創作と鑑賞の談話室

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8月のスレッド(2019) - K.K

2019/08/01 (Thu) 00:02:23

 8月の雑談スレッドです。

Re: 8月のスレッド(2019) - K.K

2019/08/01 (Thu) 18:17:18

 月をまたぎまして感想の続きです。

●ジョジョ黄金の風(60分拡大スペシャル)

 やはり間が空いたことを意識してか、冒頭にディアボロ戦の流れをまとめてましたね。キング・クリムゾンの反撃を許さず、ゴールド・E・レクイエムの長めの無駄無駄ラッシュのところまで。ここからまだボスの最後の反撃くらいはあるかと思ったんですが。

・第38話:ゴールド・E・レクイエム」
 いきなり回想シーンが始まりまして、「どういうこと?」となりました(^^;。ミスタが大写しになったので、戦闘後のシーンかと一瞬思ったんですが、アバッキオ、ナランチャもいまして回想だと理解。後でジョルノと出会う前とも分かる仕掛け。しかし話の内容がかなり異様。ミスタが人肉は美味いか不味いかという話を始めてますね。結論は後に明かされますが、一応は理屈をつけてましたな。

 シーンはディアボロ戦に戻りまして、ジョルノの無駄無駄ラッシュ、反撃を試みるディアボロですが手も足も出ず。そこでOP曲に入りまして、前話OPでのブチャラティチーム各メンバーの擬音付き演出は今回は無し。しかし、ディアボロ乱入の後が描かれてまして、前話でのディアボロ敗北の流れやゴールド・E・レクイエム誕生をを追ってくれてますね。

 本編再開しますと、ディアボロは川へ叩き落されるも生存してまして、なんとか下水管に逃げ込む。が、それもレクイエムの手中だったわけですね。助かったんじゃなくて、死のうにも死なない終わりを与えられていたと。

 ディアボロの死亡疑似体験(?)は4つほど描かれてまして、自分的にはディアボロ及び組織の悪行が自らに跳ね返ってきたかなと思えました。最初が麻薬中毒らしき男にナイフで刺される。ジョルノが怒り、ブチャラティが反抗を決意したのが、ギャング組織パッショーネの麻薬密売なんでした。ネット等で調べますと、組織員が勝手にやったのではなく、ディアボロの命令によるのみならず、彼がスタンドで作ったものらしい。

 続いて、ディアボロの死体の司法解剖。体は動かせないものの、意識も感覚もあるし、見えてもいる。これに関係ありそうなのが、暗殺チームに対する仕打ちですね。ボスの正体を知ろうとしたらしいソルベは、見せしめのため、生きたまま輪切りにされてます。

 さらに、犬に驚いて転び、車に跳ねられる。ちょっと状況は遠いですが、暗殺チームのホルマジオが、小さくした車をターゲットに飲ませておいて車のサイズを元に戻すという、異様な暗殺をやってました。いや、やっぱりこれはちょっと関係なさそうかな(^^;。

 殺害はされそうにもなかったですが、最後が女の子が近寄って来て、ディアボロが怯えて喚くというもの。ディアボロは自分の娘であるトリッシュを確実に殺害しようとしていたわけで、因果応報なことが起こりそうなシーンでした。その後も、ありとあらゆる死に方を続けるんでしょうね。シーンの色調などから考えると、先日のジオウのアナザーワールドみたいな世界に放り込まれたんだろう。

 吉良吉影ですと「安心なんて無いところ」へ放り込まれたわけですが、ディアボロと同じような経験をしたのかな。もっとも、吉良の場合は外伝で幽霊として登場したそうですから、「安心なんて無いところ」は有期刑みたいなものだったのかも。

 なにはともあれディアボロは事実上の死亡退場。次話も先取りしますと、何も知らないミスタはブチャラティの治療しようとコロッセオに戻ろうとやたら催促する。もっとも、ブチャラティのことは心配なんでしょうけど、ディアボロを倒した安心感もあって、トリッシュと軽口の冗談なんかで笑ったりもしとる。トリッシュも親近感を抱いているようで、やはり魂と肉体を交換し合った仲だからか(^^;。

 次話のED後のエピローグ的描写を見ますと、パッショーネはボスにジョルノを迎え、側近はミスタ、スタンド亀に宿ったポルナレフになったようですね。ジョルノの素志のみならず、ブチャラティの遺志も実現されたと考えていいんでしょう。ジョルノとしては、ブチャラティにボスになって欲しかったんじゃないかと思いますが、後を託されたと思って引き受けたんじゃないかという気がしました。

・第39話:眠れる奴隷

 前話分も併せますと、まずレストランでミスタが突拍子もない話を始めたわけですね。時期は涙目のルカがジョルノに倒され、ブチャラティがジョルノに接触する直前くらい。

 ミスタの話は人肉が美味いか否かという趣味の悪いもので、ミスタの推測によれば「肉食獣の肉は臭い」「草食獣のは臭くない」。鮎(の内臓)なんかも例に出してまして、かなりの和食通か? それはともかく、人間は肉を食うんで不味いはず、フィクションで人肉が美味いとかいのは嘘と結論。

 興味を持たなさそうなアバッキオが妙に納得してる。なんだろうと思ったんですが、もしかするとナランチャをからかう意図があったのかな。アバッキオは割と意地悪ですからね。ナランチャはどうやらベジタリアン(ヴィーガン)に近いらしく、「じゃあ俺の肉はもしかして美味いのか?」と思って怖くなったらしい。

 これはフィクションのキャラクター同士だから冗談で済みますが、ネットに流された類例ではどうかと思うものがありました。父親らしき人物が小さな子に「鶏を育てるのは食べるため」と言い、続けざまに豚、牛で同じことを言う。止めに「じゃあ、ママがお前を育てるのは何のため?」と言うと、子どもは恐れて泣き出す。というものです。これは後で冗談だと納得させるとしても、決してやってはならんだろうと思いました。

 それはともかく、肉食~雑食獣は確かに臭いらしいです。狸の肉だと、相当にした処理しないと臭くて食えないらしい。しかし草食獣なら大丈夫かというと、それも問題あるみたいです。例えば、マトンが臭いのは草の臭いが筋肉に染みつくためだそうで、子羊肉:ラムはまだ草の臭いが体にたまってないとのこと。これは牛肉でも起こるけれど、穀物飼料で臭いを回避してるんだそうです。ビフテキがえらく臭いと思った経験があるんですが、牧草で育った牛だったのかもしれない。

 いかん、食い物だとつい夢中に。本編に戻りまして、ブチャラティが花屋の主人に娘の仇を討ってくれと頼まれるわけですね。しかしブチャラティはカタギとギャングを峻別してまして、まともに暮らしてるんならやめておくよう説得してます。普通の市民にも慕われているのはこういう面も大きく作用してるんでしょう。が、花屋主人の心情にすげなくすることも叶わず、事実関係を明らかにすることまでは引き受けるわけか。

 その一方、謎の石がじわじわ迫って来る。途中まではホラー風ですな。「凶」と読める刻印がある石がずっと追って来る。ノトーリアスB・I・Gのときほど切迫感はないですが、じわじわ追い詰められている感じがあるし、石が何をしようとしているか、どういう意味があるかも分からない。不気味さではこっちが上かも。
(ミスタが石に触ったとき浮き出た「オレヲ殺シテクレ」は、最後まで見てもどうも意味が分からんかったorz。文字が日本語だったのが「凶」と同じく見た通りだとすると、文字の意味をミスタは分からんかったかも。)

 ミスタが石の主を追ってみるわけですが、どうやら普通に真面目な彫刻家らしい。石はスタンドによるものだけど、スタンド主の彫刻家が制御できるわけではなく、苦痛多き死を迎える運命にあるものを勝手に追っていき、安楽死を与えるものでしたか。ブチャラティが選ばれたのも、ここまでの本編ストーリーを踏まえると無理もないかもです。

 花屋の娘は父親と同じく、ある臓器の病気で死ぬ運命にあった。なので、石に選ばれた。ただ、彫刻家の説明に疑問ありです。娘は臓器提供で父親を助けられると知って、石を受け入れたらしい。既に娘は死亡しているんですが、彫刻家の言によれば、臓器バンクに必要な臓器が預けられているとのこと。さすがに「ちょっと待て」です。

 長期に冷凍保存できる精子・卵子バンクみたいな捉え方になってるんじゃなかろうか。臓器バンクって、ドナー登録するだけのはずです。ドナーの脳死や心臓死で、速やかに患者に臓器移植が行われる。臓器は死後に長く保存できるものではないですから。あり得るとしたら、娘は脳死ながら脳以外はきちんと生きている状態で、父親が娘の死を認めず、延命措置を続けているケースくらいか。でも父親の言などからすると、どうもそういう状況ではなさそう。舞台は未来ではなく2001年ですんで、こればかりは(アニメ制作含む)作者の考証ミスなんじゃなかろうか。

 それはそれとして(^^;、事情をよく理解したかどうか分からないミスタは納得せず、全力で石をブチャラティから遠ざけにかかるわけですね。ミスタ以外は状況を飲み込めてないんで、ミスタは孤軍奮闘。彫刻家を脅しているときはともかく、石をどうにかする方法を教えるよう懇願する様子は、なりふり構わぬ必死さを感じます。

 ブチャラティにそこまで肩入れしていたわけですね。石を砕けばいいと知ると、石を抱いてビルから飛び降りさえする。ディアボロ撃破までの本編でも、ブチャラティを立てているくらいは分かるわけですが、命を引き換えにしてでもと思い込んでいたとは、この話を観るまで気が付きませんでした。

 死を覚悟で飛び降りたミスタですが、偶然通りかかったフーゴの車がクッションになり、ミスタは辛くも助かり、石は砕け散る。フーゴも相当にダメージ負ったようで、車から這い出てました。ともかく、これで死の運命は変わった、と思ったら、砕けた石がブチャラティ、アバッキオ、ナランチャの顔に。石を銃撃したとき、ブチャラティのレリーフがより深刻な死にざまを表してました。どうやら、この石が表す状況を変えようとすると、より深刻な状況に陥るみたいですね。

 つまり、嫌な運命に逆らうと同じ運命のまま、よりむごくなると。が、彫刻家の予想によれば、それもまた良しということか。それが運命の奴隷であり、目覚めるのも悪くないと。しかも、石に死を宣告されていない場合はどうやっても死なないということでもあるみたい。ミスタは奇跡的に助かったわけではないし、ディアボロの顔は決して石に浮き出てこないということなんだろう。

 いろいろ解釈が難しい話でした。もっとも気になるのがミスタです。眠れる奴隷編の時点では石が何を表すかピンと来てなかったようですが、ミスタがコロッセオで(ディアボロの魂があると疑われる)ブチャラティを狙撃したとき、石の狙撃でブチャラティ像が変化したことを思い出したんじゃなかろうか。コロッセオでの狙撃時点では、観ていて「やはりブチャラティを撃つのは抵抗あるか」くらいに思ってたんですが、もしかするとミスタは「これって、あの石の運命通りってことじゃ?」と苦悩するものがあったのかもしれない。

 そう考えてみますと、ディアボロ撃破後、やけに急いで、あるいは明るくコロッセオに戻ろうとしていたミスタは、ブチャラティが既に死亡したことを悟っていたかもしれません。ナランチャ死亡時も(トリッシュの体に入っていた)ミスタは一見はとぼけた反応を見せてました。見かけでは分からない深いところで激しく気持ちが揺れていたのかもしれない。今まで観てきて理解できたと思ったミスタですが、ガラッと印象が変わった気がしました。

Re: 8月のスレッド(2019) - White NOVA

2019/08/03 (Sat) 00:29:10

7月から8月に入って、猛暑酷暑が続いてますが、頑張ってハードな時期を乗り越えねば、と思いつつ。

★ジョジョ

待ちに待った最終2話ですが、ディアボロとのラスボス戦に限って言えば、あまり盛り上がったとは思えない話で、どちらかと言えば、「さよならブチャラティたち」という番外編、静かな締めくくり方って感じでした。

日常回でもないし、後日譚に力を注いだわけでもない。

まあ、原作どおりなので文句はないのですが、主人公のジョルノではなく、ミスタ視点の不思議な話って印象です。
「世にも奇妙な物語」的なテイストの。

それはともかく、脚本はメインライター、シリーズ構成の小林靖子さんですな。
今期は、「進撃の巨人」とか「どろろ」とかの掛け持ちもあって、結構忙しかったらしく、黄金の風はあまり本数を書いていませんが、ジョジョアニメのメインライターらしく、最後はきちんと余韻に残る話をまとめてくれました。

で、彼女は平成ライダーの脚本家でもあり、龍騎、電王、オーズ、それからアマゾンズのメインライター。一方、戦隊でもギンガマン、タイムレンジャー、シンケンジャー、トッキュウジャーなどで活躍。
要するに、自分的には好きな作品でお世話になった脚本家の一人というわけですな。

よって、ジョジョアニメの雰囲気が平成ライダーに通じるものがあると言いたいわけです。
まあ、近年はライダーの一線から離れて、世代交代の時期に入っている感じですけどね。

それはともかく、話の方になりますと、ディアボロが繰り返す死で体験したことが、彼の悪行の因果応報になっているというご考察、興味深く読ませてもらいました。
車の事故に関しては、ブチャラティがコロセウムに到達する前に、感覚を喪失してしまい、道路を渡ろうとしていて苦労していたところを、ドッピオが遭遇して……というシーンがありまして、ドッピオとブチャラティの奇縁が生み出したものかな、とも後から思いました。

チャリオッツ・レクイエムの力で、ブチャラティの魂はディアボロの肉体に入り、ドッピオはブチャラティの死んだ肉体に入り、という奇縁もありますしね。

あと、この死を繰り返す現象は、一応、ゴールドエクスペリエンス・レクイエムの生み出したもの、ということになっていますが、GERの能力って、ジョルノ自身が把握していない未知なる現象ですし、ディアボロ相手にしか発動していない謎な能力なんですよね。
そして、この「死の運命を永遠にやり直す」というのは、初期のゴールドエクスペリエンスの持っていた「感覚の暴走」「スタンドの生み出した生命に攻撃すると、その衝撃を反射する」の効果に、キング・クリムゾンの「自分に不都合な未来を先読みして、その時間を消し去ることで無効化する」という能力が加わって、生じた効果かなあ、とも感じました。

ディアボロの感覚は明らかに暴走していますし、キング・クリムゾンの能力が暴走して制御不能になっているようにも見える。ディアボロがこれまで自分の無効化してきた「不都合な現実」が、何だか付けを払うような形で、次々と押し寄せて来ているようにも思えて、その意味で因果応報なのかなあ、と思ったり。
そして、ディアボロは自分のキング・クリムゾンの生み出した時間の流れの外部空間に永遠に閉じ込められ、自分の飛ばしてきた都合の悪い時間の債務処理をさせられているのではないか、と妄想推察してみたり。

要は、完全に自爆ですな。涙目のルカと同様に。


一方、その後のローリングストーンズ話。
ブチャラティの命をミスタが救った、と思ったら、ブチャラティに加えて、アバッキオとナランチャにまで死相が現れて、しかも、そのことにミスタは気づいていないという強烈なオチ。

運命を変えようとして、却って過酷な運命を迎えてしまうという皮肉と、それでも抗うことを諦めない生き様の美しさとか、いろいろ感じとれるものはありますな。

まあ、ブチャラティとしては、ジョルノと出会えたから、自分の生を充実させることができたと死の間際に告白していたし、アバッキオの魂も救われた。
ただ、ナランチャだけは、そういう魂の救済がシーンとして描かれていないのが寂しいな、と思いつつ、トリッシュを守るという目的は果たせたのだから、満足なのかな、と脳内補完。

ともあれ、ここでの感想も含めて、楽しい視聴時間でした。

★ジオウ

劇場版の話はともかく、TVの方は、スウォルツ大暴れ、と、ダブルオーラの悪女合戦と、次回はダブルウォズ対決につながり、一人二役が盛り上がっているなあ、と。

幸い、高校野球は6日からなので、4日のアナザーワールド編後編は無事に視聴できそう。

その後、3話分が甲子園時空に巻き込まれて、夏休み終盤に一気見を余儀なくされて、感想書くのが滞りそうなのが残念ですが、
その頃には、令和の象徴ゼロワンに気持ちを切り替える態勢が整うかな。

★牙狼

秋の映画「月虹の旅人」を今から楽しみにしつつ、主役の雷牙のデビュー作である「魔戒の花」がYouTubeで視聴できることを、遅ればせながら紹介しておきますね。

★ガンダム

これもビルドダイバーズの続編が、YouTube配信で秋から見られるようで、

YouTubeでの配信コンテンツが増えているなあ、と思います。

秋以降の感想話のネタにできるかなあ、と提案してみます。

ではでは。

Re: 8月のスレッド(2019) - K.K

2019/08/05 (Mon) 22:20:14

 定例感想です。

 NOVAさん、牙狼、ビルドダイバーズのYoutube情報、ありがとうございます。魔戒ノ花は第1話、2話、飛んで6話、7話がありました。さすがに全部は見せてくれないか(^^;。ビルドダイバーズは10月からですか。TVの録画(予約表)では気が付けないし、正確な日付もまだのようですからときどきサイトを覗いておく必要がありそうです。

 黄金の風のディアボロの最後(であって最期ではない)ですが、NOVAさんの「無効化してきた「不都合な現実」が、何だか付けを払うような形で、次々と押し寄せて来ている」が腑に落ちるものありです。もしかすると、ディアボロは客観的視点ではごく短時間で死んでしまったかもしれません。しかしディアボロ視点では例えば、

1. 死ぬ直前に気絶する
2. 死にそうになる夢を見る
3. 1に戻る

みたいに無限に幻覚のネストが深くなって行って終わらないとか。まあディアボロは能力も最後も、よう分からんキャラでありました(^^;。

●仮面ライダージオウ(第46話:2019:オペレーション・ウォズ)

 白ウォズの印象が改めて深まった回でした。前に消滅したとき、それを覚悟の上でトリニティを託したように見えました。今回も同じでした。ゲイツの真意、動向も併せて考えますと、ジオウ=ソウゴに未来を譲ったようにも思えます。その代償が自分(白ウォズ)が消えることなんですから、己が信念への殉じ方が生半可ではない。

 これは、もしかすると白ウォズルートの未来が関係あるのかもしれません。前に登場したときは、魔王が救世主に倒されたという点までは容認できるとして、時間が止まったような世界と不気味なことを言うとりました。かつ、スウォルツ氏に気を付けろとも、消える直前に忠告。今話でもスウォルツについて警告しようとして、そのスウォルツに消滅を早めされられている。

 白ウォズの警告はどうやらスウォルツの狙いがジオウであるということが明かされたわけですが、白ウォズルートでのスウォルツの所業が相当にひどいことが想像できます。未来がどう転ぶかに関わらず、どの時間軸においても悪逆であるんでしょうね(次回でそのことがはっきり示されるらしい)。

 設定的なことについても少し思ったことが。アナザーワールドです。次回は魔進チェイサーが復活するらしい。まだロイミュード側につくようプログラムされていた頃のチェイスということですな。もちろん、その後はドライブ側につき、壮絶な最期となる。だから「ドライブ側に戻らず、倒されもしなかった時間軸」からチェイスを引っ張って来る。

 死亡などで完全退場したライダーも、別の可能性の時間軸なら再登場できるわけですね。最初は敵側(スウォルツ側)で登場とはなりますが、再登場できるライダーがぐんと増える手だなと、今話が終わってから気が付きました。ジオウはタイムトラベルがありますから、退場前の時間まで戻って連れてくる手もあります。が、その場合は「絶対に死なせられない」という縛りがついてしまいます。それだと、ハラハラさせられにくい。アナザーワールドって(ライダー総出演的にに)うまいこと考えたもんだと思います(^^;。
(それだけに、何でもありの悪弊に陥る恐れもあるんだけど、ここまでのストーリーの進め方、演出などから考えて大丈夫だろう。)

 それはともかく本編。前話ラストからの続きで、ゲイツを失い白ウォズが登場、あからさまに劣勢となったジオウ側は黒ウォズの目くらまし使ってなんとか逃げおおせる。逃走途中でもウォズ前説入りですな。

 時計店で善後策会議のソウゴらですが、久しぶりに大叔父・順一郎の何気ない台詞「白トリュフ」のヒントで黒ウォズが打開策を思いつくわけですね。白ウォズを味方に引き入れられるんじゃないかと。読みは当たりまして、白ウォズの最大の関心事はゲイツを取り戻すことであるため、目的が一致、そこからがスウォルツを出し抜く作戦行動となる。

 白ウォズ解説によると、アナザーディケイドの力を得たスウォルツが、過去に関与した人物を使ってダークライダーを呼び出しているわけですね。回想(?)では、過去話の登場人物が出て来たしまして、かりそめの満足≒不幸に陥っている様子が描かれている。観ているこちらとしては憤懣やるかたない。エグゼイドの小姫を追い求めて迷走する飛彩を思い出しました(再放映でちょうどその辺りに来てる ^^;)。

 作戦スタートしまして、久々に白ウォズの未来ノートですね(別の時間軸だから、海東大樹に奪われたものとは関係ないんだろう)。湊ミハル=アクアに大道克己=エターナルを呼び寄せ、バトルに持ち込むわけか。今ごろですがアクアの変身って、ベルトのファン(水車かな?)が回りまして、昭和のライダー1号・2号を思い出します。それはともかく、そこへジオウも加わる。

 一方、スウォルツのもとにオーラが現れまして、ウールを殺害した証として彼の髪飾り(かな?)を見せる。裏切り者を始末した功績での命乞い及び力を戻して欲しいということですね。そのまま素直に受け取ると、最低最悪の所業。が、スウォルツ的には満足であったらしい。

 バトルのほうはダークライダー(こいつの名前が分からないorz)1体の増援があり、一進一退の戦いですね。この様子を白ウォズ、黒ウォズが見ていましたが、両者も戦いに入る。が、ノーマルウォズとウォズギンガでは力の差は歴然ですな。しかし、それが白ウォズの作戦であるわけか。黒ウォズに容赦なく倒すように指示、なんとなれば、そのくらいやらないと疑われるし、白ウォズはスウォルツによってよみがえるから問題ない。なるほどなるほど。

 しかも、スウォルツによってよみがえるときに現れる世界の境界(?)も利用する。その境界を使い、白ウォズとツクヨミをゲイツのアナザーワールドに送り込む。策士としては黒ウォズより白ウォズが上なのかな。黒ウォズが打開策自体を白ウォズに求めたみたいだし。どちらにせよ、なかなか見事。

 ツクヨミらはアナザーワールドでゲイツとソウゴが揉める場面に出くわすわけですが、今話の感動ポイントはここでした。現実世界(?)ではオーマジオウのことで責めただけのゲイツですが、本心では「この時代で生きていきたい」「お前(ソウゴ)と一緒に新しい未来を作っていきたい」わけだったか。そう言えた世界に分岐してたんですね、このアナザーワールドは。一度こう言えたことで、元の世界に戻ってもきちんと本心を吐露できたんでしょうね。

 ゲイツの本心は分かったし、ウォズらもアナザーワールドに潜入できたんですが、さてどう戻るのか。ジオウ vs エターナルのほうは、なぜかグランドジオウ不使用のまま戦うジオウがWを使うわけですが、やっぱりちょっとレジェンドに届いてない(^^;。「さあ、お前の罪を教えろ」なんて言ってる。本家だと「数えろ」ですよね。エターナルは本家に対しては「今さら数えられるか!」と吐き捨てたそうですが、ジオウのWに対して「教えてやる、俺は負けてはいない。たまたま風が吹いただけだ」ですか。由来のある台詞かもしれませんが、未見の自分はちょっと分からんかったorz。

 それはともかく、これを契機にエターナルが最大の攻撃を繰り出しまして、これがまた予定通りということですね。このタイミングでトリニティを使用、ゲイツとウォズを引き寄せる(たぶん、この時点で現実とアナザーワールドの境界がぼやけるとかあるんだろう)。そこに世界を壊す力のあるエターナルの攻撃が作用し、アナザーワールドが崩壊、ループに陥っていた人々も帰って来る。ここまで、完璧に白ウォズの読み通りに進んでます。

 ちょっと調べてみますと、エターナルが使用できるT2メモリのうち、Zone(地帯)が「任意の対象物を自由に他の場所へ転送する」機能があるらしい。このことも、エターナルがアナザーワールドを崩壊できたことに関わるのかなと思いました。もしかすると、大道克己はそのことも自覚しつつ、白ウォズの作戦に知らんぷりしながら実は乗ってたのかもしれない。消滅するときに何か満足げ、(いったん下げかけて)サムアップまでやってましたから。

 そして白ウォズも再度の消滅。こちらもゲイツさえ救えれば、と思い切ってやってたわけですね。最後に再びスウォルツについて警告しようとしてましたが、スウォルツが阻止。よほどにマズイ秘密を抱えてるらしい。まだアナザーワールドは数多とあるらしく、相当数のダークライダーもいる。

 ジオウらは、ならばとスウォルツを倒しに行くわけですが、再び寝返っていたオーラが妨害で形勢はスウォルツへ。スウォルツ、余裕で解説を始める。視聴者的には明らかになっていたことですが、ソウゴを王となるようけしかけたのがスウォルツということですね。ソウゴがレジェンドの力を集めた時点で横取り狙ってたと。

 これに怒ったのがオーラでスウォルツに止めを刺しに行く。「ウールにできなかったこと、あたしがやる!」と叫んでました。なかなかに謎な台詞です。そのまま受けとるなら、ウールは以前にスウォルツを倒そうとしていたことになります。ウールとオーラがスウォルツから離れたのは第43話「2019:ツクヨミ・コンフィデンシャル」ですが、逃げるので精いっぱいだった感じ。その後も余裕はなかった様子だし。

 もしかして、オーラによるウール刺殺は両者が合意しての苦肉の刑だったのかな。そう解釈するとウールの遺志をオーラが継いで、スウォルツ打倒を狙ったということになる(かなり苦しい解釈で、そうあって欲しいという願望に近い)。そうでないなら、オーラがかなり行き当たりばったりの利己主義者ということに(海東大樹がジャッカーの力を得たことに嫉妬した様子からは、利己主義者説が妥当のような気がする)。

 ともかく、オーラの三度の寝返り程度、スウォルツは予想してたわけか。小さい世界の境界みたいの作って、オーラの剣を素通ししてやがった。スウォルツはアナザーディケイドに変身しましてオーラを一蹴(死亡したような描写でした)。これに怒ったのがソウゴ、ウールのときと同様の激しさですね。前話でも闇に堕ちる心配したんですが、よく考えてみると「敵をも愛す」という聖書の教え通りでもあるような気がします。

 一方、ダークライダー vs ゲイツ&ウォズは、数の差にも関わらずゲイツ側優勢の模様で、そのまま押し切って勝ってますね。そこへツクヨミが駆けつけまして、ゲイツは改めてこの時代に残ると宣言。ツクヨミは湊ミハル=アクアの助言が不安ではあるんでしょうけど、是認した模様ですね。未来は変えられる、という信念に落ち着いたのかもしれません。実際問題、未来はおろか、過去まで不確定になってきてますから、自然な成り行きといえそうではある。同時にゲイツはようやくスウォルツの狙いに気づく。ソウゴ、というよりソウゴが集めたレジェンドの力ですね。スウォルツの動向と辻褄は合っている。
(それでも、なぜスウォルツが独力でレジェンドの力を力尽くで集めなかったか、ちょっと疑問は残る。信頼されて託されるのが無理だからだろうか。)

 一方、ジオウ vs スウォルツのほうは、グランドジオウを以てしても、アナザーディケイドには劣勢らしい。これでスウォルツがレジェンドの力を得たらどうなるか、というほど強大ですね。かつ、スウォルツを倒せばツクヨミも消えると脅される。と揺さぶっておいて、たった一つだけ道はあるがな、とすがらせようとする。不安にしておいての助け舟(だがたいてい泥船)。なかなかに誘導が上手い。

 ここで励ましつつ救援に入ったのがアクアですね。スウォルツに耳を貸すなと言い、果敢に攻撃を仕掛ける(こういう、ズバッと進路を示すキャラ、シーンは割とツボです。ビルドだと龍我、ドライブだとチェイス等々)。このアクアの動きって、もしかすると自分(湊ミハル)が当初言っていたことを否定するものかもしれないですね。湊ミハルはおそらく、自分が見てきた歴史に基づいて助言したはず。スウォルツが言っていることも、自分の見てきた歴史に照らし合わせて正しいと知っていたんじゃなかろうか。

 それでもアクアは否定した。ということは、未来(も過去)も不確定と考えを変えたのかもしれません。が、彼の真意を知る間もなく、アナザーディケイドに倒されてしまいましたな。「アルピナを明日へ」という言葉を遺して。ここから大活躍、と思ったら退場してしまった。劇場版からとはいえ、ライダー史には重要人物だろうに。次回予告の映像では、重要人物が死亡するらしいシーンもありました。次々と重要キャラクターが退場するような悪い予感がします、まるでビルド最終盤みたいに。

 スウォルツは勝ち誇り、ソウゴに、ツクヨミ、己(ソウゴ)、オーマジオウから(未来を)選べと言う。さっき、たった一つだけ道があると言ったのはオーマジオウか? ともあれ、正しい選択はその中にはないんだろうな。というところで、次回「2019:きえるウォッチ」へ(なぜ「消える」としないんだろう? 漢字履修年齢を考慮した? と思ったんですが、過去のタイトルを見たら全部ひらがなかカタカナだった。ライダーの顔デザインが全部、ひらがなかカタカナだったこと、すっかり忘れてたorz)。

 次週はジオウはお休み、下手すると2週分延期ですか。ドライブからチェイス出演とのことで期待すること大なるものがあるんだけどなあ(もっとも予告に見えるのは魔進チェイサーですが ^^;)。前にビルドの2017年に行ったときはなかったスカイウォールが出現するわ、同じくドライブ世界からはロイミュードが来るわで、さらに風都タワー、ユグドラシルタワー、ドーパント、インベス等々と相当にカオスなことになるみたいですね。

 スウォルツの狙いも公式サイト予告に明記されてまして「他の世界を滅ぼすんだよ。全部ね」だそう。なるほどそれならディケイドが動くわけだ、という気が(未見のくせして ^^;)します。さすがは大詰めの展開ですね。でも、それを1週、下手すると2週もお預けか。なんで高校野球は今ごろなんだろう(いやライダー放映時期がずれてきたんだけど ^^;)。

Re: 8月のスレッド(2019) - White NOVA

2019/08/07 (Wed) 00:26:51

魔戒の花は、最初の1、2話を除けば、期間限定放送なので、少しずつ話が進んでいきますね。

だから、7話以降の話も追っていけば、全部見られると思います。
まだ、序盤のホラー退治段階ですから、ストーリーは進展していない頃合いかと。

★ジオウ

いくつか提示された疑問点に関して、回答を。

>名前の分からないダークライダー

さらば電王ってタイトルの映画に出てきた幽汽ですね。漢字が合っているかは微妙ですけど。

恋人を失って悪霊化したライダーで、電王に変身する良太郎に憑依したりします。
まあ、この段階で役者の佐藤健氏が売れっ子になっていて、出演シーンが多く取れないので、敵キャラに乗っ取られた形で話を回そうという形です。

良太郎に代わって、主役となったのが孫の幸太郎で、お爺ちゃんを助けるためにNEW電王に変身します。
つまり、平成ライダー史において「元祖・未来ライダー」に当たるのが、彼になるのかな。あるいは、次作キバの最終回に登場した主役の息子の紅正夫(演じるは主役の父の紅音也を演じた、グリスの人だったり)かも。

さすがに、ジオウにNEW電王はもう出ないよな。いや、もしかすると年末映画に出るかも。

とにかく、幽汽本人は、往年の大映ドラマでの人気俳優・松村雄基氏が演じるライダーで、恋人を失ったという点で、うまくアナザーワールド送りになったキャラと接点を持ったわけですが、大して目立つこともなく、顔見せだけだったのが残念。

>エターナル

「たまたま風が吹いただけ」は、お察しのとおり映画の展開を踏まえたセリフですね。

Wとの決戦時に、エターナルは優勢に戦いを進めるのですが、
風都タワーで墜落したWを、風都でこれまで彼が助けた人たちの声援がバックアップし、奇跡的な風が救い上げる。そして、風都の人々の想いが、Wに新たな力サイクロンジョーカーゴールドエクストリームに変身する能力を与え、エターナルに勝利した流れです。

また、エターナルにはNEVERという死体から蘇生された超人兵士の仲間がいたのですが、彼らはライダーではないのでアナザーライダーとして蘇らなかった。
だから、「仲間と一緒でないなら、蘇る意味などない」という趣旨のセリフが輝くわけですね。
敵だけど、一本筋が通った大物がエターナルということで。

オーラの死や、アクア(ミハル)の死については、スウォルツの脅威を盛り立てる演出なのでしょうが、劇場版を見ていると、「所詮はスウォルツも黒幕の手のひらで踊らされる小者でしかない」ので、それほど感情移入できず。
ウールもオーラも、まだ役者がクランクアップしていないので、実は生きていたか、復活するか、あるいは別の時間軸の存在として出演するでしょうし、

それよりも次週が先送りで、25日の最終話前の平日朝にまとめて放送、という形ですね。
一週一週をハラハラしながら見届けるべき時期に、一気見を余儀なくされるのは、少し興醒めですが、一説によると、最終話はゼロワンへの橋渡し回で、実質的なストーリーは残り2話の可能性が。

2話分一気見だと、ジョジョと同じかよ、と思いながら、こんなところまでリンクさせなくても、と思いつつ。

日曜に雨で高校野球が中止ということになれば、通常どおりに見られるのですが、来週日曜の天気予報では、九州と関東・東北が雨で、関西は晴れ時々曇りとか。
午前中だけ大雨というのがベストですが、そうそう上手くは行かないのでしょうな。

Re: 8月のスレッド(2019) - K.K

2019/08/15 (Thu) 11:53:03

 不定期愚痴(^^;とネット視聴感想です。

●仮面ライダージオウ

 11日(日)は(エグゼイド 檀正宗を真似て)「雨雨降れ降れ母さんが。変身!」とか独り言して雨を期待したんですが、降らず。ニチアサ延期となりまして、18日(日)まで待つのかと思ったんですが、台風襲来。昨日(8/14)は台風を警戒して高校野球は翌日(8/15)は中止するとのニュースが。そこは仕方ない、強行は選手にも観客にも危険だし、当然の措置とは思うものの、恐る恐る録画機の予約画面で18日(日)を確認して愕然です。前もって予約しておいたニチアサ3番組(プリキュア、ライダー、戦隊)がない。高校野球になってる。最悪の展開ですな。

 ジオウの公式サイトを見てみますと、第47話「2019:きえるウォッチ」のあらすじは出てるし、第48話「2068:オーマ・タイム」の予告もある。やっぱり関西だけ延期なのかー、とがっかりです。こちらでの視聴は、23日(金)に第47話、25日(日)に第48話ということですね。さらなる特別編成がないとすると、9/1(日)に第49話。NOVAさん情報によると実質残り2話、その後がゼロワン橋渡しとのことですんで、下手するとゼロワンも1週遅れになりはすまいかとハラハラします(^^;。

●魔戒ノ花

 Youtube公式で第1話~2話、飛んで6話~9話を視聴。NOVAさんの仰る通り、1話完結的で少しずつ設定的なものを出しているようで、これだと終盤に入って行ってもきちんと理解できそうです。

 同様の進行だった牙狼1stですと、任務一辺倒にして情に疎いところのある鋼牙がカオルに出会い、最初は対立的だった零の手助けを得て、円満な人格になっていくのが見どころの一つでした。

 作品内では暗示されているだけのようですが、その鋼牙&カオルの息子である雷牙は最初から円満な人格のようですね。円満ではあるものの、非情さに欠けるような印象もあり、ジレンマを突き付けられたときにどうするのか、優しさだけでは乗り切れないぞ、といった不安な点も感じます。

 その一方、マユリはマ号ユリ型魔導具とのことで、感情自体が希薄な感じ。牙狼1stと比べ、主人公&ヒロインの情緒的な立ち位置が逆になってるようです。ウィキペディアではマユリについて「自分を人間と見なして接してくる雷牙やゴンザたちとの交流を通じて少しずつ変化」との記載があり、第9話まででも確かにそんな感じがあります。

 このマユリ、実は元は人間なんだそうで。2つの点でちょっと驚きです。1つには、「人造の道具と思ったら人間だった」という、ごく当たり前のびっくり(なんか変な表現かも ^^;)。もう1つは、「ホラーの影響があったとはいえ、人を魔導具と化すって、どうなのか」という疑問ですね。もしかすると、雷牙に突きつけられるジレンマは、その点にあるのかな(マユリを人として救うか、人を守る魔導具の使命を全うさせて死なせるか、みたいな)。

 クロウの立ち位置は零とはちょっと異なるながらも、物語上の役割は似ているのかなと思います。雷牙とマユリは情動的に対照的なようですから、クロウはその間を行ったり来たりしながら両者を近づけていく作用がありそうです。

 各話について、第6話ですと印象的なのはやはり松方弘樹さんでしょうか。ホラーに取りつかれた老風鈴職人ですね。まだ人間のときの描写では、子どもにやさしくするときはきちんと好々爺、ホラーに怯える様子はきちんとヘタレてます。それがホラーとなってからは一変して、近寄りがたく恐ろしい雰囲気がきっちり出ていました。こういう落差がある演技は好きです。怖いものがきちんと怖くなる。

 第7話は100体目のホラーを倒したことにより魔導馬・轟天を召喚できるようになる話ですね。これで「戦力が整ったな。ということは次からはバトル的に本格化するはず」と思えるターニングポイントですね。と思ったら、第8、9話ではなかなかに怪談めいた話になってました。

 第8話ですと、絶望した人が優しそうな一家に招かれて励まされ、もてなされるようでいて、実は取って食われる話。いい雰囲気が急に歪んで来るのがじわっと怖い感じです。次の第9話だと、美しい女性形のホラーに食われたいと思った男が、実はホラーだったというもの。しかも、凶悪犯罪者だったわけですね。しかしホラーに取りつかれて、凶悪犯罪の記憶を封印され、人を襲って食ってもまた記憶が改変される。分類としてはボディスナッチャーになるんでしょうか。他人はもとより、自分ですら自分がすり替わったことに気が付かないという恐怖感を催す話でした。

 1話ごとだけでなく、こういう話の次はこう、という感じで趣向を凝らしてくれてるようですんで、残りも楽しみになってきました。毎金曜で2話ですんで、9月いっぱいくらいで全話観られるはずなのも助かります。

Re: 8月のスレッド(2019) - White NOVA

2019/08/16 (Fri) 12:07:56

ジオウの放送がないと、定例感想が書けなくて困りますな(苦笑)。

ともあれ、残暑見舞い申し上げます。

★延期分

まずは23日(金)の朝と、25日(日)の朝が放送確定ですね。
最終話は、26日(月)の朝という噂を複数箇所で聞きましたので、
ゼロワンは1週遅れにならずに済みそうです。

★魔戒ノ花

自分が印象的だった回は、11話の「漫画」回。もう漫画の絵が飛び出してくる映像描写がなかなか斬新でして、面白かったと記憶。

そして13話がクロウの過去にまつわるエピソードで、14話がマユリの過去にまつわるエピソード。後半に差し掛かるこの辺りで、物語が大きく加速する感じですね。

放送当時は、闇照のアクションレベルの高さ、ストーリーの過激さに比べて、こちらは仕切り直しの原点回帰というか、少々地味に感じておりました。
それと、いつ父親の冴島鋼牙が出るのかとか、旧作とのリンクを期待しながら、ゴンザの言動に一番注目していた感じ。

当時は、主役が、あの必殺の三田村邦彦氏のお子さんだったことも知っていなかったので、鋼牙に比べて、線の細い彼のキャラに不満を覚えつつ、マユリの無機質演技を堪能していましたね。
やはり、感情を持たない人ならざる娘が、人間性を獲得していくドラマは、自分のツボの一つですから。

秋は、月虹の旅人も鑑賞しに行くのを楽しみにしつつ。

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