創作と鑑賞の談話室

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花粉症Gスレ6〜8月期[part2] - たさくらたすな

2018/06/01 (Fri) 18:05:08

 たさです。NOVAさん、K.Kさんどうもです。
 
花粉症ガール企画スレ2スレ目になります。今月も無理せずよろしくおねがいします
 
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粉 杉 翔 花 ちゃん の スーパー空想タイム
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Re: 花粉症Gスレ6月期[part2] - White NOVA

2018/06/03 (Sun) 16:01:02

とりあえず、木曜から対ゲンブ戦を延々と書いて、一挙2本立てになるかな、と思ったら、一挙3本立てになったという快挙というか、疲れたというか、まあ、頭の中にイメージが浮かんでいるときは一気に行った方がいいのですが、ブログ記事だと、どこまで書いて中断するかの判断に迷いますね。

日常編だと、適当に話のネタが尽きたら、そこで適当にまとめるだけですが、
ストーリー編だと、物語の区切りとして、キリのいいところとかバトル連続だと、ピンチのまま続く、とか、いろいろ切り方を考えていかないと行けないです。

なお、参考までに、今回のプロットがこんな感じというのを軽く披露すると、

「1.鎧ショーカ、ゲンブと戦う。善戦するも敗北」
「2.NOVAの干渉により、翔花復活。魔法使いショーカのフォームで逆転勝利」

と大まかな流れは単純で、ここに対戦相手のガメラならではのギミック、敵味方双方の心理状態などをイメージして(ここはキャラ像が見えていると割とアドリブで書く)、そこに武器や持ち技などを組み合わせたバトルの細部なんかをプロット立てしてから、部品構築したパーツ要素を流れに合わせて組み合わせる形です。

翔花の場合、基本はコミカルで天然な優しいキャラなので、慣れないバトルに戸惑いつつも一生懸命に頑張っている様子が伝わればいいかな、と。
それに対するゲンブさんが、経験豊富な武人キャラなので、基本は受けに回りつつ、素人娘を心配しながら早めにバトルを終わらせようという形で考え、
こういう組み合わせだと、普通バトルになりませんが、そこでバトルサポートナビのはずのケイPがいきなりサイヤ人化して、しかも相手が亀だし、うまくつながったな、と。なお、本編には書きませんでしたが、「ドゴラのハロ」ってことで「ドラゴンボール」とゴロ繋がりもありますが、書いてもバトルのテンポを下げるのでボツ案と。代わりに、暴走大ザルモードのキングコングつながりで、ああ、サイヤ人の時には暴走してるんだなという印象(まあ、実際は作者の方が暴走しているのですが)。

とにかく、ケイPの壊れたコンピューターみたいな挑発と誘導で、バトル成立。あ、何だか、ケイPが諸悪の根源みたいな形ですな。ひどいや、ケイP。
まあ、戦わせたいという作者の思惑が、ケイPを通じて発動したというか、ケイPは作者と翔花のために動くネコ耳ドゴラの未熟なハロ騎士という基本属性以外は(これだけでも結構濃い設定だな)以外は、ストーリーの都合に合わせて自由に動かせるキャラということで、物語の誘導役として結構便利。

で、悪魔のようなケイPを壊してしまえば、翔花の鎧という生命維持装置も壊れてしまうので、彼女の焼失につながる、と。

これ、初期プロットではもっと壮絶で、ゲンブに勝てないと悟った翔花がウルトラマンタロウの影響で「翔花ダイナマイトで自爆」という展開だったのですが、どうも掲示板で自爆テロみたいな現象が発生したので、「自爆を描くのがイヤになった」。書く方もイヤなのに、読む方はもっと嫌だろう、と思ったり。

まあ、多少は影響受けていますが、おおむねは初期プロットの通りに、掲示板上のトラブルとは関係なく、書けましたね。

正直、創作モードに入ってる時は、感受性が非常に研ぎ澄まされる心理状態(ナイーブ)なので、掲示板とかでトラブルは起こってほしくないんですね。すぐに過剰反応する状態になりますから。
よって、ここでうまく気分転換させてもらえたことは非常に助かりました。

ケイPは割と、良かれと思って行動や提案をするのに、何だか状況をかき乱してしまう未成熟な自分自身を意図していて、現状分析はできるけど先の見えない「いらんことしいの参謀」なんですけど、迷惑な人は現状分析もろくにできていないという点で、自分のイメージする物語上のトラブルメーカーよりも、さらに下位ランクに分類されるという稀有な人材です。

2つ目の翔花復活編と、3つ目の空我決着編は、それぞれ話すネタがあるのですが、今回はこれにて。

次に、たささんへのレスに移ります。

Re: 花粉症Gスレ6月期[part2] - White NOVA

2018/06/03 (Sun) 17:07:08

前スレのたささんのレス

★ゲンブ

渋い親父キャラ、忠義に篤い武人キャラで、女子供には優しいという、ダイ大におけるクロコダインみたいなキャラに出来上がりました。

当初は自分と同じ年齢かもう少し若いイメージを持っていましたが、NOVAと喋らせると、「20年前にハードボイルド親父で、NOVAの人生に影響を与えた」というもっと年上キャラになりました。

ガメラは1966年生まれで、それに合わせるなら現在52歳。まあ、第1作時点で成獣だったことを考えると、当時で暴れ回る不良少年ティーンエイジャーって考えると、14歳ぐらい足して60代以上。
そんなわけで、最終的には自分のことを「老骨」とか「時代遅れ」だと考える亀おじさんが、花粉症ガールとの戦いを通じて、気分がリフレッシュしてアンチエイジングに成功した話としてまとめてみます。

よって年齢イメージは60代が20年ほどリフレッシュして、ラルさんより少々上程度かな。

ともあれ、九州修行編はゲンブ戦が長引いたので、来週はバトル創作はお休み。ちょっと身辺整理を優先します。今後の展望とか考えている途中だったし、看板立て替えもしないと(笑)。

次からは「コンパーニュ編」にしようかな、と思いつつ。

★セイリュウ

ネタにレス。

> エリマキ、ツノ、ヒゲ

これは、順にジラース、アーストロン、ゴメスで良かったかな。

今、とっさに思いついたことですけど、セイリュウさんも案外、屋久島で修行しているとかかもしれません。

行方不明のセイリュウさん、という設定で名前だけ出してみましたが、ゴジラはガメラ以上にキャラが多彩ですからね。

どのゴジラを元にするかで全然キャラが変わってきます。着ぐるみの中に入るなら、ゲンブおじさんよりセイリュウの方がいいかもしれませんし。
案外、偽セイリュウが暴れていて、本物のセイリュウの評判を落としている可能性もありますし、
X星人やキラアク星人みたいな宇宙人に操られている可能性もありますし、
オルガみたいな宇宙生物に憑依されている可能性とか、可能性だけならいろいろあるかなあ、と。

セイリュウと名乗るチンピラと戦っていたら、実はアミバだというネタとか。
セイリュウがアメリカに出たと思って駆けつけたら、マグロ食う奴とか。
他にも「行方不明のセイリュウさんが果たして何をしているか」というネタだけで、いっぱい遊べそうだと思ったり。

まあ、黒い新幹線に乗って暴れているセイリュウさんもいるんですけどね。

Re: 花粉症Gスレ6月期[part2] - たさくらたすな

2018/06/03 (Sun) 22:08:38

 ある程度の展開が進んで読んでいくとNOVAさんの方向性というか、あぁ今回はプレ・ラーの時と違ってこういうノリなのかというのが見えてきたのもあって、すり合わせの感覚もつかめてきたのような気がしてきたかな。逆に小さく纏まらないように気をつけないとかもしれませんけど^^;

 さてゲンブがジェネラル・バックラーならセイリュウやビャッコはなんて名前になるんだろうかみたいな感じで、自分も考えてみたのが
 
セイリュウ=セイクリッド・アブソリューター(Sacred Absoluter)神聖なる絶対者?ゴジラ感あるといえばあるかな?でもヒノキちゃんを差し置いて、なんとも大層な名前。

ビャッコ=バリアント・コーダー(Variant CoderもしくはChorder)毒を身体的に相違させるものと当てはめて、それを実装するものあるいは響かせるもの的な感じかな?

> NOVAさんへのレス。

 なるほどもしかすると最終戦争にむけて南極に冷凍封印されてる可能性も無きにしにあらずですね、ちょうど今やってる河森作品のパンドーラの根幹設定の多重次元のいろんな可能性の自分の力を集約して戦うみたいな感じなのかも。

Re: 花粉症Gスレ6月期[part2] - White NOVA

2018/06/06 (Wed) 09:46:00

たささん、どうも。

あと、K.Kさんも、何かご意見があれば、遠慮されずに書き込みいただけると嬉しい旨、明言しておいて。
もちろん、別スレの感想返信などでお忙しい場合は、そちらを優先するなどの状況配慮も受け止めつつ。

では、基本たささんへの返信メインとして。

>NOVAの方向性

まあ、割と行き当たりばったりな感じですが、ここまでの来し方を簡単に振り返ると、

「仕事で忙しい時期の花粉症で苦しんだ」→「こんなことで負けてたまるか、とNOVAの妄想回路がフル稼動した」→「奇跡が起こって、花粉症ガールの粉杉翔花が生まれた」→「生まれたキャラと脳内対話しているうちに、まあ愛着とか生じて、自分の中に父性愛が芽生えた」→「せっかく生まれた娘をもっと成長させたいと思い、ブログ記事のアシスタントさせたり、試しにバトルさせてみたり、自分にできる範囲の遊びを体験させた」→「娘は健気にNOVAの遊びについて来た」→「娘とやり取りしているうちに、NOVAというキャラにも、これまでと異なる指向性が生まれ、また自己客観視の起因にもなった」→「そうこうしているうちに、たささんがイラストを描いてきてくれた」→「思わぬ配剤に感動したNOVAは、そのイラストをどういう形で活用できるかを考えて、バトル創作編として独立した物語を会話リプレイ形式で書くことにした」→「今に至る」

まあ、ここまでの流れを「ブログ内人格のNOVA(NOVAちゃん)」ではなく、「書き手のリアルNOVA(掲示板での普段のNOVAさん)」の視点でまとめると以上です。

で、ここまでの物語での方向性について、宣伝文句的に考えるなら、

「空想パワーを駆使する植物の精霊少女、花粉症ガールの粉杉翔花が、時空魔術師にして契約創造者のNOVAちゃんを父親として仰ぎながら、多くのバトルを経て成長する明朗痛快活劇ドラマ」
「愛あり、涙あり、成長ありの精霊少女の奮闘記。人と精霊の絆をパワーに、数々のヒーロー愛、怪獣愛を学びながら、持ち前の優しい言葉で、悪霊や相手の歪んだ邪念を癒し、浄化していく。時には迷走、奢り、敗北を重ねながらも、花粉症ガールとしての誇りを胸に、今週も翔花は叫び、戦い、涙を流す。喜怒哀楽の感情に振り回されながらも、時にはそれをバネに立ち上がる。彼女の次の対戦相手や成長の起因は何か。癒すべき心の正体は?」

って、今から企画書を立てるなら、こんな感じになりましょうか。
番組タイトルにするなら「精霊少女ショーカ」ってシンプルになるか、「俺の娘が精霊少女で、花粉症パワーで涙目浄化してくるんだが」って感じに最近のラノベちっくになって、略称『俺カフ』と呼ばれるか。

>プレ・ラーの時と違って

まあ、プレ・ラーは、本編のラーリオスにつなげる都合上、どうしても小さくまとめる収束点を目指したものの、原案者の執筆終了宣言で、方向性を見失い、収束点がどこか分からなくなって「NOVAの話を広げたい願望」と「だけどゴールはあくまで中途半端な本編」という矛盾で、まあ、迷走しましたからね。

一応、翔花の物語は、収束先は決めていないものの、あまり後味の悪い展開にはならないよう考えています。明るい希望の未来を目指して、鬱屈した想いを昇華していく流れ。この辺は、この10年の間に見たプリキュアの方向性にも影響受けていますね。
ラーリオスを書き始めた段階では、まだプリキュア見てませんでしたから。

ある意味、プレ・ラーのアンチテーゼ的な要素も仕込んでいます。
例えば、最初の「対ケイソン戦」。
「空に舞い上がった翔花が槍を持って、炎で苦しんでいるケイソンにとどめを刺そうとしている場面」は、「太陽の失墜で、ソラークが暴走ラーリオスにとどめを刺すシーン」と全く同じです。
失墜の方では、死んでいった仲間の星輝士の魂がソラークを支援後押しして、「本当は少年カートだった暴走ラーリオス」にとどめを刺す流れでしたが、
ケイソンの場合は、翔花を導くNOVAの魂に反対して、可哀想なケイソンに少女らしい優しさを示すことで「本当はNOVAの過去の少年だった暴走ケイソン」を浄化解放するハッピーな流れ。

プレ・ラーでは、苦く終わった部分も、翔花伝で換骨奪胎し、セルフオマージュ的に改変した形です。

そして、実は今回のゲンブ戦も、プロット段階で未完成に終わったレクイエムの今後の展開をなぞらえる展開になっています。
一応、レクイエムのその部分の描かれなかった流れを明示すると、

「力に溺れて自制できなくなったカートの暴走と、その結果による破滅(ソラークの槍に貫かれた後、劫火に包まれてカート死亡)」
「カートが誤って殺したロイドとバトーツァの魂が、カートの思念の前に現れ、カートの持つ可能性や優しさはまだ潰えていないことを諭す。太陽の星輝石に残った最後のパワーで、カートの魂はロイドと混ざり合い、理想的なヒーロー像を紡ぎ出す。バトーツァの術で、月陣営の本拠地に飛ばされるカート&ロイドの魂。バトーツァはカートたちを送り出したことで全ての力を使い果たし、後は若者たちに任せましたよ、と笑顔を見せて消失」
「月陣営では、カート同様、暴走したスーザン、シンクロシアがカート同様に多くの星輝士を虐殺し、残った一人サマンサをも殺害しようとしていた。そこにカート&ロイドの魂が招来し、意識を失ったサマンサの肉体を借りて、真のヒーローであるラーリオスに化身。暴走シンクロシアとの死闘の末、ついにカートは自分の想いをスーザンに伝え、彼女の人間性を取り戻すことに成功する。暴走シンクロシアは浄化され、スーザンは元の人間に戻ることに成功する。カートはスーザンを助けると自分の願いが叶ったことに満足しつつ、そのまま消失しようとするが、スーザンはカートに『私を一人にしないで』と泣きながら訴える。困惑するカート、残された太陽の星輝石の力では自分の魂は維持できないので、どうしようかと悩んだけど結論。自分の親友のロイドの魂を、近くにいた小動物の身に宿させ、スーザンを癒すためのペットとして転生させることを思いつき実現させる」
「ロイドの化身したネズミは、スーザンを伴い、ゾディアックの目から逃れて、傷心の彼女の心を癒すために、好きなヒーローについていろいろ話す形に」
「カートの魂は、太陽の星輝石に融合し、それを受け継いだ本編主人公・雄輝に、幻聴・幻覚の形で思念メッセージを伝える役どころで登場できたらいいな」
「スーザンとロイドも、本編で登場できたらいいな」

以上が、まあ、未発表だった太陽の失墜ルートの展開案でした。
他にも、暴走に至る前の星霊皇との対面・精神的対決の際の選択肢により、合計3つに分岐するマルチエンディングを考えてはいたのですが「カートが神になるルート」とか「カートが普通の人間として平凡に生きるルート」となるイメージだけはあったのですが、いずれも到達できなかった未来ということですな。
正直、本編という収束点を失ってしまえば、全部自分で処理しないといけないというプレッシャーの反動で、イメージだけが広がり、形として処理できないほどに追い込まれた感でした。

見えているんだけど、うまく吐き出すこともできず、吐き出してもどうも不毛な感じで、充実した手応えを感じない(元々、他人の話の残務処理なんだから、鬱屈した思いが充実するはずもない)。
だから、多少の未練は残しつつも、サポートしてくれたK.Kさんには悪いと思いつつも、自分の精神的安定のために終了宣言を出した次第。

で、その書き切れなかった残尿感めいたものを、今回、割と違う形でスッキリ出せたんじゃないかな。

「翔花の焼失は、暴走ラーリオスの末路」をイメージして、「翔花復活とNOVAとの対話は、カートとロイドの魂の融合」をイメージして、「翔花のクウガ超変身は、真ラーリオスで似たような多彩なヒーローオマージュバトルを展開しようとしていた」わけですな。ロイドのヒーロー魂と、カートの太陽パワー、そしてサマンサの持つ音楽パワーがあれば、三位一体、そんな展開も描けると思ったんだけど、そこにたどり着くまでモチベーションを保てなかったよ。

でも、まあ翔花が、カートの代わりに明日への可能性を見せてくれたわけで。見事に昇華結実した気分であります。

あ、それと未完に終わった本編ですが、原案者の書きたかったもの、というか創作のモチベーションが、「自分の欲し得られなかった理想的な高校生活」だそうで、まあ、手を変え品を変え、「学園もの」ばかりあれこれ書くわけですな。元々、引き出しの少ない人で、さすがにそんな芸のない同工異曲さえ読まされれば、すぐに飽きる。
結局は未来を描けない後ろ向きな想いだけで、綴ったもので、読んでいて暗くなるわけですわ。
そして、ラーリオスのその後ですが、あの人の中では、「ゾディアックの襲撃で学園が崩壊したら、もうモチベーションは潰えた」らしい。こっちは、そこからの逆転劇に期待したのに、それ以上は書くモチベーションがないのでは仕方ない。

ビルド的にいうなら、「幸せな東都生活」を描きたかったのに、北都が攻めてきて街を壊滅させちゃったら、自分で話を続けるのが辛くなって、ビルド完になってしまったような。
面白くなるのは、それからだろうが、と言うわけで。

よって、ラーリオス本編は、学園崩壊という悲劇で完。
プレ・ラーリオスは、本編にバトンタッチするはずが果たせず、軌道を見失い迷走の挙句、予定されていた悲劇前夜で、その部分を匂わせた段階で未完成。
悲劇からの再生、希望への可能性は、今回の「翔花伝のゲンブ戦」で提示できた、とNOVAの中では位置付けられたってことで。

ふう、ラーリオスから10年、ようやく自分の中のしこりは取り除けたよ。
お付き合いいただいた方には、ありがとうと申し上げつつ、今後も自分らしく、過去の楔から解放された形で、明るく楽しい作品を続けていけたらいいなあ、と思っております。

Re: 花粉症Gスレ6月期[part2] - White NOVA

2018/06/06 (Wed) 10:53:49

プレ・ラーと翔花伝の作者脳内のつながりは以上で、

ただ、設定的には全然違う話なので、ここにラーリオスの原案者を絡ませるつもりは一切ないことを、ここでも明言します。

さて、たささんとのすり合わせですが、まあ、その辺は気楽に考えていただければ、と思います。
互いに書きたいものとか、クリエイターとして見えているものを言葉なり、イラストなりで提示して、適度に雑談していければ、その楽しさの中から、物語の神さま(ミューズとか、ルナルのシャストア様とか、まあいろいろ)も降りてきて、いいインスピレーションも浮かび上がるでしょうし。
科学的に言うなら、楽しいこと考えると脳内活性化して、アイデアとか浮かびやすくなる状態。これこそ、開放感による理想的なブレインストーミングじゃないかな、と。
酒飲んでも、そんな状態は再現できそうですけど、今度はバラバラなアイデアがまとまらない支離滅裂な断片ばかりが浮かび上がって、それでも素面になった頭でパズルみたいに繋ぎ合わせれば何とかなるのかもしれませんが、アイデア出す脳と、アイデアを形ある物にまとめる脳は、別の状態が望ましいですな。

さて、ビャッコちゃんですが、自分が出したByplay Acolyteと、今回たささんが提示されたVariant Chorder。
せっかくのアイデアなので、両方無駄にせずに使える方法はないものかなあ、と考えてみたら、次の案が出ました。

それは、現在のビャッコちゃんは2代目で、先代のビャッコがいたということで、たささんの考えたのは先代の称号ということでいかがでしょうか。

ええと、元ネタ怪獣のキングシーサーは、10年ほど前のゴジラ・ファイナルウォーズで、ゴジラとやり合って倒されています。
つまり、その際に先代は命を落とし、残された女の子が今、10歳くらいで2代目踏襲のための訓練中。自分はまだまだ父親には遠く及ばないのだから、先代のコードネームはまだ引き継げないので、NOVA案の「ByAco」を名乗っている。いつか「VaCho」を襲名できるだけの強さを目指して、今も精進中のビャッコちゃんってことで、設定付与してみます。

すると、性格的には真面目で暗いですね。父親を失っていますから。
父親べったりの翔花とは、そりゃ対立しそうだわ。おまけにケイPとのネコ耳にもライバル意識を持つし、ちょっとクールなトゲトゲしい感じの子。父親を目指しているので、普段は男装で一人称は「ボク」。
任務には忠実で、暗殺密偵活動が本分。男装クールなくノ一キャラなら、モデルはいろいろいそうですね。

で、あだ名が「シロ」だと、シロニンジャー好きとか、白影さんを伝説の忍者と仰ぐ、とか、いろいろ話が広げられそう。
同じ白キャラのNOVAと対面したらどうなるかは未知数ですが、「白新星の娘である翔花」とは絶対にぶつかるぞ、これ。こういう関係性は、少女ものとしても面白そう。

天然系の素人少女と、影持つ修行一筋なプロフェッショナルな子という対比は、二人を遭遇させるだけでドラマを生み出しそうで、ワクワクしてきます、
シロちゃんは、完全ツン少女で、だけど翔花と張り合っているうちに癒されてデレてくるまでがドラマの主軸。近年の魔法少女ものだと、これだけで数話、ひいては1クール分くらい行けるんじゃないかな、と思いつつ。

それと、セイリュウさんについても考えてみたんですが、善悪二つの心に分かれた光のセイリュウと、闇のセイリュウってのはどうでしょうかね。

光のセイリュウは「竜じいさん、竜Gさん」的な仙人みたいなキャラで、屋久島のモスラの遺跡か何かを守護しているとか、モスラの眠りを守ってやってる人。
というのも闇堕ちした半身が、モスラの力を手に入れて、バトルモスラとして覚醒させようと狙ってくる。

光セイリュウと、闇セイリュウは互いの衝突すると反作用により対消滅してしまうので、光セイリュウが守っている限り、闇セイリュウはモスラに手を出せない。
だから、闇セイリュウは、光セイリュウを誘い出そうと、各地で暴れており、そのことでセイリュウの悪名が広がる形。

よって、翔花の屋久島修行編のクライマックスに、Wセイリュウの対決劇を絡ませると、盛り上がりそう。
あ、光セイリュウは技を使うと背中が青く光るけど、闇セイリュウは黄色く光るというネタ付き。元ネタがメカゴジラの化けた偽ゴジラってことで。

こうなると、屋久島編を夏休み前に終わらせることは物理的に不可能なので、そちらの話は夏休み明けに移して、夏前はコンパーニュの塔で、シロちゃんとじゃれ合ってもらうくらいでいいかな。

ゲンさんでこれだけ盛り上げたから、シロちゃんもそれぐらいじっくり時間をかけて、ハートフルな交流劇に展開したいなあ、と考えつつ。

とりあえず、思いつきを形にしただけの初期設定案ですが、他に追加要素とかアイデアがあれば、よろしくお願いします。

アストロモンスみたいな、急に湧いて出たものを除けば、ここでの設定語りを主軸に考えていきたいと思います。

ラーリオスの時は、やはり原案者に他人の意見を受け止める器が足りなかったことと、知識や発想力のなさをさらさないよう、自分の書きたいものが何なのか示さずに(本人にも見えていなかったのかもしれないけど)、結局、事前の打ち合わせ不足のまま、作品製作に当たって、結局、企画参加者の意見がスルーされたのが問題だったわけですな。
ぼくが口を挟んだとはいえ、どうして出来もしない共同企画という提唱をしたのか、それが謎だったんですが、あの人はあの人なりに自分を変えたかったんだと思います。ただ、成長の起因をじっくり積み重ねることはせずに、宝くじを当てて一気に幸せになろうとか、「創作コンテストで入賞したら、人生一気に花開くなんて夢を追っていた」んでしょうね。受験勉強と同じで、たまたま運良く合格しても、土台が出来上がっていなければ、すぐに高校中退みたいな結果になるのは、ぼくの目からは必然なんだけど。

まあ、最後はこんな話でごめんなさい、ですが、まあ、ぼくの中では、ラーリオスはしっかり昇華できましたんで、後は時々、自分の作品に絞ってオマージュ考えたりするぐらいですかね。

PS.翔花の原案は、もしかするとプレ・ラーのサビヒロインからメインに昇格した、森の星輝士カレンの転生した姿かもしれない、とふと考えつつ。
まあ、陰あるお姉さんと、無邪気な天然花粉症ガールは全然別キャラだけど。ブログ乗っ取りをしでかした2号の方が、カレン要素を踏襲したのかもしれないなあ。

Re: 花粉症Gスレ6〜7月期[part2] - White NOVA

2018/07/06 (Fri) 23:43:54

一月前にこちらで、「ラーリオスの過去の楔から解放された」と書いた直後に、花粉症ガールの物語に暴走ラーリオスを登場させてしまい、

この度、ようやく、そのエピソードを終わらせることができました。
7月1日、2日、5日の分がラーリオス編となっています。これで自分としては、星輝企画に関しては、思い残すところは何もないかな、と。

http://d.hatena.ne.jp/whitenova/20180701/1530418567
http://d.hatena.ne.jp/whitenova/20180702/1530552807
http://d.hatena.ne.jp/whitenova/20180705/1530751725

一応、花粉症ガールの物語の番外編で、プレ・ラーリオス(カート・オリバー)の物語の完全決着という形。

話の内容は、花粉症ガールの世界に迷い込んだ暴走ラーリオスが人の姿と心を取り戻し、夢の中のコミュニケーションの末に、星輝石の呪縛から解放され、人としての新たな未来を構築するという流れ。

自分の中では、このアナザーエンディングこそが、カート・オリバーの正史という位置付けです。
それ以外は、星輝石とラーリオスの宿命によって、いろいろと歪められた呪縛の物語、偽りの幻想譚という位置付けに認定したりも。

まあ、それぞれのエンディングの概要も、一応は補完して紹介しているわけで、こちらの先月の記事と合わせて、NOVAがプレ・ラーリオスで描きたかった物語を確認いただければな、と思っています。

では、改めて、10年来の星輝企画での長いお付き合いをありがとうございました。
これで一区切りですが、今後ともこちらでの創作鑑賞を楽しんで参りたいと思っていますので、引き続きよろしくです。

まあ、これから夏場で仕事が忙しい時期になりつつあるので、書き込み頻度は週末のみになるかもしれませんが、うまくタイミングを見計らっていきたいと思います。では。

Re: 花粉症Gスレ6〜7月期[part2] - K.K

2018/07/09 (Mon) 19:17:38

 こちらも気にしてるんですが、なかなか感想等が書けず。

 今回の花粉症ガールは、かなり独立して読めるもののようで、なんとか目を通すことはできました。「なんとか」なんて書くと、そんなに読みにくいんかいと誤解されそうですが、そうではないです(作者のNOVAさんですら、読み直して思い出すみたいなことがあり、読者の自分はなおさらなんですが、手間は単に手間であるにすぎない)。

 なにせ、プレ・ラー2編からのマルチエンディング含む完全決着になってますんで、こちらも励起される記憶が膨大になります。記憶が戻るだけでなく、「あれはそういうことだったのか」とか、「ということはあそこは勘違いしてたな、実際はそうなのか」とか、いろいろ考えも浮かんできます。当時の読み方について反省する点も多々出てきます。

 そんな風ですんで、「なんとか目を通す」なんです。まだ、何が分かったかが整理できません。かなり時間がかかりそうです。たぶん、忘れた頃に感想を言い出すかもしれませんし、ついに感想を漏らさないかもしれません。自分でも先の成り行きがどうも読めず、曖昧なことで申し訳ありません。

 それ以前の、花粉症ガールズですが(本編、と呼んでいいのかしらん)、今回のと共通の読者の悩みとしては、パロディ、オマージュの多さですね。たぶん、自分では気が付いてないのがありそうです。今回のだと、カートの名前が呼び間違われるネタで、すっと読み流そうとして、「いや待て、この名前は他作品にあるのかも」と思って調べたら、パワーレンジャーからだったり。

 そういう点はおいおい調べて、でいいと思うんですが(ただ、流れとかイメージに影響するオマージュを見落としてないかという危惧はある)、ブログから花粉症ガールズを読み通すのに、ちょっと手間取っております。

 前からブログ読者だったらよかったんですが、なにせにわかでorz。うまく記事を選択して読むことができないのです。ブログ記事と花粉症ガールズの境界がよく見えず、どれを選択して読めばいいのか、あるいは花粉症ガールズ初出のところから全部読むのか、はたまたもっと前から読み始めるべきなのか、といったところですね。

 そういうことがあるせいか、花粉症ガールズをストーリーものとして読むべきか、ネタ絡みを楽しむのが主なのか等もどうも判断が付きかねてまして(←自分的には割と大事で、「何を読もうとしているのか」がはっきりしないと、理解やモチベーションに影響してしまう)。

 さすがに、これらの点はギブアップしそうになっておりまして、ブログ主であり花粉症ガールズ作者であるNOVAさんに、読書のガイドをお願いできないかと考えている次第です。もしご助言などを頂けますと、幸いに存じます。

(直後に追記)

 読み直して、なんでこれを書き忘れたんだろう、と愕然とし、慌てて加筆です。

 プレ・ラーシリーズを拝読していた時期にはフラッシュ等はなかったんですが、アメコミ及びドラマや、仮面ライダーシリーズはあったわけですね。しかし、当時の自分は「昔はスターウォーズなどで喜んでたものの、アニメしか観ていない」ような時期でした。

 その後、だいぶ経ってからですが、フラッシュ~アローシリーズ、関連のアメコミドラマ、スパイダーマンなどのアメコミ映画、平成の仮面ライダーいくつかを本気で観るようになりました。ホビット、ロードオブザリングという本格ファンタジー大作映画からも著しい影響を受けました(小説版は停滞中orz)。

 今になってプレ・ラーシリーズを思い返すと、当時の自分ではよく分からない、どうも受け入れられない点が、おそらく今の自分だと大丈夫、歓迎になりそう、と気が付きました。

 どういう鑑賞経験があれば、どういう作風。描写、設定がすんなり受け入れられるか、という問題と言い換えてもいいような気がします。おそらくですし個人的にはですが、面白がれる、喜べる幅はいろいろな作品を鑑賞するごとに(一定期間後に)増えていくんじゃないかと思います。

 プレ・ラー進行中の時期だと、せめてロードオブザリング系を観ていれば、ということになるでしょうか。アメコミ映画はいくつか良作があるものの、クロスオーバーで活性化していくのは少し後からだったような気がします。

Re: 花粉症Gスレ6〜7月期[part2] - White NOVA

2018/07/09 (Mon) 23:48:41

花粉症ガール読解ガイドみたいな物を求められたので、一応の参考までに。

まず、純粋にストーリー部分だけを追うなら、[バトル創作]タグを追って行けば、必要最低限の流れはつかめます。よって、物語だけなら、それで問題ないと考えます。

この場合、「翔花1号」というキャラが、
殺人鬼ケイソンとバトルして、
ドゴラちゃん(後のケイP)をアシモンGETして、
修行編で九州へ旅立って、
ゲンブおじさんとバトルして、
その後、何とか阿蘇のふもとのコンパーニュの塔でヒノキちゃんと出会って、
幻魔拳で夢空間に送られて、ラーリオスの物語に決着がつくのを見届けるまでが確認できます。

まあ、以上がメインストーリーのあらすじにもなってますね。

もっとも、これだと翔花の誕生編が見られませんが。
ブログ記事で上段の「記事一覧」を押していただいて、記事タイトルを見て、興味ある記事をチェックいただくのも構いませんし、
2号も含めた翔花メインのストーリーを追いかけるなら、バトル創作以外ですと、記事一覧から左端に[花粉症]タグの付いた記事を確認いただくといいですね。

バトル創作でないのに、右端に[花粉症]と付いている記事は、翔花が一応登場して、NOVAの雑談相手になっているものの、別に彼女にスポットが当たっているわけではない記事。まあ、仮に翔花というキャラのファンで、翔花が喋っていたら何でもいい、という人向き。

ともあれ、花粉症ガールは、基本、NOVAの創作鑑賞&回想ネタ物語ですので、ブログとの商品画像とかYouTube映像紹介機能をフル活用しながら、パロディの元ネタ提示をしながら言葉遊びをしていく流れですね。
ですから、プレ・ラーリオスの時より元ネタをストレートに見せていますし、逆に何がネタかははっきりしていると考えます。

プレ・ラーリオスの時は、隠しネタ部分を作者の解説記事で説明したりもしていましたが、作中にNOVA自身が登場することで解説したり、まあ、そのおかげで、ストーリーがあまり進まなかったりもするのですが(苦笑)、どちらかと言えば、ネタ薀蓄とかそっちがメインなのかも。

追記部分へのレスですが、ここでは当初、創作企画のサポート掲示板という位置付けでしたが、その後、「創作と鑑賞の談話室」とタイトル変更し、「ラーリオス以外の物語鑑賞とか感想」を軸に話題が展開しましたよね。
個人的には、自分の書いたものを中心に話題が展開するのも緊張するだけだし、話題が広がる方が楽しかったので、あくまで、自分の書くものはパロディとかオマージュである方が望ましくて、本題は「自分が楽しんでいる、あるいは昔、楽しんでいた作品群」がいいかなあ、と考えています。

花粉症ガールについても、「花粉症ガールの物語がメイン」ではなく、「花粉症ガールの物語を通じて、その背景にあるネタ元にスポットを当ててみる」ことが、記事書きの目的だと考えています。

まあ、それはそれとして、花粉症ガール自体や、その周辺キャラの設定が膨らむことは楽しいんですけどね。
何というか、こっちで話を考えてみたら、それに組み合わさるように追跡中の放送作品が似たような展開を見せたりして、意図しないリンクが感じられたりすることとか。
TV番組を見て感じ入ったことを、リアルタイムで花粉症ガールの物語に投入してみることとか。

NOVAが、げんとくん好きで翔花が妙に嫉妬するとか、翔花が内海さんに愛着を感じてるとかは、まあ、リアルタイムでないとできないお遊びだと思いますね。

一応、自分で書いていて、自分の作品を楽しんでいる部分の紹介でした。では。

Re: 花粉症Gスレ6〜7月期[part2] - たさくらたすな

2018/07/11 (Wed) 06:05:51

・ラーリオス昇華編感想

 ブログの直接書き込んでないほうが、原案者が書き込むことがあるさいにしやすいだろうと思うのでこちらに。

0701)緊迫感の続く展開のさなか、カートラーリオスの開口一番「ラララララーイ!」で腹筋もっていかれました。その後の翔花ちゃんとNOVAさんとの掛け合いでバランスをとってるかなという雰囲気かな。バーレーターカー解除からの「お前とりあえずそこ正座」的展開には何か軽く同情を覚えたりも。

0702)正気を戻したカート君、ひとしきりの説明の後の「お父さん、娘さんをぼくに下さい!」げんと君のTシャツ芸を観た後だと、関連してスリッパすぱーんな突っ込みが似合いそうな展開。あぁそういえば浮気者と称される感想な流れもあったかなぁと。うむ、しかし言葉の突っ込みが容赦無いですな。

0705)トロイメライの乱入やら、分岐ルートの説明後にカートくんの願った世界によってすっぱりと何事もなく高校生活に戻った世界。もっともスーザンの言によるならゾディアックは存続する世界ではありそう、但しカートくんの願掛け通りの世界なら、ご神体を失った一宗教団体として存続みたいな感じかな。主体性のなさを突っ込まれつつも突っ込まれパワーを最大限発揮してのカートくん一念発起のエンドというところですかね。

 現行のNOVAさんのブログの展開のメインな流れになってる、説明パートによる講釈と本編パートとの組み合わせは、今だとビルドのメタあらすじ説明もあってかわりと障害なく読み込めるイメージですね。
 スーザンの登場がなかなか進まず作品内での立ち位置の変化は、役者都合の事情から仮面ライダーブラックのシャドームーンが出遅れていったエピソードを思いだしたりもですね。

 1000年女王のイメージは言われるといろいろと考えるとこがあったりな感じも。連載時の主人公弥生はもともとは999のプロメシュームとは関係なかったけどあと付けな感じで1000年女王と999をつなぐ中間エピソードとして闇堕ち設定が付与され機械管理主義のプロメシュームへにと変遷した流れとかが、部分的なイメージで星霊皇神絡みのエピソードと重なるような重ならないような印象かな。

 プレ・ラーそのものは、しばらく顔見世しない間にとまってしまっていたので、改めて今回完結お疲れ様です。

Re: 花粉症Gスレ6〜7月期[part2] - White NOVA

2018/07/13 (Fri) 09:20:21

たささん、どうも

改編世界のゾディアックは、仮面ライダーフォーゼの敵ゾディアーツをイメージしました。
フォーゼの学園生活と宇宙の両立設定は、日常と非日常をうまく関連付けさせているのと、それからウルトラマン80みたいに「悩める学生のネガティブエネルギーが敵キャラ発生の原因」という設定があって、学園ものヒーローの特徴をうまく活かしていたな、と。

まあ、80との最大の違いは、80ではウルトラマン先生が生徒の相談に乗りつつ怪獣を倒すことで事件を解決していたのに対し、フォーゼは先生が生徒の相談に乗りつつ怪人化を扇動していた点。教師が悪を扇動する学園って、どんなブラックジョークだよ、と思いながらも、そこを「往年の不良少年ルックスをした破天荒な学生主人公が、学園の全ての人間と友達になると豪語して、タイマン張らせてもらう形で怪人の怨念のこもったスイッチを破壊して事件解決」。

近年のライダーは、大人世代と若者の世代対立的なテーマを扱うことも多いですが、その端緒は2期ではフォーゼにあったなあ、と今、思い当たりました。
オーズ以前は、あまりそういう構図はなかったかな、と。

ともあれ、改編世界では、星輝石とは関係なく、フォーゼの天高を中心に、アストロスイッチ絡みの事件が続いていそうとか、
一応、仮面ライダーのIFワールド的なイメージを持っていたりします。案外、ロイド辺りが主人公的なポジションで、戦っている世界観かも。
フォーゼのキャラ配置に当てはめるなら、ロイド相当のキャラはJKで、カートが大文字先輩、スーザンが美羽先輩相当かな、とか、そんなフォーゼの「アメリカンドラマ風の学園カーストなノリ」は、やはりアメリカ帰りの坂本監督のアイデアと知ったり、まあ、放送当時はラーリオスの設定と対比して、いろいろ楽しめた記憶が。

>原案者絡み

ええと、月初めの定例メールがあって、「ビルドの日本に、外国の勢力が介入しないのは不自然」という本人の今さらながらのツッコミというか、どうでもいい枝葉な疑問点に応じつつ、

「原案者として、最後にコメントの一言ぐらい入れてみては?」と話を振ってみたところ、
「先日の地震で、考えることができない精神状態なので、ご容赦を」と返ってきたので、

「そうか、そういう精神状態なら、メールの返事を考えるのも大変だろうから、再度の返信はしない方がいいな」と気を利かせて放置しております。
まあ、元々、メール対応は月一度だし、これから仕事で忙しくなるから、返信はしにくい旨は伝えていますからね。

というか、メールでどうでもいい疑問点をこっちに突きつけてくる余裕があるなら、自分が原案者として扱われてきた作品の最後のコメントぐらい、儀礼的、形式的にでも一言寄せるのが、社交的マナーだと考えてみたのですが、まあ、そういう交際に気が回せない人なんだな、と改めて分かった次第。

ともあれ、ラーリオス関連が自分の中では終わった作品になったので、彼のことを原案者として扱うことも、これでなくなったとは思います。
彼の中では、ラーリオス以外の付き合いを求める気持ちはあるのかもしれませんが、ぼくの中では、「ラーリオスという機縁があったからこそ、これまで付き合うことも受け入れて来た」わけだし、そこをすっきりさせない(自分の原案した作品の最後くらい、きちんと言葉を返さない)人間に対して、付き合う理由もないので。

一応、ビルドの話をしたいということもメールでは書いて来たんだけど、いちいち言っていることが的を外しがちなので、相手するのが疲れるレベルですからね。

>ビルドで世界が日本に攻めてこないのは何故?

作劇上は、「東都=現在の平和主義日本、北都=ロシア、西都=中国、東都時代の幻徳が目指したもの=アメリカンな武装国家」って感じに、見せているから、外国の侵攻をドラマ的に描く必然性がないから、と応えたり、

スターク(エボルト)と難波会長の策謀で、外国の干渉を適度に牽制している可能性とか、
スカイウォールの惨劇は、日本以外の国にも被害をもたらしていて、日本に侵攻してくる余裕がない可能性とか、
いろいろと補完材料を与えてみたんですけどね。

一応の傍証として、故・難波会長のセリフ「日本統一の暁には、世界征服に向けて動き出す」(昔の特撮番組の悪の組織へのオマージュ)を傍証に挙げつつ、
これが彼の誇大妄想ではなく、現実にこれを可能だと考えているなら、「やはりスカイウォールの惨劇は、外国にも相応の被害を与えた可能性は大いに考えられる。日本を統一した武力があれば、世界征服が可能とするのは、現代の日本の常識では考えられないが、異世界であるビルド世界では、それだけ日本という国の国力が大きく取り扱われているのだろう」と解釈。

で、それに対する応答というのが、「第1話の幻徳は、諸外国が日本に攻めて来る発言をしていたじゃないですか」というもの。

それに対する反論は、あまりにもバカバカしい(彼がビルドの物語を本当に理解していないのは明らか)ので放置した次第ですが、一応、この場で書いておくと、

「第1話での幻徳は、パンドラボックスの光を浴びた影響で、過剰に好戦的、妄想的になっており、正常ではなかった」と劇中でしっかり語られているので、そこを根拠に「世界が日本に攻めて来るはず」と考えるのは、当時の幻徳並みの頭のおかしさを露呈していることになる、と。
まあ、彼に対して、そこまでストレートに言っちゃうと、傷つけるだろうから、ここだけの話なんですけどね。

それに、その後の世間知らずな幻徳の告白を聞いていると、彼がそこまで国際情勢をきちんと把握している優れた政治家だとは考えられない。
すると「外国が攻めて来るから、東都も武装が必要だ」と考えるに至ったのは、やはりスタークや難波会長の入れ知恵によるもので、必ずしもビルド世界の現実的な国際情勢を言い当てたものではない、という風に考えるのが、まあ妥当かな、と。

しかし、もう地球外生命体が人類を滅ぼそうとしている的にスケールアップしているクライマックス期に、「世界が攻めて来ないのはおかしい」と言っちゃうセンスは、やはりズレているなあ、としか言いようがない。
これがまだエボルト登場前の春に言うなら分からなくもなかったのですがねえ。

まあ、流氏の発言を否定する方向に論を組み立てると、作品を正しく解釈できる傾向はあるので、初心論者がスパーリング相手にするには、優秀な問題提起役(叩き台)なんですがね。以前のサトキさんが、年齢差は関係なく、流氏へのツッコミにハマり込んだみたいに。
本人がツッコマレ役に慣れていなくて、自分が舌鋒鋭いツッコミ役だと相変わらず自己誤認しているのが何とも。まだ、ボケ役としての芸を鍛えたりすれば、面白いコミュニケーション相手になるのでしょうが。ツッコまれたらスルーしたり、逃げちゃったりするので、芸にならない、と。


ツッコミ「お前、それおかしいんちゃう?」

相方(何も言わず、その場を退場)

ツッコミ「おいおい、そこで帰っちゃ、仕事にならないやんか。しゃあない、他の相方探すか」

目下の自分風景は、こんな感じかな、と。

Re: 花粉症Gスレ6〜7月期[part2] - K.K

2018/07/13 (Fri) 15:38:56

 NOVAさんから花粉症ガールズの読み方を教わり、とりあえず「バトル創作」タグで読み直そうとしとります。が、分からずに選択して読み進めて行き着いた「殺人鬼との決着」が中途だったんで、読了したところです。

 この「殺人鬼との決着」に出てくるケイソン、正体が過去のNOVAさんの分身ともいえるキャラだと明かされるわけですが、個人的には「カート・オリバーでもあるような?」という印象です。どこがどう似ているか、というのがちょっとまとまらないんですが、殺人鬼時のカタカナ喋りがカートの暴走時、マスクが割れてからが元のカートみたいな感じかなと。そのため、「そして、この後はゾディアックにいざなわれ、再び暴走の憂き目に(そして救済も実はある=ブログでのエンディング)」といった感じ。

 そんなことを考えてますと、こちらでは例の人物からビルドの国際情勢みたいな考察(?)があったとのことで、又聞きしてみるとどうも例によって例のごとく、的外れなものだったようですね。

 なぜ諸外国がスカイウォールの惨劇で混乱し、かつパンドラボックスは独占している日本に武力干渉してこないのか。NOVAさんから納得いくご考察例を簡潔に示して頂いてますが、自分が脳内補完・妄想している別例を書いてみたいと思います(きちんと書くとしたら、やっぱりビルドを終えてから、感想のほうで、かな)。
(追記:以下は「そもそもビルドのドラマ開始時点から一度でも外国の干渉を受けそうなポイントはあったのか?」を主として考えたものです。)

1.類例ドラマから

 その前に、一応は件の人物の言に何らかの理はないか、探してみます。類例だと鎧武での沢芽市ですかね。一度だけですが、外国からのミサイルによる同時多発攻撃を受けるも、ミサイルが到達直前に消失してました。それで外国は震え上がったと思われ、以降は攻撃行動はみられませんでした(アシモフの短編にも似た描写があったと記憶)。

 日本が地球外文明の高度技術を独占という設定だと、アニメ「正解するカド」というのがありました。外宇宙からとかじゃなくて、異次元から超高度文明携えた使者が来ます(この世界を通り抜けるとき、小さい姿→大きくなる→また小さくなる→消える、という描写からは空間4次元と思われる)。

 その使者から「ある物体から無限の電力が得られる」という、無から有を生じるものを日本が貰ってまして、諸外国が「うちにも寄越せ」となります。国連でも大揉めになりますが、武力介入の動きは出ず。現代はもう、欲しいものを力尽く、ではないですからね。諸外国間の対立も激化させたくないし。結局、「折り紙で同じもの作れば電力出てくるよ」となり、なんとなく解決。

2.ビルドでの国内(三都)情勢

 ビルドはどうなのかになりますが、やはり武力介入というのは相当にハードルが高いでしょう。日本が再統一してパンドラボックスから高度軍事技術を作り出し、ということになれば話は別ですが、しかし日本は輸入がないとエネルギーも原料も乏しい国です。各国協調の禁輸措置で全て止まってしまう。武力を用いるほどでもない(し、「どの国が日本を支配するか」なんて始めたら、諸外国、特に核保有国間でえらいことになる)。

 それに、おそらくエボルトのプランは視聴者は知ってても、ビルド世界の諸外国は知らないはずです。諸外国からしたら、「火星からなんか持ち帰ったはいいが、えらいことになってしもうとる。大丈夫なんか、日本は?」くらいにしか見えてないはずです。三都に分裂してしまってますしね。

 しかし、意外と混乱は少なく、パンドラボックスによる悪影響はあるものの、人心の混乱、そこから来る経済、産業的な荒廃は防げている模様です。三都ですが、個人的には以下のような特徴の三地域になったんだと思っています。

 東都:政治・金融立国(政治的に平和裏の再統一を目指す)
 北都:農業立国(最貧のため福祉優先が破たん、軍事に賭けるようになる)
 西都:商工業立国(金に物を言わせて軍事化、再統一を目論む)

 このうち、もともと首都機能があった東都が国連を含む政治的外交を主導、経済・産業面では西都が主導して諸外国と連携、となっていったんじゃないかと思います。北都は取り残され感が生じ、東都か西都に吸収合併されると焦り、軍事化に先鋭となっていったような気がします。

 西都の難波会長ですが、ゆくゆくは高度文明独占による軍事的優位→一極化→世界統一、なんてことを考えてたかもしれませんが、いかんせん財界人です。西都政府のスポンサーとなり、首相を傀儡化はできても、やはり政商止まりでしょう。彼もその自覚はあるはずで(年齢が年齢ですから)、せいぜい古代中国 三国時代、魏の司馬仲達くらいのポジションを考えてたんじゃないか。

3.地球外技術利用の特徴と泰山の政治方針

 それでもパンドラボックス由来の技術が、という面はあります。スマッシュや(各種ガーディアン、トランスチームシステム、カイザーシステム、)強力なライダーシステムだって出てきている。だけど、劇中描写の通り、全て歩兵です。なんで歩兵特化なのかといえば、これも劇中描写の通り、スカイウォールを抜けて行く必要があるため。海を越えて侵略できる軍事システムではないわけですね。
(この点を鎧武の場合と比較すると、謎の森が世界を侵食していくなどの描写があり、影響が全く異なる。)

 大きな異変が起き、内乱状態に進展したからといって、ミサイルが飛んできたり、外国の軍隊が乗り込んで来るわけなかろう、と思えます。外交ができない状況でもなさそうだし、公式非公式に外国に敵意を向けるような描写もなかった。

 内々の親子喧嘩なんかはどうでもいいし、幻徳が「外国」と言ったとしても、他の二都を意識してだったと思う。他の二都からの脅威~軍事防衛論なら、幻徳から何度かあったはずで、常に泰山に拒否されてる。

 東都レベルで大事なのは故氷室泰山元首相の政治方針ですね。幻徳をしていらだたせるほどの、泰山の平和方針堅持は、主に西都、北都について描写されています。が、東都が外交を主導していたとすれば、平和方針は諸外国に対しても同様と思われます。

4.ありそうな海外情勢は?

 もし外交面で疑問を抱くとすれば、「混乱する日本に、どうして外国から援助の手が差し伸べられてないの?」などでしょう。

5.その他いろいろ

 その他、「鎧武では沢芽市破壊で事足れると考えてよさそうだが、ビルドでは日本のどこをどうすんだ」とか、「スタークは実はエボルトであり、一連を最初から巧妙に画策していたんだから」とか、いろいろ思いつくことはあるけどまだまとまらず。上述したことも、どうもまとまりを欠いており、すみません。要は、外国からの武力干渉があり得なさそうな要因はいくらでも出てくるけど、武力介入を招く要因はどうも見当たらないのだけは確かだと思います。

 同じドラマ・物語を観ているとは思えない、例の人物の愚論はもういいとしまして(^^;、NOVAさんと自分ではビルドでの世界情勢の推測には差があるんだなと、今回思いました。自分は、世界からは日本は「スカイウォールの惨劇以降、えらいことになっとるようだが、しょせんは国内問題やろ」となっているとイメージしています。NOVAさんの今回のご意見からすると、日本は世界と一緒に危機を共有している可能性がある、といった感じでしょうか。言われてみると、それもありそうな気がします。

 どのみち描かれていない部分の想像ではあるんですが、最終回までにその辺りがどうだったか匂わせてくれる描写がないか、ちょっと注意して観てみたくなってきました。

Re: 花粉症Gスレ6〜7月期[part2] - White NOVA

2018/07/20 (Fri) 08:05:41

遅ればせながら、こちらにレス。

>ケイソンとラーリオスの類似性

これは確かにおっしゃる通りです。

自分の中では、ケイソンとの決着が、ラーリオスの「太陽の失墜」の焼き直しというか、セルフオマージュみたいなものになったというのが、6月6日の当スレで書いた通りでして、何となく花粉症ガールの物語のところどころに、ラーリオスの「異なる未来の話」が浮かび上がっているなあ、と自己分析したのが同記事を書いた際に感じたこと。

一応、ここでそういうことを書いた流れもあって、もう、いっそのこと、ストレートにラーリオスの物語に決着をきちんとつけちゃえ、と思ったのが、前回のラーリオス編かな、と思います。

>ビルドの国際情勢

件の人が昔、語ったところによると、日本の特撮は日本国内の話しか描いていないからスケールが小さくて好みじゃない。それに比べて、アニメだときちんと外国のことも描いていて云々という論調。
さらに、仮面ライダーの中でBLACKを評価する理由の一つに、ゴルゴムが実際に日本征服をして、日本から外国に逃げ出す人がいて、世界が見えたから、とか、
今回のビルドの話をしている際も、鎧武の沢芽市攻撃を例に挙げて、世界が見える件があったのに、ビルドではその辺が意外と話にならず、期待外れ的な論調だったな、と。

ぼくとメールでビルドの話をしたい、と度々書いてきて、結局、ビルドをつまらない批判をするようなことしか書いて来ないので、「あなたとビルドの話をしても面白くない」と拒否した流れがあります。

まあ、仮面ライダーでワールドワイドな話の例を挙げると、昭和のライダーはしょっちゅう、悪の組織が外国支部を持っていたり、先輩ライダーが外国に行ったり、文字どおり外国帰りのアマゾンライダーがいたり、「物語背景としての外国」は登場していますし、
件の人が一応は持ち上げているBLACKや鎧武にしても、別に外国が舞台になったわけではなく、所詮は背景に過ぎず、ビルドとそう描写は変わらない。

で、そんなに特撮でワールドワイドな話を見たいなら、アベンジャーズでも見れば? 的に勧めたら、まあ、今はそっちにようやく目を向けるようになった感じですが、まあ、あの人は凄くジャンル知識が狭いのに、その狭い中でいろいろ批判して、広げようとせずに来たなって思います。
狭い中で楽しんでいるならまだしも(井の中の蛙でも本人が納得しているなら周囲に害はない)、狭いのに中途半端な知識だけで攻撃的に振る舞って、そのことに無自覚(本人は真っ当な批判をしているつもり)なのが、とにかく痛々しい感じ。

自分の視野に入って来ると、作品を楽しむことのできない人物だな、となりますね。

>現実の国際情勢

件の人によれば、「現実で北朝鮮やイラクがアメリカからの干渉を受けたりしていることを考えると、ビルド劇中での日本が同様の干渉を受けていないのがおかしい」というものですが、
そもそも、北朝鮮やイラクと、ビルドの三分裂した日本が同じような立場だろうか、という点ですね。本当に政治体制の違いすら分かっていないな、と。

もちろん、北朝鮮にしてもイラクにしても、独裁国家であり、周辺諸国に対する挑発的発言が取り沙汰されて、アメリカのタカ派大統領の的になったという(これも相当に単純化した分析ですが)背景があります。

しかし、ビルドの三都首相は、別に独裁体制ではなく、民主主義を維持してのリーダーシップを表面上は形取っているんですね。
おまけに、これはK.Kさんの指摘どおり「国内問題」であって、日本以外の国に挑発的な発言は公に明示しているわけではない。
一応、難波会長の「日本の次は世界だ」発言も、オフィスの中だけの物であり、しかも形にする前にエボルトに殺害されてしまった。

つまり、それぞれの国が、外から干渉されないように外交的なスタンスを取りながら、うまく立ち回っていると考えるべきなんでしょうね。

あと、外国の様子が描かれていないために、これは推測でしかないのですが、ビルド世界のアメリカ大統領は、ブッシュやトランプみたいな主戦派、強硬派ではなくて、クリントンやオバマみたいな対外穏健派なんじゃないかなぁと思いつつ。

>ビルド世界の関西弁

番組見ていて、一番不満だったのがこれ。
難波重工とか西都関係者が一切、関西弁を喋ってくれない。ビルド世界には関西弁が存在しないのか? と思ってたら、夏映画に登場する西都知事がようやく関西弁キャラとして登場するようで。

あとは、紗羽さんを演じる滝裕可里さんが、実は大阪出身で、素では関西弁キャラだったり。
最近、みーたん共々、雑誌インタビューとか、映画の宣伝映像とかで露出が増えていたりします。
この人、ウルトラマンや仮面ライダー、そして近年の宇宙刑事ギャバンでアクションできるヒロインをやっていて、後は戦隊だけだな、と思っていたら、「ゴセイジャーのピンク候補でもあった」ことを知って、ああ、惜しいとも思ったり。
一応、まだきちんとしたヒロイン戦士に変身だけはしていないので、それが願望だとか。
今で30歳なのでレギュラーヒロインは難しいにしても、もう少し頑張れば司令枠が来るかも知れないし、そこからゲスト的に変身できることを期待したいですな。

Re: 花粉症Gスレ6〜8月期[part2] - たさくらたすな

2018/08/12 (Sun) 20:55:44

http://bbs8.fc2.com//bbs/img/_360400/360394/full/360394_1534074944.png

 お盆は仲睦まじくゆっくり温泉につかった花粉症ガールズの絵でもという声をどこともなく確認したので、なんだかシロが不審人物になってしまいましたがちょっくら描き描きです。

 翔花ふたりはそれぞれ少し雰囲気を変えたのと、きちんと描けなかったけど水着のラインの線が2本と1本の違いがあります。

 そんなことより温泉に入るのに水着を着る奴があるかって!?まぁそこはご愛嬌ということで(ほんとは線画だと湯気で誤魔化すという技が使えない為と体全体が観れたほうがいいだろうという判断)

 なお、ヒノキちゃんによると『永らくこの湯につかってはおるが、まったくもって身体がビッグにならぬは多いに不満じゃ』とのことだそうです。


 追記。
 草案レベルでは他にサウナの中で熱エネルギー吸収してホクホクしてるゲンブさんや、台風シーズンの最中に屋久島でTM西川な水着で風をキメてるこじらせ気味のセイリュウさんとかも考えましたが胸に閉まっておくが吉かな。


 それと最近、読者Aというメタ立ち位置のアストさんなる変態コメディリリーフ風味のキャラが誕生してるので、三人目の花粉症ガールを少しSッ気のある性格にしてビシバシいじられる契約主にしてししまおうかいう提案をだしてみたり。

Re: 花粉症Gスレ6〜8月期[part2] - White NOVA

2018/08/13 (Mon) 11:10:33

イラストに癒されたNOVAです。

お盆休みに入りましたが、少々、仕事疲れと、それ以外の精神的な鬱屈がたまっていたので、
気分的にはアップダウンが激しく、まずは落ち着け、なんて状況整理のタイミングかな、と思っております。

そういう状況だったので、こういう支援に感じ入ったりも。

>ヒノキちゃん

魔法少女らしく、バトルシーンでは大人っぽくなる演出を見せようかな、と思っているのですが、ヒノキちゃんのバトルシーンを描く機会なんて、まず当分先なので、一応はアイデア打診ということで。

当面は、ゲームマスター・ヒノキとか、お風呂指導のヒノキとか、いろいろ仕切る役どころで遊ばせたいな、と思っております。

>シロ

ツンデレ猫娘ということで、本家・妖怪ものとは変化を受けつつ、クールなボクっ娘忍者ってキャラで、ストイックに見せようかな、と。

キャライメージとしては、ガンダムBDの忍者娘と、シンカリオンの忍者少年と、同シンカリオンのスナイパーの3つの性格をブレンドした感じで。
そのうち、「話は読めた」とか言い出しそう。

現状の口癖は、「ボクは未熟者だが、お前よりはマシだ」「お前のような◯◯は決して許さない」とか、激怒するのではなく、冷静に淡々と語るキャラで行こうかな、と。
暴走して感情の赴くままにってキャラじゃなくて、「許せない」って語るときも、理屈で考えた結果を明言しているクールな拒絶宣言って感じ。
自分にも他人にも厳しいキャラってのをイメージしているので、甘えは許せないというか。

ヒノキちゃん視点だと、そういうシロの張り詰め方を心配して、翔花との付き合いで緩和されたらいいな、と内心考えているとか、そういう脳内イメージがあります。

>読者A

このキャラについても、いろいろ考えてはいるのですが、なかなか固まらず。

当初は「未来世界から来たNOVAが身をやつした姿」という裏設定もあったのですが、ブログ用のメモ帳には「時空監視員Wー405A」なんて所属名義も書いてあります。
で、この405という数字が「IVOV」というローマ数字表記にすると、「NOV」になるという仕掛けを考えてみたのですが、ジオウの設定を考えると、二番煎じっぽいので、ボツにしようかな、と。

で、現在は、時空の彼方に飛ばされた読者Aが、仲間の読者Jと読者Kを連れ立って、NOVAに復讐しに戻って来るとか、そんな設定を思いついたりします。
ええと、読者Aが実は「エイ」ではなくて、「読者エース」だったとか、仲間は「読者ジャック」と「読者キング」で、クイーンがいないので、翔花を拉致してクイーンに仕立て上げようと考えているとか、
そういう『読者電撃隊』設定を思いついてみたのが、つい二日前。

まあ、思いついたことをどう形にまとめるか、熟成期間がいるのですが、とりあえず読者Aが帰って来るのは、秋になってからですね。
さすがにキャラが増えすぎると、まとまらないので、まずはメガネンジャー話をビルドと共に終わらせて、コンパーニュ絡みのお話を一段落させて、それからの話になるかな、と思っています。

ジオウの怪人を操る敵役っぽいタイムジャック設定と、うまく絡めることができそうだと、何となく感じたり。

Re: 花粉症Gスレ6〜8月期[part2] - たさくらたすな

2018/08/14 (Tue) 15:21:00

http://bbs8.fc2.com//bbs/img/_360400/360394/full/360394_1534227660.png

 シロのイメージを受けて修正したのをばペタリと。

 2号ちゃんの泣き虫要素ももうちょい出したかったかなとも思いつつ、そこは楽しい温泉モードなので逆に笑顔でもよかったかなぁというイメージもありつつ。

Re: 花粉症Gスレ6〜8月期[part2] - K.K

2018/08/15 (Wed) 17:20:17

 新たなイラスト2枚を眺めて感心しまして、こちらも少し。顔見世程度ですみません。

 今までのイラストがキャラクター中心のものでしたが、今回はシーンの中のキャラクターになってますね。各キャラの雰囲気は、こういうほうが伝わって来る感じです。2枚の差が、屋根を支える柱の後ろに半ば隠れているシロさんですか。新しいほうが、NOVAさんの仰ったイメージ通り、忍者コスチュームになってるわけですね。

 そういうところも気になりながら拝見したんですが、やはり一番の感心はシーンが描かれている、つまりキャラだけでなく前景~背景が描かれている点ですね。絵のことがよく分からないながらも、どうやらリアルに描いているだけではないらしいことが感じられます。

 なんと申しますか、全体のデフォルメ感ですね。キャラをうまく配置して、それを邪魔せず、むしろ際立たせるように、リアルな造形からずらせて描いてあるんじゃないかと思いました(屋根と水面が平行ではなさそうだ、とか感じたりするんだけど、いかんせん画力・鑑識眼がなく、なんとなく感じる以上になってこないorz)。

 などなど考えて一息ついて、改めて眺めてみて思ったこと。たぶん、これはヒノキ風呂だと思うんですが、ヒノキちゃんはヒノキ風呂をどう思ってるんだろうか。同族を木材化しやがったと思うのか、一族の広がりだと感じるのか。なにせ元が植物ですからね、動物的な感じ方とは違ったものがあるのかもしれません。

Re: 花粉症Gスレ6〜8月期[part2] - たさくらたすな

2018/08/16 (Thu) 03:40:47

 K.Kさんどうもです。

 カメラ自体は専門的にいじったりはしないですが、広角や魚眼といったレンズ効果を意識したりはしますね、柱から天井にかけてが歪んでる状態なので、ほんとはお湯に使ってるヒノキちゃんや翔花ちゃんもあたりも意識したかったのですが、キャラ描画の部分をあまり変形させるのもと思い、そのへんはちぐはぐになってる感じにねてます。

 以前レンズ効果とパース・遠近法で宮崎駿氏のメモを纏めていたサイトがあってブクマしていたのですが、今は無くなってしまっていて、今はアーカイブに残ってるだけですね。
 以前アニメの背景画と人物画のアンバランスなものを修正する際も参考にしたりしてます(^_^;)
 かなり重宝する情報なので、今もたまに見返しています。

https://web.archive.org/web/20161218065717/http://members2.jcom.home.ne.jp/0914488901/anim.html


 ヒノキちゃんのヒノキ風呂の木材加工は、自分なりの解釈としては技術科の授業で聞いた『木は二度生きる』の考えをヒノキちゃんも持ってるのではという感じでしょうか。
 苗木から育ち成長してまでの生と伐採加工されるも防腐を施され、そこからもう一度道具としての生が始まり、ともすれば付喪神的な立ち位置であらたに精霊としての命を宿すみたいな考えがあったりなのかもとか思ったりです。

Re: 花粉症Gスレ6〜8月期[part2] - White NOVA

2018/08/16 (Thu) 11:10:46

お盆休みで時間がたっぷりある感じなので、その時間を書き物とDVD視聴に費やしているNOVAです。

例年だと、スパロボなどのデジタルゲームに費やしたりしている部分を、今年はブログ創作に費やしている形になります。おかげで、今年はデジタルゲームがほとんどプレイしておらず、って感じ。

そこで問題があるとすれば、デジタルゲームは受け身ながら書き物よりも疲れるので、適宜休憩しようって思えるわけですな。
だけど、書き物って自分は非常に没入しちゃうので、気づけば結構、時間が掛かっている。いや、時間の無駄と言いたいわけじゃなくて(自分では余暇の充実とクリエイティブな作業のつもり)、夏場の体力消費、水分補給を意識しないと、健康問題を起こしそうなことに気づいた、と。

思い返せば、春休みの時期は花粉症ということもあって、休日に無理をしても、くしゃみ鼻水とかに邪魔されて、体力の消耗は分かりやすかった。
だけど、夏は気合が高まっている分、加減を知らなくなるところがあって、集中しているときは良くても、気づけば自分が感じている以上に、消耗していることも判明。

要は、この時期は、自分でブレーキをなかなか掛けにくいということですね。
だから、「暴走には気をつけろ」とか「自制がどうこう」とか「途中で疲れたから休憩はさもうって、作中のキャラに注意させる」展開になる。
あれは、特定個人に対する戒めの意味もありますが、同時に自分自身に対する抑制のためでもあって、

これがプロの年配作家だと、書き物に当てる時間をきちんとスケジュール管理していて、無理をしない程度にしてますし(それが日常ですからね)、
自分も仕事では当然、時間割を作ってスケジュール管理しているわけですが、趣味の創作だと時間のある中、気の向くままって感じで、やめられない止まらない状態。

ゲームと同様、ブログ記事は一日何時間と、子供みたいに決めないといけないのか、と思いつつ、「いや、書きたいことはいっぱいあるんだし、来週になるとまた忙しくなるんだから、今週中にここまで仕上げたい」という気持ちで、記事書きしている次第。
まあ、体を壊すと元も子もないので、この場で裏話的に現状報告。

頑張ろう、と決意するのは容易いけど、「頑張りすぎるな」と言わないと、自分で抑えが利かない壊れたブレーキ野郎を自認実感しております。

ここでの書き込みも、今は良き気分転換作用になってるな、と思いつつ。

>ヒノキ風呂

自分のイメージとしては、「植物の全てが精霊を宿すわけではない」ってことですね。
精霊を生み出す植物は、全体の1%にも満たなくて、たまたま精霊を宿した木は、その地域の御神体として重宝される。御神体なので、樹木伐採の対象にはならないし、昔は伐採の前に御神体の木に祈祷を捧げることで、自然の怒りを解消してもらうとか、そういうイメージ。
つまり、人間が自然に敬意を表して、自制しながら伐採している場合は、問題が生じなかった。そして、精霊の側も、樹木を人が役に立たせて幸せを得ているのなら、それを祝福してやる心根はあった。

あと、御神体の木に異変があれば、精霊も宿り木をやむなく捨てて、別の宿を探すんじゃないかな、とか、でも、そうする引っ越しは面倒なので、できれば自分の木は守ろうとか、そこにもいろいろと不可思議な精霊ドラマがありそう。

たささんのおっしゃった「木は二度生きる」の考えは、イメージが膨らみますね。何だか、樹木の精が転生して道具の付喪神に変わるような物語を連想。

あ、そう言えば、最近見たエグゼイドの「パラドとポッピー」の心を持ったバグスターの話もつながったり。
ゲーム病ウィルスが心を持つってのは、彼ら彼女らも付喪神というか精霊的な存在だけど、人を死に至らしめる懸念があって、いろいろと問題になったのがエグゼイドの物語、と考えると、

花粉症ガールの原型の一つに、実はポッピー・ピポパポがあったのかな、と今ごろルーツに気づいたり。
つまり、ポッピーとかパラドに感情移入したからこそ、いろいろ混じって、この時期に花粉症ガールとして結実したのかな、と。

ともあれ、今日書き始めるブログ記事(入浴編)にたささんのイラスト(2枚目の忍者装束バージョン)を使わせてもらいます。

ありがとうございました、と報告感謝表明しておいて。

Re: 花粉症Gスレ6〜8月期[part2] - K.K

2018/08/19 (Sun) 22:38:06

 ビルド47話のショックがようやく落ち着いてきまして、こちらで参考になったことなどを少し。

 参考サイト「アニメ製作現場のお話」(Internt Archive保存)を閲覧しまして、パースについて解説し力説していることに興味を覚えました。いろいろ理由はありまして、例えばだいぶ以前にイラストに興味を持ちまして(自分が描きたいというより、上手い人がどう描いているか)、ルーミスという人物画家/イラストレーターの初心者向け解説本を読んだことがあります。

 大半は「ちょっとだけコツを覚えて描いてみよう、ほら楽しいでしょ」というノリなんですが、パースだけは非常に厳しく指導していました。背景も描くととても重要、という感じですね。例に出されていた参考絵を見ると、人物はそこそこ上手く描けても、パース音痴(←こういう言葉はなぜか昔から知ってたりする、OVA観たときなんかによく言ってた)だと台無しになる感じはよくつかめました。

 パースって遠近法と訳しますね。遠近法を遠近法と知らずに、一端に気が付いたのは小学生のときです。窓を通して向かいの建物を見てまして、後ずさりして遠ざかると、向かいの建物が近づいてくるように見える。遠ざかってるのになぜだと思い、あれこれ考えてようやく理解した覚えがあります。その後、望遠レンズ使った撮影では遠近感が減少するなんてことも知りました。

 高校の頃だったか、SFマガジンでスタジオぬえのコーナーがありまして、遠近法の解説の回がありました。まず設問があって、

「100mの2本のレールの真ん中に立っているとする。100mのレールを次々とつぎ足していくと、レールの端っこはどう見えるか?」
(「〇―[見る]→======……」みたいな感じ)
「1. だんだん上方に行き、無限に上へ伸びて行く」
「2. 限りなく目の高さに近づいて行く」

だったと思います。正解はもちろん2で、レールが長くなるにつれ、目の高さにある「消失点」に近づくわけですね。これも自分で考えて、まず1になりそうだと思ったものの、どうもおかしい気がして、ようやく2だと納得できました。(どうも、直感では1と思う人がかなりいる模様。)

 そういうことはあったんですが、奥行きについての描き方まで結び付けて考えたことはありませんでした。しかし、リンク先サイトを読んでみると、即座に納得して理解できます。消失点までの幾何学的な半分の距離が、例えば1kmだとすると、次の1kmは1/4、その次の1kmは1/8となっていく。常に残りの半分、となるわけで消失点までは無限大の距離となります。

 だから、そういう比率で奥行きを圧縮して描け、とリンク先サイトではくどいくらい言っているわけですね。ふだん目にするものが全部そう見えているわけだから(正確には地球が球面である効果が加わる、と上記のSFマガジンのスタジオぬえのコーナーでは補足説明されていた)。

 ある種のコミックの背景などが、そういうリアルな見え方のための圧縮は無視している、というのも、読んでから「そういや、そういう感じのもあったな」と思い出した次第です。もっとも、リンク先では徹底的な駄目出しの感じですが、圧縮しない描き方をする人にはその人の都合、事情があるんだろうと思います(遠くのものもどうなっているか分かるように、とかかも)。

 パースはそんなところですが、NOVAさんも感心された「木は二度生きる」に、自分も別の視点からいろいろ感心するところがあります。例えば、華道でこんな話を聞いたことがあるんです。「花をきちんと(切って)活けると、花がなかなか枯れず、自然の状態より寿命が延びる」となるそうです。

 最初聞いたときは、「なんかオカルト臭い、胡散臭い話だな」と思ったんですが、その後、いろいろと花について見聞きすることがありました。単に花瓶に活けるときや、花束を作ったときなどに、花を長持ちさせるコツがある、といったことですね。どうやら、人間が木材を含む植物を利用したり手元に置くとき、自然の寿命より長持ちさせる工夫をしてきたんじゃないかと思います。ただ、そのことが明示的に言われることはあまりなかっただけなんじゃないかと。

「木は二度生きる」から、上記のようなことの記憶が次々とよみがえって、いろいろ考えるところがありました。考えた結果、そうしたことを最も簡潔に言うなら、「木は二度生きる」になりそうだとも思い、名言だなあと感心した次第です。

 植物由来の精霊(でいいのかな)については、まだ自分の中でイメージが膨らまず、です。動かず、物思いもしない単なる植物である同族を、精霊がどう思か等ですね。こういうの、自分は結構時間がかかりまして、膨らみだすといろいろ思いついて、さらに考えて、になるんですが、膨らみだすまでがなかなかです。もしかすると、ファンタジー鑑賞経験が少ないことがネックになってるのかも。

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