、
とにかく、第2シーズンは、「フラッシュだらけ」というカオスな展開になったみたいです。地上波放送される日を待ち望みつつ。

★アロー

第3シーズンまで視聴完了しました。

フラッシュの次回がちょうどアローとの最終コラボなので、予習的に関連事項について語ろうか、と。

•ARGUS(アーガス)

今回の話でも、ちらっと名前が出ましたが、軍内部の秘密組織で、「諜報や汚れ仕事的な特殊任務」を担当します。エイリング大将が3ヶ月間行方不明だという情報を、スターラボにくれました。
オリバーの仲間のディグル(8話に登場した黒人キャラ)の妻のライラがARGUSに所属していて、軍関係の情報をくれたり、仕事を依頼してきたりしています。

このARGUSの実働部隊の一つが、先月映画でも上映していた「スーサイド・スクワッド」で、犯罪者を集めて秘密任務につかせる形。
映画よりも、アロー劇中で登場したのが初映像化で、とりわけ百発百中の狙撃手デッドショットはアロー劇中でも、初期の敵キャラが後にクールな助っ人キャラとして活躍した挙句、最後は仲間を脱出させるために自らを犠牲にして爆風に飲み込まれて死亡扱い。
で、そのデッドショットが、フラッシュ第2シーズンでは、異世界の刑事として登場。異世界の刑事アイリスとパートナーになっているものの、「射撃下手」になっていて、アローのデッドショットを知っているファンを笑わせてくれたとか。

で、このARGUSの名前は、次回のフラッシュにも、より重要な絡みで登場します。
スターラボに監禁しているメタヒューマンを、リバースフラッシュとの戦いで悪用されないように移送することになり、その移送先に選ばれたのが「ARGUS所有の孤島リアン・ユーに設置された特殊監獄」。
しかし、移送任務の最中に妨害があって、メタヒューマンがいろいろと解放されてしまう、悪役大集合的な話になる模様。

・メタヒューマン

次回登場するのは、天気を操るマーク・マードンの名前が出てますが、他に、デスボルトという目からビームを放つキャラがおります。
これはフラッシュには登場していませんが、実はアローのスターリングシティに登場した出張メタヒューマン。

オリバー「メタヒューマンだと? だったらバリーに連絡しろ」
フェリシティ「バリーは今頃、ウェルズ博士絡みの問題で忙しいから無理だと思うわ。それより、今回は強力な助っ人がいるの。彼に助けを求めたら?」
オリバー「誰のことだ?」
フェリシティ「もちろん、レイよ。彼のATOMスーツなら、メタヒューマン相手でも何とかなるかも」
オリバー「しかし、奴は戦闘訓練を積んだわけじゃない。空飛ぶスーツでも、メタヒューマン相手に勝てるのか?」
フェリシティ「そんなことを言っても、あなたは今、市長殺しの濡れ衣を着せられているから、アローの姿で活動することは危険だわ。ここはレイに任せましょう」

こんな流れで、レイのATOMがメタヒューマン・デスボルトと戦って、オリバーの支援のおかげもあって、何とか勝利。
デスボルトは、スターラボのメタヒューマン牢獄に収容されて、シスコとレイが仲良く会話するという話がありました。

なお、この時の会話で、「セントラルシティ以外からもメタヒューマンが生まれてきている」可能性にシスコが気付いてしまいます。
これがフラッシュ第2シーズンでのメタヒューマン大量出現に続く伏線とか。

とりあえず、ARGUSとデスボルトさえ分かれば、次回のアロー要素は問題ないと思いますが。

他のネタとしては、オリバーの役者と、ファイヤーストームのロニーの役者が、従兄弟同士の関係で、初共闘というトピックも。

・アイアンハイツ刑務所

こちらは、フラッシュ劇中ではバリーの親父さんのヘンリーが収容されているところですが、アローでの方がよほど登場頻度が高いです。
凶悪な殺人犯が収容されている場所で、第1シーズンラストでの大地震で、刑務所の壁が壊れて脱走した犯罪者も結構出たり。

こういう共通のキーワードがあると、思わずニヤリと。

・コーストシティ

フラッシュでも時々名前が出てきましたが、これの元ネタは「グリーンランタン」という別ヒーローが守る街。
この世界にグリーンランタンがいるかどうかは未確定ですが、アメコミファンはこういう地名が出るたびにニヤリとできるそうな。

今夜はこれぐらいで。

Re: 10月の雑談スレッド(2016) - White NOVA

2016/10/15 (Sat) 12:19:26

フラッシュ以外の感想書き込み

★牙狼

西の番犬所管轄の地域で、カオルがホラーに襲われたため、鋼牙が手を出しにくく(それでも掟を破っても助けようとしていたけど)、
零が単独でホラー退治をした回。

第2クールに入って、例の過去編から始まり、零推しが目立つ時期ですね。
まあ、来年の新番組が零主人公なので、実質プロモになっているとも考えられます。

彫刻家ホラーについては、女性を文字どおり食う描写がエロいですな。放送コードのギリギリで、いたぶるシーンも彫像を傷つけることで間接的に肉体破損を示しているし、食うシーンもシルエット描写とか、想像力を煽る映像表現。
ピエロ回とかゲーム回は、どこかコミカルな描写でしたが、今回はひたすら陰湿かつ淫靡で、二重の意味でイヤらしい。いかにもホラーの名にふさわしい。

さて、K.Kさんは鋼牙と零の強さの比較について書いてられましたが、この時点で「零には魔戒騎士の師匠がいる」「鋼牙は父親の後を継ぐため、ほとんど独学で鍛えた」というのが大きいかも。
一応、知識面ではゴンザが詳しいものの、武術面では頼れませんからね。
後の作品では、烈花の父親とか、ワタルとか、少年時代に一時的に教えを受けた師匠もいたことが明かされましたが、特定の師匠を持たずに来たからこそ、鍛錬方法も自己流で、今なお鍛え続けてる。
零の場合は、日常的に鍛えている描写がありませんが、これは師について学んだおかげで、魔戒騎士の力を維持するために効率のいい修行法を身につけているのかもしれません。もちろん、単に鍛錬描写がないだけで、視聴者の見えていないところで、鋼牙みたいに鍛えている可能性もあるでしょうが。

次回は、異色回だと初放送時に思いました。
ホラー退治の話ではなく、魔戒法師(その称号も初めて出る)の老師、阿門法師と鋼牙がバルチェスというボードゲーム対戦をしながら、いろいろ語り合う話。
この法師が邪美の師匠に当たり、彼が殺されたことで邪美が動き出す伏線にもなります。
また、アイテム作成にも詳しい人なので、カオルを癒すための薬の製法について質問するとか、暗黒騎士に関する情報を聞くとか、終盤にかけての仕込みがいろいろな回。
まあ、アクションがあまりなかったので、初視聴時はいろいろ退屈に思った回なのですが、ストーリー的には重要な語りの回ということで。

★ジョジョ

チンチロリンと、その後のハイウェイスターの雰囲気のギャップが凄い回でした。
「だが断る」に象徴される露伴先生のキャラ性が爆発した回とも言えますね。

そして、このハイウェイスターも、今回のバトルが終われば、気は合わないものの戦友になっていくという、第4部を象徴するエピソード。
ケンカした後で、協力者になっていくのは学園番長マンガの王道ですからねえ。そういう要素が一番濃厚なのが、第4部ってことで。

「だが断る」について。
命の危機にあって、知人(しかも仲が悪い)を見捨てれば自分が生き残れるという誘惑条件を持ちかけられて、普通なら従うと思われるところを拒絶するセリフですからね。
実際に使うためには、「相手からメリットを提示される」というお膳立てが必要と。単に何かを頼まれて、「だが断る」じゃ、だが、になってないし。
「あいつを見捨てて、こちらの提案どおりにすれば、お互いに得ですよ」という悪魔の囁きに、自分の利益をかなぐり捨てて、自分のプライドを通すための「だが断る」と。

元々、露伴は登場時から、自分のマンガに対する情熱は本物だし、自分の道をひたすら追求するキャラ。そして少年の真っ直ぐさ、一途な純朴さを愛する面があって、損得勘定で物事を考えない芸術家肌なところもある。
もっとも、自分より立場が下だと思えば、上から目線でネチネチいじめる大人げなさも持ち合わせているわけですが(笑)。

そのプライド面からは、ベジータに相当する主人公のライバルキャラになるのかな。決して味方ではないけれど、誇りのために共闘も辞さない一面が。

そして、次からようやく仗助が主人公らしく突っ走るターンということで。

★オルフェンズ

敵は海賊「夜明けの地平線」で、ギャラルホルンともまずは共闘する展開。
マクギリスはまだ、鉄華団とは連携を続ける方針みたいですね。仕事を依頼してきた、と。
後の波乱の種をいろいろ仕込みつつも、当面の敵がはっきりしているのは、主人公側に感情移入しやすく、物語的にも目標が明確でいい。

さて、新人の一人で今後の副主人公格に育っていきそうなのが、ハッシュ君ですか。
兄貴分としたうキャラがいる点で、ミカヅキとの共通要素を見せつつ、その兄貴分はオルガみたいに成功できず、阿頼耶識システムのリスク面を提示するキャラになってしまった。
ミカは物語の主人公では珍しいくらい、ライバル関係とか敵との因縁といった部分に無頓着というか、「もう、鬱陶しいな。そろそろ消えちゃってよ」と淡白なセリフを平気で口にするキャラ。
ミカの方にそういうこだわりがない分、一方的にミカに固執するキャラがいないと、彼を主人公とするバトルドラマが成立しないわけで。第1シーズンでは、アインがそういうキャラになったのですが、今回はそれが味方側に配置された形に。
このハッシュが今後、ミカに肩を並べる味方のエースパイロットに成長できるか、それともいつまでも足を引っ張った挙句、最終的に敵キャラに転向するかが大きな鍵かな、と。

★必殺2016

今回の話は「結城新之助の退場劇」というのがメインイベント。
彼は2010以降のレギュラーで、渡辺小五郎の職場の同僚というだけの位置付け。小五郎が中村主水を受け継いだ種なしかぼちゃ設定なので、それと対比すべく子沢山という設定を付けた以外は、劇中でも目立たない凡庸な脇キャラだったりします。
その彼の娘が事件に巻き込まれそうになって、かろうじて涼次がフォローして助けたものの、新之助自身は危機管理意識が欠如していて、ひどいイジメに見舞われた挙句、追い詰められて殺されてしまった形。

これが定番の話なら、娘自身も犠牲者になって、父親が仇討ちのために動いて、返り討ちにあう流れかなあ、と予想していたわけですが、幸い娘の方は存命だったわけで、被害は少なかった。
物語の焦点を、結城さんに絞った(絞りすぎた)結果、小五郎以外に彼と絡むキャラがいなくなり、かろうじて娘という接点で涼次とつなげてみたものの、他の殺しのメンバーは物語に絡むことができず、仕事人チームを主人公と考えた場合、すかすかな話になった感じ。

これが週一のレギュラー放送なら、その回ごとにスポットが当たる主人公がいてしかるべきだけど、年一回放送のスペシャル版だったら、各キャラそれぞれの立場で見せ場があって、事件に絡み、最後にみんなが「あの悪党は許せねえ」と共通意識を持って仕事に望んで欲しいのですが、そういうチームとしての仕事人の一体感は、現状のドラマでは廃止している傾向がありますね。

とりわけ今回は、新メンバーが加入するわけでもなく、チームとしては何かが変わるわけでもない。さらに敵サイドも、仕事人チームと対立するでもなく、ひたすら結城さんイジメだけに動いていたわけで。
さらには、結城さんの友達であるはずの小五郎ですら、「授業中に話しかけて、リアクションした結城さんだけが怒られる」という定番ギャグで結城さんイジメを助長した挙句、結果的に結城さんの陥った苦境に見て見ぬふりしたまま、最後に仇だけ取るという淡白さ。

この小五郎の「事態からの距離の置き方」が、もっと人情家だった先代八丁堀の中村さんと比べても、自分は好きになれない感じ。
基本的に中村さんの表の顔はコメディアンで、自分がいびられながらも、奉行所内のムードメーカーとして振舞っている。まあ、これはサラリーマン社会でも「仕事のできないムードメーカーにも存在意義があった」時代のキャラなのかもしれませんが。
一方、渡辺さんは別にコメディアンではなく、職場では、ひたすら存在感を消すことに終始して、周りが騒いでいても我関せず、を決め込んでいるような描写。淡々と自分の仕事だけこなしているように器用に見せかけているものの、実質サボリ魔で、それを諌める相棒同心が貧乏くじを引くような人間関係を示してきた、と。
そう、結城さんの立ち位置は、小五郎の職場での尻ぬぐいに徹してきたわけで。小五郎が上司からとりたてて厳しく怒られないのを、結城さんが代わりに怒られてしまうという理不尽な構図になっている、と。
いわば、中村主水がかつて持っていた「職場でのコメディアン要素」を引き継いだのは、小五郎ではなくて結城さんだったわけですね。
もちろん、これは2009のテレビシリーズで、小五郎にコメディアン要素を付けようとして失敗した経緯からの流れです。主水役の藤田まことは元来コメディアンでしたが、小五郎役の東山さんは元少年隊で2枚目俳優の立ち位置。どうもコメディ役が板につかないわけで、「淡々とした立ち位置のクールな殺し屋。だけど内に熱い感情を秘めている」という面を強調しての現状。

80年代の仕事人最盛期の頃は、日常コメディと、善良キャラの被害者ドラマと、格好いい殺しのシーンの三つをうまく組み合わせて、軽い笑いと、お涙と、アクションでのカタルシスを融合させていました。
それ以前の70年代初期必殺は、日常コメディの部分がそれほどでもなく、悪党の大暴れと、それに踏みにじられる弱者の涙と怒り、殺しのシーンもアクションよりはバラード調の供養面、あるいは奇抜なコミカルめいた殺しを強調したり、あるいは裏の稼業の掟重視なギスギスした雰囲気とか、仲間同士の心理的な対立構造をドラマの柱にしたり、作品ごとの変化があって、
現在の2007以降のシリーズも、仕事人というタイトルではあっても、脚本家が目指しているのは、80年代のヒーロー化した仕事人シリーズではなく、仕掛人や仕置人を起点とする70年代の初期必殺の雰囲気だったりします。
よって、チームの構成員はしょっちゅう口論していますし、殺しのシーンでも協力は稀。仮に協力しても、今回みたいに助けてもらっても、本人はその事実に気づいていなくて、後で「どうして助けてくれなかったんですか」と抗議したりもする。これが新人殺し屋らしい良い演出という意見もあれば、そもそも、そんな新人の的に強敵を当てるなよ、という意見があったり。

他に、現状のシリーズの特徴として、「善人の闇堕ち要素が目立つ」というのがありますね。
そもそも、結城さんはあまりにも善人すぎて、闇堕ち要素が一切ないから、ドラマとして面白くないという点があります。だから、周りに翻弄されるだけで、ろくに自己主張もできないまま、幼馴染に愚痴だけこぼして見限られた。まだ、前任者の同心・大河原さんは、無力な自分を悲嘆して、世直しを志す闇同心組織を立ち上げたものの、権力者には勝てずに惨殺されてしまったという2009最終回ドラマがありました。
それに、スペシャル版になっても、メインライターが好きなドラマ展開は、「幕政や役所の改革を目指す情熱的な善人が、悪の親玉の妨害を受けて挫折し、そして悪の誘惑に乗って転向。自ら悪のボス級と化して、これまで自分を支えてきた人々を裏切り、切り捨てた挙句のラストの必殺劇」というパターン。この善から悪への転向ドラマは、1時間のレギュラー番組じゃ尺的に描けないのですが、2時間ドラマ枠では物語中盤でのどんでん返しに都合がいいので、どんどん使い回している感じ。
今回、裏切ったのは、ボスキャラではなくて比較的小物の同心で、やや変則的とも思えましたが、悪からの誘惑を受けての転向シーンが一つの目玉と感じました。

もっとも、今回のラスボスは、策士であり、雰囲気的には大物でしたが、他人に手を汚させ、自らは人を殺したことがない(所詮は道場剣術の達人でしかない)ことがラストで判明し、「悪の上をいく極悪が闇を晴らす」という初期必殺のアナーキーぶりを提示した形。

ともあれ、仕事人チームを含めて、善人から悪への転向、そして悪という概念の多様性を描くことが、80年代のヒーローチームとしての仕事人と一線を画す要素ですね。
脚本家が、善人を描くことに興味がないようにも見えるので、結城さんの魅力のなさはむべなるかな、と。

Re: 10月の雑談スレッド(2016) - K.K

2016/10/19 (Wed) 00:11:13

 NOVAさん、どうもです。

●牙狼

 今週の感想の前に鋼牙と零の強さについて。

> 「零には魔戒騎士の師匠がいる」「鋼牙は父親の後を継ぐため、ほとんど独学で鍛えた」

 この差を考えてませんでした。零が鋼牙の前に姿を現したのは、父=師匠と恋人が殺害された直後くらいでしょうから、17~18歳くらいまで師の元で修行していたことになりますね。修行開始時期は鋼牙の例からみて5~6歳頃とすると13年くらい師が教えていたことになる。

 この点で独学・独習の鋼牙は不利になりますね。もし何らかの流派の拳法とかだったら、資料、文献、さらには独習書なんかもあったりしそうですが、対ホラー戦闘術はさすがになんもなさそう。鋼牙と零の設定年齢差が7歳差ですから、7年間の経験値の差でようやく鋼牙が零とほぼ互角(ながら鋼牙が若干上)になれた、でいいのかな。

 騎士の格では鋼牙が黄金、零が銀牙で鋼牙が上。しかし、伸びしろでいえば零のほうに分がありそうで、面白いライバルの組み合わせかもしれません。主人公はライバルより弱いほうが面白くなりやすいでしょうから。

 さて今回ですが、彫刻家が「神の手」を手に入れたいという陰我を狙われて、ホラー堕ちしてました。人間の彫刻家だったころはモデルをいかに粘土像に仕上げるを試み、かつ行き詰っていたようですが、「神の手」はそこは救わない。得たのは、モデルを粘土像の通りにしてしまう力だった。

 なんとなく、ギリシア神話の「プロクルステスの寝台」を思い出しました。盗賊プロクルステスは次々に旅人を捕らえては寝台に寝かせ、旅人の背丈が寝台より長いと足を切り落とし、短いと引きのばして殺した、というものですね。調べなおしてみると、寝台は実は伸縮可能で、わざと旅人の背丈に合わないよう調整してから、寝かせていたという話だったようです。しかし最後にテセウスに捕まり、プロクルステスは自分のしていた通りにされた、という結末。

 もっとも、今回のホラー(ガーゴイル)は自分のしていた通りに殺されたわけではないですんで、ちょっと連想としては遠いというかほとんど無関係。ガーゴイル、粘土像の通りに操るという能力を戦闘では使ってない点がちょっと不満だったかも。まあ、零が現れてから粘土像を用意している暇はありませんが(^^;。

 今回のホラーの悪行=彫刻家 倉町公平の狂気に戻りまして。窯の中で焼くという偶然性が大きくかかわる陶芸家なんかですと、不出来な仕上がりだと割っちゃうなんて描写がよくあります(実際にやってるんだろうか?)。昔の作家だと書きかけの原稿用紙を破ったり丸めて屑籠にポイなんてのもありますね。

 別にそこまでしなくてもいいだろうと思っていたんですが、「もしかして未練を断ち切るためにやっているのか」と思うようになりました。芸術とは程遠いですが、自分の仕事なんかでは、途中まで仕上げたものをばっさり破棄してやり直すというのが、意外に難しかったりします。せっかくここまでやったんだから、という気持ちが邪魔してしまうんですね。なんとか修正すれば、などとやった手間を一から作り直すほうに振り向けたらよっぽど結果が良かったのに、ということが起こりがちです。

 加えて、自分がやったというのも邪魔になる。心理学実験で、出来損ないに折れた折り鶴に売値をつけるというものがあるんですが、自分が折ったけど出来損ないの折り鶴だと、かなり高い値打ちだとしてしまう。赤の他人が値踏みすると、折るのに使った色紙以下、つまり加工費がマイナスの価値だとしてしまうんですが(「ごみを処理する手間賃をくれ」という正しい判断)、自分が関わると客観的に見られなくなってしまう。

 なので、あえて壊す、破り捨てるということをするんじゃないかと思います。じゃないと前に進めない、もっといいものが作れない。今回のホラー堕ちですと、

1.モデルを自分の粘土像に合わせたくなった(主客転倒)。
2.粘土像を破壊することが快感になってしまった(目的のすり替わり)。

ということがあるんじゃないかと思いました。あえてモラルは問わないとして、1はもう完全に芸術家としての道を踏み外してますね。自分が何かを表現したいんじゃなく、表現してみた通りに対象を合わせてしまうのでは本末転倒です。もしもモデルからインスパイアされて、理想化した何かを作れた、ということなら、あり得るかもしれませんンが(ちょっとピグマリオンを思い出したりもするが、もちろん事例としては合わない)。

 今回の似非芸術家だと、似非たる面が最期のシーンによく出ていたような気がします。変身した零を見上げて、美しいと言い、自分にこれほどのものが作れるかと言い、でした。「あのなあ、見たままのものが作れるかとか言っててどうすんだ」です。見事な作品に感心するのはいいんですが、「これほどのものがあったのか、じゃあ自分ならこうしたい」と言えなくてどうする。複製品を作ったって、芸術家じゃないですからね。工芸家ではあるかもしれませんが。

 個人的に思うことですが、「芸術作品は完成すると死ぬ」ように感じます。完成するともう変化しないですからね。完成した時点以降の作者や世の中の情報は反映されません。絵や彫刻だけでなく、小説なども同じです(漫画もアニメも、ですがサブカルは芸術を標榜しないほうがいいような気がして)。

 その意味では、充分な仕上がりになったとしても、2をしたくなるということはあり得るかもしれません。でも今回のゲスト悪役は1をやっちゃってますから、ポジティブに2をやれるわけがない。やっぱり一流の末子末葉を猿真似するだけの似非芸術家です。この人、評論家か鑑定家になっていれば幸せだったかもなあ。美しいものを美しいと真剣に思えるんだから。

(※ しかし、例えば音楽や脚本だと死なない。音楽だと作曲は完成しても、演奏する人が再現するパートがあるんで、ある意味永遠に未完成なわけで。脚本も演じるパートがあります。)

 いかん、ホラー=ゲスト悪役が印象的だったんで(演じた板尾氏が名前通り板についてるというか ^^;)、なんか感想が脱線したまま突っ走ってしまった。今回で見ごたえがあったのは、(ホラー以外では)零メインの話だったことですね。カオルに対して微妙に変わって来ていたことがはっきり示された。最後に「俺はここにいるから」とか、なんだか気恥ずかしいこと口走っちゃってますし。

 画面的には、なぜか周囲が黒くぼかされていたシーンが多かったような。遠くから見ているけどフォーカスが当たって近く感じるようでもありますし、のぞき穴から見ているようなもどかしい感じがするようでもあります。回想しているようでもあります。EDでも同じような画面を使ってますね。あまり多用されるとうるさく感じそうですが、適度なら効果がありそう。今回くらいなら、たまにはいいかと。

 また脱線して、前に申した「完全にホラー変形していない女性型をカッコいい」と思う理由、思い当たるものを思い出しました。H.R.ギーガーです。エイリアンのデザインをした人ですね。大変薄気味悪い絵や彫像を作っている人ですが、エイリアン初作公開時にちょっと画集を本屋でみただけで、その後はよく知りません。ですが当時、大変に印象深かったですね。こんな作風があるんだと。気味が悪いんですが、カッコいいという感じも強くしました。女性型半変形ホラーに魅力を感じるのは、ギーガーから受けたショックが大きく関係しているようです。

●ジョジョ

 前回の仗助が命からがらトンネルから脱出して、露伴のバイクでハイウェイスターから逃げつつ、スタンド本体を探してとっちめるという後編。

 バイクで常に時速60km以上を維持しつつも(だいたい80km/hを維持?)、スタンド本体を捜索する手を素早く考えていく仗助、なかなかのもんだ。描写はされていないけど、結構乗り慣れてるのかな。バイクは短期間しか乗っていなかったものの、自らの経験で考えて80km/hだと運転以外はあまりできなかったように思います。

 しかし、サクサクと考えは進み、トンネルに手がかりありと判断、康一に連絡してトンネルについて情報収集~エコーズによる探索依頼、と最適手をさっと思いつくとは。ピンチになると頭が働くタイプらしい。しかも、公衆電話で止まるとハイウェイスターが近くに出現すると気が付くや、バイクで逃げつつ他人の携帯電話を奪って連絡、ですか。一応は犯罪ですけど、緊急避難時には許される範囲だろう、後でちゃんと返せば。

 乳母車を押す母親を避けるため、クレイジー・ダイヤモンドでバイクをいったん破壊してすり抜け、すぐさま直す。一瞬、「いや破片が衝突するかもしれんから危ないだろ」と思ったんですが、ちゃんと避けるように壊したんだろうと善意に解釈。

 そこまではいいんですが、他人から奪った1台目の携帯が奪ったときの衝撃で壊れると諦め、2台目を奪う、というところで、疑問が。「なんで壊れた1台目をクレイジーダイヤモンドで直さないのか?」ということですね。LSIを割ってしまって、超精密部分だとさっぱり分からないので直せないのかな。この後でも、「クレイジーダイヤモンドでも直せないほどの」と不調のバイクについて漏らしていますから、限界があるのだろう。うむ、スタンドのあまりの万能性はないほうが盛り上がるから、それでいいんだろう。

 ということは、もしかしたら自分が内部構造などが分かるものだけ直せる/治せるんだろうか。だとすると、人体も修復してますから仗助は医者も真っ青になるほど、医学知識があるのかもしれません。だ、だとすると仗助って、高校生ながら物凄い学識があるのだろうか。医学だけじゃなく、各種機械とかいろいろ。億泰ほどではないが、バカなふりをしていて、実は百年に一度クラスの大天才なのか(そんなことはない ^^;)。

 と、とりあえず10億の商談とプロポーズをおじゃんにした仗助、康一に連絡しますが、トンネルについてほぼ即答できた康一も凄い。新聞のスクラップしていたようですが、該当する記事をすぐに探して、これだろうと答えている。よく見たら髪の毛もミニポルナレフではなく、スーパーサイヤ人状態のだわ(^^;。しかも、事故時の状況と仗助の伝えた内容との齟齬に瞬時に気づいて、事故った少年がスタンド使いと見抜いてるし。相変わらずの推理力です。

 一方、仗助はハイウェイスターから逃げきれず、港まで追い詰められる。でも瞬時の判断はさすがで、敵が臭いだけで追ってくることから壁で遮る(でも違法だよなあ)、駐車していた車を利用してハイウェイスターを一時的に閉じ込め、ガス欠は車からガソリンを抜く(これも違法だよなあ)となんとかかわしつつ、康一が突き止めた病院へ、と思ったら所在地が分からないのか(^^;。

 一方、康一。怪しいとにらんだ病院にたどり着いているものの、受付の意地悪看護師に苦戦、なかなか病室を聞き出せない(暴走族が嫌いなのかも)。と思ったら、悪知恵では一枚上手だったのか、わざと高価な瓶を落とし、かつ重くして看護師を困らせ、病室を聞き出すとは。こういう人の悪い面でも知恵が働くんだ、康一くんは(^^;。エコーズACT3の態度の悪さは、康一の暗黒面を表しているのだろうか。

 で、タイミングよく仗助が到着というか正面玄関ぶち壊して突っ込んできた、エレベータでバイクごと目的の階へ。康一、初見のハイウェイスターをうまく邪魔だてするなど、相変わらず仗助との連携はよさそう。なんとか問題の病室にたどり着いた仗助だが、ここでついにハイウェイスターに捕まり、体力を消耗させられ万事休す。

 と思ったら、スタンド本体 噴上裕也の点滴を飲んで、多少とはいえ体力回復なの? あの点滴、おそらくは生理食塩水ベースのブドウ糖だろう。色が透明だったし。ということは、ハイウェイスターに吸われる養分とは血糖(と肝臓と筋肉に蓄えられたグリコーゲン)なんだろうか。自分の回復のために養分吸ってないで、食えばいいんじゃないだろうか、噴上裕也は。

 接近格闘戦になるとスタンドの能力の差が明らか。噴上裕也、まるで北斗の拳のザコキャラよろしく、こんなに弱い俺を殴るなんてー、とやりますが、仗助くんの能力のメインはもちろん治すこと。治されたうえで再び要入院の体に。うーむむ、敵スタンドってこういうタイプが結構多いな。

 ラスト、露伴と仗助、今回のピンチ・死闘・勝利で関係改善かと思ったら、そこはさすがに露伴先生、嫌いな奴は嫌いだと。そういや、古代中国の故事でも似たようなのあったな。犬猿の仲の人を大臣に推挙し、推挙された人が悪かったと思って尋ねたら、嫌いなことは変わってないぞと言って弓に矢をつがえて追い返したとかいう話。

 で、康一くんは仗助に情報を伝えた後、何事もなかったかのように犬の散歩に出たんですか。前回と合わせて考えると、最初はギャグ、途中でシリアス展開になって、最後はまたギャグで締めたというストーリーでしたね。仗助と露伴の関係性、露伴の性分ががよく分かった回で、今後の話の展開の理解に大きく影響しそうです。

(残りは今夜のザ・フラッシュも含めて、また後で書きます。仕事人2016も、NOVAさんかのご教示でちょっと思い直すところなどがありましたが、すぐに書けるかどうかはちょっと自信がない。)

Re: 10月の雑談スレッド(2016) - K.K

2016/10/21 (Fri) 12:25:56

(続きです)

●鉄血のオルフェンズ

 前回は状況をあれこれ紹介する種まきのような回でしたが、今回はバトルに絞ったといってもよさそうな回でした。

 冒頭はなぜかトウモロコシ畑の会話で、三日月が農場経営をやろうとしているが、上手くいっていない様子。もしかして、農業を甘く見てるんだろうか、種まいて水やればいいはず、とか。

 さて、地上で事務方もやっていたと思ったオルガ、もう宇宙に上がっとります。制服っぽい上着を肩に羽織ってますが、これから戦闘が予想されるのにスーツにネクタイと、これがもうお決まりの恰好になったのかな。

 オルガ艦隊はマクギリスの部下 石動と合流、もうここまで打ち合わせできてたのか。先週はマクギリスと電話しただけだったはずなんで、石動が細部を詰めたのかな。オルガに説明する石動があまりにもさくさくと話進めてたし、意思決定はマクギリスでも、セッティングその他は石動がやってるんだろう。

 石動、情報収集も怠っておらず、夜明けの地平線団ボスが本体と合流する前を叩けるよう、算段をつけていた模様で、事前の手配りとして完璧に近そう。石動のこの実務能力と物腰、いかにも貴種に仕えるエリートという感じがします。石動が早いタイミングで戦闘に持ち込みたかったわけは、ラスト近くで明らかに。かつ、相手には不利な情報は隠す、知らないほうが悪いんでしょ、ということか。

 その辺り、オルガも伊達に長くリーダーやってるわけじゃないんで、さすがに勘づいてますね。細部は分からないものの、石動の言に嘘はないが都合のいい情報しか流さない、かつ急いでいると。そっちがそう出るならこっちにも覚悟があるよと言わんばかりに、手柄は鉄華団で貰っちゃうよという心づもりらしい。一枚岩ははなから期待できるわけはなかったですが、のっけから互いに相手を利用しつつ自分の利潤を最大化する心づもりのようで、ちょっとうまくいかなくなると瓦解しそうな不安があります。

 いよいよ出撃となる前、6時間休めと言い渡されたオルガと、こちらも休めと言われたらしい三日月の会話。この過労コンビ、休めと言われると何していいか分からないらしい(寝ろ、早死にするぞ!)。定例(?)の会話のようですが、「大丈夫、オルガの道は俺が作るよ」という三日月の台詞がちょっと気になりました。丸投げで「何をすればいい?」ではなく、方向程度の指示は受けるんでしょうけど、道は自分が作るよと。

 冒頭のトウモロコシ畑計画と絡めて考えると、三日月も自分で意思決定してやることに興味を示し始めたのかな。しかしオルガの返事は「頼りにしてるぜ、いつも通りな」というもの。やはり三日月は指示待ち人間のままなのか、それともオルガが三日月の変化に気が付いていないのか(最もあり得るのは私の勘違いですが ^^;)。とりあえずアトラは二人(ほぼ三日月?)を気にしつつも会話に加われない、話が濃すぎるんだろう(^^;。

 オルガ・石動艦隊は、いよいよ敵 宇宙海賊艦隊と接触。3隻と踏んでいたら、近づいてきたのは10隻以上いた。なるほど3隻で残りをえい航して探知を誤魔化していたんですか。これは石動の情報不足というより、海賊側も警戒していての知恵らしい。海賊の長 サンドバルは優勢な兵力をもって各個撃破するとか言ってるし。さすが歴戦だな、たぶん。

 で、無駄とは思いつつも一応は交信、投降の勧めあいっこをすると。予定通り(?)決裂して決戦へ。モビルスーツ隊を先行させて、となるわけですが、ふと疑問が湧きました。1stですとモビルスーツが戦艦も撃破する攻撃力があり、ガンダムでは「戦艦並みのビームを持っている」わけですが、鉄血世界のモビルスーツの攻撃力はどうなんだろう。

 今まで観た感じですと、小回りが利いて敵拠点占領などには役立つものの、戦艦と渡り合うとか、撃破・破壊するだけの攻撃力はなさそうな感じです。戦艦に接近したら、レーダーや砲を破壊して戦闘力を奪うとか、ブリッジや兵器格納庫を狙うといった運用なんだろうか。海賊なら大型艦内部に乗り込んで暴れる、みたいなのだとさまになりそう。

 それはともかく、モビルスーツ戦を皮切りに、かなりの尺のメカ戦を堪能。マクロスデルタがちょっとバトルが食い足りなかっただけに、なかなか満足度が高いです。乱戦そのものなんで、どこがどう凄いとか、個別の感想が出て来ません。よく考えたら、ヤクザと海賊の戦いなんだよなあ、石動は正規軍なんだろうけどサポートに回ってるようだし(漁夫の利?)。ちらっとヒューマンデブリの相変わらずの不遇さも垣間見えたりも。海賊からも人間扱いされてない。戦力が高くても人間として認められていないと、やはり。

 途中、補給のため一時帰艦した三日月のシーン、食事を差し出すアトラの表情と声からは「もしかして食糧は不足気味?」と思ったり(考えすぎだろう、アトラの心情は別にあるはず)。三日月、戦闘の激しさの割には推進剤の減りが少ないとかで、相手に動かせて見切り、最小の動きで仕留めているらしいという技量の高さが窺えたりもしました。

 一進一退していると、別の艦隊が接近、石動の本隊かと思いきや、イオク率いるアリアンロッド艦隊でしたというオチ。この動きを石動は察知したか警戒していて、作戦を急いでいたようですね。かつ、このことをオルガに知らせると交渉が不利になると思って伏せていたんだろう。

 別系統とはいえ、石動とイオクは海賊退治では目的を同じくするため、海賊側が一気に劣勢に。ここで海賊の長 サンドバルが男気を見せる。頭目が討たれると海賊団が瓦解する恐れがあるわけですが、そんなことには構わず出撃、しんがりを引き受けて配下を逃がすつもりらしい。こういう人だから下も命がけでついてくるんだろうな。サンドバル、モビルスーツに乗って最前線へ出張ると、なかなかの大見得切ってみせてくれてます。

 コイツを誰が討つかで、イオクの副官(ですよね? それとも守り役?)ジュリエッタと三日月が角突き合わせて、というところで次回へ、ですか。ふー、後半は緊張の持続でなかなか見応えありました。次回の前半で海賊退治は決着なのかな。仮面の男 ヴィダールもそろそろ動き出す感じです。

●ザ・フラッシュ

 リバース・フラッシュ=イオバード・ソーン逃走後、ラボ内に収監していたメタ・ヒューマンでひと騒動のお休み回かと思ったら、終盤でリバースとの決戦という忙しい回でした。

 リバースの残したものを調べると、車いすにはエネルギー源らしきものがあったり、怪しげな動きを見せた加速器の中にもあったりと、怪しげな痕跡がいろいろと見つかり、しかし幸いにしてエディも見つかり、リバースは結局、ずっと加速器の中に潜んでいたという結論。これじゃあ町中探し回ってもいないわけですよね。これも「木を隠すなら森」といったケースになるのかな。

 もし加速器が再稼働すると、捕らえたメタヒューマンも巻き込まれるということで、移送計画を立案、実行にかかる。移送先はアローの有する特殊監獄ということで、番組としてのアローが番組としてのフラッシュと深くかかわることがまたもや示されていました。アロー第1シーズンは以前に日本でも深夜TV放映されてるとのことですんで、見とかなかったのがまたもや悔やまれます。NOVAさんのアロー絡みの解説を拝読していて、いつも思うことです。アローとフラッシュがセットになった世界観のようですので、片方が未見というのはどうも損している感じ。

 それはともかく、フラッシュチームだけでは力不足でアローに協力してもらって、アロー保有の監獄へ移すことに。この辺り、フラッシュチームの特長がよく現れている感じです。悪党でも巻き添えにはしない。未見ながら、アローだとどうしたでしょうね。特にダーク寄りだったころだと。もしかして、「悪党が悪党に巻き添え食っても仕方ない、逃げられてまた悪事を重ねられるよりマシ」と判断したのかなあ、などと妄想しております。

 それでもフラッシュチームでは力が足りない。護送をどうすんだという話になって、よりによってキャプテン・コールドに協力要請するとは。がしかし、敵に回して恐ろしい奴は、味方にいれば頼もしい奴ということではあり、コールドの無茶の要求もフラッシュの独断でかなえて、コールドの協力を取り付ける。ネット上から情報を一斉削除するなんてすごすぎるウイルス、本当にあったら欲しい人はごまんといるだろうなあ(^^;。

 一方、エディとアイリスは破局、直接の原因は未来の新聞記事の記者が「アイリス・アレン」だったからで、バリー、ケイトリン、シスコも既に知っていること。偽ウェルズ博士=イオバードもそうで、もしエディとアイリスが無地結ばれると自分が生まれなくなる、と危惧してエディを拉致したんでしょうから、イオバードは洗脳レベルでエディに吹き込んだのかもしれませんね。このままアイリスと付き合っても無駄、それどころか大変なことになるぞ、とか。

 フラッシュチームは空港までメタヒューマン囚人を護送はしたものの、メタヒューマン能力を無効化する装置に異常が発生、力を取り戻したメタヒューマンが着陸態勢に入った護送機を撃墜、そこへキャプテン・コールドが現れる。全てはコールドが仕組んだ罠だった。でもコールドがメタヒューマンを1人殺しちゃったよ、え、金を貸してたらって、なんだそりゃ(仕事人とは微妙に違う理由のような)。これは前にフラッシュと事実上約束した「殺さない」ということには当てはまらないんでしょうね、悪党は例外ということで。

 作戦失敗で、落ち込むバリー。メタヒューマンが街で破壊的な被害をもたらす可能性を考えれば当然か。そこをジョーが上手くなだめる、というよりフラッシュの方向性を示して鼓舞したというべきか。アローとフラッシュは違う生き方/行き方で、善悪のけじめをはっきりさせ、かつ命の重みには悪党も善人も区別しないのがフラッシュだと。ということは、アローは善悪を相対化して考え、悪党より善人の安全を重く見るということなのかな。

 この辺りも、「ああ、アロー観てればなあ」と思うところです。同じ価値観のヒーローのクロスオーバーではなく、対照的な性格のヒーローのようですね。状況設定も一般人上がりのバリーとその仲間、自身もセレブで仲間もセレブが多いらしいアロー(かつベテランヒーローの印象)という、対照的で相補的なようですから、片方だけ観てもなかなか分かりにくいような。

 気を取り直してフラッシュチームは加速器の捜索を再開、シスコの探知機(ただのドリンクですな ^^;)が反応するとリバースが猛ダッシュで通り過ぎる。追うフラッシュだけど、お前では勝てないと不敵に笑うリバース。バリーは何度か、リバースには追いつけない、敵わないみたいなこと言ってましたからね。1対1では勝ち目なしか。そこへ援軍到着、ファイヤーストームとアローだ! となかなか燃える展開。こういうベタな展開に弱いです、私は。

 アローは「こんなこともあろうかと」リバース(やフラッシュもだろう)のスピードを封じる矢を開発して持参していた(アンチスピードフォース的な何かなのかな、リバースよりもフラッシュが前のように暴走したときに止めるために作ったのかも)。ぼうぼう燃え盛るファイヤーストーム。がしかし、リバースが高速で走り回ると手も足も出ない。フラッシュがリバースをうまく追いかけさせておいて、待ち伏せしていたファイヤーストームが炎の一撃で吹き飛ばし、アローの矢で動きを封じる、と。なんだろう、この連係プレー。予め戦術を打ち合わせていたのかしらん。

 決着はついたとみたアローとファイヤーストームは去り、フラッシュが倒れたリバースを見下ろしたところで次週最終回へ。上級策士のイオバードがこの程度で策も力も尽きて、おとなしく捕縛されるわけはなさそうなので、次回で奥の手を出してくるんでしょうな。

 フラッシュの後番組にアローを期待していたんですが、アンダー・ザ・ドームという番組だとのこと。原作がスティーブン・キングとのことで、ホラーも取り入れたSFなんじゃないかと、これはこれで期待したい。アローはその次かな、でもフラッシュ2期も観たい気がする、などとずっと先のことで気を揉んでおります(^^;。

●必殺仕事人2016

 先に申した感想は、今回1回限りを観て考えたものでしたが、NOVAさんのシリーズ通しての考察を拝読してみると、かなり浅い見方をしてしまったなと思いなおす面が多々ありました。

 特にメイン被害者「結城新之助」ですね。以前のシリーズからの小五郎との関わりのご指摘を考えると、小五郎が新之助の自害(に見せかけた殺害)の後、奉行所で中途半端ながら、奥方の目の前で陰謀説を述べたシーンが違った印象になってきます。かつ、それを主水の場合と比べる視点ですね。主水ならどうだったかを考えると、さらに興味が深まってきました。主水だと、新之助との付き合い自体が違ったものになったでしょうし。

 それとは別に、私がなんとなく感じたまとまりのなさですね。昭和必殺(主水版?)と平成必殺(小五郎版?)での、ドラマ展開という観点はちょっと考えてなかったですね。主演俳優のキャラクターということは、ちょっと考えたことはあったんですけれど。

 そうか、結城新之助は奉行所内の出世で乗り遅れただけじゃなく、必殺のドラマ展開の変化にも乗り遅れた被害者だったのか(違う、そうじゃない)。

 次の必殺物があるのは、1年後でしょうか。シーズンごとまでとはいいませんが、半年に一度くらいのペースでやってくれないかなあ。そのくらいだと前作の余韻がまだある状態で観られるような気がします。

Re: 10月の雑談スレッド(2016) - White NOVA

2016/10/22 (Sat) 12:02:39

K.Kさん、どうも

★牙狼

ホラーを見て、ギーガーのエイリアンに通じるものを感じたとのことですが、第1期ホラーのデザイナーは「韮沢靖」さんと言いまして、ゴシックパンク風のモンスターデザインを特徴とされた方です。
今年の初めに亡くなられて、残念だなあと思いました。

ギーガーの方も調べてみると、一昨年に亡くなっていたとのことで、こういう個性あるデザイナーの作品が二度と描かれないと思うと、惜しい方を亡くされたと。
ギーガーは、エイリアンもそうですが、女性モンスターという視点では、スピーシーズのデザインラインも作品カラーと相まってエロティックな風情。

さて、今回の「赤酒」の感想ですが、前回あらすじを書いたままの内容で、特に付け加えることはなかった感じ。まあ、間違いを直しておくと、バルチェスじゃなくてバルチャスでした。
いわゆる仕込み回なので、先の展開を知ってから、後で見返す方がその深い伏線が分かって、楽しめる種類の回でした。
視聴当時は、期待していたホラー戦がなかったのでがっかりした記憶だったのですが、昨今はロボット物でもバトルがない仕込み回がそれなりにあって、慣れちゃったこともあり、思ったよりこの回が面白く受け止めることができました。

やはり、20年前の大河とのゲーム対決が、鋼牙に受け継がれて、というストーリーラインが、その後、作品シリーズとして10年経った今も受け継がれている点が感慨深いです。亜門法師はシリーズ初の魔戒法師キャラですが、彼の老成した名脇役っぽい重厚な演技と、その弟子の邪美の女性法師の系譜が、その後の牙狼シリーズの雰囲気を決めた感もあって、重要な一話に思えました。
この亜門法師は、次には殺されたことが明かされ、ゲームの続きは行われることなく終わったのですが、彼の遺したものがその後もストーリーに関わってきて、ニヤリとすることも。
「亜門法師の作った魔道具」とか「お主のことは亜門法師から聞いておる」とか、そういうセリフが出るたびに、おお、と。
惜しむらくは、この法師の役者も故人ということ。その意味でも、しんみり感じた回だったりも。

次回は、人魚風味の女性型ホラーと、彼女に魅せられて狂気に陥り餌を狩る走狗と化した男の悲劇。
そして、とうとうカオルが自分の寿命が残り少ないことを最後に知って、物語が急展開するのがポイント。
ここから後は、毎回が大イベントあって、クライマックスに疾走していく流れです。

★ジョジョ

ハイウェイスター回は、バイクを走らせる仗助の絵的な疾走感もあって、いつもにも増して、爽快感があった回でした。
ストーリーのつながりから見ても、露判主役回から本来の主人公の仗助メインにうまくバトンタッチされ、どちらのキャラの魅力も相乗効果で高まった感じ。

次は、吉良吉影主役回。
DIOみたいに巨悪として堂々とふんぞり返ることなく、自分の日常を守るために、周囲のトラブルに必死に対処する姿が、ラスボスなのに妙に感情移入してしまう回だったり。
これは、吉良のダークな魅力が、しのぶさん視点で美化されるからですかね。退屈でつまらない夫が、人が変わったように(実際に変わっているんだけど)魅力的に感じて、それにドキドキする人妻……って、少年マンガのネタじゃないですよな。
アダルトなNTRストーリーであり、それを盗撮している息子という川尻家の構図は、当時の編集さんもよく許可したなあ。

★オルフェンズ

グレートなバトル回でした。
とりわけ、単純なバルバトス無双にはならず、鉄華団各自の役割が濃密に描かれた総力戦って感じで、戦術やもっと広い戦略という観点からも駆け引きが語られ、複雑ながら上手く状況の変化もわかりやすく盛り上げてくれた良回。
最後の乱入で、三つ巴の構図に発展して、続くということまで、「最近のアニメは3話まで見て判断しろ」という定石を思い出させた回。

・1話:メインキャラと世界観の紹介。
・2話:物語が動き出し、主人公周りの初期状況が固まる。
・3話:最初の山場。
・4話:山場の解決。次のエピソードへ。

大体、こんな流れですかね。
1話と2話で、キャラの背景や魅力を描いて、3話で大事件というイベント消化。
キャラがつまらなくて、起きる事件さえつまらなければ、それは作品がつまらないということですから。

これをマクロスデルタに例えるなら、1話や2話で、ヴァール化と、それに乗じて攻めてくる敵戦闘機という背景を描きつつ、それに対応するワルキューレというアイドルユニットを提示。この段階では、ハヤテやフレイア、ミラージュといったメインキャラの出会いは描きながらも、彼ら彼女らの魅力は伝わりにくく、あくまでワルキューレという集団のインパクトを優先。
そして、最初の山場は、フレイアのワルキューレオーディションと、ハヤテのパイロットスカウト、そして新人の練習。
ここまで見ると、マクロスデルタって、展開がずいぶん遅いことが分かります。たぶん、マクロスシリーズじゃなかったら、この時点で脱落するケースも多かったんじゃないかな。

一方のオルフェンズは、第1期も、3話、4話でクランク二尉との初のライバル対決を描き、そこからアインの復讐という物語の縦糸を仕込んだ。
この時点で、ガンダムというネームバリューだけに寄りかからず、ストーリー構成がしっかり仕事していることが伝わります。
バトルがなかった回も、しっかり「次はバトルが盛り上がりそうな引き」を用意して、うまく興味を引き継いでくれる。
2期はどうなるかなあ、政治劇とか経済ドラマばかりになって、バトルはお飾りになったりしないかなあ、と懸念しておりましたが、そんなこともなく3話でうまく盛り上げてくれた。

このバトルの良かった点は、いろいろ探せそうですが、途中でミカヅキのバルバトスが補給に戻るところがお気に入り。これで、アトラに見せ場を与えるとともに、ミカヅキが補給中に、シノとか他のキャラが戦線を維持しながらも徐々に押される展開を演出。
ここでミカヅキが戦線に復帰すれば、ピンチからまた攻勢に出るんだろうな、と期待させたところで、待ちに待った援軍? いや、第3勢力出現で混迷する戦場。
そして、海賊側もボスキャラ出現。
三勢力の最強キャラが対峙したところで、続く。

あと、この回見て、オルフェンズと他のガンダム作品の違いに一つ気付きました。
それは、パイロットと戦艦側のキャラがモニター通じて会話しないところですね。鉄華団には、パイロットに戦況を伝えるオペレーターがいないじゃないか。
他のガンダム作品なら、戦艦ブリッジからモニター通じて会話が為されるんだけど、オルフェンズにはそういう描写がない。
一応、通信機はあって、オルガが直接ミカに叫び声を通じて、指示を送っているんだけど、あくまで声だけって感じ。

まあ、これは宇宙世紀みたいな戦場での映像技術が発展していない世界観だからかもしれませんが、
とにかく、戦場の全体が見渡せない構図が、うまく演出されており、そのために鉄華団が奇襲攻撃で逆転するとか、ミカヅキが「効率の悪い力任せの戦術」(ここでは褒め言葉)を繰り返す理由付けにもなっている。

ここで効率が悪いと書いたのは、「それだけバトル時間がかさむ」ということで、結果的に「バルバトス無双をきちんと描いている」ということにつながります。
逆に、戦場で効率が良すぎると、雑魚戦に時間を掛けず、一気に大将首に到達し、主人公の接戦、ピンチ演出ばかりが目立つことになると。
雑魚相手の無双を描くには、敵を増やすことと、ボス敵まで一気に近づけない状況を作ること。

逆に、熟練の戦闘チームだと、敵の急所を一点突破する戦術になるので、物語の中心が戦闘そのものよりも索敵とか急所に近づくための情報戦サスペンスになって、力任せの乱戦は、主人公ではない脇キャラの仕事になる。

あと、K.Kさんも書かれたように、オルフェンズ世界ではMSが戦艦を撃破するような描写はあまりないですね。
ビームライフルでエンジンを撃ち抜いて、誘爆して戦艦を落とすという絵は作れないにしても、戦艦が結構頑丈で、体当たりしても壊れにくい感じ。
実弾とか物理攻撃でガンガン装甲を殴り壊して、時にはコクピットごと潰したりする描写。
戦艦を落とすなら、急所はエンジンがブリッジになるんだろうけど、それを狙わないのは、この世界の戦場ルールなのかな。モビルスーツよりも戦艦のエイハブリアクター(動力部)が貴重なので、極力、破壊よりも拿捕を狙うのが暗黙の了解とか。

まあ、ヤクザとか海賊がはびこる戦場なので、正規の軍とは違う勝利条件で動いているのかもしれませんし、そもそも、戦艦を落とせるだけの火力が普通にないのかもしれませんな。
ミサイル一斉発射すらなさそうですし、他のガンダム世界や我々の現実以上に、「攻撃力<防御力」な兵器構成なのかも。

ともあれ、マクロスデルタよりも、戦術とかあれこれ考えられる物語はいいですな。デルタ2期もそういう描写が増えることを期待しつつ。

PS:フラッシュ関連は長くなりそうなので、夜にでも。

Re: 10月の雑談スレッド(2016) - White NOVA

2016/10/23 (Sun) 02:15:33

フラッシュ話。
ですが、その前に。

★アンダー・ザ・ドーム

11月から始まる関西でのフラッシュの後番組ですね。
東京の方(日本テレビ)では、『12モンキーズ』という時間移動SFを放送するようですが、関西の朝日放送は別番組を選択した、と。

さて、面白そうな番組なら継続視聴もやぶさかではない、と思っていて、いくつか調べてみたのですが、どうもSF色は薄そうです。
スティーブン・キング原作ということで、彼の得意な物語パターンの一つ、「小さな田舎町に怪現象が発生して、そこに住む多くの一般人が狂気に見舞われていく状況で、わずかばかりのヒーロー、ヒロインが事件解決のために奔走する集団パニックサスペンス物」と言えるのかな。
まあ、彼の作品は平凡な人間が次第に狂気に陥っていく過程が丹念に描かれるホラー風味が濃厚なんですが、「アンダー・ザ・ドーム」は、その怪現象というのが「町を覆う透明ドーム」だけであって、それ以外はSF要素がなく、閉じ込められた人々が織り成すエゴとか、人間関係のもつれとかでドラマを動かす作品っぽい。

原作では、そのドームの正体が、「宇宙人の子供が遊びで仕掛けたもの」というオチが語られます。要は、「人間の子供が蟻の群れをコップに閉じ込めて、観察しているようなもの」を宇宙規模のマクロな視点で行った形。
ドラマの方は、1シーズン13話で、第3シーズンまで続いて打ち切り。原作と違って、ドームを生み出したらしい「謎の少女」(幽霊っぽく描かれ、SFよりもオカルト色が濃厚)が登場するものの、どうもはっきりその正体が描かれないまま、街がドームから解放されて一応の終わりを迎えたそうな(その間に、善悪問わず多くのキャラが命を落とした)。
その少女が別の町をターゲットにするかのような描写で終わって、続編も一応作れる形ですが、あまり人気が出なかった模様。

とりあえず、13話ということなので、来年1月まで放送して、2月からの新番組に期待したいところ。
「アンダー・ザ・ドーム」自体は、自分はパスしようと考えています。

★フラッシュ

残すところ、あと1話。
一応、イオバード・ソーンとの最後の決着や、過去へのタイムスリップの謎も含めて、きちんと物語は解決するようですが、
ただ、最後の最後で街全体を飲み込む巨大なワームホールが発生。その街の大ピンチを収拾つけないまま、クリフハンガーエンドで第2シーズンに続く形、と。

まあ、アメリカのドラマでは、ありがちな最終回ですね。来シーズンへの期待をつなぐために、きちんと物語を終わらせず、ピンチのまま続く終わり方。『ホビット』2作目のラストみたいな形なので、先に心構えだけはしておこうか、と。

さて、今回の話ですが、「エディ救出」「キャプテンコールドに騙され、メタヒューマン解放」「アローとファイヤーストームの協力により、リバースフラッシュ捕獲」の3つのイベント。

エディ救出は、次回の最終話につながるメインイベントです。アイリスとの別れを決めたエディが、最後に選択するのは?

メタヒューマン祭りは面白かったです。
天気を操るマードンを筆頭に、「毒ガス人間」「怒りを煽る赤目男」「テレポート女」に加え、アロー出演の「目からビーム男(デスボルト)」の合計5人。
彼らを護送するフリして、フラッシュに協力していたキャプテン・コールドと妹のリサが、裏切って囚人解放に手を貸す流れ。
さすがにフラッシュ一人で5人のメタヒューマンは相手にできないわけですが(第2シーズン終盤では、100体の異世界メタヒューマン軍団と戦うようですが)、そのうちデスボルトは、フラッシュにビームでトドメを刺そうとしたところを、キャプテンコールドの冷凍銃で殺される。

ええと、コールドさん、フラッシュをいじめるのは好きだけど、殺してしまっては面白くないと考える人なんですね。
「金を貸したから殺した」という謎理論ですが、一応解釈するなら、「前に金を貸したが、裏切って返さなかった。こいつは信用できない。他のメタヒューマンは、借りをきちんと返す悪党の仁義を持っていると期待する。だから逃げろ」という展開ですね。

それと原作コミックのコールドさん、「ローグス」という悪党チームを結成することになります。よって、ドラマ版のサブタイトルも、コールドが登場する回では、原題が必ず「Rogue何ちゃら」となっていたり。
で、ローグスのメンバーには、マードンとトリックスターも入っていて、第2シーズンでも前半の話で、二人が連携してコールドを助ける話があったり。

ただ、そこでコールドさん、別番組(LOT)の方にスピンオフしちゃったものだから、ローグスの活動は当面そこまで。
さらに、その別番組の方で、コールドさん、相棒のヒートウェーブ(ミック)とケンカしたり仲直りしたりの末、最後に彼を庇って命を落とすラストだったらしい。
ミックの方は、その後、LOTの第2シーズンの方にも継続出演しているんだけど、コールドの方はどうなるんだろう、と思っていたら、本国の来週放送予定のフラッシュ第3シーズン4話で登場している?
ええと、これは回想シーン? それとも別世界のコールド? それとも、蘇ったりした?
一応、YouTubeにアップされている次回予告とか、名シーン集でおおよそのストーリーを断片的に追跡試行中なんですが、日本語でセリフを聞けないので、詳しいことは不明な状況。
それにしても、向こうは凄いなあ。月曜日にスーパーガール、火曜日にフラッシュ、水曜日にアロー、木曜日にLOTという形で、連日ヒーロードラマが楽しめる。そして、年末には4作品のクロスオーバーが予定されているそうだから、こっちでフラッシュ終わっても、話のネタは尽きないかも。
まあ、こっちで放送しないうちは共通話題になりにくいので、できるだけ控えながら、いずれフラッシュ第2シーズンの地上波放送を期待するんだけど。

とにかく、今回逃した連中との一部決着は、前回のグロッドも含めて、第2シーズンの前半で片付く予定。

さて、今回のテーマは、フラッシュにとって「悪との協力」は禁じ手になるみたいです。ジョーの説教もそうなんですが、実はコールド自身も「バリーの純真さに惚れている面」があって、バリーが「自分と協力して闇に感化されそうになると、しっぺ返しを食らわせて光に追い返す」性質らしいです(苦笑)。
「俺はヒーローじゃない汚れた人間だ。だが、お前は真っ直ぐなヒーローでなければいけないんだ。俺みたいな奴とつるんで道を踏み外すな。お前が光の道を踏み外さないよう、俺が悪党として教育してやる」って方針らしい。

原作版ローグスでも、キャプテンコールドが定めた掟があって、「悪党として、フラッシュは攻撃していいが、殺すのはダメだ。また、金は盗んでいいが、堅気には手を出すな。そして、フラッシュがいない状況で、街がピンチの時は、影から街を守れ。フラッシュが正義のヒーローで、俺たちがフラッシュのライバルとして街で暴れる状態が継続しているのが望ましい」という概要らしいです。
ドラマ版は、それを下敷きにしつつも、彼が悪党になった家族事情を描きながら、次第にヒーロー色を高める演出らしいですが。

さて、アローだったら、今回のフラッシュの状況でどうするか、ですが、そもそもオリバーは「個人で使える監禁場所を持っていない」ですからね。
たいていの犯罪者は、無力化して警察に逮捕させて、アイアンハイツ送りにさせているし、
警察で手に負えない特殊能力者なんかは、ARGUSに引き渡している。
つまり、オリバーのチームは、悪党を倒した後のことはあまり考えずにやって来ているわけですな。

一方、フラッシュの方は、「メタヒューマンは犯罪者だけど、粒子加速器事故の被害者でもある」という視点があって、その処遇が今回の話のテーマにもなっていた。
セントラルシティー警察とか公権力はまだメタヒューマンの存在を明確に認識していないから、ジョーやスターラボによる監禁は、違法という扱い。
ただ、第2シーズン開始時点で、フラッシュは街を危機から救った救世主扱いになり、「フラッシュ・デイ」という祭日が催され、ジョー率いるメタヒューマン対策課が警察署内に設けられ、格段に対策しやすくなる状況。
オリバーがセントラルシティーに来た時に、「街でフラッシュのグッズが普通に発売されているのを見て、自分との扱いの差に驚く」というシーンがあるそうで。

ともあれ、ラストのリバースフラッシュVS三大ヒーローの対決。
一時期、ここにアトムも混ざっていると思い込んでいたのですが、この時点で彼は暗殺者組織の拠点ナンダ・パルパットで監禁されていて、来れないわけで。その後、事故で行方不明になってしまうし。
オリバーが「レイ・パーマー特製のナノマシンを仕込んだ電磁パルス矢」という秘密兵器を持ち出して、リバースフラッシュの動きを抑制することで、バリーが相手のスピードに対等に戦えるようお膳立てを整えた挙句、最後に無力化させるという大金星。

放送を見るまで自分が読んでいた情報によると、「アトムの技術を利用した新兵器」という記述があったので、そこそこ誤解をしていた感じ。
なお、アトムスーツですが、「壊れやすい」「エネルギーの浪費が激しい」「中の人のレイが戦闘の素人」という状況で、まあ欠陥兵器なんですが、シスコの協力で「ナノマシンによる修復」とか「エネルギー事情の改善」とか「オリバーの戦闘技術をモーションキャプチャー操作によってトレースできるようにする」とか、少しずつ改善。

まあ、仮にリバースフラッシュ戦で、アトムも参戦していた場合、他のヒーローに比べて機械部分が脆いので、一番最初に戦線離脱していた可能性が大。
メタヒューマンのバリーとロニーは新陳代謝の活性化によって打たれ強いし、オリバーは鍛えているけど、レイ・パーマーは(役者は元スーパーマンで最強格だけど)基本頭脳労働者で、壊れやすいスーツのみが頼りですから。

さて、この戦いシーンで一番驚いたのは、リバースフラッシュの変身シーン。
ええと、彼、指輪にスーツを収納していて、それをかざすと、たちまち装着できるようになっていたんですね。
以前、瞬時にリバース・フラッシュと、ハリソン・ウェルズの二役を切り替えて一人芝居していたんですが、その際、「着替えるのも瞬時にしていたのか?」と疑問符状態でした。
でも、今回の描写で納得。未来の技術で、スーツの着脱を短時間に行えるのなら、問題なし、と。

ストーリーのネタバレはいろいろ読んでいるので、大筋は驚くことはない状況ですが、それでも実際に放送を見ると、誤解していた点とか、細部の描写の発見とかあって、そういうところを楽しんでみたり。

次回、リバースフラッシュことイオバード・ソーンが持ちかけた最後の取り引き(過去に戻って母親の命を助けたくはないか?)と、時間軸を変えることによる弊害も含めて、バリーがどう決断するか、そしてエディの覚悟と、街全体を巻き込むワームホールの危機に挑む男たちまでの流れに期待。

★アロー

去年、第1シーズンがテレビ放送されていたわけですが、自分の場合は、今年の5月にフラッシュを見るまで、その存在すら知らなかったし、仮に偶然見ていたとしても、今みたいにハマっていたとは思えません。

というのも、第1シーズンのアローは、ヒーロー性が欠如していたというか、敵対相手がマフィアとか悪徳政治家とかで、すごく地味なドラマ(良く言えば、荒唐無稽さを廃したリアルなドラマ)なんですね。
最近見た際も、オリバーとかフェリシティといったキャラの、フラッシュでの出演回を知った後だから、見て楽しめるものの、そうでなかったら自分は見続けていなかったと思います。
あくまで、自分にとっては、SF要素の大きいヒーロー物のフラッシュが入り口だったからこそ、その原型であるアローも理解し得たという認識。

さて、フラッシュ→アローという流れだと、お勧めは第2シーズンになります。
第1シーズンではまだフラッシュとのリンクが明確化されていない時期で、それがはっきりするのが第2シーズン。
まず、1話目から、テレビのニュース番組で、「セントラルシティにおける粒子加速器実験予定とか、それに反対する住民の運動」とかが流れてくる。
これは、フラッシュを見た後から見ると、おお、と思える描写ですが、いきなりセントラルシティと言われても、原作コミックを知らない人には何の話か分からなかったのでは、と。

で、8話になって、フラッシュファン待望のバリー登場。まだ、この段階ではフラッシュになっておらず、「警察に勤務する科学担当として、怪事件を追っている立場」。
折しも、オリバーの経営する大企業クイーン社の倉庫が、謎の怪力男に破壊され、遠心分離機が強奪される事件が起こっていたと。
当時、アローの街では「あり得ない存在によるあり得ない事件」は発生しておらず、街の警察の捜査では、「犯人は大型機械でも使ったんだろう」という判断。そこに名探偵よろしくバリーが現れ、持ち前の科学知識と現場の鑑識能力で、犯人が「人では有り得ない怪力を有した男」と断定。警察は一笑に付すものの、オリバーは過去の経験から旧日本軍が作った「超人血清ミラクル」の存在に思い当たり、独自に調査を開始。

一方、バリーの科学的手法による捜査を知ったフェリシティは、彼に関心を示します。
普段は、IT技術や科学知識を披露しながらも、肉体派のバリーやディグルには話が通じないので、彼らに分かる大雑把な言い回しに切り替える「科学オタクぶり」が一種のギャグ描写にもなっている彼女。
しかし、バリーは彼女の知識に普通に付いてきて、しかも、より深い知識まで披露するわけで、すぐに仲良くなる。
そして、それを見て嫉妬心から、イライラするオリバーという構図。フラッシュのドラマ内では、オリバーは「頼れる先輩ヒーロー」ですが、アロー劇中ではオリバー視点なので、「突然しゃしゃり出てきた若造に、仲間の女の子が惹かれて苦々しく思う」心情が。

さらに、アローにも関心を寄せるバリー。もしも、自分の街にもアローみたいなヒーローがいれば、母さんを殺し、父さんに無実の罪を着せた男を捕まえてくれるかもしれないのに。
そんな願望を話すバリーですが、あ、前回のフラッシュでそれは実現してますね。アローの協力で、リバースフラッシュを捕まえることができたわけで。

その後、オリバーことアローは、怪力男を発見しますが、超人血清を投与された怪人は、アローの弓矢でも傷つかず、アローは完敗。さらに投げ飛ばされた薬棚の毒物を受けて昏睡状態に。
ディグルとフェリシティがオリバーを回収するものの、二人の知識では毒の特定もできず、治療ができない。そこで、フェリシティはバリーの協力を求めることを決意。

続く9話目で、バリーの懸命の治療の結果、オリバーは回復するものの、「自分の許可なく、アローの正体をバリーに知らせた」ことで不機嫌になるオリバー。
それでも命の恩人ということもあって、交流を始めることに。アローには「ヒーローらしいマスクが必要だ」とのバリーの提案で、「矢を撃つのに邪魔にならない素材で作ったマスク」がクリスマスのプレゼントとして贈られます。

この事件の最後で、アローは怪力怪人に苦戦するものの、矢に仕込んだ爆薬で怪人をひるませ、そこに崩れてくる酸の入った薬瓶でようやく撃退に成功(ちょっと描写がエグいけど)。
この超人血清ミラクルを巡る戦いは、第2シーズンのメイン要素となっていくわけですが、バリーの方は自分の街に戻ったところ、粒子加速器事故による落雷で昏睡状態に。

10話では、「バリーはまだ昏睡状態から、目覚めないのか?」と心配するオリバーとフェリシティの会話が挟まれたり、ニュース番組で事故を糾弾されるハリソン・ウェルズ博士の名前が出てきたり、翌年始まる予定だったフラッシュに向けての仕込みが順調に展開。

そして、終盤、シスコとケイトリンが登場し、超人血清ミラクルに対する中和剤の製作で、チームアローに協力してくれます。
ええと、フェリシティがバリーのお見舞いに行き、バリーの介護をしているスターラボの面々と知り合うようになった縁。

その後、アローの第3シーズンになって、新番組のフラッシュも放送開始。
アローの1話が終わった後で、一本の電話。「もしもし、バリー・アレンですけど。先ほど昏睡から目覚めました。それで、相談したいことが」
これを受けてのフラッシュ1話で、アローからの激励。「君のその能力は神様が与えてくれたのだろう。君なら私よりうまくやれるさ。閃光のようにね。それと君が言ってたことだ。ヒーローにはマスクが必要だと」
それに励まされ、バリーはシスコの用意したマスクとスーツを身につけ、フラッシュとして活動を開始するという流れ。

とりあえず、アローにおけるフラッシュ誕生までの流れをまとめてみました。

何にせよ、アロー第2シーズンは、地上波でまだ放送されていないので、いずれ放送の機会があれば、ここでの会話のネタになるかなあ、と。

Re: 10月の雑談スレッド(2016) - K.K

2016/10/27 (Thu) 10:43:37

 NOVAさん、どうもです。

 とりあえず一言。

「またジョジョ放映延期しやがって! バカ猫と猫バカ(※)の回らしいからわくわくして待ってたのに! 関西を虐待するな!」
※ 猫バカ:猫好きの一種で、猫を目の前にすると思考が異常をきたす特徴がある。

 ふー、ふー、ふう、よし! (何が?)

●牙狼

 むう、牙狼のホラーデザインの方、亡くなってたんですか。お名前(韮沢靖さん)も存じ上げないでいました。ギーガーが亡くなっていたのも知りませんでした。言われて調べると、確かに。どちらも、作風などを引き継げるデザイナーさんがいないと、牙狼、エイリアンの系譜の作品で困りそうです。ギーガーは怪我が元とはいえ享年74歳ならという気もしますが、韮沢靖さんは52歳でお亡くなりですか。

 ウィキペディアによれば、韮沢靖さんは頭蓋骨などもモチーフとしたとあり、なるほどそれならギーガーと共通点もあるんだなと、今さらながら感じます。うーん、せめてギーガーの歳までは、という気持ちです。好きなタイプのデザインなのになあ。

 さて今回。バトル無し、ホラー無しの談話回でしたな。バルチャスやりながら、鋼牙と阿門法師が喋るというお話。副音声のコメンタリーによれば、バトルチェス(たぶん、PCソフトのチェスで、駒を取るときにバトルアクション画面が出るチェス)から思いついたんだそうで。

 これもコメンタリーからですが、鋼牙はカオルを通じて成長するわけですが、鋼牙が完成するためのドラマは邪美との関わり合いによって生まれるんだそうで。邪美がちょこっとイメージシーンで出てきてましたが、今後大きく関わってくるわけですね。ウィキペディアレベルでも阿門法師と邪美のその後はおおよそ分かりますが、具体的な映像ではどう見せてくれるのか、なかなかに楽しみです。

 鋼牙を動かし成長させるという点で、守るべき具体的な存在のカオル、追いつき乗り越えるべき存在の亡き父=先代黄金騎士、競うべきライバルの零=銀牙(かつ疑念や憎悪を超えて和解すべき相手でもある)、そしてこの先出てくる邪美、ということになるのかな。

 魔戒法師という存在が出てきたのが、牙狼シリーズでは今回が最初なんですね。後のシリーズを先に観ちゃってるんで、魔戒法師はいるのが当たり前みたいに受け取ってましたが、この最初のシリーズから観ていたら、「魔戒法師とはなんぞや?」という疑問が湧く回でもあったんでしょうね。一応、簡単な紹介はあったんですが、具体的にはどういう位置づけで、どう活躍するんだろうと、次回以降をいろいろ想像して楽しむという趣向なんでしょう。

 今回の阿門法師は話のカギを握る魔戒法師というよりは、鋼牙の亡き父の盟友ということで、過去をいろいろ想像させてくれるキャラクターでしたな。鋼牙の父と20年前に中断したバルチャス、息子の鋼牙と再開させておいて、始まってから「負けたほうが寿命を10年差し出す」んだと明かす辺り、変人にして冷酷な感じを出してます。

 しかし、いざ鋼牙が敗色濃厚となるや、続きはまた20年後と。なぜなら、鋼牙の父 大河から自分もそう言われたから。ここら辺、阿門法師はバルチャス上級者でしょうから、勝つと分かっていたんでしょうね。勝つと分かっているから勝負を挑んでおいて、勝ちそうになったら20年後に持ち越し、とやろうと最初から考えていた。父を亡くした子の成長を確かめる親友、といったところなんでしょうね。

 でまあ、阿門法師にうまく乗せられた(「お前、本気で好きじゃないやろ、怖いんやろ」的な挑発 ^^;)鋼牙がカオルについて、思わず「魔戒騎士の掟に反してでも守る」~「あの子の生命が輝けるなら」と言っちゃうところ、なかなかに興味深いですね。強い好意ははっきりある感じなんですが、「カオル」ではなく「あの子」と言ってしまうところに、まだまだ微妙な距離感があります。それと言葉の綾かもしれませんが、守るべき対象として意識していることですね。

 その話が進みそうになると、バラゴについての(物語内での)現時点までの情報開示で水入り。そのバラゴも「生きているらしい」とだけでしたね。これで鋼牙には新たな迷いの種が。バラゴはこの後、倒すべき敵として台頭してくるはずですから、確かに仕込み回としてはいい感じで観るほうに予感もさせますね。冒頭で赤い酒を鋼牙が拒んだのは、父 大河の血の色のせいだったということも示され、これも鋼牙の現時点での弱点であり、乗り越えるべきものであるらしい。

 物語内での新たな情報も加えての、いいまとめ回だったような感じです。前の「約束」は駆け足で回想したような総集編ですが、今回のはかなりひねったものでポイントを絞って振り返りつつ、今後の課題を示したような印象でした。どうも、この「赤酒」は本数合わせのために急きょ作ったんだというような話もあり、だから手のかかるバトルも無し、構成も変則的になったようです。しかし結果オーライで、うまく挿入されたエピソードに仕上がったようですね。

 ラストは帰路につく鋼牙を迎えに来るカオルで、「おかえり」「ただいま」とちょっとらしかぬ会話に。しかし、阿門法師に吐露した鋼牙と、帰りを待つ間のカオルの描写により、自然な感じになってました。次回はNOVAさんのご紹介を拝読すると、予告編以上に気味が悪そうな話のようです。しかし怖ければこそのホラー、気味が悪いのもいいわけで、なかなか楽しみ。

●鉄血のオルフェンズ

 前回のバトルの幕引きと後片付けの回でした。

 冒頭、ジュリエッタ・ジュリスと三日月が角突き合わせるところから再開。三日月って、他人が何言おうと構わず、自分の思ったことを一方的にしゃべることが多いような気がするんですが、ジュリエッタとは割と会話してる感じです。といっても、「私の獲物」「邪魔だな」「引いて」「引け」だけなんですが(^^;。でも変わり者同士、思考というか波長が合うところがあるんじゃなかろうか。

 ジュリエッタさん、戦闘が始まると忠実に仕える相手のイオクさんは蚊帳の外に置いちゃうのか。なんだか足手まとい扱いのようです。まあ、「こういう荒仕事は私のような下々のやること、高貴な方は遠くで見ててくださいな」といった感じなんでしょう。これはこれで仕え方として筋が通ってるのかも。しかしイオクさんが一生懸命、狙撃で援護のつもりがジュリエッタに「要りません」と突っぱねられ、「邪魔だから白い奴でも撃っててね」とまで言われ、なんとも哀れ。もうちょっとおだてるくらいはしてもいいんじゃなかろうか、ジュリエッタさんは。

 サンドバルが腹心の2人を連れて出張ってますが、前回の大見得とは裏腹に結構簡単に捕まってしまっている。ジュリエッタには技を見切られてしまっているようだし、しょせんは力押しの海賊ということなんだろうか。あるいは怖がらせて動きを制約する戦法なので、ビビらない相手には通用しないという面があるのかもしれない。「我こそはサンドバルであるぞ!」に、普通の相手は「きゃー親玉が出たー!」ってすくむはずが、ジュリエッタや三日月だと「何、それ?」→「さっさと捕まえちまえ」みたいな。

 そんな漫才やってる間に三日月はサクサクと仕事を進め、サンドバルを生け捕りに。「殺さないようにって難しいな」とさらりと言うのが、なんともはやです。火星でこき使われていた頃と何ら変わらず、情緒的な成長はまだまだのようですね。オルガのほうはいろいろ揉まれて成長しているのに。やはり言われたことをやる三日月の現状での限界なんだろうか。

 サンドバルと腹心、しんがりを務めるつもりだったと思うんですが、捕獲されてしまって海賊船団が降伏してしまった模様。事実上の壊滅ですな。サンドバル、「俺たちだけじゃないぞ」と負け惜しみを言う始末で、こうなると結構情けないオヤジになっちゃってます。前回の大物然とした雰囲気、どこに行っちゃったんだろう。オルガが負けん気抜きで、素でバカにしてる感じだし。

 その鉄華団の働きのご褒美に所属マフィアの大親分から火星の採掘場を任されることに決定。オルガなどには相談なしで決めちゃってますね。武名があがった鉄華団に任せとけば大丈夫のはず、みたい話からすると、無法地帯にある金の生る木みたいなもののようですね。とはいえ、これって一応は前期ラストでオルガらが言っていた、火星に帰るということになってはいますね。一応はいるべきところになるんでしょうし。

 でもなあ、今回のバトルでもサンバドルに言われていたように、敵をいろいろ作っちゃってるから、初志とは異なるものだよね、という気がします。この話自体、マフィア大ボスの腹心が相当反対してるし。そのころ、話の場にいた名瀬が外に出て話してましたが、これからは身内に足を引っ張られることになると。しかも、今のような力押しでは片付かないとも。内にも外にも、となるとむしろ希望とは逆の結果?

 一方、ギャラルホルンでは石動が火星支部本部長(支部の本部長?)に就任(←追記:観なおしたら、石動が任命してた。何見てたんだ、あたしゃorz)。でも、今まででも本部長代理だったのか。ファリド准将=マクギリスも火星に向かっていると。主要キャラクターとドラマの要因となるキャラクターが火星に集まりつつあるようです。石動はマクギリスの火星到着までに「些細な問題」を片付けておくと言ってますが、どんな問題だろう?

 そのころ鉄華団では、前に阿頼耶識手術を希望して却下されたハッシュがモビルスーツ乗りになりたいと、三日月に頼んでる。ハッシュ、動機は三日月より強くなりたいからだと、当の三日月に言っちゃってて、挑発のつもりなんだろうか。もっとも三日月はいつもの通り何も感じず、口を利いておくとだけ答える。これを見ていた団員の話からすると、三日月が指導を任されることになるみたいですね。そのことをハッシュも理解していたとすると、相当に敵対的な物言いだったんだな。鉄華団内部にも分裂の兆しか?

 これって、よくある現象ではあるんでしょうね。組織内で飛びぬけて優秀な構成員は反感を持たれる。これは自分が組織内で認められたいと思ったとき、既に認められている者が基準として分かりやすいことがあるように思います。優秀な奴に勝てば、自分がもっと優秀だと認められるはずだ。そう思いがちで、あれこれ絡んでいって、一度でも自分が勝てたと思えば、どうだとばかりアピールする。もちろん、組織としては過去の実績をトータルで見てますんで、一度の優劣くらいで認められるわけはないんですが。野球で言えば、3番の3割打者が全打席凡退した試合で、2割打者がたまたまホームランを打ったって、次の試合から3番打席を任されたりはしない、みたいな感じです。

 さて、海賊とつるんでいたアリウム・ギョウジャン。海賊があっさり負けたので、自分のしたことのもみ消しに必死なようですが、オルガらが乗り込んできて問答無用で金を要求。アリウム、なだめたり脅したりで切り抜けようとしてましたが、無駄なあがきでした。ヤクザと海賊に絡んでおいて、ただで済むわけがない。話が通じないとみるや、仲間に命じてギャラルホルンに頼ろうとしましたが、オルガは既にそっちも押さえていた。アリウム、鉄華団がギャラルホルン(のマクギリス)とつながったことを掴んでないんだろうか。情報収集能力に難ありです。

 そしてオルガの合図で、三日月がためらいなく拳銃でアリウムを射殺。局所最適解ではあるんでしょうけど、このやり方は長期的にはまずそうです。力尽くですからね。力のあるうちはやれるけど、相対的にでも力が落ちてくると、いずれ袋叩きになります。常に力を蓄えつつ闘争しないと生きていけないわけで、安住とは程遠いことになるでしょう。

 殺伐とした流れから一転、ダブルヒロイン(クーデリアとアトラですな)の夜の会話へ。クーデリアも前作で父に見捨てられたも同然ですから、帰るところがないと自覚しているようですね。アトラが仲間含めて字の読み書きができたから仕事も増えて、といった身近な話を振ると、クーデリアはそういう世界にしないといけないと返し、二人の世界観の差異が垣間見えます。。住んでる世界が太陽系規模のクーデリアと、農場サイズのアトラ、といったところでしょうか。

 また鉄華団に視点は移り、ご褒美の採掘場を眺めている。金の生る木みたいな話だと思ったら、まだなんもない荒野じゃないか。いい鉱床だけど、開発込みでお願いね、という話だったのか。戦闘やヤクザ業やってた者でできるはずもなく、長期計画を立て、種々の業者雇ったり、開発資金工面したり、前途多難です。副団長のユージンははそのことが分かっている模様ですね。しかし、他の面々はあんまり考えず、誰かがなんとかするだろう的な雰囲気を漂わせていて、これはユージン過労死のフラグか?(なわけはない ^^;)

 と思ったら、もう雇われた業者さんが仕事を始めていたらしい。ヘルメットでネクタイ締めてることからして、監督レベルの管理職だろう。業者さんが試掘していて掘り出したのが、えっとこれはガンダムフレーム? もっとでかいのもあったと。ということは、モビルアーマーもあったのだろうか。うーむ、鉱石を探していて大変なものを見つけてしまったどうしよう状態ですな。

 オルガのほうはマクギリスと面談、マクギリスは臆面もなくギャラルホルン改革のためのし上りたいと言っちゃってる。かなりヤバい内容を言ってるわけですが、オルガの信頼を得るためには必要とみたんだろうか。かつ、オルガに損をさせないだけの報酬も約束すると。マクギリスも鉄華団も成長株ではあるものの、実力的にはまだまだのはずで、双方「奇貨居くべし」といったところなんでしょうね。利害一致で交渉成立、これはマクギリスのリードが上手かったと評すべきなんだろう。

 次回は「アーブラウ防衛軍発足式典」ですか。式典なんだから平和そうですが、しかし防衛軍という点は物騒な感じです。

●ザ・フラッシュ

 えー、なんと申しますか「ここで切るって、最終回ちゃうやろ!」「最大の山場を次回に持ち越しちゃってるじゃないか!」という最終回でした。ホビット2作目のラストと同じくらいフラストレーション溜まるわー、これじゃ(^^;。

 冒頭、いきなり偽ウェルズ=イオバードが現れたんで、何事かと思ったら、例の特殊監房に入れられてたのか。15年前のバリーの母親殺害事件について話し、バリーが過去へ行きたくなるよう巧みにそそのかすイオバード。過去に戻って殺害事件を止めれば、母親は生存、父親は濡れ衣で刑務所に行くこともないですから、バリーには抗しがたいほどのものでしょうね。

 フラッシュチームにはファイヤーストーム=シュタイン教授+ロニーが戻って来ていて、過去に行く算段を皆であれこれ考える。バリーが父親に会ってその話を打ち明けると、父は猛反対してます。これは当然かもしれませんね。息子を危険な目に遭わせて自分が助かりたいとは思わないでしょう。イオバードももう捕まえてあるし、たとえ刑務所からずっと出られなくても、このままでいいと。過去を変えてその後が変わったとき、どうなるか分かりませんしね。少なくともイオバードは野に放たれたまま健在だろうし。

 結局、過去へ行って母親を助ける案で決まり。技術的困難はシスコとロニーで解決できず、イオバードに知恵を借りると。この期に及んでもイオバードに状況をコントロールされる隙があり、しかもどうしようもないようです。そのイオバードは未来に帰すわけで、殺人事件が起こらなければこの時代で処罰することもできず(監獄に閉じ込める理由がなくなるし)、殺さないのが信条のフラッシュチームとしてはやむを得ない選択か。

 しかしシュタイン教授がブラックホールの危険性を理論的に予測、エディについてはイオバードの先祖であるエディが「アノマリー」だとも指摘。アノマリー(anomaly)を辞書調べると、特異点(singularity)の意味で使うこともあるようで、この後の展開からみても、エディはこのドラマの特異点でありますな。

 決死の作戦だということは皆にも分かり、ケイトリンはロニーと急きょ結婚式をあげるし、バリーはアイリスと今生の別れかもしれない腹蔵ない話し合いをする。もし死なないとしても、過去が変わるとその後が変化、今の人間関係もなくなるわけで、そうしたくなる気持ちも分からなくはありません。(私個人がもし同じ状況になったら、こういうことはやらないですが。)

 いよいよ作戦決行で、バリーが加速器内で過去へ戻るための速度、マッハ2まで加速、陽子と衝突して過去に戻る。

 ちょ、ちょっと待て。確かにマッハ2は速いけど、それが現時点での最高速なの? だとすると、前に竜巻と逆回転に走って止めたときとか、津波を高速で走って起こる風で止めようとしたときとか、マッハ2以下でやってたの? うーん、ちょっとそれじゃ速度が足りないような。まあいいか。

 ともかく、タイムトラベル経験者のイオバードのアドバイスもあって、行きたい時刻の行きたい場所に戻れた。まさにリバースとフラッシュがバリーの母の周りで駆けまわって戦っている最中。母からは「子供をお願い」と言われ助けるも、母を助けようとしたら……もう一人のフラッシュが止めたの、これって? うーん、どうなっているのか。母親殺害の件に関しては、既存の歴史通りのままになっちゃいましたね。

 母親をあきらめたフラッシュ、現在に戻ってくるとタイムマシンで未来に帰還しようとしていたイオバードに殴りかかり、阻止してしまう。なんでや、と一瞬思ったんですが、母親殺害は止めなかった→父親は歴史通り濡れ衣へ監獄へ、となるから、犯人のイオバードを未来に帰還させてしまうと濡れ衣の晴らしようがない、ということなんでしょう。私がバリーだったら視聴時通りにうっかりしてしまい、イオバードを取り逃がしてしまったでしょうね。バリーはこういうところでは冷静に判断する男なんだな。

 当然、イオバードは怒り狂う。リバースに姿を変えるとフラッシュと乱闘になる。やはりリバースのほうが強く、フラッシュを圧倒しつつフラッシュ以外も皆殺しにする、父親も殺すと宣言。万事休すと思われたときに、突然の銃声が。エディが自分の胸を拳銃で撃ちぬいたわけですね。ネットの情報などで知ってはいたものの、やはり目の前で見せられるとショッキングです。死ぬこと自体ではなく、とっさの判断でそんなことができてしまうエディに驚きました。もうちょっと迷うとかする描写があるかと思ったら、いきなりでした。

 結局、イオバード絡みのあれこれはイオバードの直系先祖たるエディが、自分の命を以て始末をつけてしまいました。今シリーズの最大の正義執行、最高のヒーローといっていいでしょう。しかも、さりげなく、素早く、少しも誇らずにやれたという点で、個人的には満点のヒーローと感じました。

 しかし、それで騒動は収まらない。特異点が発生(見た感じではいわゆる裸の特異点でブラックホールではない)、放置すれば世界の終わり。それならばとフラッシュが最大速度で特異点に突入……したと思ったら終わった。次シリーズがあるにせよ、もうちょっと何か見せるだろう、と思ったらエンディングが始まり、何も提示されずに終了。

 TVの前で思わず「えー! えー! えー! えー!」となっちゃいましたよ(^^;。落ち着かねばとコーヒーをすすり、タバコを一服して考えました。「もしかして、初回放映時にはちゃんと特異点の始末はつけ、フラッシュは消息不明というオチだったものの、2期決定したんで編集して山場を2期1回目に持ち越しにしたんだろうか」などと邪推しましたが、たぶんそんなことはないんだろう。なんて終わり方しやがるんだよorz。

 と、とりあえず、まあ1期は終わったな、いずれ2期も放映してくれるだろう、ということで納得するしかない。さらに落ち着いて考えると、いわゆるタイムパラドックスなどの問題が残っていますね。

・バリーの母殺害に関しては、実行犯のイオバード消失によりなかったことになるのか?
・同じく、イオバード消失により加速器実験の事故も起こらず、メタヒューマンは発生せず、バリーもフラッシュにはならない歴史となるのか?
・さらに、エディの自殺はイオバードの無法ぶりを見てのことだから、イオバードが来ないのなら自殺はしないことになるんじゃないか。

 この辺り、きちんとロジカルに解消するかどうかは分かりませんが(ドラマの感じからしてノリで押し切っちゃいそうでもある)、どういうことになるのか、非常に見たい気がします。2期、ちゃんと放映してくれるんだろうか、とやきもきです。

 イオバードも今シリーズで見せた行動、言動がどうも謎めいたままな点も気がかりですね。単純に自分がしたいことをしていて、善意めいたものは全て利己主義に基づく嘘、と単純に考えていいものかどうか。賢い男でもありますんで、バリーの母親殺害も怒りに任せたものかどうか、ちょっと判断に迷います。シスコに平行世界を見られるメタヒューマンになっちゃってるよと告げた点も気がかりだしなあ(なぜに最終回でそういう仕込みをするんだ、というのもある)。

 後番組のアンダー・ザ・ドームですが、NOVAさんの解説を拝読し、ネットでも多少調べてみると、どうやら私の好みのものではなかったようです。外界と遮断した透明の壁はいったい何なのか、みたいな話はなくて、閉じ込められた人々が暗い情念でどうこうという話らしい。シリーズも尻切れトンボで終わってるみたいだし。一応1話目は、できれば3話目くらいまではチェックしようと思いますが、たぶん継続しては観ないだろうという感じです。たぶんここへ感想を書くこともなさそう。

 アローを後番組に採用して欲しかったですね。フラッシュとの補完になりますし。ここで話を伺ううちに、「アローとフラッシュはセットで観ればさらに面白さが分かる」というものらしいと分かってきましたんで、放送局はそこを考えて欲しかったなあと。

P.S.

 録画機の予約画面で今週末はジョジョが2話分放送予定なのを確認して、かなり喜んでいたりしてます。早く猫来い、猫草でいいから来い、という気がはやって仕方ないです。どうも視聴した猫好きがかなり喜んでるみたいですので、ジョジョかつ猫番組ということで楽しみ(^^)V。

Re: 10月の雑談スレッド(2016) - White NOVA

2016/10/28 (Fri) 01:03:47

どうもです。

フラッシュが終わったら、自分が火曜日に見る番組がなくなって、今のここでの話題作が、牙狼、ジョジョ、オルフェンズと週末に固まってしまいました。
すると、現状の土曜朝書き込みだと、牙狼以外が週遅れになってしまいます。前は火曜にマクロスデルタとフラッシュがあったので問題なかったわけですが(そもそも、土曜朝書き込みは、平日が忙しい夏期講習期に合わせた形)、11月からは月か火曜書き込みにする方がいいかな、と検討中。

さて、フラッシュと、それからオルフェンズのレス。

★オルフェンズ

VS海賊戦と、海賊を雇っていた黒幕を始末する裏模様で1イベント終結。

さて、今回、自分が注目したのはジュリエッタ。声優さんを見てみると、「M・A・O」さん(顔文字にあらず)なんですよ。
ええと、彼女は「市道真央」の名前で、海賊戦隊ゴーカイジャーのイエローを演ってました(先日ジュウオウジャーにも出演してましたし)。
つまり、元宇宙海賊だった娘が、オルフェンズでは海賊退治で暴れていたという奇縁が。

ミカヅキとある程度、張り合える女性パイロットキャラというのも、本作では初めてだと思うし、ラフタやアジーと対決する展開も期待できそうだし、何よりもカルタさんみたいな色物じゃなく普通に可愛いキャラというだけで、追跡する価値ありだな、と思ったり。

さて、このジュリエッタですが、彼女が忠誠を誓うのはイオクではなくて、ラスタルおじさんの方ですね。
一応、イオク様と呼んでいますが、それは自分より立場が上だし、ラスタル様にお守りを命じられているから、という理由だけ。

そして、イオクさん、ジュリエッタに邪険にされるだけでなく、ミカヅキにも「避けた方が当たる」と言われる始末。狙撃機に乗っているのに、射撃が下手だという設定なのか。練習では上手なのに、実戦では照準の誤差を修正できず、教科書通りの機体運用しかできないキャラなのか。

いずれにせよ、初戦で早くもキャラ立ちした感はあります。

他には、火星で見つかった新型機が楽しみですね。
もしかすると、この機体に新人のハッシュ君が乗ることになるのかな。

ハッシュ君、慕っていた兄貴分がオルガみたいに男を上げることができず、その雪辱を晴らす的な動機が以前、提示されていましたが、要するに「うまく行かなかったオルガ&ミカヅキ」みたいな対比ですね。
ミカヅキのアンチテーゼとして、どこまで頑張れるか期待したいところです。
もう、ミカヅキの方から他のキャラに執着することがあまりないため、ミカヅキに競争心を抱いて絡もうとするキャラが活躍するかどうかで、バトルドラマが盛り上がるかどうかが決まりますから。

あとは、2期に入ってどうも活躍が地味になっている昭弘の出番がもう少し増えないかなあ。

★フラッシュ

1期終了。
お互い、追跡感想お疲れさまでした。

最後は、分かっていたとは言え、「何てところで終わるんだ。早く2期を放送してくれ」って終わり方ですね。
まあ、今のタイミングだったら、「見ようと思えば、DVDレンタルで見ることができる」から、リアルタイムの本国ほどではないわけですが。
本国のファンは、昨年の5月の1期終了から、10月の2期開始まで、さぞかしやきもきされたんだろうなあ、と思いつつ。それを思えば、4ヶ月ぐらいは我慢できる。そして、半年ぐらい経って2期を放送する気配がなければ、あきらめてDVDで見ることになりそう。
もっとも、来年は映画の方でも別役者の『フラッシュ』が公開予定なので、その流れに乗るのなら、きっとテレビドラマ版も続きの放送があるはず、と考えつつ。

さて、第2期の1話ですが、「街で暴れるキャプテン・コールド&ヒートウェーブ」というシーンからスタートするようで、「え? ワームホールはどうなったんだ?」と思わせるみたいですね(未見ながらネットで拾い上げた断片映像からの推測)。
彼らを止めに駆けつけたバリー=フラッシュですが、2対1でピンチになったところを、ロニー=ファイヤーストームが救援に入り、悪役を撃退。2大ヒーローが互いの健闘を称えるところで、バリーの白昼夢終了。
スターラボで、自分の孤独な状況に打ちひしがれるバリーという場面に切り替わる、と。

そこからワームホール事件の顛末が回想的に語られるのですが、「フラッシュがワームホールに突入したのを追って、ファイヤーストームも援護に入る。結果、ファイヤーストームの核爆発によって、ワームホールは塞がれるものの、バリーはかろうじてシュタイン教授だけを救出し、ロニーの方は犠牲になってしまった」という展開。
ということで、エディの死に加え、ロニーまで失う形で、この事件は解決した。街のみんなはフラッシュを救世主とたたえるようになるものの、バリー自身は「街を救ったのは、自分じゃなくロニーだ。それなのにフラッシュが称えられることに虚しさを覚えている」という状況。
もう、自分に関わって、誰かが犠牲になるようなことはゴメンだ。仲間から距離を置いて、一人でメタヒューマン退治を細々と続けているのが、第2部の初期状況。

そこから、新たな敵の出現と、チームの再結成に至る流れが第1話。

以上を踏まえると、ワームホール事件はいいタイミングで終わらせた、となりますね。
結局、ロニーの自己犠牲で解決したわけだから、そこまで放送すると、エディの死が霞むわけだし、後味悪い終わり方になる。

さて、これで少しはフラストレーション解消になればいいなあ、と思いながら、今回の最終話で提示された仕込みについて。

まず、イオバードが語った「タイムマスター、リップ・ハンター」について。
これはスピンオフ作品「レジェンドOFトゥモロー」の登場人物になります。タイムマシンを操るリップ・ハンターが、未来で猛威を奮う不死身のヴァンダル・サベッジを倒すために、フラッシュの物語から「新ファイヤーストームと、キャプテン・コールド、ヒートウェーブ」、アローの物語から「レイ・パーマー(アトム)とサラ・ランス(ホワイトキャナリー)」そして新キャラの「ホークマンとホークガール」をスカウトして、チームレジェンズを結成。時空を股に駆ける冒険物語を行う話。
フラッシュの第2シーズンおよびアローの第4シーズンの前半は、この新たなスピンオフ作品につなげるための仕込みでいっぱいだったりします。

このヴァンダル・サベッジという敵が脅威で、一度はフラッシュとアローがホークマン&ホークガールと協力して戦うものの(8話のクロスオーバー回)、フラッシュ以外は全員殺されてしまい、さらにセントラルシティーの市民が大爆発に巻き込まれて全滅という一大悲劇になった挙句、フラッシュがまたも1日だけ時間を巻き戻し、再戦によってようやく撃退したほどの強敵。
それでも、不死身なので、まだ生きてるサベッジを本当に倒す方法を求めて、タイムトラベルするのがチームレジェンズなわけで。

なお、このレジェンドの物語、現在は第2シーズンが始まってますが(今日が3話かな)、サベッジを倒したあと、何の目的で新たな時間旅行を始めたのか、自分はまだ分かっていなかったり。
「ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ(JSA)」というヒーローチームと遭遇、対立の後、和解して、ナチスドイツと戦っているらしいのですが、その過程で、リバースフラッシュ(イオバード・ソーン)が出てきて、JSAのメンバーの一人を殺害したり、アロー第4シーズンのラスボスの魔法使いダミアン・ダークと過去で戦ったり、歴代シリーズのボスキャラがゲスト出演する豪華な作品になっている模様。

次に、時空の割れ目のどこかから転がり込んできた「謎の羽根つき兜」。
これが「原作コミックの初代フラッシュの物」だったりします。バリー・アレンは2代目で、初代フラッシュのジェイギャリックの活躍をコミックで読んで、自分もフラッシュを名乗るようになった、という設定もあったり。
そして、ドラマ版でも第2シーズンで、ジェイ・ギャリックが別世界の地球アース2から来訪するところで、第1話終了。ジェイは「アース2を支配する最強のスピードスターのズームが、この世界(アース1)への侵攻を企てている」ことを警告するために現れたのですが、やがて、アース2からは、イオバード・ソーンではない本物のハリソン・ウェルズ(前のウェルズと区別するため、ハリーと呼称)も現れ、ジェイとハリーも交えて、ズームに対抗するための物語を展開するのが、第2シーズンの大筋と。

なお、現在放送中の第3シーズンは、ハリーの娘のジェシーが女フラッシュになってバリーと共闘したり、ウェスト刑事の息子のウォリーがフラッシュの能力を得たりジェシーとキスする仲に発展したり、第1シーズンから見ると、いろいろとカオスな状況になってる模様。

でも、一番ショッキングなのは、やはりケイトリンがキラーフロストの能力を発現させて、しかも自分ではまだ制御できずにいる点。
現在の最終放送(4話)のエンディングでは、「シャワーを使っているケイトリン。しかし、彼女の周囲が低温化し、シャワーの湯が凍りつく。愕然とするケイトリン」で続いたそうな。

ともあれ、クリスマス期の放送(例年8話)では、4作品交えた過去最高のクロスオーバーが放送されるようで、こちらでは断片的ながらチェックしたいなあ、と思っています。

PS.次は月曜日か火曜の夜(11月頭)に、牙狼とオルフェンズとジョジョの感想を書く予定。余裕があれば、アロー第3シーズンのフラッシュ関連ネタでも書いて、一応のフラッシュ第1シーズンの総括にしようかな、と。
アンダー・ザ・ドームは、予告編の映像だけは面白そうなんだよなあ。1話ぐらいはチェックしてみるか。

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