創作と鑑賞の談話室
4月のスレッド(2025) - K.K
2025/04/01 (Tue) 00:01:21
4月の雑談スレッドです。
・管理人からのお願い
4月1日のエイプリルフールネタはご遠慮をお願いいたします(管理人の管理能力を超えるため)。
Re: 4月のスレッド(2025) - K.K
2025/04/01 (Tue) 11:20:02
定期感想その1です。
「戦隊レッド」は1クールで終わってしまい残念。観ているこちらとしては「キャラクターがようやく分かり、共感も生じた。さあ、ここからだ」と思ったら最終回。2期の予告とかないようですが、まだまだ続くような終わり方ですし、是非続きをやって欲しい。
今週末からGAMERA Rebirthですね。Netfilixでは全6話で各話45分のようですが、TV放映は25分枠。ということは全12話の1クールで、2話1エピソードと思って観たほうがよさそうです(TV放映での第1話だけでは判断できない、たぶん)。
●仮面ライダーガヴ(第28話:絆のチョコフラッペ!)
絆斗が新しいライダーとなりまして、変身デバイスはヴァレンバスター(銃タイプ)からデンデ製のベルトへ(ゴチゾウは以前に戻ってショウマから)。となると、もうヴァレンではないのかなと思ったら、公式サイト見るとヴァレンの新フォームということらしい。
変身者が絆斗ならヴァレンという扱いなのかな。それともゴチゾウがショウマ由来ならヴァレンなのか。2つ併せて、絆斗+ショウマのゴチゾウならヴァレンなのか。一応、ダークショウマはショウマのクローンということでゴチゾウも似通ってるため、チョコルドはヴァレンの定義ぎりぎり満たしてたのかも。
ヴァレンの定義はともかく、ヴァレン・フラッペカスタムは現最強と考えてよさそうですね。体調不良とはいえ、ガヴ最強のケーキングで敵わなかったベイクをフラッペカスタムが倒してるわけで。もっとも、酸賀/ベイクは絆斗を実験体として確保しておきたかったようですから、全力を出してない可能性も無きにしも非ずか。
ベイクを誰かが引き継ぐかと思ったんですが、どうやら最有力候補のダークショウマ/ビターガヴは全てヴラムにやられちゃったみたいですね。酸賀邸隠し部屋の水槽にダークショウマを何体も培養中でしたから、放置してたらいくらでも出てきたんだろう。が、ラキア/ヴラムなら1体も見過ごすはずはなさそう。
ダークショウマは酸賀を慕っていたようですね。忠実でしたし、酸賀を「お父さん」と呼ぼうとした個体もいました。が、酸賀はそう呼ばせず「ご主人様」と言わせてまして、その理由は今話明かされたと見ていいんでしょう。それが酸賀の動機と結びついているわけで。
酸賀の目的も明かされて、死なない最強生物を作ること。その動機は明言されてはいませんが、酸賀邸隠し部屋・ダークショウマ培養室にあったものから推測できそうです。赤ん坊の衣類と写真ですな。たぶん酸賀の子でしょう。幼いときに亡くなったようです。それがショックで、死なない最強生物を求めるマッドサイエンティストになっちゃった。
今話ラストの酸賀の回想も含めますと、まだ隠された事情がありそう。酸賀が赤ん坊あやしつつ、カメラ目線で笑ってました。そのカメラ視点主はおそらく酸賀の妻でしょう。隠し部屋の写真も赤ん坊抱いて笑顔の酸賀でした。その撮影者もおそらく妻。妻が徹底して隠されてます。酸賀がグラニュートに最初から詳しかったことを踏まえると、酸賀の妻はグラニュートだったのかも。
酸賀はベイクとしては倒されましたが、本人は生き残りました。次話からはニエルブが引き継ぐようで、しばらく酸賀は出てこないかも。しかし、今話で明かされた伏線は回収しないわけにいかないでしょうから、どこかで再登場してくれるんでしょう。
ともかく本編。冒頭からは「はぴぱれ」に連れ帰られたものの、自責の念で押しつぶされそうな絆斗からですね。ショウマを見るのすら辛く、出て行ってしまう。どこへ行くのかと思ったら、亡き師匠:塩谷壮士の事務所。塩谷の死の原因が自分と思う絆斗はますます追いつめられる。いや、むしろ自分で自分を追いつめてるのか。
追って来たショウマに絆斗は喚きたてまして、一瞬逆ギレかと思ったら、どうも「全ての原因となった自分(絆斗)を倒して欲しかった」ということらしい。絆斗が自分で自分を追い詰めたのは、自分を消し去る踏ん切りをつけるためであったようです。
が、ショウマがそんなこと認めるわけがない。泣き叫ぶ絆斗をどうにか宥めたようで、外に連れ出したときにはなんとか落ち着いてますね。ショウマがチョコフラッペ差し出すと、絆斗は「甘いの苦手だし」「こういうときはあったかい飲み物」と不服言ってみせる程度にはなってる。
もっとも、ショウマも絆斗の母:早恵の脱出を知らずに阻んじゃったことを引きずってる。「前に進むしかない」と言ってはみるものの、迷いの色が見えます。ここで絆斗がぐっと立ち直ってきますね。たった一言「そうだな」ですが、これがショウマを力づけた感じがあります。「前に進む」では曖昧ですが、絆斗の「そうだな」で見えたのは、「目の前の友達のために」でしょうか。それなら進めそうです。
一方、ラキアは酸賀を今の問題の根源とみて討ちに行く。しかしラキアを見た酸賀は慌てず、ダークショウマ/ビターガヴに相手をさせて、自分(酸賀)はさっさと去る。行先は絆斗ですね。ラキア/ヴラムはこっちに手を取られて、ついにピンチの絆斗&ショウマの救援には迎えずじまい。
しかしダークショウマ培養室の破壊には成功し、新たなビターガヴは阻止できたようです。ただし、ラキアは酸賀に子供がいた痕跡・証拠は目撃。もっともラキアは未だ(人減への)人情に薄いのか、あまり気にしてない。この情報、ショウマらに伝わるんだろうか。
ラキア/ヴラムから逃れた酸賀は絆斗の前に現れる。いつもの飄々とした様子ではありますが、ちらっと焦りをのぞかせてますね。絆斗がもう酸賀の手は借りないと言い放つと、酸賀は「俺、諦めるわけにはいかないんだよなあ」と余裕を失った感じ。それでもベイクに変身し、鼻歌交じりで絆斗に向かっていく。なんだか、強がることで自分(酸賀)を鼓舞しているようにも思えます。
ショウマがケーキングでベイクを阻止し、変身不能の絆斗をバイクで逃がす。が、ベイク/酸賀が言った通り、戻ってくるわけですね。絆斗が逃げたのは、デンテに戦う手段を求めるため。そのデンテは絆斗用の害が少ない変身ベルト開発してまして、そこはドンピシャ。デンテのアジトにあったお菓子も持ってったのは、やはりショウマを意識してるんでしょうな(幸果、それを察してえらい喜んでる)。
しかしデンテ、ゴチゾウは作れませんでしたか。戻ってきて変身を試みた絆斗、茫然です。劣勢だったケーキング、それでも絆斗を救おうとベイクに食らいつくも、またも一撃食らってついに変身解除。これを見た絆斗、生身でベイクにかかっていく。師匠:塩谷を殺害した主犯であるし、ショウマも守りたいんでしょうな。
ショウマも生身でかかっていく。2人のために不幸中の幸いだったのが、1つは酸賀が絆斗を捕獲したいこと。もう1つはショウマがグラニュートの頑丈さがあることですね。もう1つあるとすれば、もしショウマを殺害してしまうと絆斗の怒りが増してしまうことを、人情が薄れた酸賀でも気が付いたことがあるかもしれない。
そうやって時間稼ぎできたお陰で、さっきのチョコフラッペでショウマからゴチゾウ出てくると。名は「フラッぺいずゴチゾウ」とのことですが、よく喋る珍しいタイプですね。ただし話している内容に意味があるかどうかは分かりません(^^;。
それはともかく、このゴチゾウがヴァレンの新フォーム:フラッペカスタムを与えてくれる。絆斗がこのゴチゾウを受け入れるのが自然に思えるのは、さっきデンデのところからお菓子も持って行ったことが効いてる感じ。
格闘戦では明らかにフラッペカスタムが優り、それならと銃撃戦を試みるベイクですが、火力もフラッペカスタム優位ですね。ただし、それはそれで酸賀/ベイクは嬉しいようですね。さらなる実験とその先(最強の生物)が見えているらしい。が、ヴァレン/絆斗はそんなもの受け入れない。「弱い人間のまま強くなってやる」ですね。
ベイク、キックを食らっても諦めず、ヴァレンの背後から「絆斗君、絆斗君て!」と叫んで銃を突きつける。が、ヴァレンは氷結からの拳の一撃でベイクを葬る。もっとも、酸賀がここまで強くしてくれたことも絆斗は忘れてない。恨みには報いるが、恩は返す性分なんでしょうな。
是々非々でありますが、ちょっと甘さがあるとも言えまして、偶然ですが東映公式Youtubeのカブト今週分で加賀美について同じように描かれてました。それを先に観たことで、今話の撃破シーンの回想の刺さり方が深くなったのかもしれません。酸賀/ベイクを倒すことに、ちょびっと悔いもありそうなのが絶妙のバランスと感じます。
それでも酸賀/ベイクを倒して、ようやく絆斗も吹っ切れたらしい。そこを伝えられたショウマも、ですね。途端に腹が減り、お菓子ももりもり食えるようになってます。それも、絆斗が持ってきたグミですな。ようやく、きっちりバディ成立だ。
最後は酸賀。大ダメージながらも、生き残りましたな。鼻歌とBGMは赤ちゃんベッドの上でくるくる回るおもちゃ(ベッドメリーだったかな?)が奏でる音楽っぽい。回想でも例の写真と同じく赤ちゃん抱いてますね。その酸賀が見ている先と思われるのは上述の通り、たぶん妻。
そこへニエルブがやって来て、「後は僕に任せてよ」ですか。ニエルブは酸賀の研究成果(絆斗、ダークショウマ/ビターガヴ)には感心してませんでしたから、引き継がずに自分(ニエルブ)独自で進めるんでしょう。ただし、最強の生物という目的は共有しているのかも。
ニエルブがどうするか気になりますが、次回「ジープの電撃結婚!」はタイトル通り、ジープ復帰のようです。グラニュート界の大統領の娘を結婚相手として、ストマック家に戻って来る模様。自分はジープも気になってましたから、これはこれで歓迎したい。
●ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー(第6話:決戦!常夏城の大冒険)
少しずつ物語が分かりやすくなってきている気がします。キャラクターがハッキリしてきたのが大きいですね。敵側(ブライダン)では直情径行型お人好しのファイヤキャンドルはさておき(^^;、遠野吠に破滅の指輪を警告したブーケ。あの時点では謎めいた感じ策士かと思えたんですが、百夜陸王を見てからはキャーキャー言ってるだけなわけで。
ゴジュウジャー側では一河角乃ですね。目的を隠し、時の首相にしてユニバース戦士の熱海常夏とつるむ、峰不二子風とも思える謎キャラ。と思ったら、妹(緒乙)のためなら一生懸命の直情径行型お人好しにして熱い人物。
そういう一河角乃と組んでいて、状況をかき乱していた熱海常夏も実は、というのが今話ですな。熱海常夏は今話で指輪争奪から去りまして、たぶん仕掛けや伏線は残してないはず。なにせ、願いが見ての通りでしたから。
とはいえ、勝ち残る(ナンバーワン)のは1人という物語構造から来る不安定さは解消される兆しすらなし。むしろ、これからはっきりさせていくところでしょう。ゴジュウ戦士も今は共闘していてもいずれは、となります。さらに一河角乃の妹をさらった青い目の男について、観ているこちらだけに分かる疑惑(百夜陸王)も発生しているわけで。
なんと申しますか、手が届くくらい近いところははっきりしてきて安心感あるけど、その代わりに先はむしろ不安感が増すといったところでしょうか。最初から性格や目的がはっきりしていて単純な猛原禽次郎ですら、このまま進めるかどうか分からない感じです。なにせ、いずれ「ロボの墓場」に救世主が行かなきゃならんわけで。
ともかく本編。冒頭からは謎が多そうな熱海常夏が実は分かりやすいのかもという伏線からですね。総理辞任とのことですが、理由がドンモモタロウの武装が銃刀法違反だからというもの。一河角乃が「今さら」とツッコむ通りのバカバカしさです。こういうコミカルやる熱海常夏は悪辣ではないのでは、と思えます。
が、いったんひっくり返してくる。常夏がブライダンに寝返っちゃうわけですね。常夏はやっぱり悪役なのか。と思ったら、送りつけてきた挑戦状の指定場所にゴジュウジャーが行ってみると、お城でゲーム的・お遊び的な試練を突破せよというもの。これの元ネタは「風雲たけし城」というバラエティ番組らしいんですが、自分は未見でよく分からず。
しかし、戦隊ものでときどき出てくるパターンですね。試練をクリアして何かをゲットするんですが、1つ1つの試練は遊びっぽい。目的は各戦隊戦士の成長だったり奥義獲得だったり、あるいは敵が持つ重要アイテムだったり。ゴジュウジャーの今話では常夏の真意でしたな。が、冒頭での常夏の要求は指輪でして、常夏が勝ちに行くためと思えるものになってます。
が、常夏に辿り着くために突破すべき試練は、まず鬼ごっこ。続いてドッジボール。上述しましたが、今までの戦隊ものでのパターンをなぞる演出に思えました。が、これらも伏線だったとは。続くおままごともそうですね。ただし本気を見せないといけない。
本気って何だと思ったら、照れずにガチで役を演じきれというものでしたか。「この歳で今さら子供の遊びなんて」という意識が見え隠れする遠野吠だけ不合格と。それを常夏自ら出向いて言うわけですから、常夏に辿り着くための試練みたいな言い方、何だったのか(^^;。
ともかくも常夏自ら母親役でおままごと補習が続く。が、常夏が差し出したおもちゃのハンバーグで遠野吠が母が出してくれたハンバーグを思い出す。思わず「母さん」が口を突いて出まして、常夏は本気で遊んでくれたと思って大喜び。勘違いなんですが、それでもそこが突破口となり、遠野吠が己が過去を語り出す。
遠野吠は小さいとき、兄と共にノーワンワールドに迷い込んだことがあったと。遠野吠は何とか逃れ出たものの、兄や「大事な人」を失ってしまう。自宅に戻ってみたら、浦島太郎よろしく10年も経ってて、両親には新たに2人の子がいた。それで遠野吠は帰る場所を失った(と思ったようなんですが、何で弟が出来たら帰れないと思ったんだろ?)。
それが常夏の琴線に触れたようですね。常夏は子供の頃から優秀過ぎて、親しくなった人は信奉者になってしまい、ついに友達を作ることができなかった。それで、子供の頃にやりたくてやれなかった遊びを試練として用いたと。うーん、これとてよく考えてみると、よく分からない感じ。ですが、2人が意気投合したみたいなんでいいか(^^;。
かくして(?)常夏はゴジュウジャー側に再寝返りで、介入してきたファイヤキャンドルを迎え撃つ。巨大戦のほうはMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケーク。いつもの一般人を取り込んだノーワン怪人とはなし。リングや応援団風演出もなしですな。やはり4話に渡って登場の常夏は特別扱いだからなのかな。
それでも快勝という結果は変わりなし。と思ったら、ゴジュウウルフ vs ドンモモタロウの決着つけにいくわけか。こちらのローカル局で再放映中のドンブラではちょうど、桃井タロウ vs ソノイの倒し倒されが進行中でして、ちょっとシンクロ感じます。が、ゴジュウジャーでは倒すのはユニバース戦士であって、変身者は大丈夫みたいですね(ということは、常夏が倒した検事も無事なんだろう)。
負けた常夏も指輪争奪戦から脱落しても、友達を作るという願いが叶って満足らしい。それに総理再選という望みも失ってはいない模様。要はハッピーエンドできれいに終わったということですな。と思ったら、倒されたはずのMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークが復活、一河角乃のテガソードブラックへ一撃を放つ。が、それを食い止めた謎のロボ、で続く。
謎のロボは恐竜戦隊ジュウレンジャーの大獣神で、操るはティラノレンジャーですね。次回「心ときめけ! 結集、ゴジュウジャー!」によると「教授」とのこと。ジュウレンジャー本編では第42話予告タイトル「ブライ死す…」もあって、自分はブライに注意が行ってました。が、ブライが際立てば、弟たるゲキ/ティラノレンジャーも際立つわけで。ゴジュウジャーではどうアレンジして来るかなあ。
Re: 4月のスレッド(2025) - K.K
2025/04/01 (Tue) 22:53:15
定期感想その2です。
●仮面ライダーカブト(第21話:VSクワガタ、第22話:誕生特別編)
いつもいろいろご解説ありがとうございます。今回は特に劇場版とTV本編の関わりについて興味深い。矢車、続いて風間がTV本編で一時退場するも、パラレルワールドの劇場版で戦ってたわけですか。役者さんというリソースの配分としても面白い。そういう工夫をしているからこその、TV本編での目まぐるしいドラマが可能になっていると言えそうです。
さて今週分は加賀美のガタックとじいやについての2つのドラマが並行で進む作りですね。じいやのドラマのほうはサイドストーリー的ではありますが、神代家の経済状況を明かすなど、ここまで観てきたものの意味をちょっと変えてくれる趣向が面白かったりします。
まず、じいやのドラマのほうから。前半(第21話)冒頭はまたも天道家と神代家の朝食風景。豆料理が共通してまして、天道とじいやが語るコツが同じ。前と同じく、庶民と上流の差があるんだろうと思ったら、この後ひっくり返して来ますね。
それが分かるイベントが「剣お坊ちゃま御誕生記念」パーティ。まだ会場未定だったようですが、車からビストロ・サロからのいい匂いに気付いた神代とじいやが会場に決定。このときオーナーシェフ竹宮弓子は不在で、天道が代役。
その天道の料理に神代が「じいやの味に似てるな」と言い、じいやに試食させる。じいやは「一味足りません」と言って、自ら作り直す。その料理に天道が感心、やがてじいやの正体に気が付くわけですね。天道曰く「人類の宝」レベルですか。
ひよりが作ったスープも神代は感心、誕生日パーティのシェフに抜擢する。ひよりは嫌そうですけどね(^^;。その隙を突くかのように神代は去り、ひよりは「何気に食い逃げなんだけど」と気が付く。神代家財政の秘密を明かす最初の一歩ですね。
そこから後半(第22話)で翌日の誕生日パーティ。じいやは世界が祝うなんて壮大なこと言ってましたが、ビストロ・サルですから神代曰く「小ぢんまり」ですし、招待客もいない。天道などは神代そっちのけで、じいやに料理を試食してもらってますな。
さて神代だけが食って祝う神代誕生日パーティですが、料理はどうやら普段のお惣菜といった感じ。まず肉じゃがですしね。材料もそこらのスーパーとかで買ったもの。が、神代はどれも「美味い!」と感心。
さらに、じいやがひよりに「支払いはこれで」と、こっそり銀のフォークを渡す。たぶん、前に床に落ちて神代が「捨ててくれ」と言ったフォークでしょう。じいや、こうやって家財を売ってしのいできたってことでしょうな。普段の料理も安い素材を料理の腕で高級風に仕立ててたはず。これらを神代が察している様子はありません。
誕生パーティのほうは徹底してコミカルでして、知らずに入って来た影山がひどい目に会ってますな。それにしても、ちょっと前に天道と風間を襲ったのに、よく顔を出せたもんです。まあ、それだけ図太いんでしょうし、バックに三島がいる自信もあるんでしょうな。
が、神代はそんなこと気にせず歌わせ、注文も多い。まあ、こうしないとサソードの支援が受けらないんだから、影山は辛抱するしかなさそう。しかしコミカルもここまででして、ここで工場にワーム出現とのことで神代含むライダーは全員出撃となる。
その工場のワーム出現に至るまでの話が加賀美のガタック変身に至る流れなわけですね。まず前半(第21話)冒頭、田所隊長がガタック変身に挑むも、どうやらクワガタ型のガタックゼクターに拒絶される感じで失敗。それだけでなく重傷負っちゃうわけですな。三島が加賀美陸に報告したところでは、そういう瀕死レベルの失敗事故が続いているらしい。
加賀美らはワームが潜伏しているとの情報があった工場を調べようとしたところで、田所負傷の連絡を受ける。岬は田所の入院先に向かい、残った加賀美は工場を調べる。が、工場内は特に怪しいところはなく、応対してくれた工員は猫が居付いたとか言ってる。
が、その工員はワームであるわけですね。加賀美が気づくと正体現して襲って来る。それを助けたのが子供のマコト。工場内の隠れ家みたいな場所まで案内してくれる。この一連の運び、映画「エイリアン2」を思い出すものがあります(まだ幼い女の子が主人公をエイリアンが来ない場所へ案内してくれる)。
マコトの話によると、警備員の父と工場に住み込みだったが、ワームが出現して工員の様子がおかしくなっていき、ついに父も、となって隠れ場所見つけて潜んでいたとのこと。逃げようにも周囲がワームだらけで逃げられない。そこへ加賀美がやって来たというわけですか。が、加賀美ではワームに太刀打ちできない。
状況は絶望的ですが、マコトは妙に余裕がありますね。室内なのに大事にしている望遠鏡で空を見る仕草をし、加賀美に「これでムーンボウを見るのが夢なんだ」と語ったりする。マコトの正体が分かってからこのシーンを思い返してみますと、ワームであるから襲われない自信と、元のマコトの気持ちが表れているという二面性を演出している感じですね。
しかし今は加賀美はマコトを工場に取り残された子供と思ってる。何とか助けねばと、マコトを隠れ場所に置いておいて、自分(加賀美)は多数のワームを突破して救援を求めに行こうとする。が、ワームに囲まれ、自分に擬態までされて絶体絶命。
そこへ影山の隊が攻撃を仕掛けて、なんとか加賀美は助かる。加賀美は影山に工場に取り残された子供がいると訴えるも、影山は工場内にはワームしかいないと突っぱねる。影山は先行しているだけあって、加賀美より詳しい情報を得ているようですな。
が、加賀美はこの後も自分が見たものを信じて突っ走る。まず入院中の田所に相談するも、田所は「そろそろバイトの時間だろう、行け。そしてもう戻って来るな」と。加賀美がガタックを試す気になることを危惧してるようですね。相変らず加賀美は気が付きませんが(まだガタック知らないから仕方ない)。
しかし三島が悪魔の誘い仕掛けてくるわけですね。もっとも三島とて加賀美陸に対しては加賀美にガタックを与えることを躊躇う感じがありました。しかし、決定があればどんな手も使うということでしょう。加賀美に対し、田所が加賀美を庇って危険なガタックに挑んだ旨告げる。そう聞けば加賀美はガタックを試みるに決まってます。
①自分(加賀美)を庇って重傷の田所に申し訳ない
②第1話からずっとライダーになりたかった
③誠を救う力が欲しい
と、少なくともこれだけの条件が成立してます。が、加賀美がガタックを試みるも失敗し、田所と同じく重傷。自分はてっきり「ここで加賀美は死ぬのか」と勘違いしました。今週分で三島もガタックのリスクを言ってますし、自分も加賀美がいったん死ぬと予習。それがここだろうと思ったんです。
しかし、とりあえず加賀美は一命をとりとめる。続いて緊急手術ですが、加賀美に擬態したワーム(ブラキペル)が加賀美を狙って来る。自分はまたも「ここか、加賀美が死ぬのは」と勘違いです(^^;。なんだか自分は加賀美に死んでほしいみたいな気持ちがあったのかしらん。しかし、この場はワームの動きを予測していた天道が阻止、さらにカブトで倒し切る。
後半(第22話)に入りますと、影山/ザビーが隊を率いて工場突入の構えですが、中止の指示が入る。戦力不足との三島の判断のようで、戻った影山が抗議するも三島が上手く言いくるめてます。サソードを味方につけろ、お前(影山)ならできるよ、と。これにまんざらでもなさそうな影山に、ちょっと笑っちゃうのはビストロ・サルでの出来事があるせいでしょう(どうにも嫌悪感が生じない)。
仕切り直しして総攻撃というわけですが、病院のベッドでこれを聞いた加賀美は俄然奮起。マコトがワームではない可能性が1%でもあれば見捨てられない、というわけですね。前話ではガタックから加賀美を遠ざけようとした田所隊長、今度は励ます。「正しいと思ったらひたすら前に突っ走れ、それでこそ加賀美新だ」と。こんな熱い言い方、初めてじゃないかしらん。
まだ加賀美は傷は言えてないはずですが、バイクで派手に工場に突入。さらに神代も駆けつける。これでワームの矛先が分散した隙に加賀美はマコトの元へ。が、工場内ではワームの卵で埋め尽くされてますな(ここは「エイリアン」(1作目)を思い出すものあり)。ここまで事態が悪化してるから、三島はいったん影山の突入を差し止めたのか。
それほどですから、加賀美ではマコトを守っての脱出は難しい。ワーム(ブラキペルマ)が襲い掛かり、これは天道/カブトがすんでのところで阻止。しかし、別のワームが襲って来る。さっき神代が元に戻っちゃったスコルピオですね。これを天道/カブトは気づいてないようで、普通に交戦に入りますが、神代は天道と互角の身体能力あるわけで、カブトは手こずる。
それでも隙だけは作れて、加賀美はマコトを連れて逃れるも、今度は前に加賀美に擬態したワーム(ブラキペルマ)。マコトを守ろうと生身で挑む加賀美ですが、敵うわけない。が、庇われたはずのマコトの態度は冷たく、「もういい」と言ってワームのほうへ。正体はワーム(ブラキペルマ)だったと。加賀美に近づいたのはZECTの殲滅作戦を遅らせるためだっただけなわけか。
加賀美の一生懸命が踏んだり蹴ったりなわけで、そこがガヴの絆斗と重なって見えると先に申した通りです。要は「だからこそツボで感動する」わけです。加賀美の場合、利用されていたと知った途端。マコト/ブラキペルマワームに刺し貫かれて絶命までしてしまう。
そこに現れたのが三島(のはず)ですね。これを待っていたらしい。加賀美陸もこの運びは承知している模様。ガタック用のベルトを装着された加賀美は復活。ワームのマコトらに追い付くと、ガタックゼクター飛来して変身。マスクドフォームの時点で既に圧倒的なようです。
不利とみたブラキペルマワーム、マコトのイメージでガタック/加賀美に語り掛ける。ここは加賀美が弟:亮のワームに対しての決断(第4話)と似た状況ですね。亮のときは加賀美は天道に任せる決断をしましたが、今度は加賀美自身で手を下さなければならない。カブトが加勢に現れますが、ガタック/加賀美は「ここは俺に任せてくれ」と。
ガタック、最初は倒すつもりでかかっていったようですが、どうやら止めを刺し切れないらしい。ライダーキックで倒しに行ったかと思ったら、天井に穴をあけてます。何がしたいのかと思ったら、月、それもムーンボウを見せるためでしたか。わずかですがワームのマコトに影響した感じありです。
さらにガタック、マコトが愛用していた望遠鏡を手渡す。が、ワームはマコトのイメージで「お人好しだね、お兄ちゃん」と言うや、逆襲に。ただし、本気だったかどうかは不明。ここで影山隊が仕掛けた工場爆破になっちゃうわけで。ワームはその爆発からガタックを守るかのような行動に出て、そのまま爆散。
結局、マコトに擬態のワームの真意は分からずじまい。おそらく加賀美にとっては「恩に報いる1%の善意はあった」といったところでしょうか。天道は「甘いな」と評するも、加賀美は「これが俺なんだ」と。ラストはバイクに乗った誰かですが、バイクがクワガタ型なんで加賀美なんでしょうな。早速ガタックとして活躍してるということかしらん。
次回予告では「エリアX」という言葉が聞こえまして、ZECTについていろいろ明かしだすということかしらん。
Re: 4月のスレッド(2025) - Shiny NOVA
2025/04/02 (Wed) 08:53:04
新年度になりまして、おめでとうございます、と言いたくなったり。
3月末で、いろいろと番組が仕切り直しで、4月から新展開に突入という番組改編期でもあります。
感想も、そういう空気を込めながらってことで。
★ガヴ
2月からのビターガヴ編が、元凶である酸賀さんの退場(一時的かどうかは不明)できれいに終了した形。
ヴァレン(絆斗)の個人ドラマ(母親、師匠、酸賀、ショウマとの関係)が全て収まるべきところに収まって、見事に昇華されたなあ、と。
最初は行方不明の母親を探すために、拉致した怪人(グラニュート)を追うところから始まり、仮面ライダーガヴが怪人と戦っていることを知り、師匠の死と酸賀との出会いを経て、自身も仮面ライダーヴァレンになる。
ガヴとヴァレンは互いの正体を秘密にしながら、幸果さんを仲介にショウマと辛木田さんという弟分と兄貴分の関係と、ガヴ先輩とヴァレン君という二重の間柄、モノローグによる本音と、正体を知らないゆえの探り探りのズレた会話がコミカルで楽しい時期がありました。
その後すぐにヴァレンの変身解除で互いのライダーの正体を知るに至るも、次はショウマがグラニュートハーフであるという秘密が問題になり、3人めのライダー・ヴラムとの関わりで、ショウマがグラニュートであり、ストマック社の身内であると知った絆斗が激怒。
ショウマはヴラム(ラキア)との関係を深めつつ、幸果さんにも正体を明かし、それでも受け入れてもらえる環境を構築する一方、絆斗は酸賀しか頼れる人間がいなくなって彼の研究の深みにハマる。
ビターガヴの件で混迷状態になりつつも、ショウマの告白(来歴語り)で2人の関係性が改善されたかな、と思いきや、母親の死の話(幼少期のショウマを助けるために母が殺された)を聞いて、絆斗がまた感情的にショウマを拒絶、酸賀への傾倒を加速させる。
ショウマと絆斗のそれぞれの体調悪化が見られるなか、ビターガヴが量産されていると分かって、それへの対処とストマック社の活動に対処する形(ヴラムが頼れる助っ人として活躍)で話が進み、
ついに絆斗が酸賀の裏切りを知って、戦意喪失レベルのショックを抱く。ヴァレンとしてのアイデンティティの崩壊、そしてショウマを傷つけてきたこと、師匠の死の間接的な原因になっていたこと、そうとも知らずに一途にグラニュート狩りに邁進していたら改造手術の実験台にされていたことなどで、あわや精神崩壊に至りかけたところをショウマとの絆で復活しての、改めて個人的な復讐から、人間を守る仮面ライダーとしての使命感に目覚める。
ここまで絆斗視点のドラマとして経緯を追うと、非常に面白いというか、バディ物の主人公してるなあ、と改めて感じました。
で、最後に「やっぱ、俺、お前のことが好きだわ」と告白すると、腐女子の方々が尊がるほどの同性恋愛劇にも通じる展開。
そういう視点で振り返ると、90年代トレンディドラマに匹敵するほどのジェットコースター展開してますね。互いの正体を知らないままに惹かれあう仮面劇に始まり、正体を知って行くなかで生じる関係性のアップダウンを重ねるうちに、恋仇(ラキア)の登場で想いが揺れ動き、一時は関係が決裂しそうになるも、やはり自分には相手が必要と悟るにつれて、ついに想いを告白ですか。
こうなると、絆斗のドラマは終わった、と見なしてもいいのですが、ラキアとの関係が残っていますし、酸賀の遺産を引き継いだニエルブに対して、絆斗とラキアの共闘に発展しそうですな。
酸賀を演じる浅沼さんの方は、これで退場みたいですが、ニエルブが後を継いで、ビターガヴとか、ベイククローン、そしてKなる酸賀の遺伝子を持つグラニュートハーフ(ショウマの合わせ鏡にもなる)を用意しそうでもあります。
役者がいなくても、キャラを登場させ続けられるのが仮面劇の特徴ですからね。
ともあれ、4月からの仕切り直し新展開で、ドラマがどう回るかにも期待。
ジープとグラニュート大統領の娘(新登場)って話で、どんなかき混ぜ方をして来るか。王さまじゃなくて、大統領制なんだ、グラニュート社会って……という感じ入り方。
あとは、その娘キャラをどんな人が演じるか、ですね。
★ゴジュウジャー
常夏さんとの決着ですが、龍騎やギーツのライダーバトルと違って、敗者の死や消失には至らず、また敗者も「バトルを通じて、負けても願いが叶うケースがあって満足しながらゲームから脱落」というドラマがあって、必要以上に陰鬱にならずに済んだようですね。
思いがけず、主人公の過去、はぐれ者になった経緯が語られ、これはいずれ兄貴が6人めの戦士として登場するのでは? とか、ノーワンがそんなに昔から人さらい的な活動をしていたのか、とか、主人公周りの世界観が掘り下げられたなあ、と。
吠の兄貴と、角乃の妹のドラマはこれから掘り下げられて行くのでしょうが、異世界に家族と拉致されて、そこから逃れてきた主人公という展開ではガヴに通じるものもあるし、
事件記者の絆斗と、探偵稼業の角乃の立ち位置も似てるな、と。
次は陸王の過去が明かされるのかな、と思いつつ、今週最後のサプライズは、ティラノレンジャーと大獣神ですね。
恐竜戦隊ジュウレンジャーと言えば、アメリカのパワーレンジャー第1作の原作でもありますし、ドンモモを引き継ぐ強力ライバルでも、頼もしい味方でも、どちらでも行けるレジェンド枠でもあります。
かれこれ30年以上も前の作品ですし、主役を演じた役者は、仮面ライダーJでもあって、変身ヒーロー2冠ですから、いろいろ語れるエピソード多し。
まあ、役者は別人なので、改めてティラノレンジャーというキャラを語るべきなんでしょうが(ゴジュウティラノと絡む?)、
大獣神もポイント高い。戦隊ロボで初めて、人が作ったメカではなく、「神」という劇中設定を持つロボです。
意識を持ったロボ(喋らないけど)はバイオロボが先達ですが、大獣神は時々、上から目線で主人公たちに命令を下したりもする。
「お前の兄のブライは悪に堕ちたから、ゲキよ、お前の手で倒すのだ!」
「しかし、大獣神。ぼくには兄さんを殺すなんてできない!」
「お前はやらねばならない。それがジュウレンジャーのリーダーのお前の使命なのだ。こうしている間も、ブライはドラゴンシーザーを操って街で暴れさせている。お前には街の人たちの悲鳴が聞こえないのか!」
「くっ。分かった、大獣神。兄さんの悪行は、ぼくが必ず止めてみせる!」
こんな感じのドラマ展開がありまして、戦隊シリーズ初の6人め戦士の参入に至る、と。
果たして、テガソード様と、先輩神ロボの大獣神の間に、どんなドラマが紡がれるかも期待。
なお、大獣神はパワレンでは、メガゾードと呼ばれて、テガソードと名前が通じるなとも思ったり。
で、ユニバース戦士がロボに乗るのも、今回が初ですね。ロボは全部ユニバース大戦で倒されたとも思ってましたので、その辺の設定掘り下げも楽しみです。
★カブト
ガタック登場と、ヴァレンの強化のドラマに通じるものを感じたそうですが、タイムリーに響き合う作品を見ると、印象に残りますよね。
次の23、24話は、これまであまりドラマの中心にはいなかったヒロインのひよりの過去の掘り下げが行われて、天道との関わり合いや、7年前の渋谷隕石落下事件の経緯が改めて深掘りされる重要回。
ここからメインドラマが大きく動き出す、と言えるでしょう。それまでは割とワームとの小競り合いや個性的なライダーキャラの紹介編って感じで、単発エピソードを積み重ねてきただけですが、ここからワーム側との組織戦にも発展していく展開で、起承転結の転につながっていく流れ、と。
この時期の平成ライダーは2月スタート、1月ゴールというスケジュールでしたから、夏映画までが前半戦で、夏映画で主人公の最強フォームを前見せ公開しながら、ドラマ面でも裏設定をチラ見せして、秋以降の展開の期待度を高める、と。
で、カブトの夏映画のテーマは、「崩壊する世界の中で紡がれる男女の愛」なんですが、テレビと違って、加賀美とひよりが恋人同士という設定で、天道のドラマ上の立ち位置が微妙に不明だったのですが、天道がひよりの兄に当たるという設定が未発表でしたから、それを知った後で見ると、天道とひよりの恋愛劇にするわけにいかなかったのだろうな、と。
個人的には、天道とひよりの兄妹関係を明かすまでに時間をかけ過ぎたな、と思ってます。
まあ、当時は「ひより=覚醒していないワーム」というのが最大級の謎で、その辺が明かされるのが9月頭の31話辺りという流れで、一気に情報が溢れて、しかもワームの正体が分かった途端、彼女が行方不明になって、1ヶ月半の登場しない期間がありましたから、リアルタイムで見たときは相当にヤキモキさせられました。
結果的に、ひよりがいない間のメインヒロインは、ZECT田所チームの岬さんになって、ひよりよりも彼女の方が登場シーンが多くて活躍した印象が大きい。
剣との絡みにもつながっていきますからね。
ひよりの役どころは、アギトの真魚ちゃんみたいな超能力ヒロインで、主人公を慕いながら事件に巻き込まれたりもする日常の象徴なんだろうけど、ミステリアスさを強調しすぎて、謎解き後のドラマが膨らまなかったな、という印象。
謎解きそのものがクライマックスって感じで、ヒロインがまだ受け身すぎてドラマを牽引していくには至らない時期。主人公の行動の起因にはなっているんだけど、主人公とともにバディ関係を紡ぐとか、バックアップするには至らず、と。
その辺で言えば、ファイズの真理が非常にキャラ立ちしていて、それに相当するヒロインは電王のハナさん、キバのヒロインの数々など、前線で戦ったりもする強気ヒロインの方に時流が動いていく、と。
ヒロインの過去記憶を謎解きの対象にすると、それまではアクティブに動かしにくくなって、しかも謎が解けた際の精神的ショックで動けなくなり、他の登場人物との絡みによるドラマが激減するという悪循環があるな、と今にして思う。
まあ、次回はそんな数少ない、ひよりにドラマ的なスポットが当たって、謎解き的な重要度が高い回です。
両親の死に天道が絡んでいるかもしれないと疑惑も生じる、ミステリー的な面白さを狙った展開でもある、と。