創作と鑑賞の談話室

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謹賀新年 1月の雑談スレッド(2016) - K.K

2016/01/01 (Fri) 07:55:53

 あけましておめでとうございます。今年も良い年でありますように。

 1月の雑談スレッドです。

Re: 謹賀新年 1月の雑談スレッド(2016) - White NOVA

2016/01/03 (Sun) 20:12:14

新年明けましておめでとうございます。

年末には、スターウォーズ7を見に行きましたが、内容的には、それほど特筆することはなかったですね。
まあ、旧作のハン・ソロのファンの人は、出番の多さを喜ぶとともに、彼の退場劇でもあるので悲しむことにも。もっとも、自分は昨年、役者のハリソン・フォードが飛行機事故であわや亡くなりかけたというニュースを聞いて、無事だったことにホッとしていたり。

今回の話から、スターウォーズは生みの親のルーカスの手を離れ、ディズニー製作になったわけですが、おかげで作品の量産体制が整い、本編の8と9を隔年で公開するかたわら、その合間に外伝映画を作る予定ともあるとか。
何でも、ハン・ソロの若い日の冒険を描いたエピソードとか、またインディー・ジョーンズの新作とかを、ハリソンに代わる若い役者で作るとも聞きます。
同じキャラクターを違う役者が演じるケースは、007やスーパーマンなどの例もありますので、向こうでは割と普通ですね。日本のヒーロー物では、声優交代を除けば、役者交代は少なめな感じですが。数少ないケースとして、仮面ライダー1号の本郷猛とかが挙げられるくらい。

⚫︎オルフェンズ

年末の最後の放送は、お葬式回。
弟マサヒロがハンマーで殴られて即死ではなく、一応アキヒロとの最後の会話シーンを描いて、後味の悪さを多少とも薄めた後、「弟を殺したグシオンを、弟との数少ない思い出を忘れないために乗る」ことを決意するとか、なかなかドラマチックな流れ。

それと、ガンダムでこういう戦死者に対する別れの儀式が描かれるのは、実は最初の作品以来かも。マチルダさんやリュウさんが亡くなったのを、オデッサの戦いの後で悼む場面が描かれたのが印象的。
それ以降のガンダムでは、戦場での死は描かれても、その回の悲しみ以上に尾を引かず、追悼の念は画面外で処理されてきたので、久しぶりに死を悼むシーンを見たなあ、と。

って、正月早々、いい話題ではなかったですね。

ともあれ、フィクションにおける命の価値とか、キャラ同士の絆とか、いろいろ論評することも楽しむつもりで、本年もよろしくお願いします。

Re: 謹賀新年 1月の雑談スレッド(2016) - K.K

2016/01/05 (Tue) 14:04:19

 NOVAさん、明けましておめでとうございます。

●スターウォーズ

 7(EP7でもある?)は、特筆する点がありませんでしたか。ハン・ソロ、レイア姫も再登場とのことで、もしかすると旧作EP4~6を引きずっているといったことがあるのだろうか、などと邪推してしまいそうです。そんなことではなく、おそらく残り2作品と合わせて、完璧になるよう計算されているのでしょうね。

 最初のスターウォーズ(EP4)だと、シリーズ構想はあっても、こけたら続きは作れないこともあり、ツカミとしても、仮に単独作品となっても、観られるものでなければならなかったんだと思います。ですので、当時としては派手で目を奪う映像で、ストーリーはシンプルな王道スペオペと、分かりやすい路線で制作したのだろうと思えます。

 新作に合わせて、EP1などがTV(再)放映されていました。EP1を改めて観なおすと、単独の作品としては、ずいぶんスケールを小さくしたなという印象があります。主人公であるべき後のダース・ベイダ―、アナキンはまだ小さな子どもですし。もっともEP4では、宇宙を駆け巡って大暴れ、ダース・ベイダーはいかにもラスボス、という印象でしたから、それとの比較でということですが。

 仰るようにディズニー作品となって、今後の続作が確実に予定が立てられることは大きいんでしょうね。安心して、次への伏線を仕込んだり、意図的に積み残しもできる。もしかすると、今回のEP7は残る2作品の前フリ的な作品なのかもと思ったり。観てもいないのに、あれこれ考えてしまいます(^^;。EP4を劇場で見て、「アメリカの特撮、凄いじゃないか……日本の特撮、してやられた?」と思い知ったのがEP4で、やっぱり気になる作品だからなあ。

 EP3が終わってからも、ファンなどがその後やら外伝やら、いろいろスターウォーズの創作発表していたようですね。制作としてはネタに事欠かない反面、ネタが被る(もしかするとパクリ疑惑を生じる)危険性もあるでしょうから、なかなかかじ取りが難しそう。

●鉄血のオルフェンズ

 酷い戦死から、仰る通りのお葬式回。戦争があれば死人が出るんだという面をはっきり見せようとしているのかもしれませんね。ビームよりリアリティのある、実体弾、金属の剣やハンマーということも、重みを加えているような気がします。いわゆる「綺麗に死ぬ」ってことじゃない何か。残された者もすっぱりスッキリ乗り越えるなんてことも、当然ながら、しない、できない。うーん、どうにも重い。

 戦死ではないものの、キャラの死を重く扱ったことで、個人的に印象に残っているのはDESTINYのミーア(偽ラクス)でしょうか。ラクスはSEED1のときから不思議少女だったもので、あまり人間味を感じないんですが、ミーアはラクスを演じるために、裏ではいろいろ葛藤もあったわけで。なんとなく、「これは死んでしまうのかな」という予感を抱かせる演出であったように思います。そう思えるだけに、「なんとか助からないかな」とも思ったわけですが、やっぱり退場と相成る。まあ、これもベタなやり方ですね。だから私は、まんまと乗せられて、感動してしまうと。分かっちゃいるけどなんとやらです(^^;。

 オルフェンズに戻りますと、この路線だと低年齢層への配慮、それに伴う視聴率などで、路線変更言われたりしないかと、ちょっと心配にも。個人的には見るのが辛くても、今の路線で、重くていわゆるウツ展開で言って欲しいんですが、どうなることやら。こういうのもガンダムなんだから、などで押し通せるといいんですが。

 と書いてみて、確かにこれは年の始め、正月に話す題材としては、不向きな感じですね(^^;。でもまあ、いいだろう、これも一年の計だ(何が?)。

●そいつがるぱんだ(ネタもの)

 ツイッターで見かけた動画です。

https://twitter.com/col_dazai/status/683666964351299585

 カリオストロの城の名シーンと、ガルパン(ガールズ&パンツァー)を繋ぎ合わせた(?)比較動画。両者がぴったり合っています。感心してしまい、しばらく眺めてました。タイトルもダジャレになっているし。

 では、本年もよろしくお願いいたします。

Re: 謹賀新年 1月の雑談スレッド(2016) - White NOVA

2016/01/24 (Sun) 00:10:46

隔週を通り過ぎて、3週ぶりの書き込みになります。

⚫︎牙狼

星明の一時退場で第一部が終わって、第二部になった感じですね。OPやEDが変わったり。
鎧の自力召喚が可能になって、デザインも変化。さらに、演出的にも重厚だけど動かなかったこれまでと比べて、軽やかにアクションするようになったり。
副題の「紅蓮の月」の背景も表れ、クライマックスに向けてのお膳立てが整えられていく様子。

星明に関しては、闇堕ち注意報というか、OP描写だと警報みたいに見えますね。このまま、ラスボス化する可能性も想定しつつ。

⚫︎オルフェンズ

物語としては面白いと思いつつ、MS戦がないのがロボ好きとして不満。
何だか、子供たちが虐待される回というのが多くて、K.Kさんは視聴が辛いのではないかな、と、そこは気になる。
クーデリアお嬢様のお付きの女性フミタンの裏切りが発覚して、さあ、どうなるかな、というのを気にしつつ。

⚫︎掲示板消失

正月に発覚したのですが、この場では今さら報告。
実は、ラーリオス企画を始めたうちの掲示板「SFメカ別館会議室」が、昨年一年間で書き込みゼロだったために、こっちも気づかない間に自然消滅してしまいました。
まあ、使用していなかったので必然だったのですが、管理人としては撤去のルールを完全に失念しておりました。

そんなわけで、ラーリオス絡みでの掲示板書き込みも完全に消失。
K.Kさんにも書き込みいただいたこともある場所なので、報告とともに陳謝いたします。

自分も昨年あたりから目に見えて書き込み頻度が下がってましたし、場の需要もなかったようですし、アニメ話はここなど、複数か所で適度に行えていますので、掲示板がなくなったことで当面の不自由はないのですが、
昔の書き込み(思い出)なんかが、予期せずに突然消えたことで、喪失感を覚えたのも事実。

そんなわけで、個人的には消失した掲示板の後釜は作らず、そのうちの一部の役割を引き継いだのがここ、という認識ですので、
結果的には、こちらをもっと大事に使おう、と考えています。

何分、気持ちの整理の時間も必要だったので、報告が遅れた形になりましたが、ご容赦の程を。

Re: 謹賀新年 1月の雑談スレッド(2016) - K.K

2016/01/26 (Tue) 18:33:41

 NOVAさん、どうもです。

●掲示板

 SFメカ別館会議室、消失とのこと、なんと申し上げてよいやら。ときたま見に行っていたんですが、仰るように書き込みがなく、本館のほうに統合されるのかな、とか思っていました。手許に残しておきたいものは、ローカルに保存しているものですから、データ的には特に、といったところです。

 データ保存という点では、むしろ私がこの掲示板でうかつだったことを申し訳なく、思い出します。この掲示板、デフォルト設定では一定量を超えると、古いスレッドから順に消えてしまうということに気づかず(というより、考えもしていなかった ^^;)、創作の相談やら議論やら、大事なものを消失してしまいました。ログ保存もしておらず、残念なことをしたと、今でも思っています。

 私の方から別館会議室に最後に書き込んだのが、確か、ガメラとギャオスの体重問題だったと記憶しています。空想科学読本関連で投稿された方への返信でした。密度の低さにより浮力による軽さはあるけど、20トンが突進したら20トン分の衝撃があるんだよという、ごく当たり前の話をした記憶があります。あのとき、実在のものはどうかと、ボーイング787で大雑把に計算してみたら、意外に軽かったのが予想外だったのを覚えています(確か、空気の10倍程度の密度しかない)。

●牙狼(紅蓮)

 仰るように星明と雷吼が離れてしまいましたね。特撮の前作(牙狼・翔)では、リアンがジンガに精神侵入されて、それぞれが単独で戦う別離状態になっていました。主役の騎士と法師コンビがいったん離れ離れになるというのは、ある種の王道展開かもしれません。いなくなってみると、重みがはっきり分かるということですね、劇中のキャラとしても、視聴者としても。

 アニメとしての前作(炎の刻印)だと、レオンのライバルたるアルフォンソとの関わりで、紆余曲折を描いていた感じかな。法師エマがレオンの父のグスマンと対等な立ち位置でしたから、騎士・法師ペアということが、あまりなかったように思います。ライバル同士が競うのも、これまた王道でしょうか。

 紅蓮の話に戻りますと、最初は星明が雷哮を引っ張る感じでしたが、だんだんと雷哮が自立する傾向が強まり、星明の陰の苦労を知らないまま決別、しかし直後に星明が何を抱え込んだかを知ると。一方、星明は当初の気楽さ、勢いはどこへやら、抱え込んだものの重さで失速か、というのが現時点。となると、今後は雷哮が星明を引っ張って、勢いを付けていくのか、と期待しているところです。

 こういう流れ、なんかあったなと思っていて、思い出しました。「四月は君の嘘」という作品(コミック原作、視聴したのはアニメ)ですが、最初は主人公の少年(中学生)が天才的ピアニストながらピアノが弾けなくなっていて、うじうじしています。そこへ、同い年のバイオリニストの威勢のいいヒロイン突如関わり出し、主人公を引っ張っていく。主人公はだんだん勢いづいて行くんですが、バイオリニスト少女は実は重病を抱えていて、余命いくばくもない。そのため、ヒロインが次第に凹んで来るんですが、勢いがついた主人公が少女を、という展開でした。
(なお、少女がめでたく全快して、となりそうでならず、治療の甲斐なく、遺書とも言えるラブレターを残して、で終わる。)

 繰り返し使われてきた展開、パターンだろうと思うんですが、使い尽くされることがない感じです。……いやまだ紅蓮ノ月は終わってないどころか、ここから山場ですが、なんとなくの感想です。

●鉄血のオルフェンズ

> 何だか、子供たちが虐待される回というのが多くて、K.Kさんは視聴が辛いのではないかな

 確かにそうなんですが、辛いから観ない、ということではありません。子どもに酷いのがダメなのではなく、単なる刺激的な演出が為されるのが受け付けないということです。ほうら酷い奴だろー、だからぶっとばしていいよね~、みたいなのが嫌なわけで。安い演出をされると、馬鹿にされたような気がするんですね。

 鉄血については、今のところは好意的に観ています。時間帯から考えると、主人公一行は、おそらく死亡退場が幾人か出るものの、おおむね生き残ってハッピーエンドかと予想しています。しかし、救いのないバッドエンドでも描き方次第でしょう。受け狙いに走らず、真面目に物語を転がした結果なら、観てよかったという印象になると思います。

 ここまでの話運びはOK、しかし、まだまだ話がどう結末に進むか見えてきませんので、今後を観ていこうと思っています。

●アニメは動くものか

 先週、また「魔女の宅急便」がTV放映されて、もう何回も観たんですが、また視聴しました。観て思ったのは、「やっぱりジブリはよく動くなあ」でしたね。アニメなんだから、絵が動くのは当然なんですが、緩急自在、かつ自然にキャラクターが動き回る。

 今のアニメの原形が、仮に初代の鉄腕アトムアニメ(モノクロ)だとすると、コミックが動き出すという期待があるんじゃないかと思います。もし特撮技術が発達して、実写で人間が演ずるものでも遜色なくなったとしても、やはり原作の絵が動くのを観てみたいと。

 そうなると、原作の絵を大事にするのか、動くことを大事にするのか、という選択が生まれて来るんじゃないかと思えます。もちろん、両立できればいいんですが、静止で見栄えがするように描かれた絵を動かす以上、どうしても相容れない部分は生じそうです。アトムだと、2本の角ですね。コミックではどちらを向いていても角が2本、はっきり見えるように描かれているそうですが、そんなものをスムーズに動かすのは簡単ではありません。

 昔は手描きするしかないこともあり(スケジュールは今も昔もか?)、絵を動かすこと自体が大変だったので、動かない絵が動いているように見せたりと、一枚の絵として見せることが多かったのではないかと思います。一方、ディズニーや東映の劇場作品となると、予算も期間もあるので、盛大に動かして見せることも多かったはずです。東映の「長ぐつをはいた猫」のラスト30分のアクションなどは、伝説になるくらいキャラが暴れまわっていました。

 その後、機械化、デジタル技術の支援技術が発展しても、思うように動かすに動かせないということはあったと思います。絵コンテで腕のいい人が必要だったりしますし。しかし、動かせないなら動かさなきゃいいじゃんという発想も可能で、ヒロインが可愛い、いわゆる「萌え」といった絵のアニメが増えて、特に深夜に多くなったように思います。

 萌え絵もバカにできなくて、おそらく少女コミック(特に目とか)やらなにやら、いろいろ技を組み合わせて、今の絵柄になっているような。動かせる程度には簡素で(実際、必須の線が少ない)、遠目にも誰か分かり、アップでの静止でもそこそこ見栄えがし、しかも大量、速成のアニメーターでも扱える。この絵柄は、某巨大イラストサイトでも、やたら「絵師」がいます。

 しかしまあ、「だから飽きた」というのが個人的な感想です。その手の可愛さはもういいや、と。ストーリー展開はラノベ的(ラノベ表紙も萌え絵だよなあ)、ヒロインは萌え絵。もう要らん、個人的には、となってしまいました(好きな人はずっと好きだろうし、新たに好きになる人も絶えまい、ということはよく分かってはいる)。

 コミック原作で漫画家の個性が出ているとか、絵に個性があるとか、ジブリみたいによく動くものじゃないと、なんか観る気がしなくなってきているなあ、と感じています。まあ、結構前からですが。

 もう一つは、どんなタイプのアニメ(及びコミック)にも共通なんですが、絵だからということがあります。アニメだから絵なのは当たり前なんですが(^^;。実写だと、仮面でも被っていない限り、役者の表情が見えます。生きている人間ですから、顔だけでも実に多彩な演技になります。絵だと、よほどに精密に描かない限り無理ですし、大量に絵が必要なアニメでは不可能でしょう。

 アニメ(やコミック)では、大量に描ける絵であるため、表現が記号的になります。細かい演技ができない。そこも、ちょっと飽きて来る原因になっているような気がします。

 まあ、それでも未だに一応はシーズン初めには視聴可能なものをチェックして、面白そうなら観てみるわけですが。今期も、最後まで見ようかなと、現時点では思えるものがいくつかあります(もう見なくていい、と思ったものもある)。実写では難しそうな話なんかが中心になりますね。

 どれも、思い付きで書き散らかしてしまし、なんともとりとめのない話になりました。すみません。

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