創作と鑑賞の談話室
11月のスレッド(2025) - K.K
2025/11/01 (Sat) 00:15:47
11月の雑談スレッドです。
Re: 11月のスレッド(2025) - K.K
2025/11/02 (Sun) 21:27:19
      定期感想です。
 やっぱりニチアサがない。さすがに駅伝は天候とかでは中止になりませんな(^^;。
 ジサリスはようやく敵味方にハッキリ別れだしたのかなと思ったら、第9話でジサリス側はラドキーパーが退場しちゃいまして。ジサリスの師匠格のヴァニタスはゼーゲンが「リボルトレコード」なるものを行使して巨大モンスター化してしまうし(なんとなく牙狼の心滅獣身を思い出します)、最後は止め刺されるし。
 分かりかけてきたぞと思ったら、また混沌としてきたような気がします。残り3話のはずで、どう風呂敷畳むんだろう。もしかして畳まないで3期へ行くのかしらん。
●スーパー戦隊終了の噂
 ネットのニュース等で「スーパー戦隊シリーズはゴジュウジャーで終了」などという不穏な情報が流れてまして。終了のみ伝えるメディアもあれば、関係者の言として玩具売り上げ低迷を理由に挙げるものがあったり(ちょっと調べてみますと、他と比べて低迷と言うほどかと言う気も)、映画やイベント収入を以てしても製作費がペイしないとする情報もあったり。
 東映やテレ朝からは何も公式発表はないようです。確かな状況が分からないわけですが、50周年を機に仕切り直しと匂わせる情報もあったりします。以前にはプロデューサーは数年先まで制作ラインが決まっていると述べたようでして、ここへきて方針変更で終了というのもおかしいかなと。
 何とも分からんわけですんで、とりあえずはアンテナだけ出して静観かなと。
●ウルトラマンメビウス&レオ
 ウルトラマンメビウスのレオ客演回のご紹介、ありがとうございます。今アップされてるメビウスがレオ絡みだと教えてもらわなかったら見逃すところでした(サムネイルにレオが映ってはいるんですが)。「レオの他の回もアップされてるかも」と思って検索すると、第34話が公式でありましたんで、視聴しました。
・メビウス 第34話:故郷のない男
 ゲンが旅の僧侶でCREW GUYS隊員らの前に現れる。その態度は、もし自分がレオ第40話を観る前ですと、「えらく横柄に根性論垂れる頑固な奴」と思ったかもしれません。何だかんだ言いながら、ゲンの昭和風根性論を受け入れてしまうヒビノ・ミライらも「なんだかなあ」と。
 が、レオ第40話での怪獣シルバーブルーメの猛威を踏まえると、ゲンの厳しい態度も納得がいきます。「死ぬ気でやらないと、近しい人たちが本当に死んでしまうんだぞ」というゲンの実体験、気持ちが伝わってきます。
 そして敵怪獣が遠距離攻撃が効きづらい、直接打撃で倒すしかないというのが効いてきますね。なにせレオは巨体格闘に長けたヒーローですから。レオに学んだキックに、メビウス独自の工夫(キリモミ式発火の応用)を加えて敵のガードを破り、最後はメビウス&レオのダブルキックで止め。
 レオの燃えるが如きキック足と、メビウスのキリモミで発火するキック足でメビウスの格闘術がレオに追い付いたことを示してる感じです。レオ第40話前提で、「これでメビウスも大丈夫」という雰囲気を感じます。
・レオ 第34話:ウルトラ兄弟永遠の誓い
 自分はウルトラマンZの最後の最後で「セブンガーっていいな」と思いまして、こちらで初出がレオ(変身できないダンのため)だと伺ってはいました。それがこの第34話でしたか。
 郷/帰マンがセブンガーの怪獣ボールを地球のダンに届けようとするも、途中で襲撃に遭ってしまう。何とか逃れて地球に辿り着いた郷/帰マンですが、マスクを被せられて話せない。怪獣ボールも気を失ったときに紛失。
 そこから四苦八苦で何とか怪獣ボールをダンに届け、さっそく実戦投入ですね。セブンガーの造形を見てみますと、いかにもこの時期(1970年代)らしい仕上がりになってますね。ウルトラマンZのセブンガーと比べて、ちょっと柔らかい感じで、メカながら生物っぽさも感じます。
 しかし、稼働時間1分しかないんですか。その上、再起動まで50時間を要すると。後で調べてみますと、レオでのセブンガー登場はこの回だけのようですね。よく考えると、6話後にはシルバーブルーメが襲来、セブンガーを使えるダンが行方不明になるんでした。まあ、仕方ないか。
 それでもセブンガー初出を自分の目で見ることができて、納得しましたし満足でもあります。
●仮面ライダー電王(第31話:愛・ニード・侑、第32話:終電カード・ゼロ!)
 前エピソードでゼロノスは侑斗の記憶を消費していると示され、今週分では記憶されない人はどうなるかが描かれるわけですね。単に誰も知らない人物になるのではなく、消滅してしまったら復活しない危機的状況になる。
 それを具体的に表してくれるのが、今週の「ピアノの男」。たった1人を除いて誰も覚えていないため、そのたった1人が昏睡状態に陥ると、イマジンによる過去改変をリセットしても復活できない。カードで記憶を消費した侑斗も同じく、ということですね。
 ただし、一応の歯止めといいますか、この世からは消滅となっても、デンライナーに拾われると示してくれてました。もし誰かが思い出してくれたら、元の世界に戻れるという可能性も同時に示されてました。侑斗にはゼロライナーがあるわけですし、少しは安心材料であるのかも。
 ともかく本編。デンライナーの車窓から未知の捻じれた路線が見えまして、新たな時の流れが発生しているらしい。そのせいか、いろいろ異変が起こり始める。まず小学生くらいの女の子が鏡に映る自分を見てショック受けてまして、なんとなればその子はハナだから。なぜか子供になっちゃったわけですな。しかし、良太郎を救って当り屋を叩きのめすパンチ力で、すぐにハナ本人だと認識はしてもらえるわけですね。
 その頃、街では奇妙な男(ピアノの男)が目撃されるようになる。ピアノを見かけたら、周囲に構わず見事な演奏をする。しかし、誰とも関わろうとしないし、誰も男が何者なのか知らない。イマジン(クラーケン)はこの男に目を付けて契約してみるも、願い「ピアノが欲しい」を満たしても、過去への扉が開かない。
「ピアノの男」はしかし、ちょっと奇妙な行動をする。ある病院を見上げてピアノを弾くかのように手を動かす。D侑斗とU良太郎で探ってみると、ずっと意識不明で入院中の男が鍵らしい。この後で過去に飛んで明らかになるのが、入院中の男(奥村祐希)はピアニストで、以前に行き詰っていたときに「奇跡のピアニスト」の異名を持つ「ピアノの男」の演奏に感激、立ち直ることができたということ。
 しかし奥村は事故で昏睡状態となってしまう。「ピアノの男」は、自分の演奏に聞き惚れてくれた奥村に自分のピアノ演奏を聞かせてやりたいと思っていた(目が覚めるかもと思ったのかな?)。
 その辺り、「ピアノの男」の心情はちょっと不明な感じです。突如引退したのは、もしかするとピアノの腕が神業レベルに達し、聴衆が演奏を正しく評価できなくなったことで絶望したのかもしれません。そこで、己の身を聴き手として一人で演奏するようになった。が、才あるピアニスト:奥村が「ピアノの男」の演奏を正しく聴き取ってくれた。
 それにより「ピアノの男」も立ち直れそうだったが、奥村が長い昏睡に陥ったため、また一人ピアノに戻るも、奥村に聴いて欲しいという願いは強くなった。みたいなところかも。あるいは、演奏者から教育者になろうとしていたか。奥村が導くほどに腕が上がっていたら、あり得そうな気もします。が、いかんせん描写が少なく、はっきりしません。
 それはともかく、クラーケンイマジンは「ピアノの男」の願いが特定の場所でのピアノ演奏と気付いたようで、願いを叶えて契約完了、過去へ飛ぶ。電王もこれを追い、クラーケンは倒すも、巨大戦(ギガンテスヘブン・ヘル)で街が破壊されてしまう。現在の世界でも対応するものが消え、「ピアノの男」も侑斗の目の前で消失。
 ギガンテスヘル・ヘブンは何とか倒し、その破壊も人々の記憶で元通りに修復されるも、「ピアノの男」だけは帰ってこない。あまりにも世捨て人同然の度が過ぎて、誰からも忘れ去られちゃってたせい。唯一、奥村だけはしっかり「ピアノの男」の存在を認識して記憶しているも、昏睡状態のために修復が成らなかった。
 ただし、奥村が意識回復すれば「ピアノの男」は戻って来れるわけですね。それまでの間、「ピアノの男」はデンライナーに乗ることが許され、時を旅することになる。
 侑斗も過去改変で同じようになる可能性があるわけですが、今週前半(第31話)で安全弁らしきもがあることが匂わされてますな。侑斗がデネブに「(カード枚数が)少なすぎたんじゃねえの?」と言ってます。カードの源が「記憶」ですから、全ての記憶まではカード化してない、即ち使い切っても覚えてくれる人がいるように手配してあるとなります。
 さらにネットで予習してみますと、使い切ったカードは侑斗に関する記憶ではなく、「桜井さん」の記憶であるらしい。これはなるほどでして、先週で最後のカードを使い切ったとき、忘れられたのは「桜井さん」なんでした。次週では侑斗が「桜井さん」から新たなカードを受け取るはずですが、そっちは侑斗自身の記憶のはずですね。となると、今週の「ピアノの男」に起こったことは、次から侑斗の危機となるわけか。