創作と鑑賞の談話室

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八月の雑談(2015) - K.K

2015/08/01 (Sat) 07:01:30

 8月の雑談スレッドです。

月初めの顔見せ - White NOVA

2015/08/07 (Fri) 00:18:50

夏期の仕事も、そろそろ中休みが見えて来たので、顔見せのみの書き込みです。

映画感想とかいろいろ書きたいことはあるんだけど、仕事疲れで、考えがまとまらないのでお盆にまたじっくりと書く予定。
ターミネーターについて書こうと思うと、シリーズの流れとか確認したくなりますし、映画一本の話じゃ収まらないでしょう。

まあ、簡単にまとめるなら、「ターミネーター1と2を踏まえて再構成しつつも、新たな物語のタイムラインを生み出した作品」となりますか。
自分にとっての評価は上々です。

一応、自分のシリーズ評価は、「1と2は面白かった」「3はがっかり」「4は未来戦争の話で、まあまあ面白かったんだけど、ターミネーターのシリーズという観点では違った話」というもの。
そこにTVシリーズの「サラ・コナー・クロニクルズ(SCC)」を加えると、「2を受け継ぐ物語として、楽しめた」という形。

で、今回の「ジェニシス」は、SCCとは違う形で2を受け継ぎつつも、現代風にリブートした作品。
一応、続編の予定あり、とのことで(TVシリーズの噂も)、さらに大きなネタバレをしておくと、「シュワちゃんのターミネーターが、ラストまで生き残る」という、これまでの映画ではなかった結末。
1では悪役として破壊されますし、2は溶鉱炉の中に感動的な沈みっぷりを見せますし、3も敵を巻き込んで自爆。
今回は、強敵相手にボロボロになって、自己犠牲的な末路を見せるのですが、最後の最後で奇跡の復活劇(アップデートという名のバージョンアップ)を果たす形で、これからもサラとカイルの未来を見守るハッピーエンド。
いや、まあ、続編でどうなるかは未定ですが。

一応、今回はあらましだけ。

それと牙狼。

メンバー集結して、敵陣に乗り込んでの大活劇というクライマックス展開を見せるわけですが、強敵に太刀打ちできず、ヒロインをさらわれるという流れ。
一応、9月いっぱいで終わる予定なので、もう一月ちょっとは続くわけですが、敵の過去とか、そういう話が語られるのかな、と。
まあ、さらわれたヒロインが敵の過去エピソードを聞かされる形なら、構成としても悪くないと思いますし。

と、まあ、今夜はこんなところで。
来週にはじっくり書き込めたら、と思っております。

では。

Re: 八月の雑談(2015) - K.K

2015/08/12 (Wed) 16:38:19

 NOVAさん、どうもです。お仕事柄、世間に休みが多いときに忙しくなっちゃいますね。今夏はどうにも暑いですし、ご自愛のほどを。

●牙狼

 9月いっぱいまで放映でしたか。てっきり、「9月から新番組とすると、後、何回も無い。どうやって話を落としどころへ持ってくつもりだろう?」と思っていました。現状で、ガロ側の元締め(?)のリュメですら歯が立たず、リアンはラスボス(なのか?)の手中、流牙は鏡に封じ込まれる、と散々な状態。

 ここから、苦境を切り返して、ジンガとアミリ倒して、ラダンを封印して、敵味方それぞれがケジメつけてとなると、たった3話くらいでやっちゃうと、どうやってもちょっと予定調和か、ご都合主義になりそう。9月一杯あるんなら、テンポ上げてなんとかなりそうですね。ちょっと、ほっとしています。

 それでも、ラダンは封印するだけなのか。よくある流れで考えると、封印しきれずに復活、やむを得ず全面対決なんてのもありそうですが。そうなると、話数的にはちょっと足りなさそう。もっとも、そこはシリーズ物の強み、次シリーズに持越しなんて手も使えるかな。

●ターミネーター

 TV放映しか観てないんですけど、NOVAさんに倣い、改めて振り返ると、

1:未来のスカイネットがどうこう、は風味づけ程度。良質のパニックもの
2:未来が変えられるか否かが重要となってきて、SF度が増してきて最も好み
3:未来は変えられませんの悲観論的作風で、どうも好かない
4:未来で何か始めようとしたが後が続かなかった、で「何だろう?」
SCC:未来がいくつもあることを示唆して期待が上がった時点で打ち切り。無念。

といったところでしょうか。4とSCCは、あの後、どうしようとしたのか、ちょっと続きが知りたいんですが、叶わぬ願い。どちらも、未来と過去の関係がどうやらかなり感じです(あんまり、正確に理解できていない^^;)。

 ジェニシスはネットで調べた限りでは、過去作品をかなり意識しているようですね。どうも、かなりややこしいらしい。しかも、三部作の第一作、まだこの先どうなるかは分からない。なんだか、面白そうです。

●昔話裁判

 予約録画していて気が付いたもの。Eテレの15分番組です。昔話の主人公らが、罪に問われて法廷で争うという趣向。三つあり、三匹の子豚(と狼)、かちかち山、白雪姫でした。

 三匹の子豚は「狼殺害は正当防衛か? 計画的殺人か?」、かちかち山は「兎の復讐は情状酌量の余地はあるか?」、白雪姫は「白雪姫を毒りんごで殺害しようとしたのは、お妃さまが犯人か?」でした。いずれも検察、弁護側が証拠などを元に争い、裁判員に判断が委ねられそうになるところまでで、結論は出さずに終わります。

 昔の話に現代の価値判断ってどうなのか、は措いておくとして、一つ目の三匹の子豚、二つ目のかちかち山は、まずまずまともだったんですが、三番目の白雪姫がちょっとひどい。

 被告のお妃さまが証言台に立って、あれこれ受け答えしていると、白雪姫が次第に興奮し、激昂して「このババア!」とか言いだしてしまう。言われたお妃さまも、そこまでの冷静、余裕の雰囲気をかなぐり捨ててしまう。うーん、なんとも醜い言い争い、といった感じで終わります。

 そんな場面見せて、何を判断して欲しかったのか。白雪姫、お妃さまが激昂してしまうまでは、毒りんごを渡した人物がお妃さまか否か、検察、弁護双方が証拠や証言を次々と出していって、ちゃんと法廷闘争になっていました。疑わしきは罰せず、とか、そういう問いかけになりそうな雰囲気。だけど、最後で白雪姫の「ババア」を皮切りに、感情的対立が顕わに。ちょっと分かりかねるものでした。

お盆の顔見せ - White NOVA

2015/08/14 (Fri) 09:44:55

KKさん、どうもです。
お盆休みではあるのですが、あまりのんびり休めてませんです。
理由は、今年、甥っ子が受験生で、勉強の面倒を見てるからなんですが(笑)。

目標は今週中に夏休みの宿題を終わらせる、ということで、昨日も7時間ぐらい、ほぼ付きっきりで教えたりしてました。
で、あと3日ぐらいあれば終わるな、という段階まで持って行った、と。
まあ、空き時間で、昔のスパロボの続きをやったり、こちらも遊ぶところは遊んでるのですが(笑)。

●ヒーローコラボ

前スレのレスを今さらながら。

『サイボーグ009VSデビルマン』などという奇妙なタッグが今秋に公開される模様です。一部映画館での先行上映を経て、その後はDVDやブルーレイで発売される流れ。
デビルマンは、昔、マジンガーZと共演したり、作者の永井豪の他作品とのスピンオフコラボが描かれたりしてますが、石ノ森作品との共演は初めてじゃないかな。

まあ、共通項としては、「悪の組織の裏切り者」という点と、「最終的に神々との戦い」に帰結することになりますか。

話変わって、そちらの紹介された『ベイマックス』。
映画館で予告編を見たりはしていたんですが、『トイストーリー』や『カーズ』などと同様にCGアニメで描かれた、ほのぼのムービーだと認識していて、ヒーロー物だとは思ってなかったです。
だから、改めてここで示されて、Wikipediaなんかで制作背景なんかも確認して、見たい気になりました。
少年とロボットの交流もの、かつ、マッドサイエンティストとの対決という基本ストーリーに、日本をモチーフとした世界観が魅力的になるのかな。

日本モチーフといえば、最近買った本が、スピルバーグ監督で映画化が決まった『ゲームウォーズ』。
西暦2041年を舞台に、大富豪の遺産を賭けての、ネット世界でのお宝探し、というストーリーなんですが、主人公がギーク(電脳オタク)で、作品世界でも、米英や日本のオタク作品のネタが多数散りばめられているという作品。
まだ、クライマックス部分をチラ読みしただけなんですが、主人公が「東映版スパイダーマンの巨大ロボット・レオパルドン」に乗って、仲間のミネルバXやガンダム、ライディーンと一緒に、敵の巨大なメカゴジラと戦うシーンがあったりします。
で、レオパルドン破壊された後で、脱出した主人公がベーターカプセルでウルトラマンに変身するとか、「映画化した時には、一体、どういう風に映像化するんだ、これ? 版権とるのが大変だぞ」って内容。

アメリカ人による日本のサブカルチャー文化へのオマージュ映画という意味では、この秋に上映予定の『ピクセル』も面白そう。
宇宙人に地球文化を伝えるためのビデオレターが入ったメッセージカプセルが送られるのですが、そこに込められたゲーム映像が「地球人による宣戦布告」だと誤解した宇宙人によって、ゲームキャラをモデルにした侵略兵器が送り込まれます。
ええと、ドットで描かれたパックマンやインベーダー、ドンキーコングがアメリカの大都市で暴れ回り、それを退治するため、かつてゲームキッズだった大人が昔のゲームテクニックを駆使して戦う、という内容。

これだけ、日本へのオマージュが続くなら、そのうち日本ヒーローとアメリカヒーローの直接コラボがあってもいいよなあ、と思いますね。
『アイアンマンVS仮面ライダー』とか。
昔の『キングコング対ゴジラ』みたいなノリで。

他にもVS物だと、『バットマンVSスーパーマン』なんかにも期待しつつ。

●牙狼

アニメ化の第2弾が発表されました。
今度は平安時代を舞台に、陰陽師要素を加えた作品になるみたいです。ホラーが鬼として描かれ、剣士と術士が協力して戦う和風ワールド。
まだ、具体的なスケジュールは公開されていませんが、おそらく今の実写牙狼が9月に終わった次の後番組だろう、と思います。

キャラデザインがヒーロー好きの桂正和ということで、話題になってますが、まだ実際のキャラ絵は公開されていないので、これから徐々に情報が上がってくるのを楽しみにしつつ。

●ターミネーター

あらすじを簡単に。
まず、今回のストーリー、時代別に大きく3つのシーンから構成されています。
1つ目は、主人公のカイル・リースとジョン・コナーの出会いから始まる未来戦争編。カイルとジョンの出会いは、前作の4でも描かれていたのですが、そちらではあくまで物語の本筋ではなく、その後の伏線になるはずだったおまけ的描写でしかなかった、と。
今回は、もうカイルとジョンの交流がメインとなって、短時間ながら濃厚に描かれております。
そして、スカイネットがサラ・コナー抹殺のために過去に送り込んだターミネーターを追って、タイムワープを敢行するカイルですが、その出発の直前に「謎の刺客に襲われるジョン」を目撃します。時間遡行は止められず、そのまま1984年に飛ばされるカイル。時間移動の最中に、「スカイネットはジェニシスだ。2017年に起動する」とのメッセージを謎の少年から受け取りつつ。

で、第2シーンの1984年。
一応、最初のターミネーターがサラを襲撃する年で、シリーズ第1作がもう一度展開するかに見せて、いろいろと改変された歴史が始まります。
まず、未来から来た若き日のシュワちゃんターミネーターが到着直後に、もう一体の中年シュワちゃんに「お前が来るのを待っていたぞ」と逆襲撃をかけられます。そして、女戦士に成長していた16才サラとの連携で、中年ターミネーターが勝ち、初代ターミネーターはあっけなく撃退される、と。
一方のカイルは、到着直後に警官に扮した液体金属サイボーグのT1000の襲撃を受け、この時点でターミネーター1から2の物語にシフトする、と。

結局、窮地のカイルを救ったのは、シュワちゃんとサラになるわけですが、カイルは「自分がジョンから聞かされた話」との食い違いに戸惑います。
この時間軸では、サラがターミネーターの襲撃にあったのは9才の時。そこでT1000の襲撃からサラを救ったのが、今のシュワちゃんだったり。そして、シュワちゃんが両親を殺されたサラを女戦士として鍛え上げた流れ。
なお、誰がシュワちゃんを送り込んで、サラを守るよう命令したのかは、現段階では謎。
で、今作では「おじさん」と呼ばれるシュワが、サラの実質的な育ての父親として描かれているのがドラマ的なポイントですね。シュワは「自分は機械だから、家族愛は分からない」と言いながらも、サラに対して、娘を見守る父親としての振る舞いを見せながら、将来の娘婿になる予定のカイルに対しても、厳しい評価を下します。曰く、「お前じゃサラを守れない」など。
カイルの方も、ターミネーターに対する敵意からいろいろ張り合うのですが、彼はまだ「自分がサラと結ばれ、その子がジョンになる」という未来を知らない状況。
サラは、カイルとの将来のことをシュワちゃんから聞かされているので、「カイルとの肉体関係」に少女らしく照れつつも、「結ばれた後にカイルが死んでしまう」ことも知っているために、いろいろと複雑なジレンマが発生。
そんな複雑なラブコメ風状況が展開しつつも、T1000の襲撃を切り抜けながら、連携を深めていく2人と1体。

そして、サラとシュワちゃんの計画は、1997年にスカイネットが起動する年に時間移動して、そこでスカイネットを破壊する、というもの。
そのための時間移動装置はシュワちゃんの知識を駆使して作っていたものの、唯一入手できないパーツが「ターミネーターの制御チップ」。それをゲットするため、84年のターミネーターの襲来を待っていたのだという。
目的を果たして、いよいよ計画発動という段階でT1000の襲撃。それを撃退したのはいいものの、シュワの肉体が損傷。時間移動には生身の肉体が必要というルールがあるので、機械のボディがむき出しになったシュワでは不可能ということになり、スカイネット撃退はサラとカイルだけで行うことに。
時間移動の直前に、カイルは「スカイネットの起動が1997年ではなく、2017年に変わったらしい」ことをサラたちに伝えます。カイルの言葉を検討したシュワとサラは、葛藤の末に2017年に切り替えることを決断。
シュワは今の時間に残り、2017年までサラたちの到着を待つことを宣言。そして、サラとカイルは時間移動を敢行。

そして第3シーンの2017年。
ここが本作オリジナルの展開ですね。
まあ、サラ・コナー・クロニクルでも、過去から未来のタイムワープを敢行して、放送当時の時代に舞台を移す流れがありましたが(そのために時間移動装置を密かに組み立てる技術チームが未来から送られて来ていたなど、設定も加えられて)、今作でもそれを踏襲。
で、2017年は、84年のサラや、戦争の未来しか知らないカイルにとっても異質な近未来。人々がタブレットやスマホでいろいろと管理している様子に接して、「この世界はすでにスカイネットに支配されているのでは?」と疑心暗鬼に駆られる場面も。
世界に変化に戸惑うサラたちの前に現れたのがジョンなんですが、そこへ出現した老人シュワちゃんがジョンを攻撃します。
シュワの裏切りに激昂するカイルですが、倒されたジョンは普通に立ち上がり、「流体磁石で構成された新型ターミネーターである正体」を明かします。
未来世界でスカイネットの刺客に襲われたジョンは、敵に融合されてしまい、新たな人類として、スカイネットを建造し、人類を新たな種として導く存在に化していたわけですね(本作最大のネタバレ)。
そして、ジョンは自分の両親であるサラとカイルに、自分を受け入れ融合進化しようと誘いかけますが、2人は断ります。
何とかジョンを元に戻したいカイルですが、それが無理だと諭され、苦悩の果てに、「あれは私の息子じゃない。息子はこれから生まれるのだから。未来は絶対に変えられる」いうサラの宣言で、戦いを決断します。

まあ、その後はいろいろアクション展開があって、ジョンと融合したターミネーターを撃退し、スカイネットを破壊し、ボロボロになったシュワちゃんも液体金属でパーツを修復して復活。
ハッピーエンドと見せかけつつも、スカイネット跡でうごめき復活する何か、で、続く、というオチ。

で、今作は「シュワの見せる、娘のサラへの愛情」と「カイルとサラのぎこちない恋愛劇」が人間ドラマのメインですな。
生き残ったサラとカイルの恋人同士にやりとりと、それを舅のごとく見守るシュワ爺ちゃんの関係には今後ともニヤリとできそう。
シュワ爺ちゃんについては、「時間とともに皮膚組織が経年劣化する」という設定で、「何で機械なのに年を取るんだ?」という疑問に答えを与えつつ、「機種は古いが、ポンコツじゃない」というセリフとか、いろいろ楽しめますな。
最後に、作品製作年代ごとのコンピューターの進化に合わせて、スカイネットの設定もいろいろアップデートして行くわけですが、今回のスカイネット設定は、「タブレット端末で全世界一斉に配信されるOSアプリソフトのジェニシスが実はスカイネットだった」というもの。

もう、「スカイネットがアプリである」というネタだけでも笑えます。昔は軍事用の大型コンピューターだったのに、今は「一家に一台スカイネット」という時代ですから。
スカイネットの変遷史を語るだけでも、いろいろネタにできそうだな、と。

Re: 八月の雑談(2015) - K.K

2015/08/16 (Sun) 23:31:44

 NOVAさん、どうもです。

 受験を控えた甥っ子さんの勉強のほうでしたか。その道のプロゆえ、頼られることも多いのでしょうね。

●ヒーローコラボ

 サイボーグ009 VS デビルマン、ですと!? なんだか異質過ぎて、ちょっと想像ができません。デビルマン原作者の永井豪は、最初は水と油と思ったが、第一話(ということは連作?)を見て、納得したと述べたという記事を見ましたが、何をどう納得したんだろう? まあ、公開前に貶したりはしないのでしょうけど、不満があればちょっとニュアンス的に違うことを言いそう。ということは、やはりうまく組み合わせたのか。うーん。という感じです。続報、早く来ないかな。

 しかし、ご紹介くださったゲーム・ウォーズは、コラボっぷりが009 VS デビルマンの比じゃない模様で、もう何がなんだか。単に話だけを誰かにしたら、虚構新聞か、アンサイクロペディアのネタ記事だと思われそう。でなきゃ、オタク妄想とか。スパイダーマンもご丁寧に東映版ときやがってやがりますか(^^;。ある意味、徹底的に凝ってますな。

 ピクセルもなんか凄そうだなあ。ショートムービーでパックマンや、テトリスの映画化をしたとする冗談動画はいくつか観たことがありますが、「あー、やっぱりジョークだよね」という感じがありました。本当に映画化するとは。どうやってリアリティ出すんだ、以外になにも思いつきません。

 映画かー、と思っていて、脈絡もなくふと思い出したものがあります。以前にあった特撮雑誌の「宇宙船」だったと思うんですが、特別掲載の短編読み切り漫画で、日本の怪獣チームと、アメリカの超人チームが特撮競争(だったかな? 記憶が薄れている)をするというものがありました。日米、どちらも有名どころが参加しているんですが、当時の特撮映画状況を反映してか、日本の怪獣チームのほうには「うむ、ピアノ線が見えているが、なかなか見事」みたいな台詞がありました。米国の特撮はスターウォーズ以降の、コンピュータ操演と合成で日本の吊りによる特撮を追い抜いていた時期でしたから、思わず苦笑してしまう台詞でした。

●牙狼

 次はまたアニメなんですか。教わってからネット検索してみると、キャラなどはシルエットだけで、伏せてありますね。昔の日本に舞台を移し、さらに桂正和デザインのキャラとなると、前アニメとはだいぶ違ってきそう。せっかく特撮系に興が乗って来たもので、次も特撮を期待する気持もありますが、準備期間を取ってもらい、完成度の高いものをという点からは、もう一度アニメ版にバトンタッチということでうまくいくのかもしれません。前アニメから構想などを練っていたとすれば、アニメ版もクオリティを期待できそうですし。

 今の本編のほうは、ラダン封印がぎりぎりで間に合わず、もしかしてジンガは自らを憑代にラダンを?、という、ある意味、最も期待する流れ。倒すのか、別の方法で封印するのか、あるいは、といろいろ想像が膨らみます。

●ターミネーター・ジェニシス

 ネット検索で想像はしていたんですが、あらすじのご紹介を受けて、改めて「やっぱり、ややこしい話だなー」と感じます。ネットであらすじ紹介している人の中には、「どうも、ちゃんと理解できていないかもしれない」といったことを漏らしていたりするほどでした。

 1~2を踏まえつつも、そこから改変された歴史へと、うまくつなげているようですね。しかも、年季が入ったシュワちゃんの姿までうまく説明できていると(^^;。やっぱり、シュワちゃん抜きでは、なかなか成立しがたいシリーズなんでしょうね。エイリアンだと、まだH.R.ギーガーのデザインしたエイリアンが出てくれば納得感ありますが、ターミネーターだと、まずイメージするのはシュワちゃんの姿のターミネーターであって、目が真っ赤でメタルボディ、ぐにょーんとなる流体金属は、どうしても脇役、二番手、三番手。

 対立構図も単純ではなくなってきているみたいですね。スカイネットは人類を滅ぼすんじゃなくて融合による進化。ある意味、サイボーグなどで一部の人が夢見て来た、超人化であるわけで、単純には否定できないのかもしれない。人類にとってよかれ、希望通り、という見方もできますから。

 そうなっているスカイネット、アプリだったんですか。ちょっと可笑しくもありますが、Siriなどは、口頭の指示で動いたり、ときには思いがけない、しかし適切な答を返したりして、人のサポートをしています。その発展した先にユーザーたる人と融合というのも、なんとなく納得できる点もありそうな気がします。

 コンピュータに対する見方も変わって来ています。昔は「デカいほど凄い」だったわけですが、今じゃ、「ちっちゃくしないと遅くて困るよ」です。もうコンピュータ技術的に昔といえる、クロック3GHzのCPUですら、光が10センチ進む間に一仕事するわけですからね。コンピュータがデカいと、信号が行って帰ってくる時間が惜しい、全部小さくしないと、みたいなことになってしまいました。

 今でも一部のアプリは何やらよからぬものが組み込まれていて、うかつに使えません。現実のOSにはさすがにバグはあっても、悪意はないはずですが、OSに仕組まれていたという設定のフィクションだと、映画版のパトレイバー1がありました。レイバー用OSのHOSに、レイバーが一斉蜂起・叛乱するためのプログラムが組み込まれていて、というやつです。設定は念が入っていて、洋上のバビロンプロジェクトの建造中のものに、台風が来ると、特定の周波数の音が出ると、悪意のプログラムが起動する、でしたか。見ていて、「おおー、そういう仕掛けか」と感心したのを覚えています。

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