創作と鑑賞の談話室

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12月のスレッド(2025) - K.K

2025/12/01 (Mon) 00:00:14

 12月の雑談スレッドです。

Re: 12月のスレッド(2025) - K.K

2025/12/02 (Tue) 17:11:27

 定期感想その1です。

●仮面ライダーゼッツ(第12話:衝く)

 ゼッツの4色のご解説、ありがとうございます。前にノクスが色の属性(?)について言っていた記憶はあるんですが、自分ではそこから整理・分類するとかできてなくて(ビルドやガッチャードなどでも同じくだったなと、今さらながら ^^;)。今話で透明のカプセムが出てきましたが(イレイスとゼロが持ってたブースターカプセム)、色を意識してれば「初期4カラー」外のものだと気が付きますね。

 そして「カプセ『ム』」など語尾が「ム」で統一されており、「夢」にかけてあるという点も自分は意識しておらず。しかし、そうだと教わってみると、語尾パターン崩した「イナズマプラズマ」の「マ」は「魔」かなとか思いつきます。2つ合わせると「夢魔」=ナイトメアとなる。

 前話でノクスの準備ができたなと思ったら、今話ではノクスの変身(擬装)以外にカプセムの正体や、それに対するノクスのスタンスなども明かし始めてまして、情報的になかなかの急展開。周辺状況としては、莫の妹:美浪にCODE指令室がバレてしまったりもしてます。

 そのCODEというのが、莫の夢の中だけの組織ではなく、莫が夢で見るよりずっと前から実在するということが、ノクスから語られたわけですね。実は自分は勘違いから「あれ、それって今さらな?」と思ってしまいました。

 莫が変身ベルト(ゼッツドライバー)を現実世界で得た時点で(第1話)、「CODEって実在の組織だったのか」と思い込んでたんです。そう思い込んだので、寝室のクローゼットの奥に出現した司令室に莫以外(富士見と南雲、今話では美浪)も入れるし、それを莫が不思議に思わないんだと納得してました。

 でも、今話でノクスにCODEの実在を指摘されるまで、夢の中の部屋と莫は認識してたのか。正確には夢が現実に少しはみ出したものといったところなんでしょうけど。しかし、実際には莫の認識が実体に対してズレていたのか。前話までは莫の認識を設定同然と受け取るべきだったんでしょう。

 もしかすると、それ以外にも自分の設定勘違いがあって、分かりにくいと思った部分はそのせいなのかも。今話以降は設定を包み隠さず見せてくれそうですんで、前話までの勘違いは何とか正していければと思います。うーん、自分が理解し損ねてるかもと自覚あったら録画は残しといたと思うんですが、分かったつもりで録画消したのは残念。テレ朝の公式サイトは、放映後にあらすじ公開するのやめちゃってるしなあ。

 ともかく本編。冒頭からは宇宙のシーンでして、地球の衛星軌道上らしきところで莫と少年(石井星也)が会話してます(最初、ねむと莫かと思っちゃった)。後で、どうやらこの少年が夢主らしいとなるわけですね。莫と少年が着ている宇宙服、フォーゼで使用されたものなんだそうで。それが予告の「宇宙キター!」ということらしい。

 宇宙と思った場所は訓練・体験施設でして、本当の場所は(現実にも存在する)越雲(こすも)宇宙センターですか。冒頭のシーンは無重力施設とねむが語ってますが、自由落下でもない部屋でどうやって重力消したんだろうか。まあ、夢だから何でもできるわけではありますが。

 そこで警報鳴りまして、隕石落下ですね。地球に接近しつつある小天体(球形で隕石落下跡があり、結構デカい模様)の周りにある岩石が落下して来る。莫はバリアカプセムで隕石に対処しようとしますが、突如現れたノクスが妨害、さらに警告。ノクスがカプセムを銃撃しますと、何かがカプセムから飛び出してきて、またカプセムに戻る。

 それで莫が手間取ってる間に隕石は落下、宇宙センター施設の一部を破壊したようですが、人的被害はなかった模様。ただし、センター職員(宇田忠太)によれば、人類滅亡クラスのデカい隕石が48時間後に落ちてくるとのこと。これが夢だけの出来事ならどうでもいいけれど、既に悪夢で起こったことは現実でも起こると実証されてるわけで。

(隕石映画などで「そんなに近くに来るまで巨大隕石に気が付かないわけがない」と指摘されてたというの、思い出しました。48時間は現実ではあり得ないんでしょうけど、夢の出来事としてはOKですな。悪夢に対応して現実でも何か起きるわけですが、前エピソードの絵画盗難では絵が勝手にさまよい出てました。夢での隕石も現実では原因不明の破壊となるんだろう。)

 そこで莫は夢から覚め、CODE指令室で富士見らと協議となる。莫は現実でも起床から48時間後に異変が起こると考えてますが、南雲は夢での時間と現実の時間が合う保証はないと危惧する。富士見は莫の意見に賛成で、南雲は押し切られた感じですね。それにしても、南雲はナイトメアによる事件ということは受け入れるようになったわけか。

 が、莫がノクス=小鷹の話を持ち出すと、富士見と対立してしまう。莫が知るノクス/小鷹はナイトメアを使って事件を起こす敵ですが、富士見からすると真面目で正義感が強く、富士見より前からナイトメアに気が付いて行動していた形跡がある。人物像として明らかに違うわけですね。

 しかし喫緊の課題は悪夢の隕石ですんで、いつもの通り、富士見・南雲と莫の二手からの捜査へ。莫は夢主と思しき、宇宙センターで会った少年:石井星也に接触。星也少年は「2030年、巨大隕石が地球に衝突する可能性が1%」なんて情報知ってまして、おそらくそれが悪夢の原因なんでしょうな。そんなカタストロフが5年後にあるんじゃ、将来の宇宙飛行士の夢は潰えてしまいます。

 莫は星也少年から聞いた「プラネタリウム」で何か分かったらしい。自宅に駆け戻って早目に就寝、星也少年の夢に突入する。ただ、早寝した隙を突かれまして、美浪のクローゼットの奥のCODE指令室を知られてしまうわけですね。見つかってしまったゼロは観念したのか、美浪に莫が重要任務に就いていることを白状してしまう。

(それにしても、セキュリティがガバガバです。前には富士見らが易々と侵入してるし。ゼロが意図的に莫の関係者を迷い込ませてるのか、それとも司令室に入る資格を知らず知らず持ってる者だから入れたのか。)

 CODE指令室が美浪にバレたと知る由もない莫は、ねむを伴って悪夢内のプラネタリウムを調べる。が、何もない。そこで隕石警報が鳴り、莫らは対応すべく外へ。しかしノクスが待ち構えており、CODEは現実にある組織だとか言い出すわけですね。さらにノクス、ノクスナイトに「擬装」。

(ウィキペディアによると、ノクスナイトはまだライダー扱いではなく「戦士」とされてますね。ガッチャードではヴァルバラドが当初は戦士とされてたのと似たようなものなのかも。ライダーとしては、まだちょっと何か足りないみたいな。)

 ゼッツ vs ノクスナイトの戦いとなりますが、ノクスの狙いはゼッツそのものではなかったらしい。「隠されし悪夢を見るがいい」と言うや、ゼッツのバリアカプセムを一撃。前半では何か飛び出して戻りましたが、今度こそカプセムに潜んでいた何者かを引きずり出す。ぼやけてはいますが、姿かたちはゼッツと似てまして、ノクスはナイトメアと呼んでる。

 このナイトメアはゼッツにもノクスナイトにも敵意があるらしい。しかし、それほど強大ではなかったようで、割とあっさりとノクスナイトに倒される。ノクスは「カプセムは悪夢を叶える力」とゼッツ/莫に教えたところで続く。

 今話で示唆されたのは、

 ①CODEは悪夢の力をカプセムに込める技術を有し、それで何かしようとしている。
  (リバイスでのスタンプみたいなものか?)
 ②小鷹はそれに気づいて阻止を図るもいったん失敗、しかしノクスに転生(?)して事を為そうとしている
 ③ノクス視点では莫はCODEに利用される哀れな者

といったところでしょうか。味方側の組織が実は敵の黒幕というパターンか、それとも内部告発・反抗者が実は騙されているということか。前話までは何に期待して観ていいか分かりませんでしたが、今話からは大丈夫そうな気がしてきました。まずは「真実はノクスにあるのか、それともゼロか」にを注目しようかと。

●ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー(第40話:恐怖莫大!お化け屋敷でリボンは笑う)

 1週間遅れになりましたことをお詫びしつつ、ユニバース戦士のコンプリート状況についてのご解説のお礼を申し上げます。自分もできるかなあと思ってるうちに時間が過ぎてしまいまして。

 エディタかノートに書き出そうとしても、まだ自分は歴代戦隊の整理ができておらず、混乱してしまいます。ならば、エクセルのスプレッドシートに[話数][戦隊][戦士名][指輪][ユニバース戦士名]みたいに入力すれば、未登場や重複が分かるかと思ったんですが、時間がかかりそう。

 しかし、お示しの公式サイトでの列挙をよく見ると、自分がまだまだ考えが抜けてると気が付くわけで。ゴジュウジャーが指輪によるフォームとしたレッド、ユニバース戦士としてのレッド、クオン/ガリュードが召喚したレッドと3タイプに分けて列挙してあります。

 その分類は自分では思いつけてなかった(ユニバース戦士ばかり気にしてた)。分類間違ったデータ入力すると、整理できないことに気付いて最初からやり直しなんてよくあるわけでして。もしかしたら、自分がゴジュウジャーでの歴代レッドを数え上げるのは、最終回観てからしかできないかもしれません。

 それはそれとして(^^;、今話の自分の最大の関心事は角乃の役者さん交代でありまして、容貌変化(今森茉耶さん→ 志田こはくさん)にどういう理由付けして来るか。のっけから、そこをぶち込んで来まして、潜入捜査のためにテガソードに顔を変えてもらってたんですか。

 強引だなあとちょっと笑いそうになりましたが、陸王の台詞からは既に見慣れた顔というほど時間経過してるらしい。なるほど、ここのところ数話の「角乃はいないがユニコーンはいる」状態は「映ってないが、顔の変わった角乃がいた」ということだったのか。

 潜入捜査を終えるまでは、変えた顔で出てくるわけにいかないということにもなる。その捜査が終わった今話では堂々と出てくることができるが、テガソードの都合で元に戻ることができなくなっちゃったと。強引ながらもつじつま合わせはなかなかしっかりやってる感じです。

 それにしても、角乃は顔だけじゃなく仕草や性格も変わっちゃってるようですね。ありていに言えば、オニシスターになってます。ユニコーンを現わす仕草では指で2本角を示しておいて、1本角に訂正するといういかにもな「オニシスターだよね」という誘導してたり。

 角乃の全てを思い切って変えるしかないとして、残り10話では新たなイメージを定着させるのは尺不足。なので、既に人気あるオニシスター/鬼頭はるかに寄せてみようという制作意図なんでしょうな。自分としては、それはそれで歓迎できる路線です。

 しかし角乃の役者さん交代は今話のテーマではなく、メインのドラマはリボンですな。彼女の退場により、次からはブーケと陸王の衝突が必然となる。東映の公式サイト見てみると、今話でのリボン退場は当初予定通りなんだそうで(つまり、角乃交代で脚本書き換えた影響とかではない)。

 しかし、これっきりの完全退場かどうか、自分は疑問に思います。リボン登場時からして、生み出したテガジューンは「人間タイプにするつもりだったが」旨述べてたはず。何かが不足して今の形態になったと考えられますが、今話を観てみると「不足していたのは愛情」かなあと。

 それが不足なんで、リボンは「ラブいもの」を求めてたと思えます。が、ちゃんとリボンの不足を埋めてくれる「ラブいもの」=愛情ではないんで、すぐにコレジャナイになってしまう。本命は「慈愛のブーケ」であったと分かるも、戦闘で致命傷負ったリボンはブーケの治療むなしく消滅。

 そうではあるんですが、リボンの戦闘中の台詞が気になりまして。「リボンだけに、リ・ボーン(reborn)」の駄洒落です。公式サイトやウィキペディアによると「何度も再生(リボーン)するビックリボンで街を破壊」という意味らしい。でも、リボンについてリボーンを暗示してるんじゃなかろうか。

 なにせ、上述しましたがテガジューンが独り言ちたミス(人間タイプのはずが)があります。さらに、同じ「妹」ということでまだ未解決なのが緒乙の昏睡ですな。緒乙とリボン揃って復活して来るんじゃなかろうか。次話からブーケと陸王が衝突しそうですが、2人に深く関係あるリボン&緒乙であれば、それを解決できそう。

(解決を支援する可能性ありなのは、角乃と真白かな。真白はブーケと関わりできただけでなく、1万年の眠りから覚めた実績もあることだし ^^;。)

 ナンバーワンバトルのほうはお化け屋敷対決ですが、ちょっと時節遅れのハロウィンという感じでしたな。そこは扮装にも表れていますが、ドラマ的なテーマが「trick or treat」になってるようです。ただし「お菓子をくれなきゃいたずら」ではなく、バトルに勝つのはtrickかtreatかというもの。

 最初はお化け屋敷ノーワンもゴジュウジャーも怖がらせようと頑張ってますが、今一つ客の反応が薄い。そこでノーワン側は「怖がらせるには(客を)襲う」とtrickのテンションを上げる。対するゴジュウジャー側、陸王が「お客様第一」とtreatへ方針転換。止めに陸王のコスプレライブに持ち込んで、treatの勝利。

 でも、最後は力尽くの対決になるわけで、巨大戦はリボン参戦で陸王/テガソードブルーに敗退。リボンは背後の円形の脱出陣(?)が破壊されて逃げられず、致命傷を負ってブーケの治癒虚しく消滅。これで、ブーケの「慈愛」が「憎悪」に変わっちゃうわけですね。しかし、憎悪の対象(リボンの仇)が陸王と判明、陸王もブーケがブライダンの者と知ってしまう。

 その辺り、上げて落とすのが巧いですね。ブーケと陸王は互いに素姓を知らぬままながらも、花の温室以来の再会です。お化けが怖いブーケですから、お化け屋敷で出会うってのは2人の距離が急速に縮まるチャンスで、途中までは期待通りに行く。そうしておいて、リボンの死によるブーケの憎悪発生と互いに敵だったとも知る、崖から突き落とすような展開を見せてくれる。

 さあどうなる、どうするといった気持ちですが、次回「最後の鍵!破壊のブーケと創生ノーワン」では、慈愛のブーケ変じて破壊のブーケになるらしい。破壊のリボンを引き継いだってことなんでしょうな。ノーワンも「最後のノーワン」たる「もの作りノーワン」とのことで、創造ということか。再生(リボーン)ということなら、リボンの半面を引き継ぐのはノーワンとなりそうです。

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