創作と鑑賞の談話室

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7月のスレッド(2018) - K.K

2018/07/01 (Sun) 00:08:46

 7月の雑談スレッドです。

Re: 7月のスレッド(2018) - たさくらたすな

2018/07/01 (Sun) 06:07:12

 7月に感想がずれ込みました。

■ガンダムBD

 旧ゲームと新ゲームの対立構造はなんとなく売上でスマホゲームが既存の据え置きゲームの中堅あたり以下のソフトメーカーが駆逐されてしまったようなものかなと、駆逐されたというより身軽な下請け系のメーカーなどはそのままスマホゲーム開発に移動したといったほうが正しいかな。昔からのプレイヤーの立場から観るとゲーム性でいえば、それこそファミコン時代の良質なゲームのほうがまだ遊べるのにスマホの片手でも出来るお手軽性とガチャ頼みのシステム構築がほとんどなのにスマホゲームが無視できないものになってしまって任天堂もポケモンを使ったスマホゲームをリリースするご時世になってしまった、みたいな。

 このへんはオフラインゲームとオンラインゲームの関係と、据え置き機とゲームボーイからの携帯機との対立構造などが組み合わさってる面もあるからそれぞれの歴史を整理してみるのも面白いかもですね、さすがにゲームセンターのインベーダーゲームとゲームウォッチの頃はそれぞれに両立していたかなとも思うけど。


 名前を名乗ったシバ・ツカサ、といっても字幕やEDのロールで名前は既に出ていただけに名乗るまではフードの男とかの表記にして欲しかったかなという気もします、コーイチの回想シーンだったりプラモとかのラインナップ等でバレるにしても。

 GBDの起動時の光るエフェクトはプラフスキー粒子と同じパターンであるというネットでの感想をみたので意識して見直すと、あぁなるほどという感じ。前シリーズは元々が異世界由来の技術だっただけにもしかしたら、この世界にも何者かが持ち込んだとかなのかも。もしかするとどこかしかのブログのように時空放浪者がいたりするのかも^^;

 決着がついた後は、最後のシーンでのアヤメさんの笑顔が印象的なシメでした。

Re: 7月のスレッド(2018) - K.K

2018/07/01 (Sun) 17:52:17

 NOVAさん、たささん、どうもです。

●仮面ライダービルド(第42話「疑惑のレガシー」)

 前説に前回のファッショナブル私服の幻さんが登場、今回はどんな私服ぶりかと思ったら、直後のカフェ内シーンでは渋く極めてましたな。「あ、今日はシリアスに寄せていくのか」と思った次第。幻徳がこうだと、彼で何かあるかなと思ったんですが、そうはならず、内海のちょっとした台詞が気になりました。自分でも邪推、考えすぎだとは思うんですが、それは後述。

 それはさておき本編。前回ラストで志水がかろうじて言い遺した「黒いパンドラパネル」が何なのかが焦点となってくるようですね。長らくスターク(当時)と行動を共にしていた幻徳でも知らないようです。ただ、戦兎(葛城巧)の父親 葛城忍絡みのアイテムであり、となると忍とエボルトはグルか、という疑惑が浮上する。

 視聴者的には既にそうなっていると知っているわけですが、作中キャラの戦兎らは知らないわけですね。エボルト側では、忍がロストボトル生産の困難を語るも、石動エボルトは内海に増産を指示、三都を統一するとなにやら(無駄に ^^;)意気盛んな様子。なんとなく、前作エグゼイドのラスボス 檀正宗を思い出しました。

 葛城巧のエボルト側関与の疑いが出て、ビルドチーム内に不和の雰囲気が流れてますな。が、状況はそんなことにはお構いなし、エボルBHが兵を連れて東都政府を急襲ですか。幻徳ローグ、ビルドの2人がかりでもエボルBHには敵わない様子。それもそのはずで、エボルBHはいとも簡単に、上空に小型特異点(カー・ブラックホール中心)を出現させ、政府庁舎を飲み込ませやがった。扱えるエネルギーが桁違いと考えるしかありません。

 一方、内海マッドローグ支隊を迎え撃ったクローズとグリスですが、特異点出現を見たクローズに変化が起こる(火星の記憶が甦った?)。龍我の感情変化によるもののようですが、ボトルが銀色に変化し、使ってみるとマッドローグを寄せ付けないほどのパワーアップ。そこは好都合ですが、戦闘後も龍我の興奮が続き、既に戦闘不能のガーディアンを殴り続けるなど、不吉な兆候もあります。

 クローズチャージのときは、過度に好戦的になるリスクがあったもののなんとかなったんですが、今度はどうなんだろうと不安になる描写でした。戦兎もバトル中にエボルBHから「やけに感情的」と指摘されており、感情で力を得るのは、やはり何らかのリスクが伴う可能性を示唆したのかもしれません。

 それはともかく、勝っても暴走が止まらないクローズはグリスでも止められず、どうすんだよとなったところで、突如響き渡る「ニンニンコミック」~「ラビット・タンク」の音声、現れたのは初期ビルドじゃないか。こいつですか、もう1人のビルドって。これは誰だ、となりそうですが、喋った声聞いて「ありゃ、これ葛城忍でしょ」と思いました。そう思わせておいて、種明かしは引き延ばすのかなと思いましたが、ラストであっさり明かしてくれましたね。

 忍ビルド(もうこう呼称してしまう)は不意打ちとはいえ、一撃でクローズを強制変身解除に追い込むレベルの強さと考えてよさそう。一撃して分かったのか、それともフルボトルの色が銀色ということからか、ハザードレベル7と分かるライダーでもある。

 一方、中の人がころころ変わる西都 御堂首相がテレビ中継演説、冒頭のエボルトの宣言通り、三都(平和)統一を訴える。軍事的には事実上勝ってますから、総仕上げに民心を得るということかな。が、表向きとは別の石動エボルトの「量産型ロストスマッシュで人間を襲う」に疑問を抱いたのが内海というわけか。この描写があるんで、後の一見はヘタレた内海ローグの言いようが別の意味に聞こえました。

 それはともかく、戦兎は脳内の巧とあれこれ揉める。巧がはっきり言わないのは、自信がないのか、それとも言うのが憚られるほどのことなのか。そこのところがはっきりしないまま、やってきた幻徳の述懐に移る。戦兎、幻徳、どちらも父親から託されたことができてないという共通の悩みがあるわけか、と改めて確認ですな。

 そんなしんみりを続ける余裕は与えられず、ニュース速報「仮面ライダー反政府軍を結成」~武装蜂起が伝えらえる。劇場版は「国民全てがライダーの敵となる」というもののようですから、そことのリンクがあるのかなと思う展開ですね。

 なんて考えていて、はたと「ああ、そうか。だから、内海はローグ形態となったし、もう1人のビルドも現れたわけか」と思いました。エボルト側の戦術に「ライダーを民衆の敵とする」というものがあったんで、よく似たライダーを準備していた、ということですな。昭和のライダーでも偽ライダーがいたような気がしますが、確かあれはこういうかく乱戦術ではなく、「仮面ライダーが強いんだから、仮面ライダーを作ってぶつければいい」というものだったような気がします。

 それはさておき、自称反乱軍、その実はエボルト側の内海ローグ部隊の破壊行動を止めるべく、戦兎と幻徳が急行。対峙するや内海ローグが開口一番、「我々の目的は仮面ライダーの捕獲、お前たちをロストスマッシュにしてやる」と述べてます。

 ここ、「あれ?」と思いました。記憶が定かではありませんが、確か、ライダーのロストスマッシュ化からの人類自滅作戦は、まだ戦兎側には漏れてないはずです。その戦略を戦兎側に知らしめるメリットもなさそう。

 力を得て気持ちは驕り状態の内海がいい気になって相手を恐怖させたくなって言ったとも考えられますが、戦兎側にエボルトの戦術をリークしたとも考えらます。どっちなのか、それとも特に意味はないのか、いろいろ解釈に迷います。

 が戦兎らは特に気にする様子もなく、「そんなことさせるか」と受け流し、変身してバトル。すると内海ローグは幻徳ローグに対し、父親のことをねちねち持ち出して嘲る。これも、内海の慢心が為せるものとも考えられますが、感情を刺激して強化させようとしたとも思えます。内海は先にエボルトの行動に面と向かって疑念を表明してましたから、別の意図をいろいろ疑いたくなってしまいます。

 ともかく、幻徳ローグは内海の罵倒に奮起、「仮面ライダーは不滅だ」と吼えるほどに気持ちが高まった模様。これならハザードレベルも上がってるかな、という感じです。対する内海は、仮面ライダーローグの機能「相手の戦闘データを使って対応」を使って来ましたか。代表戦がだいぶ前ですから、この機能はすっかり忘れてました(^^;。

 もっとも、「その程度ではもう勝てない」と示すために機能が使われたようで、戦兎曰く「ライダーシステムはデータなんかじゃ計れない」~「誰かのためにと思う気持ちで強くなる」ということですか。戦兎の言う「データ」はハザードレベルも含まれるのか、ちょっと気になります。

 クローズ・グリスチームはガーディアン部隊をあっさり排除、ビルドチームもマッドローグを強制変身解除に追い込み、とりあえず決着はついた、と思った途端、忍ビルドが介入。飛び降りて着地すると地面が割れるといった描写からは、かなり強力であることが窺えますな。あっさりと正体を明かしてくれて、やはり葛城忍。なんてことより、キャプション「(CMのあと)美空がスマッシュに」が気になります。

 次回は「もう一人のビルド」ですか。なんだか今話のサブタイにこそ、な感じですが、忍ビルド絡みを発展させる話なのかなという気もします。公式サイトの予告も併せて考えて、美空のスマッシュ化と救出やビルドチーム内の不和も気になりますが、「今のお前じゃエボルトには勝てない」という忍の台詞が気になります(この台詞、TVの予告にはありますが、公式サイトの予告動画にはなぜか無い)。

 もし「お前はエボルトには勝てない」だけだったら、「諦めろ」と同義と思えますが、「今のお前じゃ」ですからね。忍がビルド形態になったことと合わせて考えて、忍には裏のプランがあるような気もしてきます。戦兎ビルドの強化とかですな。ともかく来週に期待。

●その他のアニメ

 先週の月曜深夜はルパンが無く、「終わった?」と不安になってました。次回予告はありましたんで1クールで終わりのはずはなく、「関西地方だけ打ち切り?」と疑心暗鬼。録画機の予約画面で探してみると、今度の月曜にはあり、ほっとした次第。

 そのルパンですけど、最初の5話1セットエピソードでのハッカーの描写をリアルで嘘がないと称賛するネット記事がありました。

・「ルパン三世 PART5」に隠された“凄腕ハッキング”の手口 専門家が解説
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1806/25/news023.html

 自分もコンピュータ関係の描写はなかなか気に入ったわけなんですが、ここまでは分からなかったもんで、「なるほど、そういうことだったのか」と感心。しかし、記事を読み終えての印象は「この専門家さん、ルパンが好きなんやろ!」です(^^;。コンピュータ関係の設定や描写を褒めているようで、なぜか「面白かった」が伝わってきました。

 ルパンPart4再放送も観てまして、Part4・5はPart2の流れをくむ作風かなという気がしています。Part5では現代的なアイテムを組み込んだルパンを作るのかなと思いましたが、あくまでもルパンらしいルパンの作風だったようです。そこは見直す気になってますんで、毎週録画して観てますが、個々のエピソードに感想を言うようなものではないですね。観てなかなか面白かったけど、誰かと共有したくなるわけではないという感じ。

 感想を中断している「ひそねとまそたん」は、次回で最終回のようですね。この作品、「制作者が自ら作った設定を都合次第で変えてしまう」(ドラゴン形態を秘匿するか否か、等)と思い、感想を中断しました。

 自分の鑑賞方向としまして、設定は「これからどうなるの?」という期待のベースとなりますんで、キャラを際立たせるためなら設定は譲らせるというのはちょっと苦手です(「君の名は。」等にも感じるもの)。

 しかし、「設定はわき役だと割り切って、キャラがどう立つか」に期待してみようと思い、視聴自体は中断せず。今のところ、いい具合に嫌な流れがなってきて、主人公ひそねが流れをぶった切って行動するタイプですんで、最終回でどうなるかは期待半ばです(半ばなのは嫌な流れを良しとするテーマになる恐れも感じるので)。

 最終回を観て、観方をリセットしての総括してみて、何か感じるものがあれば、少し感想を言ってみたくなるかもしれません。

(今週の鬼太郎は、目玉親父が生前の形態になるんですが、声があの方ですから、なんだか悟空が出てきたような錯覚が ^^;。)

Re: 7月のスレッド(2018) - たさくらたすな

2018/07/03 (Tue) 00:10:21

 改めて7月に入りまして創作スレの方、タイトルだけ修正しております。

■仮面ライダービルド

 エボルトのブラックホール攻撃で東都庁舎消滅。それを観て万丈が火星の記憶を邂逅させ覚醒、エボルトに遺伝情報を奪われたとといっても何らかのエボルト由来の因子は残ってる感じなのかな。
 葛城巧と戦兎とで記憶のやりとりがテーマにもなってきてるので、万丈の火星の記憶も単純な記憶というより、それ自体がもうひとつテーマになってる感情とともに記憶にもなんらかの力があるという感じだったりして。
 よくよく考えてみれば万丈にエボルトの力があったころから人間として感情を持って生活してきたので、ある意味、感情を得たBHエボルトのプロトタイプともいえる存在なのかなとも、この力の暴走が今後どのような方向にいくのかがきになるところです。

 おなじくBH攻撃を目撃した内海さんも、ややぶれ始めたかのような状況ですね。パパビルドの忍のほうも心の内というか狙いは何なのかが気になりつつ。



一言感想。鬼太郎

 安定して現代社会の暗部をがんがん削りこんでくるなぁという印象。一件落着となったシーンで今回の敵妖怪というより人柱的ないけにえで怨霊化した女の子(妖怪化のパターンだけでいうと地獄少女ぽい)の牙を見せた笑いが気になったけど、人間界に戻って最後の虹がかかったシーンで、あぁそうか目玉おやじの攻撃で夢操りの鈴が壊されて能動的に夢の世界に誘いこむことは出来なくなったけど、自分から夢の世界に逃避してくる人間はいくらでもいるよっていうのを示唆していた笑いなのかなとも思ったりも。

Re: 7月のスレッド(2018) - K.K

2018/07/04 (Wed) 19:35:44

 NOVAさん、たささん、どうもです。

●博多豚骨ラーメンズ

 アニメはとうに終わってるし、自分は受信事情で未見だし、なんで今ごろではあるんですが(^^;。前にたささんから同作のご紹介があったとき、なぜか非常に気になった記憶があります。当時、なぜだか分からなかったんで、この掲示板にあれこれは書かなかったんですが、偶然にPCから「博多豚骨ラーメンズ」というファイル名にしたテキストファイルを見つけました。

 タイムスタンプは2014年2月で、調べてみると同作の原作小説が電撃大賞を受賞し、出版されたのがその時期です。そのとき、以下の冒頭の部分の無料公開をテキスト保存して読んだようです(保存したということは、自分の行動の癖から考えて、かなり気になったもののはず)。

・第20回電撃大賞受賞作 博多豚骨ラーメンズ
http://dengekitaisho.jp/special/20/books/hakata/index.html

 上部に「人口の13%が殺し屋の街・博多で生き残るのは誰だ―?」のキャッチコピーも見えますんで、この作品で間違いないかと思います。この小説冒頭部分は強く印象に残るものではなかったため、試し読みしたことからして忘れていたようです。

 ですが、おそらくそのときの上記の惹句が気になっていて、たささんからご紹介頂いたときに、その部分が異様に気になったんじゃないかと思います。

 自分の観測範囲では、アニメ版は博多などに関して、特に問題視されていなかったようです。ネタバレ感想などを見ると、どうも普通にフィクションの範囲内だったようで、ヤクザ映画なども考えると、不安になる要素はなかったようですね。

 こちらだと、地デジの旧UHF局辺りでやってくれる可能性があるかなと思っています(そういうことがちょくちょくある)。忘れていたとはいえ、いったんは気になった作品だったことが分かりましたんで、放映があれば観てみようかという気になっています。

●ガンダムBD(第14話:新しい力)

 たささんが正体不明のはずのフードの男が喋るときの字幕が、ツカサの名前付きだったことについて少し仰ってましたが、自分だと字幕に未紹介の設定が出てしまったのに気が付いたのが、アヤメの前の所属フォースのメンバー名ですね。普通に視聴すると、声だけの謎キャラのはずが、字幕からは名前までは分かっちゃった。

 未登場のアヤメの関係者の名前だと、名前だけ分かっても特にどうということはありません。ツカサの場合は、誰がツカサか分かると誰が何をしているか、かなり分かってしまうわけで、確かにそこは制作に気を使ってもらいたいところですな。

 私はツカサの名前を字幕で読んでいたはずなんですが、もう「字幕で名前は出るもんだ」と思ってしまっており、ツカサの名前が出ることによる影響を考えてなかったようです。たささんの感想を拝読して、ようやく「それはそうだ」と思った次第。

 それはともかく本編。前話で1クール目の決着が一応はついたせいか、キャラを含めて物語の情報的な整理を行いつつ、2クール目の主人公リクの新機体のお披露目といった感じの回でした。

 冒頭からまずはコーイチがリクにツカサのことを謝りつつ、GPDに関して、多少の説明がありました。このシーンで思ったのは、「どうもGPDはゲームの性質上、マニア向けになっていき、ビギナーに対するハードルが上がって行ったんじゃないかな」ということです。

 コーイチが昔を思い出している映像では、かなりプラモに熱中した人ならではという感じのものでした。ダンプラが接着剤時代で、マニアがアニメ等のエピソードに特化した塗装、さらに改造を施し、ジオラマまで作って楽しんでたような時期の感じ。自分みたいな、作るのだけで精いっぱい、なんて素人衆には雲の上の世界でした。

 そういう高度に改造されたガンプラじゃないと、GPDで通用しなくなっていったとすると、ガンプラ作りからして初心者だと、先行者には到底追いつけません。1日早く始めた者が1日分威張るような世界といったらいいでしょうか。それで、初心者にも配慮したGBNに人気が出てきたのかなという気がします。
(ジオラマを現在のガンプラ状況で想像するに、既に機体は色付き、ジオラマは足元さえ作れれば、後ろはPCかタブレットの画面でそれらしい風景の写真やイラストを映して写真撮影、なんてこともできる……はず。)

 リクはおそらくはGBNの経験により、GPDでも通用するガンプラ作り、操縦技術等を得ていたようですから、もしGPDも面白いと思えば、そっちにも入って行けるのかも。妄想レベルの予想ですが、後述する要素(ガンプラの傷)も考慮すると、GPDがなんらかの形で物語に再度関わるような気もしています。これだけ披露しておいて、もう物語に用済みってこともないんじゃないか。

 なんてことを取りとめもなく考えていると、リアルでのアヤメが登場。一瞬、「フジサワ・アヤメ」という本名かと思いましたが、「フジサワ・アヤ」ですか。見た目の雰囲気だけですが、アバターより年齢が上の感じがしました。公式サイトでは、もうアヤメもアバター(ダイバー)とリアルが表示できるようになっており、差異はマスク含めたコスチュームだけのようです。

 うーん、なんでリアルのほうが年長と感じるのか、自分でもよく分かりません。目つきはアバターのほうが鋭い感じなのに。もしかすると、彼女が搭乗するのがSDですから、パイロットのアヤメも頭身的にSD的に感じたのかも。

 そんなことは物語的にはどうでもよくて(^^;、問題はリクのフォースに残留してくれるかどうかですな。前のフォースに一生懸命になるあまりの、1クール目の行動であるわけで、問題が解消したら戻りたくなっても不思議ではない。だけど、あっさりとリクのフォースを選択。これは既に描写があった通り、前チームのコージーらの後押しもあってのことでしょう。
(しかし、そういう複雑な事情をリクらは知らないわけで、邪推とは思いつつも、アヤメが気が変わりやすいなどとリクらに誤解されないか、心配になったりしております。)

 とまれ、今までの経緯を振り返りつつ、CM後はブレイクデカールへの対策ができたことがGMより報告され、観ている側としては「たぶん、これでブレイクデカール~マスダイバーによる動乱のドラマは終了かな。2クール目からは新たな問題が提示されるんだろう」と感じます。

 ただ、原因までは特定できていない、現象から推測しての対症療法的な感じ。現実でこういう対応しかできないプログラムとしては、学習型AIなどがありそう。将棋AIなどですと、AIがどうしてその指し手を選んだのか、ほとんど分からないようです。ですので、もし仮に将棋AIが連敗しだしたとしても、どうやって強くしてやれるかも分からない。

 閑話休題。ロンメルがやたらサラに懐かれとりますがそういうことはどうでもよく(^^;、サラと一緒に壊れた愛機に触ったリクに、なにかインスピレーションが働いたらしい。ガンプラの声を聴くというか、イメージを共にすると申しますか、ともかく不思議な神秘体験(リクにもサラの感覚が芽生え始めた?)。

 それでリクは何かを悟ったらしい。補修か、新機体か等々、さんざん迷っていたのが、すっぱりと補修に留まらない強化を選んだようですね。こうなるから、GPDについて復習してみたり、今までのGBNのあれこれを回想したりしてたのかと思いました。なんとなくとか、突如思いついたとかではなく、今までの積み重なりから次の機体が出てきた、ということですね。

 補修し改造したがOOスカイですか。主に加えたのがデスティニーからで(公式サイトより、せっかくSEED DESTINYは観たのに自分では分からんかったorz)、GPDで大破した名残の胸の傷は残したまま、ですか。

 この胸の傷、後々でこの傷のせいでピンチに陥り、しかしこの傷のせいで勝利を得る、みたいな予感がします。そういう気がするせいで、バトルする機体がガンプラそのものであるGPDが再度登場するような気もするわけです。なんとなれば、機体についてはアナログですから、(サラが手を出せなくて、)データで計算できない何かが起こるとしたら、実機そのものということです。

 なーるほど、で終わるのかなと思ったら、ED曲後に不安要素が入りました。何者かがサラを狙っているような描写ですね。1クール目は謎の登場をして謎の活躍をしたものの、正体についてはずっと後回しでした。ようやくサラの正体に迫っていくわけか。が、サブタイの「ロータス・チャレンジ」は、どういうものなのかよう分からんorz。


 とりあえずここまでで投稿。ゴースト、フラッシュ2などについては、また後で書こうと思います。「ひそねとまそたん」は最終話を視聴し、ちょっと思うところが出てきたけど、まだまとまらず(もしかすると、ずっとまとまらないかも)。

Re: 7月のスレッド(2018) - White NOVA

2018/07/04 (Wed) 23:10:09

7月に入ってから、自分のところのブログで、花粉症ガールとラーリオスのコラボネタを書いております。
まあ、一通り仕上がったら、こちらで報告もしようかと思っていたのですが、もう少し掛かりそうなので、気分転換に定例ビルド感想に参上した次第。

★ビルド

幻徳ファッションショーネタが一段落したようで、いよいよ本気でクライマックスシーズンに入った模様。

全49話ということも確定して、9月からは新番組のジオウも始まるとのことで、これからはラストスパートだなあ、と思いつつ、TVよりは映画の話を気にしているこの頃。

映画の方が、やはりTV終了後の後日譚っぽいので、グリスとローグと、みーたんと紗羽さん、ついでに内海さんも出演されるとのことで、ああ、どうやらこの人たちは生き延びること確定したな、と。

ただし、石動パパの出演ははっきりしないので、エボルはともかく、病院で寝ている本物の方はどうなるのかな、とドキドキしつつ。
次回は、美空がスマッシュ化? なんて煽られましたが、そこでライダーに変身できるようになってバトルヒロインになる展開を期待したくもあり、ギリギリのところでベルナージュパワーが発動して事なきを得たり、だと肩透かしだなあと思ったり、

とりあえず、今さら戦兎パパの思惑なんかよりも、レギュラー陣の動向が気になります。

では、今回はこれぐらいで。今週はまた、ビルドダイバーの方の感想にうかがうつもり。

Re: 7月のスレッド(2018) - たさくらたすな

2018/07/05 (Thu) 00:41:02

 名前が上がってたので博多豚骨ラーメンズ、久しぶりに公式いったらサンテレビで本日深夜から放送がはじまってますね。まさに絶妙のタイミングという感じですか。

■ガンダムBD

 OPが変わって新情報が盛りだくさんですね、個人的にはSDガンダム5機合体のスーパーショックガンダムがインパクト大でした。
 SD考察なんかもありましたが、決定力不足をゴッドマーズ的な合体で補うという考え方かな。フミナのスターウィニングガンダムやアヤメの零丸のような補助機をもちいたリアル等身化とは違うコテコテの強化形態が好感もてそうな感じです。

以下、編集終わって続きです。

 まずはリクの00の後継機作りに向けて上手いこと総集編的な流れを踏まえつつといったところがバトル回が人区切りついた後の回の上手い見せ方かなと。各キャラとおさらい的に巡っていくとこで気になったのは、タイガーウルフがリアルとヴァーチャルの違いを最初は説明していたのに、今回は滝に撃たれて寒さを感じてたところですね。もしかしたら前作のセカイと同じような感覚を共有しだすプラシーボ効果に目覚め始めたのかもしれません、ネタであっても地味にレベルアップの伏線を踏んでいたとかだと面白いかもと思ったり。

 OPでも登場するようになったGMがやや怪しい雰囲気ですが作品内だと逆に光の翼のわからなさ等からリクとサラを疑ってる感じ、チャンプとの会話でいったんは引いた感じだけど何がしかひきずりそうな感じも。

 EDのシーンでサラを監視する新しい謎キャラが登場で謎の多いサラにこれまた謎の上乗せといった感じで、こちらはツカサのように過去のかかわりを持つ要素も見せていないだけにどういった感じのキャラなのかな?すくなくともシステムにそれなりに介入してる感じも見受けられますし、もうしかしたサラと対になるような存在とかだったりとか妄想が捗る感じです。

 あとOPに1カットあったスーパーフミナの系譜をつくような格好のキャラは髪型からするとショップ担当のナナミさんかな、GPNそのもには関わってこなかっただけに思い入れのある他のヒロインキャラでも観たいと思ったりも。

 GPDからGPNへの競技人口の変化は、壊れる→補修の流れは受け入れた人は大丈夫として、もうひとつ厄介なのは再販されなくなったガンプラの修理をどうやるかが問題として出てきそうですね。無論GPDで需要を考えたら実世界のガンプラ販促とは違って来るのでしょうけど、GPNの方が実際の売れ筋のプラモを中心とした生産体制を取る上ではメーカー的にも楽そうなのかなと思ったり。ただGPNでの3Dプリンタ的なものがGPDでも疲れていたなら改造用だけでなく修理用のパーツも打ち出せば問題はなくなるのかなとも。
 リクが胸部の傷をあえて残して来たところや、前回サラがGPD戦闘中のリクに通信介入してきたところから最終的にGPDとGPNでシステムの共有化が図られそうな展開も希望できそう。

  アヤメさんのリアルであるフジサワ・アヤとの印象の違いは目つき以外だとリアルの髪型がサイドポニーで襟足というか首周りを軽く見せているのでお嬢様・お姉さんぽさが増してる感じですかね、アバターのほうは横髪が重たく肩のほうまでボリュームがあるため頭そのものも大きく見える印象なので、そこでぱっとみ等身が比較すると縮んでみえるようにも感じるところかな、と。後は縦ではなく横へのボリュームアップ疑惑のある胸サイズも髪型と相まって逆にSD体型感をましてしまっているのかもしれません^^;


■ひそねとまそたん(最終話まで)

 メイン脚本担当の属性的にはSF要素を用いた日常演出面での起用が多い印象ながらも、最後のほうでSF回りの設定がややおざなりなのかと言われたら、そういう面が目立つ感じでしょうかね、終盤出てきた巨大ドラゴンのミタツ様がラピュタ並の嵐の結界で守られているとはいえ物理的な存在である以上は国家レベルだけの隠蔽だけでは厳しいかなと思ったりも。日本以外の観測衛星などの問題もあるでしょうし。

 これが精霊的な存在で見える人にはドラゴンとして認識できるとかで、合わせて各OTFも既存の軍用機を模したハリボテに竜の精霊が宿ったような存在で精神的に結びつきがあると竜として乗ることで飛行できるけど、受け入れられなくなると単なる飛行機の体をなしたハリボテにしか認識できなくなるので飛ばせなくなるとかだとありかなと思ったりも。

 逆に怪獣特撮とかだとシン・ゴジラのように一般人がスマホ片手に撮影なんてのも近年の流れなだけに最終話で一度はDパイから離れたひそねが市街地でまそたんに再度飲み込まれるまでのシーンは関係者がどのように隠蔽を図っていたのかが先に気になってしまうところですかね。
 特撮ヒーローものでも近年でも作品によっては、一般人の前で気にせず変身するものもあったりで仮面ライダーなんかだと、そこから人々の噂が都市伝説のなかで戦うヒーローという設定に逆利用したりとかもあったりで、ひそねとまそたんの場合そのへんの設定のスタッフ間の共有が弱かったのかなという気も。

 最後、再度ミタツ様を眠りにつかせるのに従来は巫女をかいした人柱を要していたのに(先代Dパイの貞さんと組んでいた時の巫女が同時に貞さんの想い人)ひそねの一存が身代わりになることで、最終的にひそねが生存して帰還してきたことで、このへんの設定のブレもなんとなく、CLAMP作品の魔法騎士レイアースのアニメ版で異世界の柱としての自身の有り様を否定したために想い人のザガートと結託してまで死を選んだエメロード姫に対して、その後の展開で新たに柱になった主人公光の柱制度の否定であっさり無くなったので、結局エメロード姫の死はなんだったのか感を思い出したりもしました。

 やはりそれ相応の誰かが犠牲になるシステムに対しては、それを上手いこと回避するロジックの提示がないと単純に納得いきづらい部分はあります。
 あえて演出上ぼかしたんでしょうけど、最後のひそねとまそたんに飲み込まれた小此木の会話のシーンでひそねが3ヶ月間ミタツ様の中でどのように生きながらえていたのか気になる部分もあります、もしかしたらまそたんの体内でながく時間を過ごしてる内に00劇場版のセツナの如く人外な存在になってしまったのとか?そのあたりの諸問題を含めてちょっと丸投げしちゃったかのようにも思えます。

 とはいえ今回脚本の人の方向性でいうと定番的なメインキャラの死の回避を選んだのは悪くは無かったかないう感想です。
 OP・EDの演出面で面白いなと思ったのは途中まで歌詞もメロディもいっしょで後半パートからアレンジではなく曲そのものが変わるOPと最終話前の回で使われたインストメンタルのEDかな、インストメンタル曲であんなに不安にさせる演出もあるんだなとこういう部分は感心した部分ではありますね。

Re: 7月のスレッド(2018) - K.K

2018/07/05 (Thu) 17:48:41

 NOVAさん、たささん、どうもです。

 たささんから、サンテレビで「博多豚骨ラーメンズ」放映が始まったとお伺いし、「やはり人気が出てたんだ」と思う一方、こちらではサンテレビが入らないんで、ちょっとがっかりもしています。

 数年前に、住んでるアパートのアンテナ設備が変わって、テレビ大阪が入るようにはなったんです。そのおかげで、牙狼シリーズやガンダムビルドシリーズを視聴できるようになりました。

 しかし、サンテレビが未だ無理(もしかすると、どうアンテナ頑張っても電波強度不足なのかも)。前々から、「サンテレビ入ってたら、このアニメ観られたのに」ということが何度もありました。博多豚骨ラーメンズ、当地のローカル局での放映を期待して待つしかなさそうです。

 ガンダムBDのアヤメにつきまして、外見からの印象は、自分だとなんとなく感じるだけなんですが、絵の心得がある方から見ると、いろいろと個別の要因が見えるようですね。髪形の相違というのは、言われてみるまで気が付きませんでした。

 リアルだと、髪のどこにボリュームを持たせるかで、年齢含む印象が変わるというのを、TVで見た覚えがあるんですが、アニメなどのイラストに結び付けて考えることができませんでした。知識の有無と同時に、各知識の有機的なつながりも大事ですね。

●仮面ライダーゴースト(第27話:決死!覚悟の潜入!、第28話:爆現!深淵の力!)

 27話冒頭の眼魔界ではアデルがガンマイザーを手に入れ、おそらくそれに対抗できるよう(←脚本的にも、仙人=イーディス的にも)、タケル側のマコトは(使うのはリスクが高いらしい)紫の眼魂を入手してますな。緊張を高める狙い何だと思います。二者対立ではおおむね、力が一方に偏るのは危機感を煽り、双方の力が高まると緊張感が高まる、みたいなことになるかと。

 一方、地上では赤い雲にむしばまれたままのジャベルが御成を襲うも、御成はアカリのアイテムで治療してしま、さらにおにぎりまで提供(御成がときどきこういうヒーロー性を示すの、初回のなんとなく視聴では見過ごしていたようです)。すると、後のシーンの御成の危機と頑張りに、ジャベルが介入して一宿一飯の恩義とやらを返す。あのシーンでジャベルの今後が、だいたいの方向性が決まった感じ(ゴースト全体に感じる分かりやすさの一端かも)。

 それはともかく、27話ではアデルの意思通り、ついにアドニス大帝が完全消滅ですか。もっとも、致命の一撃を食らいそうになったアランを庇ったわけで、暗殺されたという感じではない描写にしてある。さすがに(前作のマッハの辛さを省みて)父殺しは避けたのかな。アランを奮起させる狙いもありますしね。

 ここまで(と次の28話を)観なおしてみて)、この第2シーズンはアラン中心のドラマになっているような気がします。タケルは時折迷走するものの、根っこ的には第1シーズンで方向性が確立された感じで、方向性が定まった成長物語になってます。アランは方向性自体が大転換するわけで、アランのドラマが動いている感じがするのも自然な流れなのかもです。この後も、まだフミ婆ちゃんの最後の一押しがあるはず。

 27話ラストから28話冒頭で、アデルがガンマイザーを使ってタケルらを襲撃、眼魔デザインが準ラスボス的な感じですな。調べると、ガンマイザー。ファイヤーという名前なのか。この時点では極めて強力で、アランが戦意喪失とはいえ、ゴーストでは歯が立たず、撤退するしかないほどですか。

 一方、音符眼魔が登場。いや再登場なのかな? 前の戦闘的な音符眼魔と違い、芸術家肌らしいし、スランプの画材眼魔と何やら意気投合。この後、2人して旅に出ると言って、舞台から退場してますね。そのことは、ドラマをシリアスに寄せていくためと解釈できそうなんですけど、アカリの対立・対比の敵キャラであるイゴールが、アカリからビンタ食らって泣いて去る、なんて描写がある(この後も、しばしばビンタ食らうんだったかと)。どうも、ドラマを深刻~過酷にすまいという制作意図が感じられます。

 上述した御成救援で、武闘のジャベルがタケル側に接近してますんで、知略のイゴールはジャベルの分も補って、怖い敵であって欲しいところです。少なくとも、幹部クラスの敵が減ったわけですから、観ていてイゴールに対する(敵と認識しての)注目度は上がります。然るに、タケル側の対比キャラに太刀打ちできないメンタル描写が入ってしまうと、敵にはラスボス以外に難敵がいなくなったような印象です。

 それはともかく、眼魔界ではアドニスが完全消滅して戦意喪失のアランをタケルとマコトが励ますシーン、「この場所、どっかで見たような?」と思い、記憶をたどると少なくともドライブで使われてました。たぶん特撮頻出の撮影場所なんでしょう。昔の昭和ライダーなどでは、建設途中で放棄されたマンションなんかがよく使われたりしてました(実物を遠くから実見して、「ああ、ここか」と思ったりも)。

 それはさておき、アランはとりあえず立ち直るも、ガンマイザー・ファイヤーには誰も歯が立たず。そこでスペクター(マコト)が例の紫の眼魂を使って、となるんですが、やっぱり歯が立たない。いくら斬りつけてもファイヤーは平然と突っ立ってるし。どうすんだよ、と思ったら、マコトが気合入れて根性見せたら撃破。

 と書くと、貶しているようですが、そうではないです。なんとなくですが、ゴーストをどう観ればいいかが、少し分かった気がします。作風といいますか、ゴースト世界の法則は「絶望しても立ち直れ、頑張り続けろ、仲間を信じろ、そうしたらうまくいく」のようです。それがゴースト世界の真理だと受け入れてみると、今までの流れは納得できそう(おそらく今後も)。

 ただ、そういうのが好みかというと、ちょっと違うかなという気もします。上述のゴースト世界の真理は、例えばワン・ピースも同じようになっている気がするんですが、コミック、アニメとも、しばらく観たものの、かなり早い時期に離脱してしまいました。ドラゴンボールはかなり後まで観たことを考えると、おそらく自分の好みと外れるものがあるみたいです。

●フラッシュ2(第16話:スピードの果てに、Trajectory)

 英語タイトルのtrajectoryを辞書で調べると、曲線、軌道、(人生等の)道筋となっていて、今話のゲスト敵がスピードを求めた挙句、ヴェロシティ9過剰投与で消滅したことを指していそうです(その敵の自称にも使われた)。それを日本語で表すと「スピードの果てに」なのか。日本語タイトルのほうが情緒的な面をよく表せてる感じですが、英語タイトルの多義性もなかなかに印象深いものがあります。

 それはさておき本編。冒頭から、ちょっと効果が分からない特訓シーンがありまして、峡谷を飛び越えるというもの。確かに距離に応じた一定以上スピードが必要で、自分を追い込むということはあるんでしょうけど、落ちたらただでは済まない。実際、飛び越えられず、かろうじてシスコが密かに用意していたドローンで無傷で救助される。

 続いて、バリーらは揃ってディスコに行く。ここで、乾杯の言葉が「ジェイのために」となってて、ようやくシーンの意図に気が付きました。冒頭から、ジェイの死を無駄にしない、といった仇を取りたい意思をバリーらは見せてまして、そのためなら危険も厭わないという気持ちを特訓という形にして見せてくれたようです。

 ところが、後でジェイの正体がシスコの能力により判明、バリーがショックを受けると続くわけで、通しで考えて「なるほど、そういう演出か」と分かる流れです。

 ディスコにはジェシーも行くんですが、心配したウェルズがリストバンド・腕時計型で外せない装置(たぶん位置を知らせる発信機)を付けてしまうんですが、どうにか外したいジェシーがいじってしまう。すると、ウェルズの声で「(娘のためなら)なんでもするぞ」旨の録音が流れ、ジェシーがウェルズの過去の裏切りを察する。

 こちらも意図は分かります。この後、ジェシーが1人で出て行ってしまうための、動機を見せるシーンですね。しかし、ちょっと強引かなと。なんでそんな音声データ入れてあるのか、説明が難しそうです(フルメタの相良軍曹の「手が滑ったのだ」くらい強引な説明が必要な気が ^^;)。バリーの特訓でも、同様に意図は分かるんだど、もうちょっと自然に見せてくれたほうが、という気がしないでもありません。

 それはともかく、今話のゲスト敵はスピードスターで、ディスコでバリーらがくつろいでいるときに急襲してくる。バリーがターゲットではないらしく、そこいらじゅうから無差別に金品強奪。これでアイリスにもちょっとしたドラマが生じます。新任の編集長が「フラッシュの仕業だ、やっぱりメタヒューマンは有害だ」みたいなことを言い出し、アイリスと対立するわけですね。そのドラマは引きずらず、今話内でフラッシュと別のスピードスターと判明したため、アイリスに軍配が上がり、編集長は反省することに。

 それはともかく、スピードスターの正体を探っていくと、ヴェロシティ9を使用した女性科学者。ヴェロシティ9について、今話まではバリーは知らず(視聴していて、「あ、バリーには存在すら知らせてなかったのか」とようやく気が付きましたorz)、一揉め。バリーはスピード不足で悩んでおり、そのためアース2のジョー2を死なせたと悔いてますし、ジェイを助けられなかったのもそのせいと思ってそうですから、当然ですね。しかし、そのジェイも使う名、秘匿しろと言っていたと説明し、ようやく落ち着く。

 まあ、そこがジェイ=ズームの狙い目であるわけですが、そんなことバリーらに分かるわけはなし。しかし、シスコがジェイの残したヘルメットに接触するたびにズームのイメージが出てきて、ようやくジェイがズームだと、バリーチーム内で確認される。バリーが絶望し、走り出て叫んでましたが、そうもなるよなという感じです。殺害されたジェイの仇を取りたいと思ったら、そのジェイが仇の正体だったわけですから。

 一方、謎のスピードスター。結局、まず視聴者に、それからバリーらに正体が判明する。ケイトリンの友人で、ヴェロシティ9の開発に協力したイライザ・ハーモンなる女性。自分にもヴェロシティ9を使用し、その副作用なのか、ジキルとハイドみたいに人格が分裂、結局はハイド人格にジキル人格が負け、ヴェロシティ9を使っての犯罪、さらにヴェロシティ9を求めてラボを襲撃までしてしまう。

 この辺りの描写で、ズームも同様の副作用を受けた可能性も示唆されているような気もしてきます。結局、そうではなかったわけですが、ジェイとズームが別人格みたいな可能性もあると思って観てみると、なかなかに真相を読みにくいドラマ仕立てになっている印象です。

 それはともかく、ヴェロシティ9の存在を知ったバリーは盗み出して使おうとするも、ウェルズに説得(叱責と言うべきか?)され、なんとか思いとどまる。ヒーローにもドーピング問題がある、みたいな奇妙な感じがしました。一方、ゲスト敵イライザはラボを襲ってヴェロシティ9を作らせ、偽物を掴まされていないかどうか調べるためにジェシーに毒見させてしまう。

 ジェシーは泡を吹いて倒れるわけですが、輸血して治療しようにもアース1の人間ではない血液型と判明してました。運よく、ウェルズが同じ血液型で助かるわけですが、個人的には非常に興味深い設定です。外見はそっくりでも、内部的なものは別生物レベルだったわけですね。ということは、例えばアース1と2の人間同士では恋愛~出産が成立しない。それでも、愛着ある人物のドッペルゲンガーにも強い愛着が生じるというのは、フラッシュという作品のテーマと関連するのかな、とかいろいろ考えたくなります。

 ドラマとしては、襲撃によるジェシーの危機と解決、で終わらず、これでジェシーが父親のウェルズが自分のためなら他を犠牲にしてしまうことを確認した、というものがありますね。これが、ジェシーの離脱につながると。3を予習するとジェシーもスピードスターとしてヒーローに加わるわけですが、今話のエピソードでその素地、ヒーロー魂の萌芽を見たような気がします。

 一方、ゲスト敵イライザはドーピング抜きでスピードを取り戻したフラッシュにいったん敗北、そこで「さらにヴェロシティ9を使うか否か」の迷いが生じる。使わないなら捕らわれて罪の償い→正義への回帰、であるわけですが、イライザは拒否。結果、ヴェロシティ9の過剰投与で、さらなるスピードで走りながら消滅、と。

 ともかく、イライザの件からズームの状態が分かって来て、ズームも危ない状態にあると推測される。そこがジェイと重なる、ということで、ジェイのヘルメットに接触するとイメージが湧いていたシスコがジェイの帽子を持つと、ジェイ=ズームが見えて、となるわけですね。バリーがシスコから聞いてショックを受ける描写よりも、ジェイの帽子をガラスケースから出すとき、ケースを叩き割ったのが印象的でした。まさかと思うものの、状況が指し示す方向はよく分かる、という苛立ちですね。

 話数を再確認すると、今話が第16話。中盤から終盤へ移る頃合いで、ラスボスが誰かが主要劇中キャラクターに見えたわけですな。どうなるんだろうと気になる要素をしっかり入れつつ、話数的に収束しそうだとも思わせる、うまい構成だと思います。どう風呂敷畳むんだろうと心配になって、やはり畳み切れなかったって、よくあるケースですんで、そこを安心させてくれる点は評価したい気がします。


「ひそねとまそたん」は、さらにいろいろ思うところが出てきて、なかなか感想がまとまらず。上記でゴーストの観方を変えるという話をしましたが、それと同様の観方の転換をしまして、第1話からの流れを再評価して、といったこともあるのが大きいようです。たぶん、何か書くと思います。あれこれ考えたくなっていますんで、全体の印象は浅くない実感があります(ただ、好みではないというのはある)。

Re: 7月のスレッド(2018) - White NOVA

2018/07/05 (Thu) 22:45:17

ガンダムBDおよび、その他感想を少々。

★ガンダムBD

忍者から女子高生に転職したアヤメさんがナイスでござる。

って、いやいや、ええとメインヒロインのサラとか、新型機体のダブルオースカイがメインの話題だと思うんですが、新期OPやEDも含めて、じっくり語ろうと思えば、いろいろ大変な情報量の多さですな。

だから、じっくりとは語らない(オイ)。

とりあえず、OPについては、これから毎話少しずつネタ消化が続くでしょうから、その回ごとの新機体を楽しみにしつつ、ユッキーの影の薄さが気になるところ。

そろそろユッキーにもスポットが当たる回が欲しいな、とも思ったり。もちろん、モモカにも。

EDはもう完全にサラのためのものですからね。

あとは、GPDとGBNの機体操作の感覚の違いが、話題になっていましたね。
GPDは機体を直接操作する感覚で臨場感があり、
GBNはアバターを介する形なので、間接的操作になるのかな。

うーん、ゲームに例えるなら、直接機体を操作するフライトシミュレーターに対して、GBNの方はコマンド入力とかがある程度オート化されて、簡易化されているのかな。
アクションRPGと、コマンド入力型RPGの違いか、アニメの表現だと違いがよく分かりません。
個人的には、バトルしかできないGPDよりも、世界の探索を楽しめそうなRPGスタイルのGBNの方が楽しそうだと思いますけどね。

★ゴースト

28話まで進んだところで、次の29話と30話が傑作回だと言っておきましょう。
アクション的にも、坂本浩一監督のゴースト初登板回ですし、ドラマ的にも、フミ婆の死とアランの成長がインパクト抜群でした。

続く31話は、ゴーストだけでなく平成ライダーの主役のスーツアクターである高岩成二さんが、敵の顔出し幹部として登場し、生身アクションを盛り上げてくれますし、たぶん、この辺がゴーストの最頂点じゃないかな、という頃合い。

で、その後がグダグダ状態になるわけですが、デミアプロジェクト辺りで、話を引っ張りすぎたり、リアルタイムではタケル殿の復活期限に関する時間進行がおかしいだけでなく、季節感が番組内とリアルで噛み合っていなかったり、どうしようもないレベルでタイムリミット設定が展開の足を引っ張っていたな、と思いますが、まあ、再放送では気にならないかな。

端的には、アランのセーターにスポットが当たっていたのが、ゴールデンウィーク辺りの放送ということで、撮影時期のズレを考慮に入れても、リアルと噛み合っていなかった、と。
初期は、99日の時間制限もそれほどズレることなく、きっちり1クールほどでまとめてくれたんですがね。

ともあれ、次回は傑作ということで。

★フラッシュ

次回のトピックは、バリーが走行訓練中に、一瞬姿を消して、それからまた出てくるシーンがあるのですが、
その背景で「スーパーガールの世界に迷い込んでいた」というネタがあったりします。

まあ、スーパーガールの方を見ていれば、一瞬だけ、そっちのBGMが流れるわけで、両方見てるファンなら分かるネタ。
そこで知り合ったスーパーガールと再会するのがインベージョンで、まあ、今年の夏もクロスオーバーDVDが発売確定で、今から楽しみにしている最中、ということで。

Re: 7月のスレッド(2018) - K.K

2018/07/09 (Mon) 19:01:21

 NOVAさん、たささん、どうもです。

●仮面ライダービルド(第43話:もう一人のビルド)

 前説は、前々回~前回の葛城忍登場に絡ませて、桐生戦兎の正体は誰だったっけのお遊び入れてましたな。学生服姿もあり、高校生くらいまで遡って思い出している設定らしい。龍我の「顔は佐藤太郎」の台詞を聞いて、初めて「そういや、葛城忍は佐藤太郎顔の戦兎をどうやって巧と認識したのか、知識として顔を入れ替えたと知っていたとしても、違和感なく親子の話ができるものなのか?」といった疑問が湧きました。まあ、戦兎の言う通り、そこはうまく演出してあるんだろう(^^;。

 そして本編。前説で言っていた通り、慌てたときの戦兎の頭を掻く癖が巧のものだから、忍は「確かに我が息子」みたいな実感が湧くらしい、という演出でしたか。それはともかく、石動エボルトも出てきて、今までのことは全部「葛城先生」のシナリオ通りだと明かす。

 観ていて、「ということは、忍はこうなることを予測していたわけか。エボルトが『地球は終わりだ』みたいなこと言ってて、後で気が変わったものの、世界の破壊を止める行動は描写されてなかった。ということは…」などと考え、この時点では戦略上のラスボスが忍だったかという気がしました(が、公式サイトの次回予告を読むと、どうも違うようです)。

 それはともかく、ショックで虚脱状態の戦兎は戦えず、ビルドに変身した忍には一海、幻徳、龍我が変身して立ち向かう。がしかし、忍ビルドが、一海曰く「初期型なのに強い」ため、歯が立たない。忍の種明かしによれば、ビルドはもともと忍用だから、ですか。忍専用にチューンされてたから強力、ということは戦兎ビルドの強化のヒントでもあるような気がします。

 もっとも、龍我クローズだけは別で、エボルトの破壊イメージが記憶が呼び起こされると、狂暴かつ強力になる。これも忍解説によれば、取り去ったはずのエボルトの遺伝子が呼び起こされたものによるもの、ですか。まだ龍我のエボルト化は完全解決には至らず、不安材料であるようですね。

 半暴走クローズがバトルでは忍ビルドに優ったところを見ると、忍ビルドとエボルBHの強弱関係も推測できそうです。だからなのか、忍の画策にエボルトは気づいているでしょうけど、いざとなったら力尽くで解決できると踏んで、「先生」と呼んで利用しているんだろう(先生と、呼んで灰吹き、捨てさせる)。

 忍ビルド敗走で、戦兎らもカフェに撤退。が、戦兎はショックから立ち直れてないし、戦兎が忍を庇ったも同然だと一海がマジギレ(美空がとりなしても聞かないって半端ない、いや「グリス」と呼びかけちゃったせいか?)して出ていくし、幻徳も無言で(しかしTシャツの「さらば」を見せて ^^;)去るし、どうもビルドチーム崩壊の危機の感じですね。いや、幻徳は一海を追うのが主目的だったのかな。後で2人して話し込むわけですし。

 戦兎も実はイラついていたようで、PCモニタを机から放りだすとか、らしくないことしとりますな。どうしたんだと思ったら、内心で巧と話してましたか。この内心の巧は明示的な証拠から論理的な帰結を導き出す役割みたいな感じがします。佐藤太郎顔の戦兎は心情の示す方向で結論が欲しいわけですが、巧がそこを論理で遮る。

 これを自問自答と考えると、なかなかに優秀、冷徹です。普通は(自分も省みて)、欲しい結論に沿った理屈を考えがちですからね。がしかし、論理で気持ちを奮い立たせられるわけもなく。この状況を打ち破ってくれるのは、美空でも無理、悩んだ美空はエボルトの魔の誘いに乗ってしまうわけか。この状況は打ち破れる奴がいない、と思ったんですが、いやいたんだ、と後のシーンで思い知りました。

 一方、エボルト側では忍が龍我の力の増大をエボルトに警告するも、エボルトは忍任せみたいですね。忍案は美空内にベルナージュが残っていることを期待しての、スマッシュ化ですか。ベルさんはまだ残ってまして、しかし正常な判断力は失われ、暴走状態で戦兎に襲い掛かるが、その戦兎は変身はできても戦意が極めて低いままの上、スマッシュ倒せば美空消滅のジレンマから、ジーニアスになっても戦える状態ではない。さらに忍ビルドまで襲い掛かって来るし。

 戦兎ビルドの変身も解かれ、忍ビルドの「今のお前ではエボルトに勝てない」宣告(やっぱり意味深長に聞こえる)で戦兎絶望。こりゃ駄目だ、と思ったところで、奴の声「なに泣いてんだよ」と、まさにどんぴしゃ、ヒーローは遅れてきやがります。見ると、龍我が仁王立ち。「今のお前(戦兎)の正義は、美空を助けることじゃねえのか」で、さすがに戦兎も闘争心回復ですな。

(ここ、熱血でなくクールながら、ドライブにおけるチェイスの極め台詞「危険なら助ければいい」「それが仮面ライダー」等々を思い出しました。なんで思い出したんだろうと考えてみると、ややこしい状況で戸惑うときに、最重要事項をスパッと示す点が類似しているような気がします。)

 戦兎が立ち直り、龍我も加わってバトル再開。忍ビルドですが、変身して暴走を見せ始める龍我クローズに「このままエボルトの遺伝子に支配されるのか!」と叱咤しており、単に厄介な敵と思っているだけではなさそうな雰囲気を感じます。龍我は根性を自他に入れることはできても、さすがに状況打開の知恵は出ず、やっぱりそこは戦兎の役割ですな。

 詳細な理屈は不明ながら(ホントによう分からんのですorz)、龍我に復活しつつあったエボルトの遺伝子に、美空に宿るベルさんをぶつけて、ということですか。理屈はともかく(^^;、龍我はクローズとしても無事、美空も無事スマッシュから分離され、作戦失敗の忍ビルドは撤退。アジトに戻った忍の様子からすると、かなりのダメージも受けた観たいですね。

 一海と幻徳はといえば、やっぱりヒーローの役割を忘れることはなく、おそらく独自の行動として、2人してエボルト側アジトに潜入を目論んでいる模様、というところで次回へ。

 次回は、第44話「エボルトの最期」ですか。ネット検索すると、エボルトには怪人態なるモードもあるようで、現在のエボルトとしては最期だけど、さらなるモンスターとして立ちはだかる、と予想しておいてよさそうです。もしかすると、ベルナージュが完全体といっていたのが、それなのかもですね。

 全49話ということは、後6話。次期ライダーの紹介エピソードも考慮すると、実質は5話ちょっとかも。公式サイトの予告も含めて考えると(「なぜかニンニンコミックはトドメを刺さず」「ニンニンコミックとの闘いからエボルト攻略のヒントを見出す」等)、どうやら忍がエボルト打倒を画策しての深謀遠慮が見えて来そうな期待をしたくなります(でも、自分の予想って当たらんしorz)。

Re: 7月のスレッド(2018) - K.K

2018/07/09 (Mon) 21:42:58

 まそたんアニメについて延々と思うところがありながら、どうもまとまらないままです。が、とにかく形にしてみようと書き上げてみました。

●ひそねとまそたん(通しでの感想)

 最初は設定しっかり作っての物語と思い、設定的に示された困難を他の設定に沿ってどう解決するか、という話になると思っておりました。好みのタイプの作風と期待したわけですね。

 ところが、途中から設定を譲らせてでもキャラ心情の描写を優先するといったことが見えてきて、おそらく好みのタイプではないと判断。ラストまで観て、そこが覆るような点は見出せませんでした。しかし、こういう作品を良いとし、感動する人が少なからずいることは間違いないだろうと思います。

 キャラを立ててどうしようとしたのかといえば、個人的にジャンル分類してみると、恋愛ものでした。それも、いわゆる少女向け風の筋立てですね。

 第1話から登場し、主人公ひそねと当初は反発的に関わった貝崎名緒は、結局わき役、ほとんどモブキャラみたいになりました。途中参加の3人のドラゴン専任パイロット(Dパイ)のうち、2名(絹番莉々子、日登美真弓)も同様。他にひそねの前任Dパイも出てきましたが、雰囲気作りに1話出てきただけ等々、大事そうで実は背景的な役割のみのキャラが多数いた印象です。

 結局、物語に関わるキャラクターは以下の面々だったようです。

・甘粕ひそね(あまかす ひそね):ヒロイン主人公、情緒面≒恋愛面の成長キャラ
・小此木榛人(おこのぎ はると):ひそねのボーイフレンドキャラ
・三角棗(みすみ なつめ):小此木の幼馴染の女子高生、ある種の高貴キャラ、ひそねの恋敵ポジション

 この3人が一応は三角関係を成しています。ただ、恋愛成就≒物語での勝利ポジションに到達するのはひそねで、ひそねの勝利を飾るために棗は「巨大ドラゴン:ミタツ様への人身御供」という設定上は崇高なポジションにしてあります。

・星野絵瑠(ほしの える):Dパイになりたい余りに意固地なキャラ
・財投豊(ざいとう ゆたか):絵瑠に好意を持つものの、彼女の望み=Dパイのため身を引こうとする

 この2人はラストで普通に恋愛成就です。

・ミタツ様:本作の世界ルール的な魔物。74年周期で現れ、人身御供で鎮めないと災いを起こす(らしい)

・飯干(いいぼし)宮内庁式部官:ミタツ様を鎮める「マツリゴト」プロジェクトを良いものと疑わず、推進する悪役キャラ。
・樋本貞(ひのもと さだ):74年前の「マツリゴト」でのひそねポジションだったDパイで、親友が人身御供に捧げられている。

 こんなところですが、好意的に観たと考えた上であり得る感想を考えた場合と、キャラ立てのため設定を譲ることを認めた上での、個人的な実際の感想を書き出してみます。

1.本作がいいと感動できた場合のあり得る感想例
 ひそねは本人が意識しない恋敵の棗から小此木を勝ち取っており、かつ我が身を犠牲にしてまだ10代の棗を救っています。しかも、他人が設定したルールや、敷かれたレールを打ち破ってのことです。

 天然で行動しての勇者であり、聖女となったわけで、もし感情移入できたら、崇高さ、一途さ、大胆さ等々に感動できるはずです。

 そのことを証明するような行動に出たキャラに、恋人相当の小此木がいます。常にひそねを心配しつつも、人身御供となる棗にも心を砕いている。女性キャラ視点からすると、「自分の見ていないところで恋人に取って欲しい行動ができるキャラ」といったものになります。

 特に悲劇のヒロイン(ただしラスト手前まで)であるひそね視点からすると、ひそねが自己犠牲となって消えた後も、ひそねを探し続けていた点は好感度が高いと思われます。ここまで持ち上げておいて、ひそねが帰還するわけですね。これは視聴後感を良くする、ハッピーエンド。

 星野絵瑠と財投豊については、ひそねと小此木ほどドラマティックではないものの、財投が絵瑠が期待するポイントを必ずついてくれており、これも女性キャラ視点からの恋人にやって欲しいことを実現しているといえます。ただし、絵瑠の性格(真っ直ぐ、直接的)に合わせて、財投は面と向かって絵瑠のして欲しいことをやってみせることが多い。

 例えば、絵瑠が財投を気にし出すきっかけとなったジムでの出来事。財投は絵瑠のトレに張り合うように自分のトレーニング強度を上げるのですが、結局は絵瑠について行けない(第1のポイント)。そして、財投は絵瑠に「カッコいい」と何気なく漏らす(第2のポイント)。絵瑠の自尊心をうまく満たすわけですね。

 続いて、今度は絵瑠に見えないところで、財投が絵瑠の期待する行動をする。恋愛するとDパイに不適合となるため、絵瑠が財投に好意を持ち始めると、財投がわざと絵瑠の反感を買う行動に出ます。自分の恋愛欲求より絵瑠のもともとの望み「Dパイになる」を優先させたわけで、絵瑠のために財投は自分を犠牲にする。

 ラストで、そのことが(おそらく上層部から)明かされ、絵瑠と財投のその後のハッピーエンドが示唆される。

 絵瑠は問題児として登場したわけなんですが、そのことが否定される流れには結局ならず、「そのままの自分でいいよ」と肯定されるものになっています。このことは、ひそねにも言えます。そのままの自分で肯定され、ボーイフレンドからも選んで/尽くしてもらえる。

 一方、あわや棗を人身御供にしかけた実質の悪役 飯干式部官。74年前(及び古くからの)ルールを押し付けて、上記キャラクターの不幸を招きそうになった人物であるわけですが、まず、ひそねにルールをひっくり返される。血筋から選定し、子供のころから人身御供を受け入れさせてきた棗が、ひそねによって逃がされてしまうわけですね。

 そして、ひそねが自分を犠牲にしてミタツ様を鎮めてしまう。飯干の「マツリゴト」は全面的に失敗し、しかし所期の目的は達せられる。飯干の役割と存在意義はことごとく否定されてしまうわけです。おまけの象徴的な罰として、樋本貞からジョアを渡されて代金100万円を請求されるシーンもありました。

 その樋本貞は、前回の「マツリゴト」で、人身御供に選ばれた親友を救おうとして、しかし親友の意思により(ここ大事、親友の死は樋本貞の責ではなくなる)、救えなかった過去を持つ。最初はヤクルト売りのおばさんとして親しみやすく登場し、途中から大物キャラであることが明かされたのが、この樋本貞です。

 樋本貞はDパイを指導して一人前にしたキャラであり、大物ポジションと指導実績、上層部でも敬意を表するなどの描写で、「キャラの価値を判定するキャラ」になっています。この樋本貞に認められると、一人前になる印象が出るわけですね。その樋本貞が飯干を罰したことで、ラスト直前でも未だ感情的に飯干にもやもやするものがすっきりします。

 たぶん、こういう感じで、全編通しては気持ちのいい物語になったんじゃないかと思います。途中の諸々のイベントは何かに集中していくわけではないですが、キャラの印象、性格などを明確化し、ラストでの各キャラの行動、言動に意味が感じられるものになっているようです(同じような行き方で成功しているのが、「けいおん!」アニメ1期だったりする)。

2.個人的な感想・印象

 そういう狙いなんだろうと思いつつ、設定を譲ってのキャラ立ても、それで良かったと思ってみても、どうにもならない不満を抱いてしまいました。

 作品の狙いとは全然ずれているのは承知ですが、個人的には「ピュロスの勝利」(勝ったものの、代償が大きすぎてかえって虚しい)になっていました。

 問題は「人身御供」です。棗が人身御供だったり、しかしひそねに救われたり、ひそねが事実上の代役になったり、そのひそねが無事生還したりしても、個人的には何ら救いになりません。

 この作品が「人身御供の問題を74年先に先送りした、解決を試みなかった」というのが最大の不満点になります。昔からずっと人身御供を強要して来たのがミタツ様(人類が人身御供を勝手に差し出した、ミタツ様は自然現象相当、といった見方はできるけど、細かいことなのでどうでもいい)。

 現代になっても人身御供。そこを肯定する飯干は当然ながら駄目なキャラです。だけど、ひそねを含めた他のキャラも人身御供にショックは受けるものの、人身御供を否定はしていない。今回だけすり抜けたらいいと思っている様子。

 単純に予感されるのは、例えばですが、74年後には、ひそねが樋本貞ポジションになり、また同じこと繰り返されるだろうということです。

 各キャラを考え直してみると、「自分の周囲を最適化できれば、その外は誰かに任せればいい」というものになっています。各人が幸せになれる価値観ですね。

「鉄血のオルフェンズ」でいえば、ミカヅキに対するアトラ・ミクスタの生き方、人生観です。目に見えてる範囲を安寧にしようとし、それが叶わないときはどこか別の場所を探す。もう1人のヒロインがクーデリア・藍那・バーンスタインで、世界全体の安定を図り、そうすることで個人的な幸福を実現する環境を得ようとする。ただ、この差は性格だけではなく、両キャラクターが持つ影響力の質的、量的な違いによる部分も大きかった。

 鉄血の場合だとどっちがいいということはありませんでした。だけど、「ひそねとまそたん」は違う。74年前は戦時中の日本軍が示唆されてますし、今回は現代の自衛隊。力を振るえる環境で、しかし個人だけの幸福最適化を是とした。74年後の後輩はどうすんの、といったことは知らんぷり。

 それは違うだろ、というのが個人的な感想です。最終的にはミタツ様には対抗できないという結論になるとしても、どうしてミタツ様自体をどうにかしようという発想すら出てこないのか。

 繰り返される人身御供なんてのは、個人的には聞いただけで「やめさせろ」と強く感じます。沸々と怒りが湧いてくるような感覚を覚えます。1回限りの解決策なんて、受け付けられません。最善の努力を傾けた上での「仕方ない」なら、まだなんとか納得のしようもありますが、そういうドラマは全くなかった。

 結局、「当事者はなんとか逃げおおせた。74年後のことは知らん」というドラマに見えました。今後も延々と犠牲が出続ける、という確定的な予感がしますので、「ピュロスの勝利」です。ほのぼの、幸せそうに終わったのは非常に違和感が生じました。そういうドラマ仕立てなら、エイリアンみたいな脱出がせいぜいになるパニック映画みたいにしておいてくれよ、というのが正直な感想です。

(だけど、こういうのは今は受けるんだよなあ、自分は時代について行ってないんだよなあ、という考えが湧いてきて、複雑な気持ち。)
(はたと思い当たって追記。シン・ゴジラです。あれの影響が未だ抜けやらず、「どうして退治しないんだ」と感じた可能性が大の気がしてきました。)
(迷った挙句、やっぱり追記。「トップをねらえ!」との類似性と相違点がいろいろ思い浮かんだんですが、どうも感じたことをうまく言語化できませんでした。「トップをねらえ!」は各論的には個人的に好き嫌いがいろいろあれど、総合的には気に入った作品になります。「ひそねとまそたん」と対照的な感じですね。)

Re: 7月のスレッド(2018) - K.K

2018/07/11 (Wed) 18:26:43

 NOVAさん、たささん、どうもです。

●ガンダムBD(第15話:ロータス・チャレンジ)

 物語の雰囲気がガラッと変わりまして、まあ序盤からの事件が一応の決着ですからね。ダイバーがGBN本来の楽しみ方で遊びつつ、フォース「ビルドダイバーズ」の実力紹介をしてくれた印象です。サラを追跡する者については、相変わらずラストでちょこっと出て来はしたものの、今回のメインイベントに関与した形跡などは感じられず。この点は停滞したままかな。

 ともかく本編。前回予告のロータス・チャレンジって何だろうと思ってましたら、メインイベントの要塞攻略のことでしたか。トカゲアバターのロータス率いるフォース:ロータスが提供するイベントなのでロータス・チャレンジだったのか。もっとも、ナナミによれば、「ロータスっていうフォースが主催してる『らしい』」とのことで、もしかすると運営が公式以外でのイベントをやっているのかも。

 それはともかく、高度400kmのロータス要塞のコアを破壊するミッションですか。ロータス要塞はZZガンダムのラビアンローズをベースにしたというユッキーの説明、後で調べて理解しまして、またもや知識不足で「なるほど」感を得られず、残念orz。後で出てくるIフィールドもそうで、ミノフスキー物理にあるものでした。MIRV(マーヴ)も知らず、ガンダム関連かと思ったら、現実の多弾頭ミサイルでした。
(こういう点は、自分が無知だなあと思ってもなお、納得できるポイントです。これの対極が「なんとなくそれっぽい用語を並べてみる」で、ある時期以降、そういうのが苦手になりました。)

 ミッションの一連の説明などで、最初は熱圏と言っていたのに、途中からコーイチの説明(「大気圏に向かう」等)などで大気圏と言い換えてあるもんで、ちょっと混乱。熱圏は(高度は諸分類あるも)大気圏の最も外から2番目の相ですから、単純に大気圏と言い換えられると戸惑います。地表だって大気圏なわけですし。

 成功報酬は3000万ビルドコインとのことですが、買えるアイテムはGBN内だろうとは思いつつ、相場的に円換算でいくらくらいなんだろうと気になります。また、突如「(歴代ガンダムパイロットの)NPD」なんて用語も出て来まして(最初、NPCかと思って聞き直した)、ノンプレイヤー・ダイバーなんでしょうね。ということは、助っ人にコンピュータ操作の高性能キャラを借りることもあるわけか。フォース戦で用いてもいいなら、これもある種のチートになるのかもです。しかし、運営の公式採用でしょうから、バランス崩すようなことはなさそう。

 このミッションの難しさは、語りではロンメル隊が何度も失敗、冒頭映像ではキョウヤ隊が失敗と、上級プレイヤーでもてこずることが示されてますな。ということは、クリアすれば彼らと同等以上ということか。要塞の強固さもさることながら、最も強力なのは15分制限にあるのかもですね。15分間守り切れば勝ちだし、地上から発進が条件のため、戦闘は5分くらいでしょう。だからなのかな、防御側のロータス隊は甲殻類を模したような、防御重視MSにしてあるようです。火力は要塞頼りでいいんだろう。

 リクらの採った戦術は、マスドライバーでシャトル射出→ブースターで加速、というもので、速度重視(後の描写で考えると、リアルでの資力も重要だったかも)。となると、重量は軽くしたいからMSは3機とするわけですか。

 リク、アヤメ、ユッキーがMS要員となったわけですが、後の描写からすると、トリッキーで高機動のアヤメがかく乱して道を開き、ユッキーの支援砲火を受けたリクがコアの破壊、という役割分担だったみたいですな。終わってから考えると順当な気がしますが、作戦立案時点では人選の意味が読めずorz。

 ただ、リクのOOにサラが同乗したはポイントだったようで、例の光の翼がもはや偶然出るものではなく、「トランザム・インフィニティ」なる、使いたいときに使える強力技になっていることが、今回で示されたようです。

 アヤメ(フジサワ・アヤ)に脱線ですが、アバター姿でも以前より年長の感じがします。以前だと、気持ちがしばしば揺れ動いていることもあってか、リクと同じくらいの印象だったんですが、落ち着きを取り戻した今だと、どう見てもリクらに対するお姉さんキャラの感じで、コーイチと同程度の年齢という印象を受けます。

 それはともかく、ミッション自体は「これがGBNの楽しみ方だったのか、なるほど」というもので、なかなか見応えがありました。よく考えたら、ネットでのプロローグ編以来かもですね。1クール目はブレイクデカールが関わってましたんで、きちんとクリア/失敗するミッションイベントがなかったような。

 攻略ミッションが始まってみると、その場の判断が多くなったり、四苦八苦しながらも当初の狙い通りに進められたようで、うまく行きすぎて肝心のターゲットの要塞コアが流されてしまうほど。そのコアも新OOの能力のお披露目の形でなんとか撃破。描かれはしませんでしたが、地表へ落下していくコアを追うOOを見て、「ガンダムって初代の描写以降、大気圏突入能力があるのが普通になってるんだろうな」と思ったりもしました。

 ED曲後、賞金の3000万をどう使うかはしゃぐ面々をじっと見つめる謎の鳥、というところで次回へ続く。次回は「再会、友よ」ですか。映像からすると、アヤメが前に所属していたチームが関わってきそうですね。

●仮面ライダーゴースト(第29話:再臨!脱出王の試練!、第30話:永遠!心の叫び!)
 どうも「アランの物語になっている」ような気がしてくる2話でした。メインの事件は、「ユキ(ゲストヒロイン)の死んだはずの父がイゴールらに利用されるも、なんとか阻止、父は娘に別れを告げて成仏。しかし、その過程でイゴールの傀儡のディープコネクトの社長スティーブ・ビルズの偽りの協力で真相が隠されていく」といった、盛り上がるもの。アクションもNOVAさんからの事前情報通り、満足いく感じでした。

 ですが、(ここもNOVAさんの事前情報通りと言えますが)アランの成長が個人的には最も見どころとなりました。たぶん、フミ婆ちゃんの死については見た記憶がかすかにあり、なんとなくながらも重大なドラマとして意識はしたようです。アランがフミ婆ちゃんの「絵が描きたい」に応えようと、絵画用具揃えて贈ろうとするも、間に合わなかったところなどですね。

 しかし、フミ婆ちゃんが死ぬタイミングは観ていなかったようです(たぶん、よそ見してたのかも)。アランにもたれかかって眠ったようになり、そのまま亡くなったと思えるシーンがありました。その直前のフミ婆ちゃんですが、今回観なおしてみると、前回以前に出てきたときとは印象が異なり、すっかりおとなしくなった、さらに申せば、力がない感じでした。フミ婆ちゃんの死が暗示されてたわけですね。初見のとき、どうしてそこに気が付かなかったんだかorz。

 もう1つあって、フミ婆ちゃんの死去後、アランが奮起、軍服を脱いで贈られた私服に着替え、眼魔の待つ廃倉庫らしき場所に現れるシーンです。ここも(たこ焼きほおばりながらのバトル含め)覚えてなかった。あそこ、ドンピシャの好みであり、実にカッコよく燃えるシーンでした。今だとさらに、ちょうど先の日曜のビルドで、龍我が同じような構図(絵的にも、ドラマ的にも)で現れたのと重なります。

 普通、たこ焼き食いながら暴れたら変、よく言ってミスマッチですが、話の流れにより、むしろたこ焼き片手に暴れてくれて、スカッとするシーンになってました。今週のあのシーンをうっかりしていたから、これより後でたびたび登場するたこ焼きを単なるギャグアイテムと見做してしまったのかもしれません。一応は、フミ婆ちゃんの思いでのたこ焼きと理解はしていたものの、きちんと描写してくれている重要シーンが意識できなかったため、大損してましたorz。

 次週の前半:第31話もなかなかのできながら、以降はちょっと流れがおかしくなっていくわけですか。その辺りもなんとなく覚えがある気がします。初見で今週分までをきちっと観ていたら、「おお、面白くなってきた」と期待したんでしょうね(そして、次第に「あれ?」となっていく)。

 ゲストヒロインの女子高生ユキですが、フーディーニ眼魂が入ると印象が激変するのは、フォーマットなんでしょうね。同様のゲストヒロインだと、思い出すのは卑弥呼眼魂のときで、あのときは「カッコいい」と感じました。今回はそうでもない。たぶん、生真面目そうな女子高生→ダンディを感じさせる美女、みたいな激変だったからかもです。性格が変わっても、なんと申しますか、キャラ的な密度が変わらない。卑弥呼のときだと、だらっとした感じが急に凛と引き締まりましたんで、密度変化を感じたんだと思います。


 フラッシュ等については、また後ほど感想を書きたいと思います。

Re: 7月のスレッド(2018) - K.K

2018/07/12 (Thu) 16:11:36

 感想の続きです。

●フラッシュ2(第17話:フラッシュバック、Flash Back)

 NOVAさんの事前情報(バリーが一瞬だけ姿を消す)ですが、映像では確認できませんでした。走行訓練シーンはなく、過去へ戻るときと、過去から戻って来るときの2回、周囲の風景が変化するシーンがありました。過去へ戻るときにフラッシュ1でのシーンが断続的に現れてます(それがタイトルのフラッシュバックだったのか?)。

 フラッシュの走行中にスーパーガールの映像が現れたことは、確か以前にあったはずで、アローコラボ回(レジェンドオブトゥデイ~レジェンドオブイエスタデイ)で過去に戻るときか、アース1・2間のゲートをくぐっているときだったか。

 などと我が貧弱な記憶機能に頼っても仕方なく(^^;、この掲示板で検索すると第13話「:アース2」のTV放映の自分感想でスーパーガールが出てきた言うとりました。約1年前くらいだと、フラッシュ2DVD版(及びそこかの派生)についての感想もかなりあり、NOVAさんからスーパーガール絡みのご教示をかなり頂いてました(単語「スーパーガール」出現だけ見ても約90回なんで、相当なもの)。

 ちょっと残念な気がしないでもないですが、姿を消すシーンがあっても、スーパーガールの世界が描かれているわけではなく、そこへの伏線というもののようですから、DVD再鑑賞(今度は英語音声・日本語字幕、三度目は字幕も英語で)のときに気にしてみようかなと思っています。
(などと言いつつも、今話でバリーがスピードアップの秘訣を手に入れますんで、来週あたりに一瞬消失のシーンがあるかもしれないという気がしてくる。)

 ともあれ本編。今話はズーム本人は登場せず、ズーム絡みで緊張を盛り上げる方向にはならず、しかし新たな脅威タイムレイスが登場、となってますね。この時点では、時間移動者に対する制限で、バリーの危機、偽ウェルズ=イオバード・ソーンに対する行動制限のキャラに見えます。だけど、回を追ってラストまで来ると、実はそのタイムレイスが最終的な解決の鍵になってくるわけですな。中だるみ防止のためかと思ったら、実は風呂敷の畳み手をさりげなく登場させていたという、上手い運びだと改めて感心。

 それはともかく、フラッシュがズームやイオバードと毎秒何歩では同等なのに、スピードで劣るのは大地を蹴る力が足りないとケイトリンが指摘するも(要は歩幅が小さい?)、分かったところでどうしようもない。数式で考えても解けない。それじゃあ、スピードフォースの先輩イオバードに聞きに行こうという、個人的には「どっからそのアイデアに行き着いた?」と思うようなミッション開始。

 そこは1度目の視聴でも思った覚えがある気がするんですが、2度目の今回でもう1つ気になったのは、バリーがタイムトラベル能力をほぼ自在に扱えるようになっていることですね。ピンポイントで日時・場所指定しての時間移動ができている。今回はフラッシュ1でおハートリーの事件のときに戻ってみるわけなんですが、ほぼどんぴしゃの場所、時刻(フラッシュのハートリー捕縛現場)に戻れてます。

 その後、フラッシュ1での出来事を曲げてしまうわけですね。バリーが過去のバリーをケイトリン開発の薬剤で眠らせ、すり替わる。これだけだと、「ああ、フラッシュ1でここ以降は、実は未来のバリーがやってたんだ」となるだけですが、ハートリーが脱走に使える器具を隠し持っていることを知っているバリーは、器具を取り上げてしまう。ここからは、フラッシュ1でのドラマの流れ(過去の歴史)が改変され、違う歴史になってしまう。

 そのため、歴史改変を嫌う新敵キャラ タイムレイスが現れ、歴史改変したバリーを狙ってくると。さらに、過去バリーが予想外に早く睡眠剤から回復し、戻ってきてしまう。単にハプニングなんでしょうけど、もしも未来ケイトリンが過去バリーの回復力(≒スピード)を見誤ってたのだとしたら、ちょっと興味深いかも。単なる過去じゃないということになりそうですし、過去バリーは未来バリーよりも速いとなるかもしれない。となると……。

 妄想はともかく(^^;、未来バリーは偽ウェルズ=イオバードに正体を見破られつつも、なんとか交渉成立で(しかし、イオバード最終勝利という偽の未来を信じ込まされたイオバードと思って、フラッシュ1を再び考えると興味深い)、スピードフォース増強法データを入手、過去シスコに「1年後にタイムレイス退治するから、それまでになんとか対処法考えてくれ」と頼んで、未来へ帰還するわけか。

 1度目はちょっと混乱して観てたかもしれません。2度目となる今回も、ちょっと考えてから「あ、そうか。歴史改変の張本人は未来バリーなんで、未来バリーが1年後へタイムトラベルすれば、タイムレイスはおとなしくなり、1年後に未来バリーが出現(帰還)すれば、再び襲ってくるわけか」と気が付きました。

 なんでそんなこと分からなかったのかなと我ながら情けなくなってますと、直後の1年後(フラッシュ2での現時点)のシーンを見て、理由が分かりました。見るまで忘れてたんですが、フラッシュの現在への帰還直後、タイムレイスが再襲撃、シスコが1年間の研究成果で対処するも(ここも歴史改変なんだろうな)失敗。

 もう駄目かと思ったところで、突如ハートリーが現れて、タイムレイスを倒してくれるわけですな。そして、両親と会うとか言って、去っていく。ここは1度めでも印象に残ったシーンです。フラッシュ1では、カミングアウトがもとで勘当状態となり、バリーらとは敵味方となったままでした。そこが、過去をバリーがいじった影響なのか、友好的で実生活も平和なキャラになった。バックトゥザフューチャー1ラストのドクが重なって見える感じで、「なるほど、そこはそう来たか」と。

 そこにあまりに感心しちゃったもんで、タイムレイスを1年後に倒す仕込みがすっかりどうでもよくなってたらしい。うーん何やってんだ自分は、この「1年後」が大事なのに。ハートリーも、1年後に向けて準備してたんだろうし、その間に両親との関係や、バリーらに対する考え方も変わったんだろう、と今になって思います。

 まとめてみると、バリーが過去に言って戻って悪戦苦闘も見応えはあるものの、そのバリーが不在の1年間に(いたのは未来を知らないバリーだけ)最も大事な変化が起こっていた、というのが個人的に最も印象深いものだったということになりましょうか。

Re: 7月のスレッド(2018) - White NOVA

2018/07/13 (Fri) 01:19:49

ビルドとビルドダイバーの感想をまとめて。

ただ、その前に。

>フラッシュ

スーパーガール世界への寄り道ネタは、次回の18話でした。1話分、記憶違いしていたということです。

まあ、今回は自分の手持ちのDVDで確認してみたので間違いないな、と。
19話から後はバリーがズームにスピードを奪われたりするクライマックス突入時期なので、他所の世界に行ってる余裕はなし、と。

それにしても、17話は過去に戻っての時間改編エピソードが非常に面白い回ですね。
フラッシュ第1シーズンを思い出したり、別番組のレジェンドを思い出したり、ズーム登場から暗くなっていく一方のフラッシュ2後半において、ホッと一息できる陽性エピソードで、いろいろとお気に入り。

そして、最終話に向けての伏線にもなっていて、単なる寄り道回でもないという、非常に完成度の高い回だったと記憶します。

★ビルド

映画に向けての仕込みが見られたりしますね。
万丈がゲットした「銀のドラゴンフルボトル」に加えて、今回、戦兎が「金のラビットフルボトル」をGET。

これが、劇場版でのビルド最強フォームにつながる伏線らしいですが、TVではどういう風に使うのかな。

TVよりも映画の話がどうなるだろう、ということが気になっているこの頃ですが、
TVでは、幻徳のTシャツ会話が、そう来たか、と思わせるネタですね。わざわざ、そういうネタのためだけに、衣装を用意するか、とか、
あるいは、みーたん抱き枕を用意したり、劇場版の予算の一部をちょっとしたお遊びに使っているようにも。

ともあれ、ここしばらくはお遊び回が続いていたのは、劇場版撮影のため、ということもあって、後はクライマックスに向けて一直線って感じです。
脚本家の人も、今月頭の雑誌インタビューで、「後は最終話を書くだけ」と答えていて、おお、とうとう劇場版も含めて全話一人で書いたんだ、と感心しきり。
一人で一年間書くってのは、なかなか達成できない偉業なんで、凄いなあ、と。

あと、そろそろ次回作のジオウ関連の情報が、玩具よりも先にゲーム関連で出ているこの頃ですね。

腕時計がモチーフのデザインであり、針の部分が触角アンテナになっていたり、顔にライダーと刻まれたり、「ビルドフォーム」とか「エグゼイドフォーム」など歴代ライダーにフォームチェンジする仕様が公開されております。

さらに名称不明ながら、2号ライダーのデザインも出て来まして、こちらは顔に平仮名で「らいだー」と書いていて、「どらいぶフォーム」とか「ごーすとフォーム」になる感じ。
とりあえず、最近のライダーから順次遡って行く形かな、と。

これが最後の平成ライダーであり、20作品めというメモリアルライダーでもあって、盛り上がることも期待しつつ。
まずは、8月頭の映画での先行顔見せ登場を期待しつつ。

★ガンダムBD

純粋に、ゲームのミッションクリアに向けての攻略を楽しめた回。

アヤメさん、アバターの頭身を上げたのかも知れませんね。そういう調整がゲーム内でできるのかは分かりませんが、以前はSDに合わせた幼めの頭身だったのに対し、今回からはイメージチェンジを図ったとか。

ミッションの可否ですが、リクたちの新機体の性能や、諦めない心、連携もさることながら、「輸送シャトルのスピードアップのために、大型メカを自分たちの運用機体として、独自に用意してくる」というのが、他のフォースにない発想で、勝利の鍵だったんじゃないか、と感じました。
確かに、MS3機を積める大型シャトルを自作するガンプラファンってのがどれだけいることやら。もう、チームのブレインであり、しかも経験豊富なモデラーとして中核に位置するキャラなんだなあ、と思いますね。
まあ、機転が利くキャラではないけれど、前もって戦術を構築して、準備をしっかり整えることでは、非常に優れた手腕を持っている、チームの縁の下の力持ちになるキャラだなあ、と。

決して、派手に立ち回るキャラじゃないけど、安定した作戦を立てて、土台を固めるいぶし銀キャラ。ただし、想定外の事態に即応する能力は低いので、そこを今回はトリッキー上等なモモカが補った形。ピンチのアヤメを救うため、シャトルで特攻を仕掛ける。そして、敵の反撃で潰されそうなシャトルを、ユッキーが支援攻撃で救う。
何だか互いのフォローが行き届いた感じで、微笑ましいチームワークを感じたり。

そして、ダブルオーのトランザムと、デスティニーの光の翼の相乗効果ってのは、ガンダム界における夢の合わせ技って感じです。2つの機体の特性を組み合わせたミックス技ってのは、何だかビルドのベストマッチみたいな感じで、超スピード特化という納得具合。

ともあれ、本命はダブルオースカイなんですが、それは最後の見せ場にしつつ、他にもチームの連携を美味しく見せてくれたのが面白かったです。
というか、他のチームが、あまり連携を重視していない個人技を競う系の描写なので、多分、チームリーダーのカリスマと実力で引っ張る傾向があるのに対し、
ビルドダイバーズは、才能ある若手を、経験を積んだベテランがサポートしつつ、一人のカリスマが突出したチームではないために、連携を考えざるを得ないのが、功を奏した感じかな。

序盤で描写されたチャンピオンのチームは、チャンピオン一人が楽しんで作戦を組み立てて、他のメンバーはそれに従うだけ。そして、調子乗りの若者が、連携を考えずに突出して失敗するのを、チャンピオンは黙認する姿勢。
ある意味、一人のカリスマに寄り掛かったワンマン体制で、そういうフォースはいっぱいありそう。

一方のロンメル隊は、多分、連携は考えるのだろうけど、ある意味、型にはまった戦術論を踏襲して安定はしていても、想定外の事態には弱いんじゃないか、とか、いろいろライバルたちのチームカラーを考える材料になった回でした。

Re: 7月のスレッド(2018) - K.K

2018/07/15 (Sun) 16:42:48

 NOVAさん、たささん、どうもです。

●仮面ライダービルド(第44話:エボルトの最期)

 前説は、料理当番サボった一海と幻徳を、紗羽が密かに仕込んだ発信機で探すと北都にいました、ですか。冗談交じりの状況説明かと思ったら、料理も発信機も本編にしっかり出てきた。これはさすがにちょっとびっくりです。

 ともかく本編。一海&幻徳が敵アジトに潜入しているのは先週ラストで示されてたわけですが、今回冒頭であっさり捕まっとる。なんだよ敵を舐めすぎてるんじゃないのか、と思ったら、後でこれが意図的なものだと判明するわけですな。先週観ていて自分なりに、決死の潜入だ、とは思ったんですが、決死の意味が別でした。

 何が決死かといえば、捕まればネビュラガス過剰投与して手駒にされるはずと踏んで、それで八ザードレベルを強化しようというわけでしたか。ガスは頂いて、面倒なことになる前に逃げると。一海としては二度目の過剰投与からの逃走なのでは、そこまでやって大丈夫なのかと思いましたが、なんとかなったらしい。

 とはいえ、さすがに直後は思うように動けず、マッドローグが迫りくる。これでは逃げられないというピンチに陥るも、なぜか戦兎ビルドとクローズが救援に来る。これが前説の言っていた発信機ということですな。幻徳と一海はクローズが連れて逃げたものの、しんがりの戦兎ビルドへは忍ビルドが増援して2対1の劣勢。

 しかし、忍ビルドの挙動が不審。言うことからして「その程度の力でエボルトと戦うつもりか」と叱咤し、このままいけばエボルトにより人類が滅ぶと伝えて来とる。結局、後で分かったことも含めると、ビルドとエボルトの類似性を使って、エボルト攻略法を伝授した、ということだったみたいですね。

 そして忍ビルドは自分が戦兎ビルドを逃がしておいて、戦兎が逃げたと大騒ぎすると。これで、この時点で葛城忍がどっちサイドかは(視聴者にも戦兎らにも)示されたわけで、「なるほど、一連の行動はそういうことか」となります。が、ラストで何やらおかしな雲行きになってましたな。

 それはともかく、拠点のカフェへ無事に撤退したものの、幻徳と一海は「倒されたら消滅」という重い運命を背負ってしまっている。暗いムードになるわけですが、まず幻徳が例によって(^^;)T共闘の意思を示すにTシャツを使い、しかも一度目は間違えるというコント。それを引き取るかのように、かずみんタイム突入。

 こういうの、最近覚えた用語によるとコメディリリーフというんだそうで、重い一方では(単調だし、慣れられるので)いけなくて、ときどき軽いノリを入れるのがテクニックの一つなんだそうです。

 それにしても、いきなり今回のコントのレベルだと、さすがに無理な感じがしてしまいそうですが、ずっと観続けてますと、そうでもない。なんでこんな突拍子もないシーンが受け入れられるようになったんだろうと考えると、もしかすると脚本・演出の深謀遠慮によるものではないかと思うようになりました。

 自分で思い出せる範囲でのコメディリリーフは、最初は美空が実はネットアイドルのみーたんだというものですね。本編リアルでの美空と、ネットアイドルのみーたんではだいぶキャラが違う。しかし、そこは営業用のキャラということで納得できる。

 そこへ一海が実はコアなみーたんファンだという設定が、突然のコントシーンで示される。これも、アイドルオタクとはこういうもんだ、というテンプレイメージがありますんで、一海のキャラや全体の雰囲気を損なわずに納得できる。普段は生真面目ながら、趣味においてはくだけてる、という程度であるわけですし。

 しかし、ここまで来ると、同じレベルのコントなら、誰に発生させても違和感がなくなってきます。なんとなく「ビルドでは、ときどき笑わせるもんだ」と思えてしまうわけですね。さらに考えて、幻徳もいきなりコント(特に例の衣装とか)ではなく、「気が付く人は気が付いてね」のレベルで、ローグの後頭部に「割れ物注意」の張り紙したりしてました。準備はしてあったわけですね。

 かくして、思い切りふざけたコントシーン入れても、不自然ではなく、全体の流れにも悪影響なしになったんじゃないか。今話のコントは聞き取りにくい部分も字幕表示で確認すると、

 一海が共闘を急に渋り出す→見返りにみーたん抱き枕要求→(美空&紗羽)ふざけんなのパンチ→じゃあ買います→200万ドルクです→安いっすね!→紗羽さんの水着写真が→(幻徳)それ欲しい→…

となっとりました。軽いんだけど、共闘の方向へ持っていっている点はブレてなくて、なかなかのもんです。

 閑話休題。一海と幻徳の意思は分かっても、消滅覚悟ではと思う戦兎の悩みは深く、焦るあまりに龍我に強化をあまりにも性急に求めてしまい、龍我はおそらく満身創痍に近い状態に。そこへ、石動エボルトから恫喝しつつのボトル要求。と緊張が高まると、今度は幻徳の料理コントですか。これで前説の2つが本編に入ったことになりますな。

 と緩めておいての、天才戦兎がエボルドライバーとビルドドライバーの類似性から攻略法を思いつく。同時にそれが忍のヒントでもあることも、ですな。

 一方、エボルト側アジトでは忍の提案が不穏。戦兎らに逃げられ、必要なロストボトルが後3本足りないので、エボルト自身が新世界の扉を開けてはどうかというもの。この時点では意味を取りかねたんですが、ラストでどういうことかが判明するわけですな。ともかく、忍の提案が石動エボルトから戦兎への恫喝と誘い出しにつながるわけか。

 攻略法を思いついた戦兎が密かに単身でエボルトのもとに乗り込むも、龍我、一海、幻徳もやって来る。ここも発信機でしたか。ここからが、いいアクションシーンですね、4人揃い踏みの変身シーンで、「エボルトの最期」が本当になりそうな期待感が生じます。

 これをモニターで眺めていた忍が意味深長な一言、「これで長い戦いが終わる」。ここまでの流れだと、忍の遠大な計画が実ってエボルトが倒される、という予感がします。しかし、強化済みメンバー含めた4人同時の変身シーンからの期待通りにはならず、4対1でもエボルトが余力を残して優勢の模様。

 やっぱり駄目じゃん、と思いかけたんですが、まだ戦兎の秘策は使ってなかったのか。新アイテムを使いこなした龍我クローズの必殺の一撃は、エボルBHを倒す威力はなかったようですが、忍が戦兎に伝えた弱点を突くには充分だったらしい。エボルBHは解除されエボルP1に弱体化、そこへビルドジーニアスのとどめの一撃、でなんとかエボルトを撃破したらしい。

 しかし、エボルトは「だが、これで終わったと思うな!」と叫んで爆発・消滅するも、後に3本のロストボトルを残す。この最期の一言、戦兎らに向けたもののようでもあるし、別室で忍が言った「これで長い戦いが終わる」に対する返答のようでもある。あまりにあっけないし、どうもエボルトは終わってないような印象を残してますね。
(エボルトに怪人態というのがあるのは、既にネットなどに流布されてるしなあ。)

 ともかく、そこへ忍が出てきてボトルを奪い取り、「よくやった。計画通りだ」と。エボルト打倒計画と考えると、自然な一言なんですが、どうも不穏な感じがします。公式サイトの予告も見てみると、忍はエボルトに、いったん消滅→残りのボトルゲット→エボルト復活という提案をしておいて、実はエボルトは復活させないという計画だった模様。

 しかし、予告での忍の「悪かったな、お前を利用して。許してくれ」の台詞にいかにも感情がなく、どうも本心ではないか、別の意味が込められてそう。公式サイトでの予告文章の最後も「しかし…!?」で終わってるし。ともかく、次回は「希望のサイエンティスト」ですか。サイエンティストが誰かによって、いろんな意味に取れそう。今のところヘタレ役ですが、内海だってサイエンティストなんだし。
(7/16追記;すっかり忘れてました。龍我に宿るエボルト要素。エボルトが忍を信用していないとすると、龍我に復活の保険かけてたんだじゃないかという疑いを感じます。)

 劇場版のほうも、不穏な予告になってますな。単純に受け取って推測すると、「ビルドドライバーがボトルを2本使うのは、2人を1人とするため(だからTV本編OP曲名も映画サブタイもBe the oneなのか?)。龍我を犠牲にしてビルドを完成させる」みたいなことになりそうです。金や銀のボトルも劇場版への仕込みの可能性があるわけですか。TV本編への影響は軽くなさそうですが、たぶん劇場版観ないと分からないようなことは、いつも通り、避けてくれるんだろうと期待(しかし、観たほうが理解も興味も深まるのも、通例通りなんだろう)。

●トランスフォーマー(映画)

 土曜日にTV放映してくれたんで観てみました。調べると2007年公開で、10年以上前の作品になるわけですが、特撮などがなかなかのもの。出自上、サイバトロン側が主に民生用に擬態、デストロン側が軍事用に擬態というのも、なかなか分かりやすい。観やすい映画だと思いました。

 事前には「車からロボットに変形なんて、さすがにCG駆使しても無理な感じになるんじゃないか?」と不安になりましたが、なかなかどうして。いかにもそうなりそうな、自然な変形を披露してくれてました。車からロボットというのは、映画ではあまり強調されてませんでしたが、カーチェイスからロボットアクションへつなげるなど、いろいろと使いやすそうな設定であるように感じます。

 ストーリー・ドラマ的にも、主人公の高校生、米政府内部の反逆者(と呼んでいいのか?)などが、最初はバラバラにドラマ展開していくようで、中盤から一つの流れにまとまり出すところは、最近ハマって観ているアメコミ映画・ドラマでも採用されている、巧妙な展開です。

 個々の役柄でも、例えば主人公のガールフレンドに「父親が車窃盗で逮捕されている」という設定が、単にガールフレンドの不幸性の記号ではなく、ガールフレンドに対して父親を脅しに使う政府側とか、ガールフレンドが放置車両を容易く動かしてみせる(父親からの伝授を暗示と思う)など、ドラマ展開にきちんと用いられてました。

 いずれも、あれこれちりばめつつも、無駄を出さないうまい作りですね。サイバトロン側が人類を守るように戦うのも、「デストロンの進出を止められなかったことのけじめをつける」といったもので、妙な倫理観みたいなものがなく、個人的にはすっきりする動機付けでした。

 と褒めっぱなしですが、物凄く感動したというわけではなく、観る前に不当に期待が低かったのが、観てみてひっくり返されたからというのが大きいかも。個人的な好みに合うポイントも多かったですし。来週はこれの次作の「トランスフォーマー/リベンジ」放映だそうで、2009年の作品。2年後だと、映像的には大きく進歩はないかもしれませんが、3部作映画シリーズとしてどうなのかは分かって来そうです。

Re: 7月のスレッド(2018) - K.K

2018/07/18 (Wed) 22:06:00

 NOVAさん、たささん、どうもです。

●ガンダムBD(第16話:再会、友よ)

 冒頭からは前話で得た3000万ビルドコインの使い道で、とりあえずGBN内の空想生物、カーマインのモルちゃんを購入したものの、それくらいでは大したことはない。結局、島を買うわけですか。しかし、入札の競争相手がいたため、フォース戦で勝ったほうに、とオーナー売主が。
(このモル、後々で重要な役割を果たしそうな気がしますが、とりあえずはアヤメがこっそりハマってしまった点が大事かも。)

 変わったフォース戦のようで、MS撃破が主目的ではない旗取り合戦なのはいいとして、MSを撃破しても、1分経てば戦線復帰できるというもの。これもコンピュータゲームベースならではの趣向かな。ただ、ちょっと気になるシーンがあり、後述します。

 相手は「再会、友よ」のサブタイと前話での予告から、復活したコージーのフォースかと思ったら違ってました。シャノワール・ネオなるフォースで、コージーの旧チームメンバーのヒロが立ち上げ、コージーらも後で参加した、でいいのかな。コージーやスーが新参者となってますから、そういうことなのかと。

 で、そのフォースからの対戦メンバーはリーダーのヒロは出てくるとして、残りはコージーやスーではなく、アバターの見た目や喋りは小学生くらいの子ですね。全員、SD使いのようですが、スピード重視戦術など、特性はきちんと生かしている模様。でも、後で戦隊ものでありそうな合体と攻撃がある点、その年齢層の好みも入ってるのかも。

 それはともかく、地勢からするとジャングル戦に近い感じですね。森などから突如現れたりでき、かつ遠距離射撃は遮蔽物が多い点はSDタイプに有利か。一方、待ち戦術からの砲撃などだと火力が物を言う、みたいなところですかね。しかし、1分待機すれば戦線復帰ルールのため、火力差による損耗率の差はあまり戦局に影響してこない。双方のメリット・デメリットがバランスしているわけですが、そう仕組んだのはオーナー売主ということしたか。

 リク側SDのアヤメ機は相手の動きについていけて善戦できてますが、トリッキーさがウリのはずのモモ機は自滅行動が多いようで、全く活躍できず。しかし、そういう役割になったことで(おそらく敵の警戒が薄まり)、ラストでの活躍になるのは、以前も同じようなことがありましたな。

 ただ、止め絵で2枚ほど入っていた、「檻などで捕獲されたモモ・カプル」というのが気になります。これ、撃破はされてませんから、ゲームルールの「スタートポイントに戻され1分待機」の対象ではないはず。しかし、どうやら1分待機で戻ってきているらしい。

 どうも分からなくて「自爆して戻った? いやもしかして……」などと邪推したりしました。昔の(今もあるかも)ファミコン~スーファミのRPGではときおり使われたテクで、例えば「ドクソ長いダンジョン抜けた先のイベントクリア後、同じダンジョン戻るのが面倒くさいんで、ザコ敵にわざとやられてセーブポイントまで戻してもらう」という感じ。パーティ内アタック可能だと、ザコ敵そっちのけで同士討ちなんてあったりしたかも。

 なんてことを考えてしまい、「まさか、リク側の誰かが囚われのモモ・カプルを狙い撃ちして」などと邪推がエスカレート。はたと正気に返って、「あのフォースでそんなことあるわけないか」と思い、「たぶん、鹵獲についても1分ルールがあるんだろう」と勝手に結論。そうでもないと、捕獲が事実上の通常撃破となり、1分ルールの面白みがなくなってしまいます。

 ともあれ、ヒロ側がリク側のフラッグ近くまで押し込んだものの、開けた場所の撃ちあいの様相となり、これだと火力差が物を言ってしまう。どうすんだと思ったら、ヒロ側には合体による火力・装甲強化の策がありましたか。

 それで火力差もヒロ側優位になったと思ったら、リク側にもなんか秘策があるらしい。このところの(TV東京系の)サッカー推しなのか、名探偵コナンからのオマージュなのか、モモ・カプルのコックピットが分離、リクのOOが蹴っ飛ばして、でヒロ側5機を一気に撃破。

 これで終わった、と思いかけたんですが、フラッグと1分ルールを忘れてました。フラッグ取らないと勝ちにならないし、撃破されても1分で戻って来る。案の定、リク側がヒロ側フラッグにたどり着く直前にヒロ側が防御態勢。これで、さっきの対決と同じに、と思ったら、さっき蹴っ飛ばされたモモがフラッグそばに転がっており、こそっとフラッグ抜いて決着。

 って、なんじゃそりゃという感じですが、アヤメつながりがあるフォースですし、一番小さな仮面の子はビルドダイバーズのファンだったりして、戦いというよりは一緒に遊ぶ面が強かったみたいですね。みんな納得している様子ですし、観てて違和感もない。あらに両フォースはアライアンスを締結、今後も一緒に遊びましょう、となったわけですか。ある意味、アヤメの抱えていた問題の解決の駄目押しといえるかもです。

 例によって、ED曲後は今回の様子を眺めていたらしい謎の鳥、で次回へ。サラに対するドラマが発動しそうで、なかなか始まらない。気になりますが、観ている側にGBNへの愛着を持ってもらうのも大事なんだろう。

 次回はガンプラについての特別編ですか。たぶん、期待せずに観ればそこそこ楽しめるんだろう。今のガンプラ状況がよく分かってませんので、その辺りが分かると本編の理解に助かるかな。

●仮面ライダーゴースト(第31話:奇妙!ガンマイザーの力!、第32話:追憶!秘めた心!)

 先週くらいからタケルが触れた相手の記憶イメージを見たりしてるわけですが、今週31話冒頭で不随意に現れる現象とタケルが言ってます。なんだかフラッシュでのシスコの能力を連想するような能力ですが、どうもキャラの過去説明のための(制作側都合の)便利能力のような感じもありますな。

 それはともかく、眼魔側からの干渉を防ぐため、人間界と眼魔界とのゲートをすべて破壊する作戦を開始してまして、これもフラッシュ2のアース2との裂け目を連想してしまいます。が、それが間に合わず、眼魔側の「人間の成長を逆転(実は時間を逆転)」作戦が発動する。

 イゴールは傀儡したスティーブ・ビルズにデミアプロジェクトを続行させているようですが、人間をどんどん幼くして消滅させてしまえるのなら、同プロジェクトなんかどうでもいいんではないかしらん。イゴールはアデルと肝胆相照らすと思ってたんですが、両者がなんだかちぐはぐしているような。

 それでも、そこ(成長、時間の逆転)が今週のポイントかと思ったら、そうでもなくて、ドラマ的には今までわき役だった、寺の修行僧シブヤと母親の関係でした。個人的にはどうしてそういうドラマを入れたのか、ちょっと分かりかねてます。キャラのドラマを意識しているから、各キャラに一定の存在価値を表したいのかな。

 久しぶりに五十嵐博士が出て来まして、過去の真相をタケルが見た点はストーリーの情報的な進展ですね。眼魔側のジャベルに代わる武闘派にしてアランの師のジャイロが登場したりしまして、対決の激化に期待できるキャラ配置は再び固まって来た感じがします。いずれも、ドラマ展開に期待が持てるわけなんですが、しかしシブヤに焦点を当てた作りにしてあったりして、どうも狙いが定まって行かない感じです。

 とはいえ、最近になってハマり出したアメコミ系ドラマ・映画だと、バラバラに進行すると見えた複数のドラマが1つに収束していくなんてあるわけですので、(今の自分が)リアルタイムで視聴していたら、「これがどうまとまって来るか?」と期待したと思います。しかし、おそらくはそういう期待通りには行かない、というのが断片的な記憶です。

 ともあれ、32話に入るとタケルが例の記憶読み取り能力により、タケルに10年前からの眼魔側の計画などが伝わると。これでようやく、なんで15個の英雄眼魂があるのか等が明らかになるわけですな。対応する15人の敵:眼魔側の守り神たるガンマイザーがいるから、人間側も英雄15人を召喚できるようにし、使い手にタケルが選ばれていたと。

 アランが腹括ってタケル側に立ち、状況も(劇中キャラに)明らかになって来た、という流れですから、「いよいよ盛り上がる展開だ」と期待できそうなんですが、なぜかそういう気分になってこない。なんでだろうと考えて、もしかしてこれかと思い当たるものがありました。

 状況をスッキリさせて敵味方の対決を促すあまり、主要キャラのドラマを解決し過ぎたようなんですね。マコトはカノンも自分も奪還した、アランも眼魔界の偽りに気づき、父アドニス大帝は死亡して最早コンフリクトを起こせない、タケルは最初から善人であることから揺るがない(不自然にヘタレたことはありましたが)。主要キャラのドラマは使いつくしちゃった。

 となると、設定から来るドラマ、例えば99日で消滅に焦点を当てれば、とは思いますが、どうもそこはシビアに扱わないらしい。前作ドライブに寄せられた感想などから、ゴーストではやっぱり本当に死んじゃうのは駄目なんでしょうね。ゴーストはおそらくそこを鑑みての、死んじゃったけど頑張ってるよ・いつか生き返れるよ、でしょう。

(今週の設定ドラマだと、ゲートを全て閉じても子供化が止まらない、でどうするかまでは行くんですが、そこからツタンカーメンの英雄眼魂がサクッと解決しちゃう。代償のない勝利ですね。)

 だからなんでしょうか、アランが完全に立ち直るとストーリに絡むキャラのドラマは作れなくなっちゃった。15人の英雄も残念なことに便利アイテム化してしまい、試練などのドラマの担い手にはなれそうもない。来週は、再びタケル消滅の危機になるわけですが、どの程度のジレンマが作れていたのか、ちょっと注意しながら観てみようと思います。
(↑なんだかんだ不服を言いつつ、続きが観たいという複雑な心境 ^^;。)
(こういう不満を持つ自分がいる一方、自分の中の別キャラは「でも『頑張れば夢はかなう』という夢がフィクションの中でかなってもいい」と言っていたりもする。)

●フラッシュ2(第18話:交換条件、Versus Zoom)

 冒頭で疾走のバリーが一瞬だけ消失、ラボに帰って「も、戻った! どのくらいいなかった!?」と、1度目は意味不明な台詞があり、これがNOVAさんご教示の「スーパーガールの世界に行っていた」というもののようですね。そこを知らないと、全くの意味不明です。

 そのシーンの前に、過去回想シーンが2つあり、1つはバリー、もう1つはジェイ(に化けたハンター・ゾロモン)ですね。バリーの場合は母親の師から立ち直りを助けるジョーらがいたが、ジェイにはいなかった。「この子をこのとき救えていたら」と感じるシーンです。どうもフラッシュ、ひいてはアローバース、さらに現代アメコミ世界には単純な悪党はいない、ということになりそう。

 それはさておき、今話は「アース2に行くため、再び裂け目を作るにはどうするか」が焦点になってきてますね。依然としてウェルズは反対であるものの、バリーの意思は固く、バリーをよく理解するジョーも、結局はウェルズに協力を依頼する。ただ、不安な点はスピードを増したバリーが自分を過信気味な点ですね。

 ともあれ、普通のやり方ではどうも裂け目は作れない。そこで目を付けたのが、シスコのドッペルゲンガー:リバーブがアース1・2間でも読み取り能力があったことで、それが裂け目にも応用できないか、リバーブにできるんならシスコ(バイブ)にもできるだろう、と強引といえば強引な論理展開(^^;。

 しかし、進め方が速い。さっそく試そうとするシスコに、(ジョーに頼まれた)ウェルズがリバーブのアイマスク(サングラス?)をシスコ用に調整して手渡し、裂け目を開くことに成功。これをアース2側でジェイが待ち受けており、どうやら彼の希望通りでもあることが示され、そこに気が付いたのかシスコが恐れて、裂け目を閉じてしまう。となるわけですな。疑問を深める前に、さっさと既成事実でドラマが進んじゃってます(^^;。

 ジョーはバリーのために心配したかと思うと逆にウェルズを説得しつつ、ウォリーに対しても苦労しとりますな。配慮の空回りとでもいうべきか、大学生ともなると1人暮らしがしたいだろうと(アイリスやバリーとの経験から)思い、独立を支援しようとしていたら、ウォリーは実は実家暮らしが本当の希望だった。

 そこにようやく気が付いたジョー、「それならバリーが使ってた部屋を使え」ということで、ようやくウォリーが本当に迎え入れられた感じです。不器用なジョーに一生懸命近づこうとしていたウォリーの苦労が報われた感じがありますし、ジョーの人柄を際立たせたような印象もあります。この和解も、ウォリーがいずれヒーローとなるための下地作りだったのかも。

 一方、ズームを恐れたような行動と見えたシスコ、実は自分の力が制御できなくなる気がして、恐れてやめてしまったわけでしたか。死の恐怖といったものではなく、ダークサイドに墜ちるとリバーブのようになるのが怖いというのが、彼の正義感をよく表しているような。

 そういうほのぼの、あるいは納得できるドラマをぶった切るように、ケイトリンがふと漏らした「ハンター・ゾロモン」(ジェイのドッペルゲンガー)という名前から、ジェイの正体が連続殺人鬼である過去が明らかとなる。心底恐ろしい敵と分かるわけですが、子どもの頃のことを冒頭で観せられたこちらとしては、ちょっと焦れる展開です。

 ともあれ、これでシスコも覚悟を決め、アース2への裂け目を開く。当然、ズームが躍り出てくる。スピードを競う対決となるわけですが、フラッシュが誘い込んだ場所(演習場なのかな、よく作戦実験で使われてる)には、ズーム=ジェイ=ハンターの両親の等身大写真。ショックを受けるズーム。

 どうもこれ、「さすがに卑怯なのでは」感が生じました。いや、いかにスピードを増したとはいえ、ズームの実力からすると、あらゆる手は使う必要はあるし、効果もあったんですが、「仮にこれで勝ってもカタルシスは薄そう」と思えました。だって、例えばウェルズを苦しめたのは肉親への愛情なわけですし、ヒーローが目には目を的な展開はどうも。

 ともかく、動きが止まったズームをフラッシュはいったん捕縛、あ互いにマスクを取って正体を見せる。ここから、上記のような観ている側の迷いを払うような台詞があり、ジェイは自分が助かるためなら何人でも殺すと叫ぶ。また、家族を弱点と呼んだりもする。こうなったジェイは救いようがない、という印象が生じます。

 ズームはしかし易々と逃亡、ジョー家を急襲してウォリーをさらい、人質としてスピードを要求してくる。序盤でジョーとウォリーの気持ちの接近を描いていただけに、なかなかに重いシーンとなってます。この展開があるから、ウォリーに焦点を当てた小ドラマを描いておいたんでしょうね。相変わらず、引き込みの作りが上手い。

 こうなってはやむを得ませんな。バリーは迷うジョーを見てズームにスピードを引き渡すと決意、シスコの能力を使って探査し、かつズームを呼び出す。今回はさすがのズーム=ジェイも人質は返し、バリーもスピードを引き渡す段取りを開始する。ちょっと隙間時間ができたんで、ジェイが得々として、動機や過去のトリックなどを明かす。前に死んだジェイは別の時間軸の自分、とかですね。が、彼も子供の頃がフラッシュバックすると苦痛を感じる顔となり、かなり辛い模様。この『弱点』の伏線、後で使ってたかどうか、ちょっと記憶になしです。

 ともあれ、バリーはズーム=ジェイにスピードフォースを渡す。となると、ズームには全員用済みですから、まずバリーを殺そうと掴みかかる。そこをケイトリンが涙を流して止めようとすると、ジェイは再び苦渋の表情となり、バリーを放してケイトリンをさらって去る。ここで次回へとなるわけか。駄目だ、この部分はどうも正確に覚えてなかった。

 このラスト、2度目に観て考えてみると、ズーム=ジェイは本気でケイトリンに惹かれる部分もあった感じです。ただし、男女ではなくケイトリンに母親を見ていたような印象です。グロッドもケイトリンに好意がありましたが、人間なのに例外的に優しかったから、でしたか。ジェイだとケイトリンは母親を思い出す、安心で同時に苦痛の種だったのかなと思います。上述の弱点が伏線だとしたら、既にここで回収されてたのかもです。

●魔法少女隊アルスなど雨宮慶太作品

 ずいぶん前の作品で、2004~2005年放映の作品。Eテレで1~5話の再放映があるのに気が付き、なんとなく録画して放置してたんですが、観てみてちょっと驚きました。

 どこかで観たような気がするキャラクターデザイン、ストーリーの特徴も何かに似ている気がしたんです。何に似てるんだろうと思い、ウィキペディアで調べてみると雨宮慶太作品でした。似ていると思ったのは牙狼シリーズだったようです。

 雨宮さんの担当は脚本ですが、おそらく全般的に関わったんじゃないかと思います。この作品の実写化検討がきっかけとなって牙狼につながったとウィキペディアに記載があり、たぶんそうだろうなという気がします。

 5話までのストーリー展開は(ウィキペディアにもあるように)暗め、シリアス寄りで、好みの作風の感じ。とはいえ、魔法少女まどかマギカのように過酷さをウリにするようなものでもないようです。内容は特に感想を語るようなものでもなし。5話だと途中までですし。

 それだけなんですが、雨宮慶太さんの作品・作風は、もしかしたら自分の好みにかなり入りやすいんじゃないかと思いました。例えば、映画「人造人間ハカイダー」(1995年)。これは未見なんですが、事前のCMや雑誌情報などから「観たいな」と思ったのは覚えています。しかし当時は邦画に対してあまりいい印象を持っておらず(偏見、といっていいもの)、ついに観ずじまい。
(キカイダー放映当時、ハカイダーをカッコいいとは思ったものの、単独で惹かれるダークヒーローとまでは認識してなかった。キカイダー01でのハカイダーの扱いは、ちょっとどうかなとは思いましたが。)

 しかし、かなり後になって、EDに使われたらしい、ハカイダーのテーマのアレンジ曲を聞いて、「ありゃ、これはカッコいい。やっぱり観るべきだったか?」と思ったりもしました。で、調べてみると、このハカイダーも雨宮慶太作品。これもそうだったのか、という気がしました。

 ウィキペディアの「雨宮慶太」の項で、作品リストを観てみると、ジャンル的には好みのものが多く、「もしかすると、1980年末から2015年くらいまで、かなり見逃して損をしていたのかも」と思えてきました。もちろん、映像ソフト化されているもの、あるいは有料ネット視聴サイトにあるものもあるんでしょうけど、牙狼1stの特撮品質を考えると、それより前の時期(20世紀終盤)だと映像的にはどうだろうという不安があります。もし発表時期にリアルアイムで観ていたら、今の特撮映像と比較することもなく、満足できただろうとは思います。

●服にプリントされた文字で語る?

 フラッシュのシスコが変な言葉がプリントされたTシャツを愛用してるし、ビルドの幻徳ともなると台詞をTシャツの文字で語るなんてことをやってるわけですが、以下の記事でちょっと吹きました。

・ジャケットの背に捨てゼリフ? メラニア夫人の真意は(YOMIURI ONLINE)
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20180713-OYT8T50009.html?from=ytop_os1

 米国ファーストレディが(Tシャツではないのが残念ですが)ジャケットの背に「I really don't care. Do U(you)?」(どうでもいいよ。あんたは?)とやってたそうで、夫のトランプ大統領に向けたメッセージではないかと噂が広がった模様です。

 自分的にはメッセージがどうこうより、メラニア夫人がフラッシュ観てるか、もしかして最近のビルド観てたりする、なんて妄想をしてしまいます(で、トランプ大統領も観始めて、などとも ^^;)。

Re: 7月のスレッド(2018) - White NOVA

2018/07/19 (Thu) 23:59:44

週一まとめ感想です。

★ビルド

最近は、TV本編よりも、夏の劇場版情報がいろいろ入って来ているので、そちらに注目が偏りがちですね。

何だか、敵に洗脳された日本国民がビルドの敵になって、戦兎がひたすら逃げながら、状況打開を図る話になるみたいです。

で、美空と紗羽さんも敵に回って、戦兎相手にアクションを披露するとか。いや、2人のアクションはTVで見たかったですよ。
万丈も敵になっていて、頼みの綱はグリスとローグとか?

で、TVでもグリスとローグがいろいろな意味で絶好調な話でした。
もう、主役が重いドラマを担当しているので、それ以外のメンバーが勢いよく盛り上げたり、笑わせてくれたりする担当。

この時期はいろいろ疲れることが多いので、ニチアサを勢い付けてくれるキャラは歓迎です。

★ガンダムBD

2クールに入って、ゲームイベントの多い回に入ったので、気軽に楽しみながら見ていますね。

気になるのは、今回登場したペットのカーバンクルですが、額の宝石がラストの鳥にも付いているので、スパイ端末みたいなものかな。

あと、最近意識したのは、このアニメ、キャラデザイン原案が、オンラインゲームを題材にしたアニメ「ログ・ホライズン」と同じハラ・カズヒロさんだったんですね。
だからアヤメさんがどこかアカツキっぽくて、コーイチさんがシロエみたいに見えたのか。

ともかく、オンラインゲーム的なイベントが多いと、単にバトルするだけでなく、キャラ同士の交流とかそういうのも楽しみに見えてきます。
次回は、ユッキーとドージの呉越同舟っぽい話みたいですし。力不足なナンバー2ポジションでコンプレックスを感じた2人の共感っぽい流れになる模様です。
ユッキーは、リク君の華々しい活躍に追いつけていない自分の現状を気にして、強くなりたいという想いに駆られるようですね。まあ、結構、支援射撃で美味しい見せ場をもらっているような気もしますが。

支援射撃といえば、土曜の朝のロボット物のシンカリオンで射撃担当のアキタくんの声優が、ビルドダイバーズではアヤメさんを演っていることに気づいて、これも面白いなあ、と思ったり。
アキタくんと仲が良いキャラに忍者少年がいて、何だか忍者つながりだったり。
次からアキタを見る目が、アヤメさんを見る目に変わってしまいそう。

あるいは、アヤメさんが「話は読めた」と言いださないかな、とか。

Re: 7月のスレッド(2018) - たさくらたすな

2018/07/20 (Fri) 05:34:35

 大雨の後の連日の暑さにさすがにバテぎみですね、水分塩分しっかり取りましょう。

■パンドーラ15話まで

 当面の敵対勢力であったミスターゴールドを撃破されましたが、ゴールド側の理由付けとしては、市長のセシルの家に代々従属していた家の出自ということで、このへんは日本の武家制度なんかとはまた違う武侠的な者を従える中国のほうの家制度に馴染みがないとゴールドの恨み武士のようなものはいまいち理解しずらいかも。

 ただ観てて思ったことは、主人公サイドからしてみると環境の変わった世界を元に戻すというより、その中で襲ってくる自然災害的なものにどうサバイバルしていくのかという性質の方が強く描かれていて、ゴールド側が実は裏で操ってましたというのが明らかにされても、なんか道を作るのに予定地に大きい岩があるからとりあえず爆破するなりして、どかしましょうという感じの立ち位置以上の魅力を出さなかった敵だなぁという印象で敵としては山場を作る敵としては魅力不足だったかなぁという印象。

 ただ近年の河森作品としては無理の少ない作品かなとは思うので、後半でうまく纏まればと期待しつつ。


■仮面ライダービルド

 紗羽さんの発信機が大活躍ですね、発信機モチーフのアイテム使った女性ライダーへの変身への希望を抱いてしまいますね。なんだったら爆弾のほうもエキスパートになって紗羽さんが次世代のモモレンジャーでも悪くないぁなども思ったり。

 一海と幻徳のわざと捕まるのは仮面ライダー一号のカラーリング変化をショッカーにわざと捕まってからの再改造案のオマージュ、一号は逃げ出すのに失敗すると洗脳が完了してショッカー怪人になってしまうけど、こちらはネビュラガス過剰投与による加ダメージによる肉体ロストのリスクが高まるわけで肉体への負担を考えてもまぁ一種の賭けにでた感じかなぁ。

 思惑が謎の忍、なにかとエボルトを倒す為の助言をしておいてボトル回収への流れはマッドな方向が終盤ストレートに描かれていた昨年の正宗に比べると考察が悩ましいところですね。

・花粉症スレからの外国干渉ネタ
 世界情勢をモデルに考えたら、そもそも自治州や自治政府を内在した連合政府型の国も世界にはそれなりにあるので、そういう視点からすれば日本国内が三勢力に別れたところで下手に介入するのは内政干渉になるし、関わり方次第によっては自国内の連合離脱や自治州独立などの動きが活発化しかねないから、介入するとするならロボ兵士のガーディアンの製造に必要な鋼材といた材料を一番勢力的に勢いがある西都に提供して西都一強支配による道筋を描いて変な独立思考が世界に広がらないよう画策する外国とかがあるのかもと想像したりも。
 このへんは植民地を広げる思惑のあった幕末の長州とイギリスの関係とは違う理由の狙いながら西都とそういう関係を築いてる外国もあるのかもと思ったり。


■ガンダムBD

 アヤメさんの零丸のカプセル忍法はSDガンダムのルーツの一つがガチャガチャであることを思い出し、プラモ以外の美味しい設定を取り込んだなと感じた次第。
 地味に驚いたのはサイコフレーム発動によるバリアを貼れることですね、原典のUCではマップ兵器であるコロニ−レーザをユニコーンと兄弟機のバンシィとの二段構えで防ぐという無茶なことをやってる力でもあるので、そこまでいかなくてもトリッキーな動きで撹乱する零丸が、ここ一番で壁役としての力を発揮するというのは面白いです。

 今回のフラッグ戦は互いの旗を挟んでのラインのせめぎ合いはアメフトっぽいと感じたり、退場から一分待機して復帰とかはアイスホッケーらしくてルールバリエーションとしてはこういう試合も楽しいなと、試合を決したサッカーボールシュートなんかは試合終盤押し込まれてるところを苦し紛れにクリアしたらそのままロングシュートが決まって逆転した試合のシチュエーションみたいな感じを覚えました。

 もしかするとゲームのガンダムブレイカーをEポーツな方向を目指したいしたいというプロデューサー対談もあったりで、そうした面を反映した回でもあったのかなと。

http://news.denfaminicogamer.jp/interview/180710


・画像貼り付け、私的ビルドネタ。

 最近メインのマウスの左クリックが緩くなってきて一回押しただけでトリプルクリックどころか5回押しみたいな感じになったので、分解メンテを行いました。最初はクリック用のスイッチ部品のバネがもう駄目になってきたのかなと思って丹念に分解して防サビスプレーを吹いてハンダを取って消耗頻度の異なる右左を入れ替えたりしたものの、
 どうも関係なく左がクリック連打されてしまうので押さえる箇所を見たらスイッチ部品に当たる箇所が凹んで押さえる面がへたれているようなので、とりあえずは瞬間接着剤で凹んだ部分を埋めて応急処置的に様子見しばらくは良かったけどまた連打が再発、
 いろいろと検証していく内に指で直接触れる天板部分のパーツのアーチ部分がよれて抑えた時に変形するのも抑えこみが甘くなってシュレディンガーのマウスクリック状態になってそれが連射状態を誘発してることに気付き、プラ版を使ってリペアすることにしました。

 最終的になじむ形になるのに2〜3週間程かかったので、新しいの買ったほうが早かっただろうという反面、手に馴染んだマウスでもあったので納得のいく作業でした(^_^;)

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