創作と鑑賞の談話室
5月のスレッド(2026) - K.K
2026/05/01 (Fri) 00:01:23
5月の雑談スレッドです。
Re: 5月のスレッド(2026) - Shiny NOVA
2026/05/02 (Sat) 18:03:56
ギリギリですが、何とか前回の定例感想です。
★ギャバン
先にこちらから。
ライヤ加入編で、おそらくレギュラーが増えた形ですね。
次元超越者が仲間に加わったことで、主役のインフィニティのお供忍者が増えた形。
これで、次回のブシドー編(4巡め)は、3人のギャバンが揃うことになります。戦隊と違って、ここまで最大がギャバンコンビだったので、次からトリオチームになるのは、話が1段階、先に進んだ感があります。
さらに、忍者には技術者の妹が付いて来るという。
ええと、α世界の大佐とアギ、イオタ世界のキキ、そしてゼータ世界の初音、と科学技術担当が増えて来て、今後の技術交流が面白いことになりそう。
今回、ラストで初音が次元超越者の血液を特大注射器で採血するというエンディングコメディがありましたが、ギャグシーンのように見せて、重要な伏線かもしれません。
忍術とレイジの血液の作用を解明することで、次元超越能力を付与する装置、もしくは薬品が完成して、ギャバンチームが成立する見込みが出て来ましたな。
それはともかく、アンドロイドの刹那だったら、普通に他の次元にも出張できるのではないか、と思っております。アギちゃんが可能なら、刹那だって。
もちろん、刹那がそうする必然はまだないのですが。
広域で調査活動をしているインフィニティと違って、ブシドーは自分ところの世界を担当するだけで十分だし、まだキキコトコンビの方が好奇心で他の世界に行きたがると思います。
刹那が例えば、α世界に行くとしたら、天羽さんがそう命じるか、レイジに頼まれて、日頃の恩返しのため、とかだとありそうだけど、自分から「レイジ殿の世界を見てみたいでござる」と主張することはないだろう、と。
あとは、駆無と刹那、忍者とサムライの相性がどんな感じかは、明日の放送を期待するとして、互いに張り合う似た者同士とか、どっちもレイジへの恩を返そうと競争する関係になるかな。
一方、キキと初音が技術者女史会話をする機会も楽しみですが、それが実現すると、またコトがピリピリしそうで。
ルミナスの世界だと、駆無と怪盗フェイドがライバル関係になったりもしそうだし、
キャラクターが増えると、既存の仲間との人間関係がどう描かれるかが、戦隊の追加メンバーあるあるですね。
基本的には、レッドが中心にいて、それを支える、あるいは張り合うナンバー2(大体はブルー。たまにブラックだったり、グリーンだったり)がいるわけですが、
そこに後から6人めの追加メンバーが入って来ると、6人めはレッドと対等のライバルだったり、先輩格、あるいは新人後輩格だったり、作品によりけりですが、大体は元のナンバー2のポジションが脅かされがち。
すると、レッドの隣に、元ナンバー2と、新メンバーの6人めが挟み込むように立つわけですが、ドラマの中心には6人めが大きく位置づけられて、サブリーダーの影が薄くなる。
まあ、レッドと6人めがドラマの渦中で、動きが取れないでいるときに、残されたメンバーの中でリーダーシップを取るのがナンバー2の役割ですが、
一方、仮面ライダーだと、2号ライダーは主役のライバルで、戦隊よりも敵対関係の時期が長くなる。最悪、終盤ギリギリで、まだ主役と戦ったりするわけで、
ギャバンの場合は、そのポジションがデス・ギャバンになる可能性が。
さておき、忍者はあっさりレイジのお供になってくれて、これからの活躍が期待できそうなので、まずは明日の放送で役回りを見届けようか、と。
(次は、ゼッツに続く)
Re: 5月のスレッド(2026) - Shiny NOVA
2026/05/02 (Sat) 18:36:04
ゼッツの前に、キバについて。
★タイガ(サガ)と仕事人
サガの必殺技が仕事人っぽいというのは同意ですが、もしかすると秀ではなく、勇次(三味線屋)とおっしゃりたいのでは?
秀はかんざしキャラですが、サガのアクションにあるのはムチ状の武器(サガーク)による宙吊り技だったので。
ところで、このサガを演じる山本匠馬氏ですが、3人めの魔戒騎士、白夜騎士ダンだったりもしますね。
ダンが最初に出たスペシャル版の『白夜の魔獣』は、2006年放送なので、魔界騎士ダン→劇場版キバにおけるゲストライダー・レイ→TV版キバにおけるライバルライダーのサガという道程を辿った、と。
……ところで、今、先ほど、こちらで震度3の地震があって、書き込み中断させてもらいます。
落ち着いたら、続きのゼッツを書くつもりですが、K.Kさんところも揺れたんじゃないかなあ、と懸念したり。
大禍ないことを願いつつ。ではまた。
Re: 5月のスレッド(2026) - K.K
2026/05/02 (Sat) 19:24:49
ちょっと地震についてだけ。こちらも震度3で短時間揺れましたが、特に影響なしで無事です。ガスの地震検知も作動しないレベルでした。
住んでるアパートが前に耐震基準満たすよう建て替えてるんで、まあたいてい大丈夫です。周囲も崩れるような崖とかないですし。
地震から話題離れまして、GWということもあってYoutubeでいろいろ放映ありますね。東映公式ではアギト25周年で第1・2話だけかと思ったら、第3・4話もやってくれまして、最終話まで放映と思ってよさそう。ちょうどクウガが次で最終回なのもタイミングいい。
どちらも今視聴すると、初めてのときとは違った印象を受けてまして、なかなか面白い。前は「クウガはライダーリブートしたけど特異な感じ、アギトから平成ライダーらしさがある」と思ったんですが、今は「クウガってきちんと平成ライダーの祖になってる」ように思えます。
角川シネマコレクションではガメラいろいろで、ギロン(昭栄終了)、小さき勇者たち・ガメラ(放映中)、それにバルゴン(5/12~)。ガッパも5/5から。いずれも観ておこうかなと思ってます。特に小さき勇者はギャオスについて設定的な描写があるそうで、期待してます。
牙狼公式Youtubeではアニメ版:炎の封印の劇場版DIVINE FLAMEですね。TV本編も順次放映するみたいです。少なくとも劇場版は観ておくつもりで、それ次第ではTV本編の再視聴するかも。
他にも何かやってたりするかなあ。
直後追記:アッと思ったのに書き忘れてるしorz。
仕事人についてのご指摘、その通りでした。
かんざしじゃなくて三味線じゃないか>自分
なんで間違えたんだろ、別に疲れてたりしないのに。
Re: 5月のスレッド(2026) - Shiny NOVA
2026/05/03 (Sun) 01:28:05
書き込み途中の突如の地震に少し動転してましたが、そちらはご無事で何より。
この機に簡単な近況を申し上げておきますと、年度替わりでバタバタしながら、天候および気温の不順と花粉症をしのぎつつ、慌ただしい時期だったなあ、と。
まあ、ネットライフは大きく変わるわけでもないのですが、ゼッツを見るのが正直しんどいなあ、と思ってます。
ニチアサの特撮なんて、番組見ていて童心に返ったり、熱いアクションに燃えたり、普通に勧善懲悪でいいのに、どうして、この番組は見ていてスッキリしないんだろう、と思ってます。
いや、平成から続くライダーはこういうものだろう、という慣れもあるし、過酷なドラマを乗り越えた先にある格好良さとか、面白さもあるのは分かる。
で、ちょっとニチアサのライダーに期待するものと、ゼッツへの希望を少し整理してみましょう。
1.謎解きの面白さ
これはクウガの未確認生命体のゲームの仕掛けとか、2話1の前編で事件が起こり、犯人の動機とかを探るうちに、後編で謎が解けて、怪人との対決で撃退するというフォーマットができてある。
怪人の能力がこうだから弱点がこうで、と考えるのも謎解きだし、怪人を倒すための能力を新たに習得するためのフォームチェンジも一種の謎解きですな。
ゼッツも、序盤はナイトメアの夢主は誰かとか、夢主の深層心理がどうとか言ってるフォーマットは、普通に楽しんでました。舞台が夢の中なので、怪事課の2人が莫の戦いをフォローできなかったり、ドラマ的な風通しがあまり良くないな、と思うことはあれど、新たなフォームの性能とか、プラズマサンダーの出る辺りまではワクワク楽しんでおりましたが、年明けになると、どうも雲行きが怪しくなって来たな、と。
2.登場人物の絡み、友情とか絆とか情愛とか
クウガだと、五代と一条さんの絡みも重要ですが、序盤は未確認の1体として孤独に戦っていたクウガが警察の中の理解者の輪が次第に広がり、共に事件解決する同志として協力する展開がいいな、と。
続くアギトでは、誤解によるライダー同士の戦いがあったり、警察視点の謎解きと、G3のピンチに登場する謎のヒーロー・アギトの格好良さとかワイルドなギルスのラフファイトとか、それぞれのライダーのドラマと、誤解や間の悪い対決の流れを経て、次第に互いの正体が分かったりする過程を経て、中盤から終盤に共闘するドラマのうねりが、適度な緊迫感と、対決からの和解が感動したりもして、ギスギス感もそこに至るまでのスパイスと思えば、楽しむことができた。
続く龍騎では、ライダーバトルを発展させて、和解が不可能な悪徳ライダーが登場したり、多人数ライダーゆえの推しを愛でる楽しみとか、すっきりとは行かない作風ながら、戦いそのものはゲーム感覚に満ちた派手な非現実世界の格好いい映像で、格好いい挿入歌とファイナルベントなどの音声混じりのスタイリッシュさで、バトルロワイヤル的な楽しさを提示。従来の勧善懲悪から脱皮した、ピカレスクも含めたヒーローロマンを描いたわけで。
その後も、語ろうと思えば、作品ごとの魅力的なキャラや、人間関係があって、ダークライダーの魅力と、それに対峙する主人公側の友情とか、不器用ながらも葛藤しながら漢気を見せるとか、主人公をフォローする仲間との絆とか、肉親やヒロインとの情愛とか、いろいろですな。
まあ、キバですと、井上敏樹脚本がエキセントリックなキャラ像で、ジェットコースター的なドラマ展開を見せつつも、何だか憎めない演出だったり、音也とか名護さんとか、主人公以外の魅力も強い。
ええと、平成ライダーって、クウガと電王、W、フォーゼ以外は、自分は主人公よりも、2号ライダーその他が推しだったもので、主人公が好きになれなくても、他に感情移入できれば、楽しむことはできました。
前作のガヴだと、ショーマよりも絆斗やラキア、そして何よりも幸果さんが推しだったし。
だけど、今作は、莫が周りのキャラとの人間関係を上手く構築、進展させずに前半は流れて、結果的にそれらは莫の夢(内面世界)だから、エージェントとして非常にドライで、人間関係のドラマはレギュラー陣ではなく、夢主のゲストとの交流に費やされて来た、と。
現実世界では、社会性が不十分なコミュ障キャラである莫が、夢の世界では自信満々なエージェント・セブンとして、失敗もするけど、熱意をもってミッション解決に当たる。
まあ、こういう二面性のドラマは、それはそれで面白くもありますな。要は、必殺仕事人の表の顔と裏の顔ですから。
しかし、ゼッツは3月までの前半は、ほとんどが夢という大胆などんでん返しを行ない、人間関係の再構築をこの2ヶ月の間に始めたりします。
とりあえず、夢では和解できなかったノクスとの関係性を、莫がCODEとの関係を断ち切ることで、共闘できる状態に持ち込んだのが現状ですな。ただ、今だに本格的な共闘劇は描かれていないのが実情。
ドォーン相手に共闘しているように見えるシーンもあるにはあるのですが、時間も短いですし、まだ連携には至ってない。
ここまでのゼッツは、平成令和の他作品と比べても、極端なぐらい仲間との共闘や連携が描かれていないライダーだと思います。ここまで相棒的存在がいなかったライダーも異常ですな。
友情劇も愛情劇も、ほとんどないので莫というキャラがエージェントごっこをしているだけの機械に見えたり、良い奴なんだけど覚悟が定まっていない現実世界の莫だったり、はなはだ主体性に欠ける立ち位置だった。
4月に入って、美浪との関係でようやく家族愛が描かれるようになり、最近のゼロとのドラマでは「実の父親との関係性」で感情的な演技が印象的でしたが、ここで自分が感じた違和感が一つ。
莫にとっての父親って、育ての親だった万津家の父だったはず。美浪の父である彼に対して、どういう想いを莫が抱いているかを触れずに、ゼロが「真の父親だ」と分かって、あれこれ訴えて感情をまき散らしているのは、とって付けた感なんですな。
ゼロとの父子関係がドラマの根幹であるにせよ、莫のとっての父親観、家族観の土台に来るのは、万津家での体験だったはず。
莫が、コードのエージェントである万津夫妻に対して、どういう感情を持っているかを描かずして、ゼロとのドラマを描こうとしても、莫の家族に関する積み上げが十分に示されていない以上、唐突感が拭えないな、と。
まあ、莫の秘密は今だに全部が明かされていないと思うので、ねむと対になる重要な出生の秘密が次回、明かされて、新フォームのエクスドリームに覚醒するのだと思いますが、
一方で、ねむちゃんの方も、ジークのせいでナイトメアの力を暴走させられるようですな。
莫の以前の予知夢で、魔王が復活して、夢から飛び出して現実世界を侵蝕したのが、カタストロムの破壊パワーで撃退された展開がありましたが、
それと同じような(またはもっと大規模な)現実侵蝕展開が次回で語られて、この2ヶ月の間の過去の修復話から、ようやく未来につながる話を始めるのかなあ、と。
3.燃えるアクション
平成ライダー、いや昭和も含めて、仮面ライダーを楽しめるのは、アクションドラマの痛快さですな。
今回、久々のバイク戦と初期フォームのフィジカムで対応していましたが、序盤フォームは複数カプセムを使い分ける能力の多彩さが魅力的ですな。
プラズマサンダーは、アメコミヒーローのフラッシュ同様、超スピードと電撃、光のエフェクトが格好いい。
一方、カタストロムはパワータイプで、現状でのスペック最強ですが、力の加減が効かないのと、破壊以外の特殊能力がないので、遠距離戦では使えないとか、エネルギー消費が激しいとかかな。
カタストロムのコンパチであるオルデルムは、悪夢によって壊れたり、変貌させられたものを、修復する力っぽいですが登場回がまだ少ないので、能力の全貌は未知数ってところ。
果たしてエクスドリームはどのような力を持って、どんな格好いい演出が見られるかを楽しみにしつつ。
Re: 5月のスレッド(2026) - K.K
2026/05/04 (Mon) 22:55:02
定期感想その1です。
●仮面ライダーゼッツ(第33話:現る)
今後に活躍する味方側ライダーが誰かを占う(?)オロナミンCのCMは莫でして、主人公ライダーが一人で頑張る流れになるのかな。自分的には少なくともノクスがいて欲しかったなあと思ってしまいました。
それはさておき、ライダーへの期待とゼッツへの希望という視点でのご考察、大変参考になりました。翻って自分はゼッツに不満を言いがちなんですが、どうも整理できてない。そのため表面的な枝葉末節に拘りがち。それがどこから来ているのか、考えてみたほうがよさそうだなと。そこが分かれば、面白く観る方法が分かるかもしれませんし。
表層的であるのを承知で今週分ですが、どうも雑然とした印象がぬぐえません。演出的にパッと分かる部分では、例えば富士見の「ナイトメア背負い投げ」です。技名をナレーションで叫んで、映像でも大書してあります。しかし富士見がそんなに強いわけない(というか、一般人で対処できないはず)。
自分はてっきり「あ、これって悪夢内の出来事なんだ」と思い込みそうになりました。一応、直後にナイトメアがノーダメージだった感じで反撃して来るわけですが、それでも悪夢ではないと思い直すには不充分です。ずっと後まで観て、これは現実パートだったと納得しました。こういうの、リアルタイムでのドラマ理解に差しさわり、緊迫感とかそがれてしまいます。
設定面では「そんなことできることになってたの?」と思うものが2つ。1つはザ・レディの(ねむの)悪夢への覚醒した生身のままでの突入です。ザ・レディは夢(とそれに連なってのCODEやジーク)を避けるため不眠を貫いてたわけですが、そのためねむを心配しても悪夢にタッチすることができないというジレンマがありました。が、やろうと思えばできたんかい、と。
ここまでのザ・レディの(前半の予知夢を含めた)行動・言動を理解し直さなければならない感じです。ありていに申せば、前半が予知夢内の出来事だったと判明したガッカリに次ぐくらいのガッカリ感。しかも、突如としてノクスが「ファントムの力」と言い出すし。ネットで調べ直してみますと、ファントム・ナイトメアのことで、ザ・レディがねむを生み出した原因のナイトメアとのこと。うーん、そういうのが出てくる伏線とか予兆とかあったっけ?(ザ・レディ内の力について暗示的な台詞はありましたけど)
もう1つはジークが悪夢内のナイトメアを現実に顕現させられる能力です。前半で示されたのは、ナイトメアが夢主の願いを悪夢で叶えれば、ナイトメアは夢主を取り込んで現実に出てくる。その攻防が謎解きと相まってたわけですね。さらに後半では悪夢は願い=夢が叶わぬという不安と示されて、より争奪の条件が面白くなった。が、ちゃぶ台返しで「ジークならできます」になっちゃって、勝利条件でハラハラしても仕方ない感じに。
富士見らを庇って致命傷を受けた莫の死と再生についても同じく。致命傷で気を失った莫の夢内では長時間になるわけですが、走馬灯タイムみたいなものと思えばいいんでしょう。問題は夢内での描写です。突如としてエンジニアみたくなって、壊れたドライバーを修復しようとする莫。そこへ富士見、南雲、美浪、ねむ、さらにゼロまで現れて不安を煽る。
そこはいい感じです。が、結局は「諦めず頑張ったら何とかなりました」なわけで。いったん失敗するとか、絶望に至ってしまうとか、抑揚みたいなもんがない。つまりドラマがない。そして、ドライバーを修理出来てみれば、おそらくは強化された新フォーム登場となり、莫の死といったことは忘れていい感じです。
自分はゼッツ開始当初、悪夢内で莫が倒れ、現実の莫も死んだかと思ったら、たすき掛けのドライバーつけて復活したシーンに意味があると勘違いしました。ドライバーのコアが左胸にあり、心臓=生の象徴みたいに見えたんです。だもんで、「のっけから死と再生ということか」と間違って感動してしまいました。しかし、その後、莫がドライバー外しても平気なもんだから、勘違いしちゃったなと。
それでも、前半/予知夢冒頭で死と再生があったことは間違いないと自分は感じます。そして前半/予知夢ラストでまた莫は死亡し、後半/現実冒頭で復活して仕切り直し。そして今話でまたも死亡でして、今度の再生はどんな意味があるんだろうと期待してしまいます。自分の好みで申せば、莫が己が絶望の底に至り、反転して上がって来る流れとかですね。
その悪夢の途中では莫と親しい人物が次々と「諦めろ」旨言って来る。その時点で確定ではありませんが、「ドライバーを修復できねば死だ」という感じはあります。つまり「できるかどうか分からないことを諦めて楽になる=死」を周囲が勧めてくるわけですね。前の二度の死亡は莫の意思とは関係なく復活でしたが、今度は主人公:莫の意思決定にかかってくる。
そう思ったら、髭ぼうぼうになるまで頑張ったら何とかなりました、だけでして。これはちょっとがっかりです。なんで誘惑に負けなかったのか、絶望から這い上がれた理由は何か、とか自分が期待するものは描かれずです。
とはいえ、莫をそうさせたねむについては、現時点で未完ですがドラマとして成立してる気がします。アイドルとしてファンを喜ばせたいねむと、その気持ちをくじきに来たジークですね。ジークの信念は「夢の裏には真逆の本音あり」といったところで、ファンを喜ばせたいと思ったら、それは不幸にしたいという真の気持ちあり。
このジークの考えの元ネタは、もしかするとフロイトらが言う「自己破壊(行動)」なのかなと思います。逃避の一種だそうで、ゼッツの悪夢の場合は「先行き不確定な成功よりも、理由ある確実な失敗のほうが気が楽」といった感じでしょうか。テストなんかですと、「頑張って勉強しても高得点かどうか分からない。それなら赤点取ってサボったからと言い訳」といったところ。
しかし、ねむは受け入れず、莫に助けを求め、その連絡手段を絶たれても諦めず。これがザ・レディにも伝わったんでしょうか、悪夢の世界に踏み出しての「ファントムの力」となる。莫も上では不満を申したものの、ねむの折れない意思が伝わったから莫も頑張れたと思ってもいいのかもしれない。
それによりゼッツエクスドリームお披露目となって、次回「潜る」ではジークのドォーンとの対決のようです。ジークのナイトメアや深層心理も描かれるらしいですが、知りたいと思う反面、悪役は謎めいていてこそという気持ちもあります。
●超宇宙刑事ギャバン インフィニティ(第12話:武士と忍者)
今話は駆無が刹那の地球を訪れ、意気投合して仲間となり、次話はキキらの地球へ行くようですな。たぶん、キキらも仲間認定となるんでしょう。今後も、もし新たな次元超越者が出てきたら、主要ギャバンの地球を一巡するんだろうか。既にいるデス・ギャバンの活動が本格化したら、戦いの場としてアルファ・ラムダ・イオタを巡るのかな。アリのギャバンの地球も、ときどきは舞台にして欲しい気がします。
それはともかく、今話は駆無が刹那の地球に行く話ですが、刹那は涙を流してみようと躍起になってる。そのやり方が玉ねぎを刻んでみるとかでして、そのことから刹那が生物学的な人造人間だと考えてよさそうですね。悲しみと涙が連動しているなら、まず涙という形から入ってみるわけか。
前に刹那タイプの(戦闘用)人造人間の他に、戦闘用アンドロイドがいたと台詞で設定説明がありました。そのときは違いが明確でなかったんですが、人造人間は生物的で、アンドロイドは機械という違いだと思っておけばよさそう。
それはともかく、天羽本部長の強炭酸ドリンクでも涙が出なかった刹那、「泣ける」と評判の演劇ワークショップに出向く。そこで駆無と鉢合わせなんですが、駆無がすっかり砕けてまして、相変わらず澄ましているんだけどコメディキャラになっちゃってますな。一族を滅ぼされ、妹:初音は人質にという悲劇性も、原因である銀河結社バイ・アクベがなくなってしまえば、こうも軽くなるものなのか(^^;。
駆無は「良き壁があれば、通り抜けるのが礼儀」とか、普通はちょっと引くようなこと言ってますが、刹那は全く驚かず動じず。これも感情(あるいは情緒)がまだまだ未発達ゆえなのかしらん。
ともかくも泣けるワークショップですが、参加した刹那も、外から調べた怜慈&駆無も怪しいと睨む。実際、座長のゴーランはエモルギアで参加者の悲しみの感情揺さぶってみて、よく泣く人間を捕え、涙を「搾り取って」たわけですな。
なんでそんなことをしたかといえば、ゴーランの妻アイルのためでしたか。彼らは宇宙人(ムルム人)で、出稼ぎに来た地球の水が合わず、妻アイルは重病になってしまった。夫ゴーランは妻が飲める水を探し、人間の涙なら適すると分かり、以降は涙集めの拉致を行っていたわけか。
ゴーランの居場所を突き止め、やって来た怜慈らにゴーランは事情が事情なので見逃して欲しいと頼む。が、そんなこと許せるわけがない。ゴーランは「妻に死・ねというのか!」と怒り狂い、その怒りにエモルギアと集めた涙が反応してエモンズとなり、ゴーラン&エモンズ vs 3人のギャバンとの戦いに。
今回は出稼ぎの宇宙人ということで巨大メカとかもなく、割とあっさり倒して捕縛ですね。夫ゴーランは連行され、妻アイルは病院へ搬送となった模様。しかし、怜慈はアギに「ムルム人が飲める水を」と頼んであり、怜慈が既に下調べしてあったことが幸いして、妻アイルが飲める水も確保で、まあめでたしめでたしですな。
この一連で、主犯ゴーランが無茶苦茶だというネット評があるようです。中には脚本の無理と酷評する向きもあるみたい。最初から水を探せばいいのに、とかですね。そこは自分も理解はします。が、涙に固執しちゃうのもありがちかなとも思います。
成功体験に固執しちゃうってやつですな。ゴーランは出稼ぎに来たわけで、地球の事情には昏い。手あたり次第探すしかなく、しかし少なくとも涙が飲めることが分かり、それでしばらくは妻アイルの症状は緩和した。
それで余裕ができたんだから、集めるのが難しい涙の代わりを探せばいいんですが、「涙でいける」という苦労付きかつ感動付きの成功体験しか見えなくなったんでしょう。
フィクションではアニメ「ダンダダン」で似たような運びを見ました。地球に出稼ぎに来た宇宙人なんですが、息子の病のため。その病は「体中から血が抜けて行く」というもの。血の補充には(故郷の星では)莫大な費用がかかるため、宇宙人は危ない仕事も引き受けており、ついに主人公らと戦うことに。
しかし、その宇宙人の血が牛乳と全く同じ成分と判明して全て解決。地球まで来てるんですから、牛乳なんて当たり前に見てたんでしょうけど、自分達の血と同じと気が付かず、生死を賭けた戦いなんてやらかしちゃってた。解決してみたらアホみたいに簡単なんですけど、気が付かないというのも(いろいろ間抜けな)自分は分かる。
現実でも、例えば「鉄鍋をガンガン言わせながら煮ると、いい染料ができる」なんて話があったりしまして。最初は偶然、乱暴にかき混ぜながら作ったらいい染料ができた。そこで「乱暴にやりゃいいんだ」と汗だくになって鉄鍋をガンガン言わせてた。そこへ別の人が通りがかり、「いや、鉄が混ざってんだろ」と指摘して、ようやく鉄を染料に加えるという工程ができた。
そんな話はいろいろありますんで、ムルム人のゴーランの行いも(あるいは脚本も)、あながち「バカだなあ」と退ける気になりません。
それはともかく、事件が解決すると、さっそく駆無は刹那を仲間認定。次回「第13話:ギャバン誘拐事件」は駆無がキキらの地球へ。キキが誘拐されて、駆無がコトに協力するらしい。逆パターン「コトが誘拐されて、キキの捜査に駆無が協力」ならイメージしやすいんですが、ギャバンが誘拐される話だとちょっと予想ができません。それだけに面白そう。
Re: 5月のスレッド(2026) - K.K
2026/05/05 (Tue) 22:55:06
定期感想その2です。
●仮面ライダーキバ(第35話:ニューアレンジ・飛翔のバラ、第36話:革命・ソードレジェンド)
先週分での太牙の印象は「面倒臭い奴」だったんですが、そうであるから今週分が面白いですな。なにせ、一瞬でガラッと印象が変わりまして。渡がついに「僕が好きなのは深央さん」と打ち明け、聞いた太牙は黙して微笑を浮かべ、渡と握手する。これで印象一変です。先週分はこの瞬間を作るための溜めだったようです。
その時点の太牙の状況の理解は「渡が失恋した」というものですね。「渡が好きなのは深央」と分かれば、「渡を振ったのは深央」となり、渡を気遣う太牙がさんざ貶したのは深央だったというオチとなります。それら諸々を含めて「そうだったのか」と太牙は示して、自他を許した感じですね。えらいカッコいい。
先週こちらで「山本匠馬氏ですが、3人めの魔戒騎士、白夜騎士ダン」とのご指摘を受けた時点では「ああ、牙狼とライダー両方だったか」という程度だったんです。が、今週分を踏まえると、ダンと太牙は「面倒臭さを貫いての振り切りで好印象に転じた」共通点があるなと感じます。
ともかく本編で、まず過去編なんですが尺的には短くなってますね。キング登場など重要イベントはあるんですが、後生に託すべきものが煮詰まって来てるからなんでしょうか。最重要は渡で、真夜と音也が接近しつつあることが示されてます。その接近の最重要要因であり、渡に託されることになるバイオリンが今週分のメインドラマですね。
音也は悲しむゆりを一瞥もせず、真夜が導くバイオリン作りに勤しむ。ゆりの様子を見かねたらしい次狼が音也に接触するも、音也は気にする風がない。このときの音也は次狼も指摘してますが、目の下に隈があるなど魅入られてる感じですね。
バイオリンは形は完成するも、真夜はまだ足りないものがあると言う。祈り、ですか。現代編ではファンガイア出現で音を鳴らすとか神秘的な機能ありますんで、そのための魂入れるのが祈りということなんでしょうか。ともかくも祈りもバイオリンに込めまして、ついに「ブラディローズ」完成。
音也は魅入られてばかりではなかったようで、ブラディローズが成りますと、目の下の隈も取れ、ゆりがいるからと真夜に別れを告げようとする。真夜は最後にコンサートの約束だったと促し、音也はその場でブラディローズで演奏してみせる。が、こっそり様子を見ていたゆりにはそこが伝わらなかった感じですね。あるいは、この2人は別れないと察したのかな。
(この一連から、事前知識なしですと「恵の父親は次狼?」なんて考えてしまいそうですが、そうではないわけですか。ゆりの死因も明らかにされないはずだし。)
そしてブラディローズが伝わった現代編では、壊れちゃってるわけですな。渡の異変に感応したのか、表板に大きなひびが入ってしまっている。これも渡でも形だけは直せたわけですが、音が戻らない。悩む渡のもとに、次狼が音也の旧い友人だとして現れ、足りないのは祈りだとアドバイス。この辺り、過去編で音也と次狼の間に何があったのか、気になるところです。
しかし、渡には祈りとは何かが分からない。その突破口は意外な方向から来まして、神田博士が強化手術を重ねていたホースフライファンガイア/楓の造反がきっかけですね。造反といっても、ホースフライ/楓は捕われたことからして予定通りであったらしい。自らを強化させ、強化能力自体も獲得すると、神田博士を葬っちゃうわけですな。体内に仕込まれた制御・自爆装置はホースフライにとってはオモチャ程度であった模様。
ホースフライ/楓のターゲットは深央でして、クイーンの能力取り込めば最強となると踏んでるんでしょう。が、ホースフライは能力奪取に未だ神田博士の設備を必要としているようでして、深央を研究所へ拉致する。が、拉致現場を目撃していた渡と太牙が後を追う。このとき、上述しました渡の告白と太牙との和解が発生しまして、テンション上がります。
深央のもとに先に辿り着いたのは渡ですが、まだキバの正体を見せるわけにはいかない。深央を人間だと思ってますもんね。とりあえず深央を外へ逃がしておいて、渡はキバに変身して戦う。そこへ追い付いてきた太牙、キバの正体が渡とは気づかず、使役モンスターのククルカンを差し向ける。
それでキバに隙ができてホースフライは逃げ出すわけですが、キング/太牙が一族の裏切者を見逃すはずもなし。あっさりサガに処刑されてしまいまして、神田博士のプランもどうやら上級ファンガイアには通用しないものだったようです(クイーン取り込めてたら分かりませんが)。
この一連、初見では単にハラハラしてましたが、よく考えるとなかなか凄いニアミスの連続ですね。神田博士の実験を知らない渡は深央が捕らわれた理由がファンガイアとは気づかない、太牙は渡の変身を見逃してるし、渡も太牙がキバを見ていたことも、襲ってきたのが太牙の放った刺客ともギリギリで気づかない。
そしてククルカンに釘付けの渡にブラディローズが届き、渡が改めて弾いてみると、過去編での音也の祈り「人の心にある音楽を守りたい」が届く。実は観ていて何を悟ったかよく分かりませんでしたが(^^;、これで開眼した渡、バイオリンを完成させ、キバとしてはエンペラー・飛翔態フォームを獲得し、ククルカンを撃破。
このキバ/渡の変化は重要な覚醒であったようでして、キャッスルドラゴン内では壁の絵の裏に隠されていた剣:ザンバットソードが出現。クイーンの座を追われて隠棲同然の真夜も察知してますが、「会いたい、渡」なんですか。クイーンを辞めたいと頼って来た深央に対しては(同じ境遇でありながら)突き放した真夜も、我が子の渡への情は深いらしい。でも、太牙に対してはどうかなあ。父親(音也、過去のキング)への気持ちの差かなあ。
後半の現代編となりまして、前半ラストの覚醒は普段の渡についても変容をもたらしたようですね。バイオリンの音に苦情を言いに来たご近所さんに、静香の手を借りることなく、臆せず応対してたりします。
一方、気持ち的に落ちて行くのが太牙ですな。煮え切らない態度の深央に太牙は婚礼に逡巡を見せるようになる。ビショップはその様子に焦りイラ立つものがあるようです。ビショップに促された太牙、深央に会ってウェディングドレスの案を示してみますが、ついに深央から「他に好きな人がいるんです」と打ち明けられ、一応は潔く断念してみせる。が、内心はぐらぐら沸き立ってしまうと。
実は深央の想い人は渡であるわけですが、太牙は未だ知らない。渡自身、いったんは深央の好意を感じ取ったものの、親友たる太牙への遠慮から深央を拒んでしまい、気持ちも伝わらなくなってる。つまり、渡も深央から好意が寄せられてると思わなくなってる。
渡としては一触即発の危機と言えそうですが、さらにビショップがキバの正体を追跡して来る。キバは前クイーン:真夜の隠し子ではないか、というものですね。ビショップは渡の変身は既に目撃してますが、身元や出生についてはまだ突き止めてないらしい。しかし、かなり真相に近づいてる感じです。真夜が渡を守る気持ちが強いことで、かろうじて防がれてはいますが。
太牙は渡に「深央さんに他に好きな人がいるらしいんだ」と相談を持ち掛けてしまう。渡も自分の事と思わず親身になりまして、観ているこちらは「2人とも、何やってんですか!」となってしまいます(^^;。2人は深央の追跡を始めるわけですが、そこへ名護からイクサの座を奪った健吾が絡んできてややこしいことに。
深央は渡について相談しようと健吾を呼び出したんですが、離れて見ている太牙&渡には会話内容が分からない。「もしかして深央の意中の人は健吾?」となり、成り行きで健吾が深央を抱きしめてしまったことから太牙はジタバタ。
しかし、そこはやはり太牙でして、深央から「好きな相手は健吾ではない」と告げられると、あっさり信じてくれる。それでも、深央が好きなのは「誰なんだ!」と怒鳴ってしまう。それでも相手が渡と言えない深央、「ごめんなさい」と言って走り去ってしまうが、結果的にこれがマズかった。
突如として現れたラットファンガイアが深央に襲い掛かっちゃうわけですな。面倒なことに多体タイプで、渡がキバとして応戦しても手が足りない。そこへ追い付いてきた太牙(またもニアミス)、渡とは知らないまま今度はサガとしてキバに襲い掛かる(これもニアミス)。
サガ/キング出現でラットファンガイアは逃げ去り、サガはキバを追いつめますが、止めの銃撃をキバが逆用して逃れ去る。変身を解いた渡は深央に駆け寄りまして、助け起こされた深央は「私が好きなのは太牙さんじゃありません、私が好きなのは渡さんなんです」と。
キバを追って来たサガはこの台詞にガーンでありまして、太牙は変身解いてガックリ崩れ落ちる。いやー、渡・太牙・深央それぞれの正体をそれぞれに隠しつつ、揉めそうなところだけはしっかりそれぞれに伝わってるというなかなか心憎い運びであります。
ラストは過去編でキング登場ですね。予習すると、このキングが携えている剣が現代編で壁から出てきたザンバットソードらしい。前半で覚醒した渡でも壁から抜けませんでしたが、もう一押しの覚悟が必要なようですね。剣が壁に封印されていた理由は次回で示されるようでして、予習するとキングの「愛する深央を殺せないが、愛していることを認めたくない」というジレンマらしい。前の途中からの視聴ではそこはうまく感じ取れませんでしたが、今回こそは。
Re: 5月のスレッド(2026) - Shiny NOVA
2026/05/06 (Wed) 22:35:56
定例感想です。
★ゼッツ
今回の話のメインイベント(死ぬ間際のわずかな時間に、主人公が夢世界で20年を費やして強化変身アイテムを修理した)を見て、故事成語の『邯鄲の夢』を思い出しました。
ゼッツでは、しばしば夢を象徴するような胡蝶(パピヨン)が描かれていますが、どちらかと言えば、幻想的な世界観(科学よりも魔法、超自然的な要素)が強い作品でしたけど、
何だか突然、技術者的な修理をしている莫の姿に、ドラえもんののび太(無人島でのサバイバルで大人になったエピソード)を連想したり、前の死を予知夢と言い張って回避したり、今回は死の間際に時間を引き延ばしたり、もう、何をしても死なないんだな、莫って思いました。
いや、まあ、ゼッツに変身する前から、何度も臨死体験を重ねて来ているようだし、莫という存在そのものが主人公補正を通り越して、ブラックケースに該当するような気がします。
ともあれ、夢と現実の間の時間のズレを最近、ここでも話題にしたタイミングで、思いきり夢と現実の時間はリンクしていないことを示されて、サプライズはあるけど、腑に落ちることがない番組だな、と再実感。
がっかりしたのは、結局、莫のパワーアップって、仲間との絆とかそういう要素がなしに、自己完結してしまうのだな、と。
ちょうどオロナミンCMでも、従来の2号ライダー枠であるはずのノクスが、今年はハブられてしまったし、サブライダーの魅力に期待することも難しい。
そろそろファイブとか、紅覇が再登場しないかなあ、とか、例えば、莫は致命傷を受けてもあっさり復活するのに、紅覇はそういう能力を持たずに、いつまで入院しているんだ? とか、現実世界でナイトメアが暴れているのに、CODEは何をしているんだ? とか、ツッコミどころの嵐ですな。
そして、33話めにして、ようやくナイトメアと対峙して、一本背負いを決める富士見元刑事ですか。
このシーンは割と好きだったりしますね。刑事なのに、これまであまりにもアクションがないキャラだったから。怪人と初遭遇して、勝ち目がなさそうでも立ち向かう勇気の持ち主、という時点で、評価が上がりました。
ヒーロー以外の一般人ががむしゃらに頑張ってるシーンは燃えますし、そのピンチを救うために駆けつけるヒーローというのも、こういう番組の醍醐味ですな。
で、紆余曲折を経て、変身不能のヒーローが絶体絶命のピンチで、うん、20年の歳月をかけてコツコツ創り上げたアイテムで、瞬時に復帰……して続く。
新フォームの活躍は、次回をお楽しみに。
まあ、期待は先送りになったわけですが、ネタとしては面白くはある。20年間、あきらめずに、コツコツ地道に引きこもって作業し続ければ、夢はかなう……って、一般の人たちはそこまで引きこもり作業を延々と続けられる気力も、時間の猶予もないですな。
莫だけが到達できる境地。
それがただの普通の好青年かよ、と、そこに痺れるけど、憧れない。あまり、頑張れ、と応援したくなるヒーローでもないのがゼッツですな。
ゼッツで一番、感情移入しているのが美浪という。映画でもいいから、変身して欲しいなあ。
★ギャバン
壁抜け名人、もしくは壁愛好家。
いきなりキャラ立ちするようなキーワードを与えられた忍者おもろい。
何だか見た目が、ガヴのストマック社次兄のニエルブを連想させますし、クール眼鏡の策士風外見なのに、冷ややかではなくて、自己の信念にこだわりを見せる独自のスタンス。それでいて、卑怯というわけではなく、秘めたる人情も持ち合わせている。
いろいろとツボりました、風波駆無。
さらに、彼の故郷のゼータ地球が、多元宇宙のピンチを解決するために、ギャバンの仲間集めを劇中で最初に提案するとは。
最初にアルファ世界で提案されるかと思いきや、今のところ、インフィニティは対処療法に終始して、エモルギア事件を解決して回るだけ。ギャバンチームの結成は、忍者側のアプローチがあってこそ、だと。
あとは、泣けないブシドー刹那ですが、涙ぐましい泣くための努力がコミカルに描かれて、
ええと、電王のキンタロスを呼んで来たくなります。「オレの強さに、お前が泣いた」
惜しむらくは、トリプル蒸着とならず、インフィニティとライヤだけがW蒸着で、ブシドーだけ後から蒸着。
3人そろっての同時蒸着は先の楽しみになりました。
この辺は、戦隊ではなくて、ライダーを見ている感覚ですが、ライヤにスポットが当たると、インフィニティがメインに立たなくても、ドラマが回るんだな、と。
こういうメンバー組み合わせの多様性は、今のライダー以上にドラマとして楽しめます。
次回は、ルミナスとライヤの絡みがどう描かれるかな。
Re: 5月のスレッド(2026) - K.K
2026/05/11 (Mon) 22:44:15
定期感想その1です。
●大葉健二さん
初代ギャバンの大葉健二さんの訃報がSNSで伝わってまいりまして、大変に驚きました。自分は大葉健二さんが2018年に自宅で倒れられたこと、その後は療養とリハビリに努められていたことを知らず、お元気にやってらっしゃると思い込んでました。
自分の大葉さんの印象はギャバンが最初でありまして、これはリアルタイムで初放映を観てのことです(残念ながら視聴時間の都合がつかず、途中離脱)。前に書いた気がしますが、見応えありました。こちらで大葉さんがスタントやってらっしゃってのギャバン主役と伺って、非常に納得した覚えがあります(他に撮影予算も)。
ギャバンで初めて強い印象だったせいで、その後にネット放映で大葉さん出演を見て、時系列を勘違いしていました。改めて調べてみると、自分が「あ、これにも大葉さん」と思ったバトルフィーバJ(曙四郎/バトルケニア)、デンジマン(青梅大五郎 / デンジブルー)はギャバンより前でしたか。「ギャバンで人気出て、戦隊にも出るように」と思い違いしてました。
さすがにその後の特撮アクションですと、年齢を重ねられたことがはっきり見て分かるようになってきますので、初代ギャバンより後だと分かるようになりました。一条寺烈役では後輩を指導する立場にもなってくるわけですし。
そういう作品群で大葉さんはお元気そうでしたんで、ずっとそうなんだろうと思い込んでました。今はまたギャバンシリーズが復活しているわけで、いずれゲスト出演もあるかなあとぼんやり思ってたりも。
それが叶わなくなったわけでして、作品では元気に見せていらっしゃっても、無理をされていたのかなと思います。2012年のギャバン劇場版では初代ギャバンレベルの立ち回りをこなされたものの、さすがに50代、筋肉痛になったと笑ってらっしゃったんだそうで。その5年後の「スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー」も相当に頑張られたはず。
まだ70代に入ったばかりで、病さえなければさまざまな役をこなせるのにと思うと残念です。大葉健二さんにはいろいろな作品で楽しませていただいたことに感謝し、ご冥福をお祈りしたいと思います。
●仮面ライダーゼッツ(第34話:潜る)
面白かったか、ガッカリしたか、評価に迷っております。特にジークですね。自分はジーク大暴れを喜んでまして、前半が実は予知夢の出来事とかのガッカリ部分もジークの無軌道で気にならなくなるほど。物語舞台含めてどんどん壊しちゃってくださいという気分でした。
今話ではそのジークが、いかにしてジークになったかを明かしてくれました。マフィアのボスの子であり、もともと悪党寄りの放埓な人物であったらしい。それがジークの夢に侵入してきたパニッシュゴアナイトメアを命と引き換えに取り込み・融合したことで、他人の悪夢内で殺害し、現実では急性心不全死を引き起こせるようになった。
それでまず殺害したのがマフィアのボスである父親。ジークが何らかの犯罪で収監されても、父親は気にしてなかったのがジークには不満であったらしい。ですが、その後の悪夢利用の連続殺人では、法の裁きに漏れた悪党を始末していたと。
となると、必殺仕事人のようであるし、正義感が歪んでいそうなことを考慮すると、「デスノート」の夜神月(ライト)と類似性がありそうです。単純に壊して遊ぶというものではなさそう。(歪んだ)正義感を快楽とする、善の自覚を持つ悪、といったところか。
最初に殺害した実の父親もマフィアという悪だからなんでしょうな。そしていともあっさり父親を始末したことは、莫といい対比になってる感じです。莫だと、ゼロを実父だと認識した途端、本来は頼るべき存在と見做してます(すがっている、と言ってもいい)。ジークは逆に「父親」だからといって特別視しない。
そういうジークと莫の対立は面白そう。そう思ったら、どうやら今話でジークは退場してしまったようです。仮面ライダーWEBを見ると、演じた天野浩成さんがクランクアップとは書かれてなくて、もしかするとジーク復活があると期待はしたいです。が、次からはナンバー3が出張って来るようなんで、ジークが前面に立って暴れてくれることは期待しづらい。
バトルにしても、ゼッツ/莫がドォーン/ジークに対して絶対的に優勢と示されてしまってますし。莫がねむを庇ってゼッツとしてジークに挑んだ時点では、ジーク/ドォーンに余裕がありました。が、ジークの悪夢を莫がひっくり返したことで、「あ、明晰夢の力は莫が上回ったか?」と思わせるものがあります。
明晰夢の力は舞台(夢・悪夢)を自分に都合よく動かせるものであるわけで、ライダー個人の能力を超える力があると考えてよさそう。さらに、ドォーン/ジークが入れた致命傷を、ゼッツ/莫はあっさりとなかったことにしまして、もう勝敗は決定的です。ジークは同じことができてませんし。
バトルは夢内だけあって、絵面は派手でいいんですが(そこは本当に面白かった)、勝利条件は見えにくい。が、舞台的にもう勝敗は決している。勝ちを確信するゼッツ/莫はジークを説得し、投稿を呼びかける余裕すらある。しかしそこは信念ある悪役が受け入れるところではなく、ゼッツ/莫もジークの拒絶に対して止めの一撃で応える。
おそらくはジーク退場ですね。ジークの由来とか信念とかが分かって来て、莫と好対照ということも示されて、自分は「そうか、この2人の対決は面白そう」と思った途端にこれです。ここはガッカリです。ジークがさらに面白くなったところでのことですから、もうジークロスと言うべきか(^^;。
まあ仕方ない。今話ではCODEのナンバー3がCODE:ソムニアの行使を決断しまして、いよいよ動き出す模様です。もし次回からジーク以上の鬼となってくれるなら、ジーク退場も納得できるかもしれません。
CODE:ソムニアについては、上述しましたように今話で提示された明晰夢の力に対する否定だったりすると面白いかも。戦いの舞台である夢・悪夢をいかに自在に操ろうとも、CODE:ソムニアのライダーの力がそれをぶった切って来る。といった感じになってくれると戦いがシーソーゲームとなってハラハラできるかもしれません。
もう1つの勢力であるザ・レディのほうは、ザ・レディの悪夢/ナイトメアのカプセムをノクスが使ってました。これは、ザ・レディがライダーとなるのではなく、ノクスがザ・レディの力(悪夢)を使うライダーとなるという伏線なのかも。オロナミンCのCMにノクスが出てこないのも、ノクスのライダー化はまだ伏せたいからだったのかな?
それにしても、ジークへの期待が途切れちゃったのはつらいかなあ(^^;。次回「繋がる」では、ナンバー6/紅覇が復帰・参戦し、ナンバー3のCODE:ソムニア行使があるようです。ソムニア使うのは、やっぱり前に声がかかったナンバー5なのかしらん(だとすると、死亡フラグだったりする?)。
●超宇宙刑事ギャバン インフィニティ(第13話:ギャバン誘拐事件)
ちょっとモヤモヤしてしまったゼッツの後は、明朗快活で分かりやすいギャバンなのは助かるところです。といっても、次回からはデス・ギャバンがいよいよ本格的に行動開始のようで、シビアになっていくのかも。が、デス・ギャバン蒸着者の御蔭哲真が予告映像に見えまして、つまり藤田玲さん顔出し出演。当初からの期待通りになってくれまして、今からテンション上がります。
今話に戻りまして、タイトルに「誘拐」なんてありまして、ギャバン・ルミナスたるキキをどうやってと思ったら、幽霊もどきの憑依ということでしたか。精神体の宇宙人レーコがキキに取り憑き、操っちゃうと。そうしないと、1年前に(おそらく一目惚れして)再会を約束した喫茶店店主と会えないというのが理由。
しかし、何か変なんですね。レーコは身なりを整えようと衣料店に入るわけですが、ファッションセンスがどうも古臭い。最終的に選んだ赤いドレスもそうですが、「ハイカラさんが通る」で見たような装いばかり。街を歩いても、「1年でずいぶんと街の雰囲気が変わりましたのね」とか言ってるし。よく考えると、言葉遣いも古風?
お目当ての喫茶店を見つけ、1年ぶりの店主に挨拶しようとするも、店主はサッパリ見覚えがないらしい。もっとも姿かたちはキキですんで仕方ないかもしれませんが、「レーコ」と名乗っても「冷コー」と勘違いされ、全く思い出してもらえない。
それにしても、レーコの回想にある1年前の喫茶店もなんだかレトロでして、ホーンのついた蓄音機が飾ってあったりする。もしかすると、実際にレコード鳴らしてたかもしれません。しかし今の喫茶店には蓄音機はない。これらのせいか、キキがようやく気が付きまして、レーコの母星:霊王星の軌道計算してみると、そこでの1年が地球では100年に相当することが分かる。
つまり、レーコの再訪は地球人からしたら100年後という、いわば浦島太郎だった。レーコの「1年前」の店主:蓮太郎が存命なはずはなく、今の店主はそのひ孫の蓮というオチ。レーコのファッションセンスとか回想が古臭いのも当然だったわけか。この辺り、SF寄りの設定だと相対論のウラシマ効果とかになりそうですが、このギャバンではファンタジー寄りにしてあるようですね。
そんなことになってると知らないコト、失踪したキキの捜索を開始する。そこで出くわしたのが駆無でありまして、忍者飯に使う「ふんにゃかプニプニ草」(で合ってるかな?)を求めてのことらしい。それもギャバン・ライヤ姿で、ですか。コトとしては、前にライヤ見てますんで、声をかけて来まして、駆無も蒸着解いてご挨拶。
事情を知った駆無はキキ捜索に協力する。残業するコトを心配して「銀河カツカレー丼」買い出しに行ったところが駆無に刺さったらしい。妹の初音に似てるというわけですな。それにしても「銀河カツカレー丼」は旨そうで、量も充分ですな。ただ、コンビニ弁当としてはかなり高価格帯になりそうで、劇中で示された「680円」では収まりそうにない(^^;。
それはともかく、今の喫茶店店主が蓮太郎のひ孫の蓮と気付かないレーコ、蓮太郎に忘れられたと激高、そのストレスがエモルギアに作用し、エモンズが多数飛び出し、レーコ自身は結界に閉じ込められる。レーコを正気に返さないと、キキも戻って来れそうにない。そこへようやく駆無とコトが追い付き、ラムダ地球からも異変を察知して怜慈らが駆けつけてくる。が、今回のエモンズは異様に硬いようでして、手こずってますな。
こうなると、キキが何とかレーコの呪縛から抜け出るしかない。上手い具合に、上述した1年と100年の差にキキが気づきまして、レーコは蓮太郎に忘れられたわけでないと理解し落ち着く。外ではコトが「キキがワクワクすれば」と思い付き、駆無が応える。巨大エモンズに対し、ギャバン・ライヤ姿のまま巨大化して戦ってみせるわけですね。ゼータ地球って、忍術が発達し過ぎて科学技術がほぼほぼ不要になっていそうです。
これを見て大喜びのキキ、精神内のレーコを押しのけて自分の身体の支配を取り返す。これでルミナスも参戦となりますが、やはり硬いエモンズには手こずる模様。またもコトが思いつきまして、理屈・用語は複雑ですが、要は掃除機で吸いこんじゃえということで解決。
余談ですが、つい先日にネットで古いCM見まして。でも出だしではCMと分からない。ゴミ怪獣出現に巨大ヒーローが飛んできて戦うんですが、技は掃除機で吸うというもの。掃除機のCMでした。セットも本気で造ってありまして、当時は怪獣ブームだったんだなあと。そしたらギャバンの今話でして。もしかして、作り手がそのCM見たことあるのかも。
それはともかく、残る問題はレーコが慕う「蓮太郎さん」。事情を理解した蓮が曾祖父のメモを見つけてきまして、「夕映えの 香りとともに去りし君 星見て待ち侘ぶ また逢ふ日まで」の短歌。これに深く納得して涙するレーコ。さらに100年前のレシピのミントティー。どうやら前に飲んだ味は再現されていたようで、レーコは満足。キキへの憑依を完全に解いて母星へ帰る。
そして駆無ですが、ミントティーを見て目の色変える。「ふんにゃかプニプニ草」を見つけたわけですね。つまりミントだったということで、怜慈が自分の地球にも普通にあると言うと、駆無はかなりショック受けてますな。いつも苦労して忍者飯の材料捜してたんでしょうけど、他の地球で簡単に見つかる、安く買えるものだったとは。それでも、再会したキキとコトを見て「2人で1人のギャバン」と呟いた駆無、また新たな仲間を見つけたということでしょう。
ED曲後のCパート、カレル・コム・ウィギレスに大佐から「銀河中心の揺らぎ」が報告される。カレルの予知を思い出させる何からしい。それが次回「宇宙の真理」でデス・ギャバン絡みで明かされていくということなのかな。上述しましたが、ともかくも藤田さんの顔出し出演であります。
Re: 5月のスレッド(2026) - K.K
2026/05/12 (Tue) 23:11:34
定期感想その2です。
●仮面ライダーキバ(第37話:トライアングル・キングが斬る、第38話:魔王・母と子の再会)
名護のジタバタが始まりまして、前に途中から観たときは単にコミカル・コメディリリーフだと思ってた気がします。が、最初から通しで観てきてみると、そんな単純な演出ではないと感じますし、この後の恵との関係進展も納得できそうな気がしてきます。
名護は当初から「我こそが一番」と自負するものの、どこか自信欠如なようで、他人に認められようとしていたように見えます。それが最初のうちは尊大に振舞ってみせる態度に現れてまして、しかし恵からは見透かされてる。
それでも渡からは尊敬され、健吾も師と仰ぎたいと思うようになる。が、名護のメッキは剥がれて行くわけですね。イクサナックルを奪われる失態、それを知った嶋護が名護の資質を疑うようになったり。
一応、イクサナックルは奪還し、名護は嶋護に対しては謙虚な態度を見せることで首の皮一枚でつながるも、内心の姑息さは観ているこちらには伝わる演出になってました。が、そこは劇中の名護周辺のキャラクターも察するようになったっぽい。名護の自尊心を守る多重の防壁が次々と突き崩されていくわけですな。
そして名護は負傷して、イクサは健吾に譲られることになる。マズいことに名護は偉ぶってみせようと健吾を見放す言動があったわけで。それで健吾から恨まれてるもんだから、イクサ交代となると健吾から殴られて侮られるようになる。あがいて迷走する名護はイクサナックルに画びょうを仕込むというせこい嫌がらせをするまでになりますが、健吾にバレて、またも殴られる。
これで名護はほぼ壊れたっぽい。そして「753(ナゴサン)」Tシャツ着こんで「イクサのコーチになる!」宣言ですな。これは「イクサになれないなら、イクサの指揮を執る立場に」でプライドを保てると思ってそう。誰が見ても情けない姿ですが、名護はむしろ「イクサより偉いんだ」という気分なんでしょう。健吾からは全く相手にされてないことに気付かないのか、気づかないふりなのか。
これで名護は堕ちるところまで堕ちた感じがします。これで過去に飛ばされてファンガイアである真夜と会った経験、そのとき渡したボタンを渡が持っていると知ったことなどが効いて来るような気がします。
さらに、最後の最後で目に異常が生じて恵に助けてもらうことや、結婚に至るというのが納得できそうです。前に最終回での名護と恵の結婚式について不満めいたことを申しましたが、第1話からの通しで今週分を観てみますと、やはり前の途中からの視聴では理解できてなかったなと痛感します。まあ、面白く観られるんから良しとしようかなと。
つい名護についての感想が長くなってしまいましたが、今週分内での尺は短いものでしかなくて。メインは現代編での渡、深央、太牙が互いの正体を完全に知っていくドラマですね。先週分ラストで深央が慕うのは渡と、太牙にも渡にも知らされたと思ったら、今週分前半でキバは渡と太牙に知られる。後半ではみんなファンガイアと互いに知るに至るという急展開です。
過去編はその急展開を裏打ちするに足る分のドラマに留めてますね。先代キングも登場なんですけど、ザンバットソードがいかにしてキャッスルドラゴンに封印されたかを描くだけ。ただし、その理由が「実は真夜を愛してしまっているが、キングの自覚ゆえに嫉妬を認めることができない」というわけで、太牙の深央に対する態度と重ねると面白い。
ただし、太牙は先代キングよりも自分の情に忠実でありまして、やはり若いからかな。親友である渡を始末することはできないし、深央を諦めることもできないし、おそらくは渡から深央を取り上げることにも迷いがありそう。しかし、渡に対しては侮るような態度で迫って、突き放そうとするわけですね。これはおそらく、そうしないと渡も深央も危機に陥るからなんでしょう。
もし渡と深央が結ばれることを看過すると、深央はファンガイアの定めに従い処分される。良くてクイーン剥奪(深央が太牙とも結ばれる場合?)、通例は暗殺。渡もキングの責務として処刑しなければならない。そういう事態を避けるには、徹底して深央と渡を引き離しておけばいいわけですね。
そうすれば、渡の命は保証されるし、深央もクイーンとして無事にやっていける。太牙としてはジレンマの最善の解決でありましょう。そのためには、親友:渡に対して酷薄な態度で臨むこともやむを得ない。深央を守ろうとしてラットファンガイアに傷めつけられる渡を、太牙は内心では感心しつつも冷たい目で見下ろすにとどめたりする(たぶん、致命傷入りそうなら介入するつもり)。
が、今まで戦ってきた対等の敵:キバが渡と太牙は知っちゃうわけですね(しかも、ザンバットソードを得て、自分より強くなってる)。渡も太牙が敵対していた謎のライダー:サガだと知っちゃう。それだけでなく、深央がファンガイアとも知ることになる。
しかし、まだ渡は自分が純然たる人間だと思ってる。おそらく、深央もそう思ってるはずですね。そこは誤解ながらも救いがあるようですが、それを打ち砕く流れがすぐに来まして、真夜ですな。過去編においては「ゆりから大事なもの(音也)を奪う」と宣言し、そのせいで現代編で深央が襲われるきっかけを作り、上述の正体バレを招いた。
さらに、現代編では渡について知ろうとした太牙により、渡と真夜の再会が成ったものの、それにより太牙と渡が実の兄弟であることも明らかになってしまう。同時に渡がファンガイア(ハーフ)であることも。
渡、太牙、深央の正体が互いに完全にバレた状況となりまして、危機が至るのは必然となったようです。これを恐れて、真夜は隠棲していたわけか。真夜は太牙にも渡にも深い愛情を抱いているようですね(そうなる経緯は、過去編でこれから描かれるんだろう)。
(前の途中からの視聴では、自分は真夜をなんとなくカッコいいと感じたんですが、どうやら真夜が渡らのドラマの核心になっていることがポイントだったかもしれない。)
主要登場人物が互いのことを知って、次のドラマ展開が面白くなりそうですが、まだ過去編から現代編に託されたものの経緯が未だ謎のものがありまして、キャッスルドラゴンに幽閉されているアームズモンスターですね。幽閉の経緯は後半ラストで先代キングが次狼を始末しに来てましたから、それが幽閉につながるんでしょう。残るは次狼らが音也のために渡を守るようになった経緯ですな。これは音也の最期に関係してるはず。
Re: 5月のスレッド(2026) - Shiny NOVA
2026/05/16 (Sat) 08:53:43
大葉健二氏の訃報について、哀悼の意を表明するとともに、自分の気持ちとしては、先週にブログ記事を挙げていますので、蘊蓄的な話については割愛させてもらいます。
https://whitenova.hatenablog.jp/entry/2026/05/08/224737
★ギャバン・インフィニティ
ギャバンと牙狼の共通点がありまして。
どちらも当時のアクション最高峰と言われた作品で、銀メッキのギャバンに対して、金メッキの牙狼のアーマースーツの撮影事情があります。
この金属が映えるスーツは、光の反射が凄くて、昼間の撮影だとまともな絵が撮りにくいという問題がありまして、ギャバンは「魔空空間」という形でカメラに薄暗いフィルターをかけて映像化。他にも曇り空のタイミングで撮影したり、陽光の中では光を反射する決めポーズのみ撮影してメリハリをつけるとかの苦労話(かつアイデア)を聞きます。
牙狼の場合は、戦闘がナイトシーンだらけなのと、CGを活用したり、そもそも鎧装着のシーンが短くて、生身アクションを重視。
いずれにせよ、ギャバンの一条寺烈も、牙狼の冴島鋼牙も、生身アクションを頑張った名優だな、と思いつつ。
また、牙狼といえば、雨宮監督ですが、彼はメタルヒーローの5作目『時空戦士スピルバン』などのデザインにも携わっていて、ギャバンにも視覚効果などの手伝いを行なっていたとか。
つまり、ギャバン→牙狼に通じるエッセンスがあるということですね。
そして、次回、デスギャバンがついに人間態を表して、牙狼における2号ライダーポジションの藤田玲さんですな。
すると、生身アクションにも期待できそう。
インフィニティ単独では勝てなかったデスギャバンに対して、今度は他の次元のギャバンも加勢してくれそうだから、ここからチーム結成の必要性がますます高まるのかな、と。
強大なデスギャバンの魔の手に対して、バラバラに戦っても勝てない。多元宇宙の平和を守るには、超宇宙の平和を守るチームが必要だとか。
次回への期待を寄せるとして、今回のルミナスおよびライヤ編。
ライヤのコミカル側面がまた強調されて、忍術で巨大化まで披露。うん、忍術で巨大化できるのは、戦隊でよくあったなあ。巨大獣将の術とか。
なお、巨大化の術の名前が「迅雷震」というのも、元ネタのジライヤが「磁雷神」という巨大ロボを召喚するネタつながりですな。
一方のルミナス・キキは、幽霊ならぬエネルギー生命体に憑依されて、時を越えた遠距離恋愛の物語に巻き込まれるという、事件ではあるが犯罪ではないという不思議コメディーっぽいエピソード。
犯罪者の登場しないエピソードは本作では初めてで、それでもエモルギアの暴走で事件に発展するものだから、物語は成立するという。
そして、本作の脚本家はメインの冨岡淳広さん(ブンブンジャーおよびキズナレッドの人)を中心に、4人体制でローテーションしている模様。てっきり、ブシドー担当とか、ルミナス担当とかいるのかな、と思っていましたが、そうではなくて、今回のルミナス回を担当した樋口達人さん(風都探偵のメインライター)は、前にブシドーの2巡めエピソード担当だったり、
別に脚本家ごとの持ちキャラがあるわけでもなさそうですね。
基本のノリは、ブンブンジャーの執筆陣なので、シリアスな時はとことんシリアスに、だけど普段のノリは軽く、テンポよくってところでしょうか。
ともあれ、冨岡さんは今のところ、1〜3話の基本キャラ紹介編で話を立ち上げ、7話の「黒いギャバン」、9〜11話のライヤ登場編辺りを回すなど、主に新キャラの基本設定を示して、それからサブライターの人に任せて、キャラの個性を膨らましてもらう、と。
冨岡さんはライヤをコミカルに描いていないけど、サブライターの人たちがどんどんライヤを暴走させて描き、冨岡さんがそれを面白いと認可する形かな。
つまり、メインライターはシリアスに設定固めをして、サブライターの人たちがいろいろ遊んでいる体制だと。
ただ、ギャバンってOPがないものだから、先に脚本が誰って分かりにくいですね。スタッフテロップが全部エンディングダンスに流れるので。
特撮だと、OPで先にゲスト出演者とか、監督脚本をチラチラ見て、いろいろストーリーのイメージをつかむ時があるのに、ギャバンはそういう見方ができず、どちらかと言えば、アニメと同じ脚本家はEDで判明というスタイル。
で、例えばゼッツだと、OP段階で、今回は誰々が出演するとか、変身の是非とか分かるんですが(今だと、ノクスは今週も変身しないのか、とか)、ギャバンは放送を見てからでないと、内容予測がしにくい。
ともあれ、明日から第2クールなので、何かスタイルに変化があると、いいなあ、と期待してみます。
PS.ゼッツ感想は、明日の放送後に回します。どうも、ジークの去就について不明な点が多く、そこが明確化しないと、今話の感想がまとまらないので。
エクスドリーム凄い、ジークの過去が分かって面白くなったと思ったら、いきなり退場かよ(興醒め)というのが初見感想ですが、その後、天野さんはまだクランクアップしていないので、ジーク再登場は確定。もしかすると、ナイトメアと分離されて、きれいなジークとして再登場する可能性も?という仮説を聞いて、「主人公に倒された悪役が、憑き物が落ちたかのように良き味方アドバイザーになる」という展開なら面白いか、と。
あと、富士見さん、怪事課復帰なるか、が自分的注目ポイントです。
次回の注目は、紅覇、そろそろ味方にならないかな、と。
Re: 5月のスレッド(2026) - K.K
2026/05/19 (Tue) 16:56:45
定期感想その1です。
NOVAさんのBLOGの大葉健二さん特集記事のご紹介、ありがとうございます。関連動画目白押しでして、気になったものから観て行ってます。その中で特に感心したのは蒸着シーン特集で、記事での記載とリンクしてのことです。ピンチになって蒸着で切り抜ける演出ですね。
言われてみると確かにそういうハラハラからの逆転シーンあった気がしますし、ハラハラからの逆転は自分好みの小気味いいものでありましたな。仰るように今のギャバンではまだ採用されてない演出でもあるなと。今週分でデス・ギャバン本格参戦、さらにその上位の存在も示されましたんで、その敵との対決ではピンチからの蒸着使って来るのかも。
●仮面ライダーゼッツ(第35話:繋がる)
ジークについて先の感想で演じる天野さんのクランクアップは言ってないなと思ってましたら、こちらで「天野さんはまだクランクアップしていないので、ジーク再登場は確定」と伺い、そういうことかと。で、今話のOPをいつもより注目してましたら、ジークもいまして。「よし、ジーク再登場あるな」と思ったら、本編では出てこず。しかし次回予告映像にはちゃんといまして、ようやく一安心です。
残念ながらのクランクアップ情報は別方面から来まして、NOVAさんが前々回感想で「そろそろファイブとか、紅覇が再登場しないかなあ」とおっしゃった紅覇ですね。演じる平川結月さんがオールアップと仮面ライダーWEBに明記されてしまってました。もしかすると、この先の撮り溜め分があるかもしれませんが、ドラマの核に関わるようなものは期待できないかと。
紅覇はようやく負傷から復帰して、任務で(ナイトメア由来である)ねむを狙ってきたものの、ロードシックスを遥かに上回るようになったゼッツ(と明晰夢の力)に敗れる。どうも紅覇は現任務に疑いを持っていたようで、莫にコード:ソムニアの秘密を語ろうとするも、光学迷彩で隠れていたナンバー3に始末されてしまうわけですね。
その時点で自分は「悪夢内のことであるし、死んじゃった詐欺は今まであったし」と思ったんですが、現実世界の紅覇の身体が消滅してしまう。さすがに紅覇死亡と考えるべきなんでしょうけど、身体が溶けるように消え去るのはちょっと不可解かなと。
しかし「もう人間ではない」旨はよく言及されていたような。莫だと予知夢内でゼッツの強化を進めると人間でなくなるとノクスに警告されたはずですし、ノクス自身もそんなことになると言ってたはず。
そう考えて、ふと思い出したのが「魔法少女まどかマギカ」でして。魔法少女になった者は「ソウルジェム」なるアイテムを渡される。実は魔法少女になると、その「ソウルジェム」が本体になっちゃう(魂が移される、とからしい)。
元の身体は傀儡みたいなものになり、戦闘で傷つこうが死のうが「ソウルジェム」さえ無事なら大丈夫。しかし「ソウルジェム」が戦いで汚れで濁ると魔女となってしまう。魔法少女はそのことを知らされていない。
ゼッツではドライバーにセットするカプセムが怪しい。前にカプセムにはナイトメアが封じ込められていることは明かされてました。ナイトメアは現実に顕現するには夢主の体を乗っ取ると言われてました。カプセムを使う≒ナイトメアを使役するうちに、使用者(に精神・魂)がカプセムに取り込まれて行き、ついには使用者もナイトメアになる(人間でなくなる)というのは、あり得なくはないかも。
そうなったら、息絶えるみたいな普通の死にざまではなく、今話の紅覇みたいにドロドロに溶けちゃうのかもしれない。しかし、もはや身体は本体ではないんで、使用していたカプセムさえ無事なら身体は何度でも再生できるとか。みたいな妄想が出てきちゃうんですが、やっぱり自分は紅覇にまだ退場して欲しくないという気持ちが強いらしい(^^;。
そして紅覇に無情の引導渡したナンバー3なんですけど、ナンバー5を腹心として全ての人の夢の支配に乗り出したわけですか。意外な感じはしなくて、むしろナンバー3なりの順当という気がします。今までゼロに抑えられてた鬱憤が一気に吐き出されてると申しましょうか。
ナンバー3の行動の源となるのがコード:ソムニアですね。仮面ライダーWEBによると、全人類の夢を共有化してナイトメアを排除するものとのこと。排除は徹底していて、夢内の存在だけでなく、記憶からも消去される。ただし、例の塾でドリームラーニングした者はソムニアの影響を回避できる。
劇中の描写は確かにそうなってましたな。富士見も南雲も莫を覚えてないし、莫からは普通に見えているねむも、一般人からはアニメ風キャラに見えている。莫がナイトメアの写真を富士見に見せたら、富士見には写真に描き加えたイラストに見えている。しかし、スマホに登録した莫の名前や電話番号にはソムニアの影響が及ばない(ソムニアの隠蔽を破る突破口になるかも?)。
(アニメキャラクターが登場人物として出てくる夢は自分も見たことありまして、起きて「さすがに見過ぎなのか?」と悩んだことあります(^^;。夢内の設定では「普通の人間がなぜかアニメキャラに見える幻覚」となってました。)
ナンバー3はナンバー5に命じてコード:ソムニアで世界中の人の記憶を操作し、共有化された夢を監視、異分子は排除する。その最たる者が夢を渡り歩ける莫とねむでありまして、ねむはナンバー6/紅覇に命じて抹殺を図る。ナンバー6が失敗すると躊躇なく処分。そして莫からドライバーとカプセムを奪ったうえで銃口を向けて続く。
しかし次回「統べる」予告映像では莫が健在でして、今話ラストの莫のピンチはノクスが救うようです。ただ、ノクスが救った理由は「CODE本部の所在を知る莫を失うわけにはいかない」というものらしい。その理屈がツンデレの嘘っぽいといいかなあ(^^;。ともかくも、ナンバー3&5 vs ノクス&莫という敵味方現戦力衝突となる模様。
そこにジークが絡んで来ると面白いかも。特にソムニアがジークに奪われるなら、でしょうか。そうなれば、ジークは再び最強となって前話での敗退のリターンマッチが可能になります。
●超宇宙刑事ギャバン インフィニティ(第14話:宇宙の真理)
自分は他次元の地球に行けないという設定を勘違いしてまして、大気に触れると死ぬみたいなことだと思ってました。ですんで、例えば怜慈の地球の宇宙艦が刹那の地球に行ったとして、天羽本部長を乗艦させることはできないはず。
ところが、今話ではあっさり乗ってまして、「あれ?」と。が、大佐の解説ありまして納得。大地に降り立つことができないわけでしたか。次元超越者ができることを、ようやく理解しました。
今話からデス・ギャバン/御蔭哲真の本格活動開始でありまして、お待ちかねの藤田玲さん顔出し出演&生身アクションでもあります。ただ、ちょっと流れが駆け足かなという気もしました。不満ではないけど、もったいないという気がする。
冒頭からデス・ギャバンが刹那のラムダ地球に襲来してまして、まず駆無/ライヤ、続いて刹那/ルミナスと交戦に入り、怜慈/インフィニティも駆けつけて参戦。しかし、3対1でもデス・ギャバンが圧倒する。謎の敵が最強だったという、自分好みの出だしです。
しかしデス・ギャバンには怜慈を連れ去るという条件がありまして(まだ発現していない高い能力があるらしい)、止めまでは刺せない。とはいえ、怜慈以外は危ういまま。怜慈はデス・ギャバンの求めに応じて、魔空空間へ同道する。
怜慈側はこれではならじと全戦力を追加投入、怜慈/インフィニティも踏ん張って盛り返し、相討ちに近い形でキキらのイオタ地球へ墜落。これでキキ/ルミナスも参戦可能となり、対するデス・ギャバン/御蔭哲真は満身創痍。
まあ「勝負あった」という状況まで持って行けたわけですが、御蔭哲真が「お力を、大いなるアザ・ゾルス」と呟くと、忽然と消え去る。これが1話内で描かれたわけですね。つまり、最強の敵出現→攻略法模索→ギリギリの逆転劇→最強だった敵の上位敵という流れが一気に描かれた。
自分的には「それは1クールはかけるところなのでは?」と思わずにいられません。堪能できるドラマは、もっとじっくり見せて欲しい。例えるなら、フルコースの料理をワンプレートの定食で出されたみたいな感じ。もっとも、それはそれで「だからこそ凄い」という面はあるわけですが。
今話のこの流れを観ていて、スターウォーズ(EP4~6)を連想するものがありました。デス・ギャバンがダース・ベイダー、アザ・ゾルスが銀河皇帝パルパティーンといったところで、エモルギアがフォースに相当。ダース・ベイダーは実の息子のルークの危機に自らの命と引き換えに皇帝を倒しました。デス・ギャバンもいずれ、怜慈に情が移るとかで味方になる流れだといいなあと思ったりします。
ギャバンの今話では御蔭哲真の弱体化をチャンスと見た駆無が止めを刺しにかかり、しかし怜慈がすんでで止めてますね。これはリスク排除に手段を選ばない駆無に対し、あくまでも法に則る処置を心がける怜慈の対立ではある。が、御蔭哲真の命を救ったことに変わりはない。これを御蔭哲真がどう思うかがポイントになりそうです。
そしてCパートでは最高議長とカレル・コム・ウィギレス保安局長の通信会話。「アザ・ゾルス」とは「理性の外にいる暴力と犯罪の火種」かつ「秩序を成り立たせる存在」であるらしいんですが、なんのこっちゃか全然分からんorz。
余談ですが、最高議長は顔には心当たりがないものの、声を聞いてると「絶対知ってる人、それもワクワクする誰か」という気がしまして。今さらながら調べると、関俊彦さんでした。心当たりも何も観て大喜びしてた「モモタロス」じゃないですか。演技が異なるとはいえ、聞いてすぐ思い出せなかったのは不覚であります。
今のところ番外的な扱いに見えますが、パトランのギャバンになる計画は面白くなりそうです。パトランは意外なくらい本気で次回でも進展があるらしい、というよりはメインドラマになるかもですね。コミカルやヘタレのキャラクターが何かのきっかけで踏ん張るというのは自分のツボでして、今後に期待したい。
Re: 5月のスレッド(2026) - K.K
2026/05/20 (Wed) 21:35:01
定期感想その2です。
●仮面ライダーキバ(第39話:シャウト・狙われた兄弟、第40話:アンコール・名護イクサ爆現)
過去編は第1話からの現代編につながるだけあって、いよいよ風呂敷畳みに来たかなという流れを感じます。キングが次狼らに「死ぬか、音也を殺すか」と迫ってますし、その原因が真夜と音也の仲の進展であるわけで。
それでちょっと気になったのが真夜の台詞のちょっとした変化です。少し前(第37話)ですと、ゆりを助命する理由として「命よりも大切なものを奪おうとしている」と述べてました。今週分(第40話)ですと「命よりも大切なものを奪ったから」になってます。
その「命」が意味するのは音也と考えるのが順当なんでしょうけど、37話と40話で音也の真夜及びゆりに対する態度はそれほど違うようには見えません。たぶん、それがゆりには音也を奪い返す望みがあるように見えてるんでしょう。
しかし、真夜の台詞はまるでもう命よりも大切なものを奪うのが完了したかのような言い方になってます。これってもしかして、今週40話の時点で渡を身ごもったということじゃないのかしらん。しかし、そのことを真夜は音也には曖昧な言い方でほのめかすに留めてるのかも。
過去編のドラマは絞られつつあるようでいて、しかし現代編でまだまだ「過去に何があった!?」と思うような話が飛び出てきたりする。今週分では太牙が嶋護に預けられていたと明かされまして、ビックリしました。前の途中からの視聴でも嶋護と太牙の会話と回想は観たはずなんですが、たぶん何のことか理解できてなかったようです。
太牙と渡が異父兄弟であることは、渡らは知らずとも観ているこちらにはとっくに明かされている、つまり劇的アイロニーでした。が、嶋護が太牙の養育者とはいうのは全然匂わされてもなかったわけで。嶋護のスタンス(ファンガイアと対立、青空の会まで組織する)と齟齬しています。
嶋護は今週分では、母がファンガイアであると明らかにした渡を表面上では受け入れる態度を見せるも、内心では激しい憎悪を持ったと描かれてます。そんな嶋護がなんで太牙を預かって育てたか不思議です。太牙視点では実験動物扱いということらしい(そのせいで嶋護に手傷負わせて決別)。が、ファンガイアを改造していた神田博士(34・35話)のようではなかったんでしょう。
どういう狙いが嶋護にあったにせよ、太牙は立派に成長しているわけで、養育や教育はしっかりやっていたことが窺えます。ウィキペディア等で予習してみると、真夜が嶋護に太牙を預けたらしい。今週分に納得できるかどうかは、その経緯次第となりそうです。
それはともかく本編、まずは過去編。相変らずゆりは真夜を追い、しかしそこへ次狼らが襲って来る。過去キングに脅かされ、クイーンを人質にして対抗しようというわけですね。しかし、真夜はユリの目の前でパールシェルファンガイアとなって鎧袖一触。
次狼ら3人でクイーンにも敵わないと分かったわけですが、それよりもゆりにも真夜がファンガイアと知られたことが大きい。ゆりとしては、音也から真夜を引き離さねば危険と思うでしょうし、同時に真夜を排除するチャンスとも思えるはず。が、音也はとっくに知ってるわけで。あっけらかんと認める音也にゆりがビンタしちゃったのは混乱ゆえなのかも。
それでもゆりは真夜が人間でなくファンガイアと分かった以上、全力で攻撃する覚悟はできる。が、音也が割って入っていなしちゃうわけですね。これはユリを助けるためらしい。力が隔絶してますから、ゆりがガチンコで挑めば返り討ちは確実。しかし、上述しましたが「命よりも大切なものを奪ったから」ゆりを殺さないと真夜は言う。
まあ、音也としては一安心なのかも。次狼らを軽くあしらうほどの真夜ですから、ゆりが必死にかかってきても怪我すらさせずに追い払うことは可能でしょう。ゆりが青空の会の戦力も持ち出してくる可能性はありますが、その最大のイクサは音也にある。
もっとも、ゆりは音也からイクサ奪って挑んだりはしますが、少なくとも過去でのイクサでは全く真夜に敵わない。まあ、ルークに対してすらイクサ含めた総がかり、しかも策を講じてようやく一撃入れたわけですから当たり前か。
しかし、真夜と音也の仲を見ていたキングは音也殺害を図る。自ら手を下せば己が嫉妬を認めることになると思ったのか、次狼らに助命と引き換えに音也を倒せと求めるわけですね。音也が死亡することは現代編では既定の事実ですんで、これが死因かと思えますが、どうやらそう簡単ではない波乱含みのようですな。
現代編は前話でいろいろ知って悩む渡から。渡の前に真夜の幻影現れまして、渡には「紅音也の血が流れている」と。これで渡は自らの素姓を明かす気になり、青空の会一同にキバでありファンガイアハーフであることを告白する。人間とファンガイアの懸け橋になる、というわけですね。これを積極的に受け入れる態度なのが名護ですね。複雑な立ち位置の渡を救う気ですらいる。
このところの名護は753Tシャツ作って健吾のイクサのコーチを自称したり、ジタバタしていました。自分のポジション確保しようと、溺れる者は藁をも掴むというやつ。渡に対する態度もそれなんだろうと思いますが、しかし渡は藁なんかではない。名護は偶然ながら、ようやく浮き上がれるものを掴んだと言えるように思います。
一方、嶋護は渡の意思を再確認したうえで握手する。渡視点では受け入れられたとなりますが、嶋護の本心は異なる。人間とファンガイアの共存などあり得ないと思っている。そのきっかけらしいのが、(真夜から預かった)太牙を養育したものの、太牙に背かれて重傷まで負ったことにあるらしい。嶋護はついに青空の会メンバーにキバ排除の命令を下してしまう。これは渡の抹殺を意味するものですな。その意思は固いようで、後で太牙と手を組もうとさえしてますな(断られましたけど)。
しかし、渡は未だに嶋護の表面的な友好態度しか知らない。そこへ太牙、深央がそれぞれの気持ち、思惑で離反を誘って来る。太牙は人間をライフエナジー源と見做して、渡にファンガイアとして管理しようと言って来る。深央は怖い話持ちかけて来まして、渡が太牙を倒してキングになれと。そうすれば深央/クイーンと末永く暮らせるという算段。どちらも渡にとっては恐ろしい話でありまして、到底受け入れらない。
こうなると渡が縋れるのが青空の会だけとなりそうですが、実は目下の最大の敵になってるわけで。裏切りの元クイーンとしてファンガイアに狙われる真夜を渡がキバとなって救ったまではいいんですが、そこへ健吾のイクサが襲い掛かって来る。名護と恵は少し離れた場所から特殊ライフルで狙撃の構え。渡/キバは混乱なのか落胆なのか、まともに戦えそうにない。
が、そこで名護のナイスサポート来まして、自分は「よっしゃあ!」と拳握っちゃいましたよ。恵はキバに狙いをつけたものの撃てず、しかし名護は迷うことなく二連射。しかし、撃ったのはイクサの足元でありまして、止めを刺しにかかるイクサを牽制してますね。しかし名護は誤射だと言い張る。まだ表立って渡を守る状況が作れてないから仕方ないか。
そこへビショップが突如現れまして、イクサに一撃を加える。太牙も現れ、ビショップに命じて渡の「ファンガイアの血」を呼び起こす。これがキバ/渡の暴走を引き起こし、キバは名護を殴り倒し、恵を捕えてザンバットソードを向けてしまう。そこで後半(第40話)に入りまして、名護が必死の奮戦。生身でキバにしがみついて恵を救い、ついにキバ/渡を正気に返す。
ファンガイアの「血」が渡の中で優勢になったとしても、こんな暴走状態になるとはちょっと解せない気もします。それならファンガイアは誰しも、人間見たら襲い掛かることになってしまいます。ファンガイアの血(因子)に作用してバーサーカー状態にする術とかなんでしょうな。
それにしても、幻影の真夜の忠告は「渡に音也の血が流れていることを忘れるな」であったわけで、人間の血(因子)ならファンガイア暴走を抑えられるという意味もあったのかも。つまり、母の教えは「己の中の人間性を保て」の意もあったように思えます。しかし、かろうじて暴走を抑えて恵を害しはしなかったものの、ここから渡は悩んでひきこもるようになってしまう。第1話で見せた態度より重症ですね。
一方、作戦失敗を嶋護に報告する健吾は致命的なミスを犯してますな。失敗は「ボタン男(名護)」のせいだと言い放ち、反省の態度は見せない。前に嶋護が驕る名護に見せた態度から考えて、健吾にイクサの資格なしと判断する可能性が高い。名護は健吾の言を聞いても反論せず、しかし「キバは放っておいても自滅する」と断言してみせる。理由は「恵を襲った自責の念で、渡は人間とファンガイアに引き裂かれる」。
そこはなかなかの明察でありまして、実際に渡は人間・ファンガイアの両方を兼ね備えるからこその懸け橋という願いから、どちらでもないから関われないという絶望に落ちちゃってるわけですね。さらに、名護の主張は青空の会の鋭鋒を渡から逸らす狙いもあるんでしょう。
嶋護が下したキバ排除の命を、すぐさま率直に伝えたのも名護でありまして、正々堂々の挑戦のようでいて、真意は「逃げるなり準備するなり、気をつけろ」だったようです。渡を守ると決意したらブレなくなっており、今までの迷走があっただけに、なかなか燃える展開となってます。でも、なんだかコミカルな印象もぬぐい切れず、しかし「だからこそ良い」でもあります。要は「名護が面白くなってきた」であります。
一方、健吾はこれを境に落ちぶれて行く模様。まずイクサ装着者から外される。が、受け入れられない健吾は強さを証明しようと、街に出現して暴れるシームーンファンガイアとイクサで戦う。が、ビショップ/スワローテイルファンガイアが現れて加勢すると敵わず、変身解除の健吾はピンチに。
駆けつけた名護も手の出しようがなく、渡に急報するも、渡は「もう戦わない」と。しかし、電話越しの名護の声「健吾が危ない」に渡は応え、キバとして駆けつけてビショップを止める。ビショップもキバ/渡に手を出すわけにはいかず、撤退してくれまして、とりあえず何とかなった形ですね。
ただ、これでキバが復帰したわけではなく、渡は「これで最後です」と言い、理由はやはり「ファンガイアの力のせいで、関わった人を傷つけてしまうから」。再び自邸に引きこもった渡、ブラディローズを封印してしまってますな。
ちょっと重いなあと思ったら、コント来まして、名護らの紅渡邸突入ですね。しかし、邸内にはトラップ複数でありまして、付き添った静香含めて叩きだされちゃう。それでも名護はめげず、未だ街で暴れるシームーンファンガイアの対処に向かう。名護はイクサとして戦うも、またもビショップが現れて加勢。しかし、名護のイクサだと渡り合えてる感じですね。が、太牙が現れてサガとなると、さすがに劣勢となり絶体絶命に。
この状況は渡邸のブラディローズが察知して、封印されても音を鳴らし続けてますが、渡は耳を塞いで応じない。が、突如として幼少時の記憶がよみがえったみたい。というところで続く。次回予告映像を見ると、この危機は回避できたようですが、ちょっと経緯は分かりません。ラストで過去の自分を思い出した渡は引きこもりを続けてるようだし。
Re: 5月のスレッド(2026) - Shiny NOVA
2026/05/21 (Thu) 07:34:33
定例感想です。
★ゼッツ
まさか、紅覇がここでリタイアするとは。
前回で最強フォームのエクスドリームを入手して、ここから莫のヒーローとしての巻き返しが始まることを想像、期待していました。
コードソムニア(集団洗脳)という形で世界の脅威になった敵組織に対して、エクスドリーム(個人の夢改変)でどう立ち向かうか、という力VS力、もしくは力が及ばないところを、いかにエージェントらしい奇策で対応するか、という丁々発止の能力合戦が見られるか、と期待したのに。
ある意味、ジョジョのスタンドによる能力合戦みたいなのを期待していたんですが、「人質をとって変身させないようにする」という姑息なやり方で、盛り下げてくる。
しかも、3月の悪夢の状況の再現で、「予知夢を実現させないために戦う」というこの2ヶ月間の奮闘は何だったのか、という台無し展開。
前回は新フォーム登場で上げてから、今回はあっさり絶望に突き落とす。ある意味、爽快な悪役ムーブをかましていたジークよりも、スリーはより悪辣かつ、エンタメとしてはつまらないムーブをしているなあ。
ゲームで言うなら、場を盛り上げてプレイヤーに本気を出させるために強敵を送り出すのがジークスタイルで、
プレイヤーが本気を出させないように卑怯な手段で、能力を封じ込めるのがスリースタイル。
そこで3月時点までの元敵のノクスと、先週まで敵だったジークが絶体絶命の莫を助けに来るという盛り上がりを示すのが次回だと期待しますが、
結局、莫の予知夢を覆す救世主たり得るのはジークだったという展開?
ヒーローよりも、元ヴィランのダークヒーローの方が頼りになるという展開に、感情移入先に困ってしまう流れですね。
ともあれ、紅覇の死もさることながら、またも記憶改変されて物語の蚊帳の外に追い出された富士見刑事に愕然ですよ。
無職で赤貧生活にあえいで野草採集にいそしんでいる姿は、笑えないギャグと解釈しますが、刑事をやめて、たった2ヶ月ちょいでこうなるか? 貯金もないのかよ、とリアリティの欠如に泣けてくる。
ナイトメアの記憶を持たない……ということなら、警察をクビになって無職な現状なら、とりあえず就職活動しろよ、とか、物語のリアリティを支える一般人レギュラーのはずが、扱いが雑というか。
ここで富士見刑事やなすかさんを蚊帳の外に出すよりも、莫に突きつける人質を、彼らにした方が盛り上がったんじゃないか、とは思いますね。
ポッと出のゲストを救うためにエクスドリームの力を差し出すよりも、記憶改変されて無力化された仲間を見殺しにできないから、エクスドリームの力を差し出す方が、普通に感情移入できると思います。
その点で言えば、美浪を莫に対する脅迫材料にしたジークの方が、エンタメ悪役としての盛り上げどころを心得ていたと思いますね。
ここで人質にされた2次元オタクの2名が、莫との間で交流ドラマでも見せていたならともかく、ただの通りすがりで(おそらくは)次回に忘れ去られるゲストというのも、ドラマとしてどうなの? と。
誰でもいい一般人人質のために、起死回生の(20年かけて作り上げた)ドライバーを差し出すか、と言われたら、そこからの逆転の秘策を考えていない限りは、差し出せませんよ、普通は。
スリーの「莫の人の良さを見越しすぎた作戦」が、作り事めいてリアリティに欠ける。
ここで「もしも莫が人質よりも、エクスドリームの超絶能力で状況打開を考えるとしたら」という発想がない。視聴者も、エクスドリームの悪夢改変能力に、そういう期待をしていたと思うんですね。
まさか無策で切り札を捨てるなんて……それこそエージェント失格ですよ。
エージェントだったら、分かりやすい切り札を捨てた……ように見せかけて、別の打開策をあらかじめ仕込んでおくとか、したたかなムーブぐらいは見せて欲しいもの。
20年コツコツ創り上げたものを、そうあっさり捨てるなんて……と紅覇の死よりも、そっちに不満が。
紅覇については、莫との交流が予知夢の出来事でしかなく、今回の現実では、莫が紅覇を助けた事実もなく、最初から「莫がコードの裏切り者」という筋書きで、説得の余地もあまりなかった、と。
紅覇に対する愛着は、予知夢を体感した莫および視聴者の想いであり、紅覇にとって莫とは敵でしかない。
今回のルートでは、紅覇が莫と絆を結ぶ前に、ジークの襲撃により、紅覇が昏睡。ジークが倒された後で、紅覇復帰。
紅覇が消失後に、ジーク復活。
うん、紅覇が莫に心を許すフラグが全く立っていませんね。フラグが立っていないのに、前の周回でフラグを立てたから、説得可能だと勘違いして試したら、結局、味方にできませんでした、というオチ。
これがゲームだと、紅覇を味方にするルートを見つけるために、もう一度リセットするのもありでしょうけど。
ところで、これはジョークネタですが、紅覇とジークがほぼ接点がない(ジークが変身した姿で登場した直後の破壊活動で紅覇昏睡)ために、実はジークの裏人格が紅覇説。
つまり、ジークが顔を見せている状況で、紅覇は行動できない。ジークが一時消滅したときに紅覇が復帰するも、紅覇が消滅すると代わりにジーク復活。
もしも、次回、紅覇の残留画像(壁に投写されたもの)からジークが湧いて出て来たら、この冗談ネタにも一定の理があるのではないか、と。
★ギャバン
デスギャバン回。
等身大戦闘では、3人ギャバンに圧勝する格の違いを見せつけたデスギャバン。
だけど、メカ戦で逆転されて、ほぼ相打ち状態で、撤退します。
デスギャバンが仕える神さまみたいなのがアザ・ゾルス。
ええと、クトゥルフ関係のアザトースのもじりかな。
今回、デスギャバンが語ったキーワードのいくつかが、クトゥルフ系の元ネタがある感じなので、そっちからの考察もできそうですが、現段階では劇中での描写が不足しているので、
アザトースとアザ・ゾルスがどうつながり得るか、とより深い情報待ちですね。
他にミスカトニック大学を元ネタにした用語とか。
それよりも、次回のパトラン回。
ギャバンになるための試験ってあるんだ、とか、ええと、コンバットスーツを蒸着するための運動能力テストとか、装備を扱うための技術試験とか、いろいろ想像します。
でも、パトランさん、あのボディでどうやってコンバットスーツをまとえるのか、という問題もありますが、違う世界ではアリ用のコンバットスーツがあるんだから、パトラン用のスーツがオーダーメイドされても不思議じゃない。
とりあえず、多次元出張用のインフィニティとは別に、アルファ世界のみを防衛する量産型ギャバン(アギト世界のG3やG3Xに対するG3マイルドみたいなもの)があってもいいかな。
まあ、ただのギャグ回に終わるか、本気でギャバンパトランが登場するのか。パトランがスーパーチェンジしてコンバットフォームになってもいいかな、と。
Re: 5月のスレッド(2026) - K.K
2026/05/24 (Sun) 23:31:46
定期感想その1です。
●仮面ライダーゼッツ(第36話:統べる)
ジーク復活なんですが、悪役というよりは仮面ライダーらしさを示していたような気がしてきます。劇場版でよく言われた「覚えている限りライダーはいる」というものですね。かつ「願えば現れる」でもありました。今話ではその通りにジークが復活しているわけで。
もっとも、突如現れたジークを見た莫らの反応からして、今話ではかなりコミカルでして、最後には「願わなくなったら消える」に慌てるジークというものでした。しかし、主人公側の正義に沿う思想を披露してまして、「自由で何が悪い、それが夢だろ」と。
もっとも、一応はツッコみたくなる言い分ではあります。なにせジークは他人の悪夢ですら自分の好き勝手に書き換えてるわけで。ただ、悪夢はナイトメアが書き換えたということを踏まえると、元の夢主に夢を返したと言えなくはない。
ただ、そのやり方がジーク流と申しますか。面白ければいい、というものですね。元の夢主の自我(エゴ)の夢/悪夢に対し、ジークのは欲望(イド)ならこうするというもの。気分次第の無秩序なわけでして、おそらくは莫が考える夢とはずれがあるでしょう。
ジークと正反対になってそうなのがナンバー3でありまして、夢の完全管理ですね。さらに夢を通じて現実での記憶や見え方まで操作する。そのためにはエージェントを平気で抹殺することまでやってたりしまして、いかにもナンバー3を悪役(ラスボスっぽい)として描こうとしているようです。
しかし、やってることはナイトメア排除なわけで。それはそれで正義の1つと言えそうです。なにせナイトメアは夢≒願いをひっくり返した悪夢で希望を奪い、果ては夢主を乗っ取ってしまうわけで。つまり「絶望の末に消滅させる者」という非常に悪質な存在であり、願いによる人類の進歩も止めてしまう。
こういう各人の立ち位置を考えるに、前にときおり引き合いに出してた「真・女神転生」の「Law-ChaosとLight-Dark」は使えそう。と考えたんですが、それより先に「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」を連想しました。終盤に出てきた「デスティニープラン」(遺伝的適正に基づく配置)でして、デュランダル議長が推し進めるもの。これに反対のキラらが自由を求めての対立軸になってました。
デュランダル議長の内心が専制的・独裁的・優生学的に描かれていたせいで悪役ポジションではあったんですが、ちょっと無理っぽさもありました。キラらの考える自由も極端であったからかもしれません。「デスティニープラン」をちょっと緩めて「強くお勧めするけど強制まではしない」だったら、キラらの自由は正義足りえないかも、とか。
「真・女神転生」流に言えば、「Law-LightとDark-Chaosしかいない」みたいな感じですね。このゼッツでも現状がそんな感じになりつつあるような。デュランダル議長を悪役顔にしたようなナンバー3≒Law-Lightとジーク≒Dark-Chaosの対立になっていきそうで、主人公:莫はNeutralの旗振りすらできてない。
どうして莫はこうなんだろうと考えたくなるわけですが、いわゆる「操り人形」に陥ってるかもしれません。今話でのちょっとした描写ですが、ナンバー5を制圧した莫が「お前の網膜データを貰ってくぞ」と言うシーンがありました。これはゼロと美浪が捕えられている牢獄への扉を開けるセキュリティであるわけですね。しかし、莫はロック解除を見たわけでない。なのに知っている。
これって「作中のキャラクターが作者の考えたことを知っている」状態でありまして、「作者がこうしたいと思っただけのことを、主人公がやってしまう」というもの。単なる受け手である自分は「莫がなんでそうしたか分からない」となってしまいます。これは「何に期待していいか」が分からなくなるものであります。「こうなってるから、次はこうか? 前にこうしたのはこのせいか?」とか想像できなくなってしまいますので。
そのせいで、自分には莫が煮え切らない主人公に見えてしまうのかも。もっとも、煮え切らない主人公は過去作にもいまして、例えばゼロワンの或人です。不破諫のドラマのほうが盛り上がっちゃいまして、或人は一生懸命ですが周りで走り回ってるだけ。刃唯阿、天津垓、迅や亡(ナキ)も同じく。
ただし、そうやって或人周囲のキャラクターが立ってから、最後に或人のドラマが盛り上がる予定だったようですね。それがコロナ禍でちょっと延びちゃいまして、TV本編では描き切れなかった部分がある。そう伺って、TV本編再放送、さらに劇場版「仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」のネット放映を見て納得した覚えがあります。
翻ってゼッツの莫はどうかと考えると、やはり迷走しているような。その原因の1つが上述しました「操り人形」ではないかと考える次第。まあ、最終回まで観てみないと確かには分からないことではあるんですが。
ともかく本編ですが、前話ラストのナンバー3が無力の莫に銃を突きつけるピンチはノクスがあっさり救う。予告等からそうなると知ってはいましたが、やっぱり肩透かし感はあります。ノクスが救ってナンバー3と対峙、で引きにしても良かったんじゃないかしらん。
ノクスに対しナンバー5も襲い掛かりますが、今度は莫がゼッツルームへの通路を開いてノクスを救う。夢を管理・支配するナンバー3ですが、ゼッツルームにはコード:ソムニアの力が及ばないらしい。そこで美浪を拉致して人質とし、莫を誘い出す策に出る。
ゼッツルームでコード:ソムニアの恐ろしさをノクスから聞いた莫、余計に引き下がることはできないと感じたらしい。そこへジークが復活・登場するハプニングありまして、ジークの印象がちょっと変わったのは上述の通りです。残念ながらジークは今話では暴れてくれず。
莫は悪夢内のCODE本部に突入、迎え撃つナンバー5を制し、牢獄から美浪とゼロを救い出す。外へ出てみると、ライダーノクスがナンバー3のロードスリーに追い込まれてる。救おうとする莫ですが、既にノクスは洗脳されている。ナンバー3によれば「反抗心を吸収」ということですが、それにより「頂に立つ」と言ってまして、ラスボス宣言とみていいかも。
莫はCODE側に寝返ったノクスに殴り倒される。莫はノクスにリカバリー使ってましたが、洗脳には効かないみたいですね。勝ち目はないと見た莫、プラズマで脱出してCODE本部に突入、立ちはだかったナンバー5を制圧して牢獄から美並とゼロを救出し、ゼッツルームに戻る。ナンバー5、ロードファイブを使わなかったのは莫と正々堂々の勝負のつもりか、それとも紅覇のことで迷いが出たか。
この事態にナンバー3はノクスに「ナンバー7(莫)を始末しろ、手段は問わない」と命じる。一方、ゼッツルームで善後策を練る莫らにはゼッツがない。しかしゼロは「ドライバーの設計図なら、ここにある」と己が頭を指さす。のですけど、事の次第によってはガッカリかも。
もしゼロがナンバー3に奪われたドライバー同等を作れるんなら、つまらない展開です。初期タイプに留まる(現在の敵戦力に対し不利)なら大丈夫かも。その場合でも、カプセムしか使えない莫がドライバー奪還すべく奮戦、というストーリーに比べると期待できない。
たぶん、自分がベストと思う展開は「生身の莫の踏ん張りに紅覇が加勢して」なんだろうと思います(ナンバー5の寝返りがあるとしても、今は時期尚早)。が、紅覇は消されちゃったわけで、そういう展開はない。紅覇の代わりにゼロが作るドライバーなんでしょうね。なんで紅覇退場させちゃったのかなあ。
次回「竄める」ではノクス奪還が争点となるみたいです。洗脳解除できるかがポイントなんでしょうけど、今話を観た感じでは「ノクス、洗脳され切ってないのでは?」という気もしています(昭和ではありがちな展開)。
●超宇宙刑事ギャバン インフィニティ(第15話:パトランの決断)
どう観れば面白いと思えるか悩むゼッツの後は、いつも分かりやすいギャバンで、しかもパトランのヒーロー魂が示されるという自分好みのドラマでした。相棒の和仁淵もいざというときは踏ん張るとも分かる仕掛け。
パトランの生まれ育ちもちょっと描かれてるのもポイントで、母ちゃんですな。女手一つで育てたということをパトランはとても感謝している(夫とは早くに死別したらしい)。それゆえ親孝行したいと思ってて、それが「ギャバンになる」ということだったらしい。
見た目がロボットっぽいのでつい自分はうっかりしがちですが、パトランは異星人なんでした。ギャバン志望も、自分(パトラン)のプライドのせいと思ってただけに親孝行とは意外であり、かつ好感度高まります。
そのギャバン志望の志の高さが試されるのが今話でして、連続ビル消失事件に絡めて描かれる。ヘルボマーと名乗る人物からビル爆破が予告され、その通りに事件が起こる。幸いというべきか、爆破はビルの一部を消し去るものであり、予告を受けて退避しているため人的被害は出ていない模様。
そして次の爆破予告が届き、怜慈らもパトランらも出動する。が、パトランだけが前の事件現場で電子部品の破片を発見しているわけですな。アギに頼んで解析してもらうと、一般的な受信機であり、受信可能範囲は半径300m。ということは、爆破は時限爆弾ではなく、犯人が300m圏内からリモコン操作ということになる。
今回の現場で張っていれば、犯人を見つけられるかもしれない。それをパトランだけが知っている。仲間を出し抜いて手柄を立てるチャンス。しかし警察官としてどうなのか。とパトランは悩むわけですね。
自分は「もしパトランが手柄独り占めを狙えば、この話は次週まで続くかな」と思ってました。独り占めしようとすれば、(後でパトランも考えた通り)爆破を防ぎきることは難しい。犯人は逮捕できるかもしれませんが、怜慈が負傷するとかの犠牲を出してしまいそうです。
そういう流れだと、そこからパトランが悔いて踏ん張るとなりそうで、面白くできるはずですが尺がかなり要ります。今話の実際の流れは、一瞬迷ったが怜慈に正しい情報を伝えて協力でした。それも半ばで決断してくれてまして、あそこでストーリーの流れが決したといってもよさそうです。早めにスッキリというのも悪くない。
一瞬と言っても、パトランに期待してくれる人々を思い浮かべて悩みはしてるわけですね。最後に母ちゃんを思い出してまして、どうやらそれがパトランを最終決断へ導いた感じ。たぶん「手柄を焦って仲間を裏切り、市民を危険を晒すなど、母ちゃんにそんな恥ずかしい姿は見せられない」という気持ちなんでしょう。
このヒーローらしい決断で天運が向いたか、パトランはバックパックの怪しい自転車乗りを発見。職務質問すると逃げ出しまして、怜慈と協力して確保してみると案の定、発信機持ってたと。その逮捕劇の一連で、首席卒業での総合成績はパトランが上、運動は怜慈が上、しかし警棒術はパトランが上、とそれぞれ得手不得手がいろいろあると示されてて面白い。そうなってるから協力で力が出せる、という感じですね。
残るは爆弾のほうですが、大佐と和仁淵でビル屋上から発見。しかし犯人の恨み・悔しさ「大学を首席卒業したのに、入社試験で落とされた」が爆発しましてエモンズ発生。コイツがまず発信機、続いて爆弾飲み込んじゃう。下手に攻撃したら爆発してしまうという事態。
この制限があるためギャバン・インフィニティは苦戦、状況打開できる武装解除のエモルギア(シンペーダー)も手放してしまう。拾って届けようとした大佐もエモンズの攻撃を受けて倒れる。そこで根性の見せ時なのが和仁淵でありまして、ナレーターからも「どうする和仁淵!」でして、恐れてすくんでいた和仁淵は腹を括って飛び出したことで事態は解決。
前半でパトラン、後半で和仁淵活躍でありまして、ワニパト揃ってヒーロー魂見せてくれたことになりますな。パトランのギャバンになる計画は途上ですが、ドラマとしてはいったん休止となるのかな。怜慈に代わってインフィニティになるとは考えにくいですが、ギャバン相当の何かになるんじゃないかと思います(風波初音開発の武装スーツとか)。
それにしても、連続爆破犯人ヘルボマーの恨み「首席卒業なのに望むポジションが得られない」がパトランのギャバン志望と被っているのは面白いですな。ヘルボマーは下手するとパトランが成っていたかもしれない姿でしょう。ヒーローに対するライバル悪役がそういうタイプというドラマ仕立てはよくあるようですんで、今話限りですがパトランがヒーローとして映える仕掛けになっていたような気がします。
次回「宇宙特急大暴走」では多元地球Φ5791が舞台ということで、また別のギャバンが出てくるようですね。そこでは宇宙列車があったりしまして、銀河鉄道999みたいな設定なのかな。気になるのは「人類はデータ化され」という予告文章でして、それでどうやってギャバンが存在してるんだろうか。
Re: 5月のスレッド(2026) - K.K
2026/05/25 (Mon) 23:52:45
定期感想その2です。
●仮面ライダーキバ(第41話:ララバイ・心を解き放て、第42話:パワー・オブ・ラブ・王の怒り)
今週分では「あ!」と思わず声が出るほど驚くシーンがありまして、キングに挑んで倒された音也に駆け寄る真夜です。少なくとも過去編の真夜は常に余裕のある落ち着きを見せてまして、安心感みたいなものすら感じるほど。
しかし、倒れた音也に真夜は激しく動揺、感情あらわに叫んで駆け寄る。真夜が持っていた安心感が一瞬で消え去る感じでして、なんと申しますか、ここまで観てきて「この世界はこういうものだ」と思うようになった世界観がぐらりとひっくり返るようでした。
似たようなことがあったなと思い出したのがアニメ版「スクラップドプリンセス」です。主人公は世界を滅ぼす者とされて狙われるも、魔術師の姉が常にガードしてます。その姉というのがどんなピンチでも決して慌てず、落ち着いて対処して何とかしてしまう。
そういうのが第1話から終盤まで続くもんで「この姉が出てくれば大丈夫」みたいな気がするようになります。が、最終盤で主人公が死んでしまうと、姉がひどく取り乱して主人公に駆け寄る。そのシーンで「この姉がいれば安心」というのが一気に崩れ、曲がりなりにも安定していた物語舞台自体がぐらぐらするような不安が生じてました。
このキバでも上述の通り、真夜が取り乱して音也に駆け寄るわけで、シーン自体が似てますし、観ていて発生する気分・気持ちも似ています。普段落ち着いているキャラクターが慌てるって、なかなか劇的な効果があるようです。とはいえ、全編通じて一度しか使えない手法ですね。二度やってしまうと、「このキャラクターの落ち着きはうわべだけ」みたいになってしまいそうです。
ともかく本編ですが、今週はコミカル演出が多用されてるようでして、たぶん展開が速くて激しいからなのかも。真面目にやると「そうなるかなあ?」と疑問に思うような流れでも、コミカルにするとあまり不自然に感じません。そもそもコミカルって「そんなバカな」で笑いを取るからかもしれません。
キングから音也を殺すか、お前らが殺されるかと脅された次狼ら3人は、いったんは音也を狙う気を起こすわけですな。が、まず河原でマッサージしてやって、背後を狙ったラモンと力は10000tハンマーを振り下ろせない。もう情が移っちゃってるのがありあり。
次狼は音也の入浴中に乱入、背中を流してやると言って、やはり背後を狙う。が、「厚い友情」と音也に言われて感涙、やっぱり失敗する。まあ、あっという間にキングから指示された暗殺はコミカルに失敗すると。
しかしさすがに過去のキングが看過するわけはなく、まずラモンと力は封印されてしまう。ネット解説を見ますと2人は「彫像」にされたとあります。ラモンは確かに人形っぽいんですが、力はちょっと違うような。後の次狼の封印も踏まえますと、彫像というより武具にされてるような。もしそうなら、現代編で彼らがキバの武装となったのは、このときの封印のお蔭と考えることができそうです。
しかし、ゆりと真夜の確執は解決の目途なく続いてまして、ゆりがまたも真夜に挑んだことから大変なことに。キングと遭遇しちゃうわけですね。ゆりがイクサになっても敵うわけがない。そこへ音也が駆けつけてくるわけですが、キングの問いに音也が「俺は真夜に惚れている」と答えてしまう。
これはさすがのキングも少なからず驚いたようですが、それよりも真夜にグッサリ刺さっちゃった感じですね。このシーンでなぜか現代編で悩める渡が見た真夜の幻影シーンがフラッシュバックされてますが、未来の息子を真夜が幻視したということかしらん。
ただ、そこで現代編へ被せるようにスイッチしてますんで、真夜の幻影で立ち直る渡と捉えたほうがいいのか。そうであるとしても、真夜が自分の運命を感じた、という印象が生じたのは確かです。なかなか巧い演出といえそう。
それはともかく、キングはクイーン/真夜に音也抹殺を命じる。が、音也の「愛している」の言葉を聞いた真夜は覚悟ができてるわけですね。と言っても、キングに立ち向かうわけではなく、指示に従わないという消極的なもの。キングも認めたくはないけど真夜に愛情ありますんで、それ以上はできない。
キングは自ら音也を葬らんと襲い掛かる。力の差は歴然ですから、音也は一撃で倒れる。そこへ、上述しましたように真夜が取り乱して音也に駆け寄る。これにキングの認めたくない嫉妬心が嵩じてしまうわけですな。キングは音也に襲い掛かるも、このとき初めて表情に感情が露わになってます。
そこを救ったのが次狼でして、キングの止めの一撃は阻止。しかし、すぐに封印されてしまう。ここで、これも全編通して初めて音也が激高する。コミカルな風呂場シーンで言った「厚い友情」はもうあったわけでしたか。いや「熱い友情」と言うべきか。しかし、キング/ダークキバに過去のイクサでは敵うべくもない。
変身解除の音也はキングに捕えられ、救おうと立ち向かうゆりは真夜に止められる。が、ゆりは諦めない。土下座して真夜に頼み込みさえするわけですね。真夜にはゆりの気持ちが分からない。自分(ゆり)を捨てて他の女に乗り換えた音也になぜ命を懸けるか、ですね。ゆりの答は「音也の愛ゆえではなく、自分(ゆり)の愛ゆえ」というもの。
奪う愛ではなく与える愛というわけか。今の真夜はまだ理解しきれないようですが、何か響くものはあったらしい。おそらくは人間を遮る目的の「迷いの森」の中にあるキャッスルドラゴンへゆりを案内する。そこに音也が捕らわれているわけですね。
キングが嫉妬ゆえに一思いに音也を殺さず、じわじわライフエナジーを奪っているのが幸いして、時間の余裕はある。が、迷いの森の番人:シルクモスファンガイアが立ちふさがりまして、続きは次週ですか。この森のシーン、薄い霧とか番人とか、牙狼(特に鋼牙編)の雰囲気を感じます。共通の演出スタッフとかいるのかしらん。
現代編はだんだん深央が怖くなってきますね。しかしドラマの核は前話で恵に襲い掛かってしまった渡の逃避と立ち直り。冒頭はバイオリン作りに戻ってはきたものの、邸から出ることをしない渡から。そんな渡でも嶋護は危険視をやめず、健吾に代えて名護に対処を指示してますね。しかし名護の渡を救う決意は固い模様。
そのときちょっと面白いのが、嶋護が健吾を「(試してみたが)最低だな」と吐き捨ててることですね。嶋護がちらっと目線向けた先に健吾が隠れて聞き耳立ててたわけで、それを知っていての罵倒でしょう。これって奮起を促してるわけで、まだ試してる最中と考えてよさそう。
サガを以てしてもキバに敵わなかった太牙は焦りが生じてるみたい。過去のキングが使っていた「闇のキバの力」(ダークキバ)を母さん(真夜)におねだり。「まさか渡になんて考えてないよね?」と念押しするのが、太牙の不安を表しているようです。そうなると完全に勝ち目ないですもんね。
「闇のキバの力」を受け取るのが結婚のときということで、それに付け込んで来るのが深央ですね。なんだか闇化を深めているようでして、まず渡邸に押しかけて手料理を振舞って渡を喜ばせといて、「いつ太牙を倒してくれるんですか?」。
既に約束済みたいな言い方で顔色一つ変えずに言うのがなかなか怖い(^^;。この後、深央は真夜にも会ってキングは渡にと言うわけですが、真夜に「お義母さん」とよどみなく呼びかけたのもちょっと怖い。
渡には太牙も依然として「ファンガイアになれ」と呼びかけてくるし、すっかり反省した健吾も「もともと自信がないのをギターにかこつけたり、イクサで気張ってみせたりして誤魔化してた」と謝って来る。が、いずれも渡は受け入れられず、悩み続ける。
が、上述しました過去編との切り替わりタイミングの真夜の幻視を渡も見たことで踏ん切りついたらしい。かなりの急展開ですが、上述しましたようにコミカルシーンが頻繁に混ざったことで、なんだか受け入れる気になります。そしてビショップ/スワローテイルファンガイアはかろうじて撃退したものの、シームーンファンガイアに苦戦のイクサ/名護を救援すべくキバとなる。
渡の結論は己が人間かファンガイアかではなく、渡であろうとするというもの。これに怒るのが太牙ですね。ただ、サガでは勝てないことからメカ的な眷属(マザーサガーク)軍団で抑え込む戦術を採る。が、キバのザンバットソードには太刀打ちできませんか。
もっとも、太牙は渡を倒すつもりはない。前と変わらず親友であり弟であるわけですな。渡も同じく太牙を害する気は毛頭ない。それゆえ今回は言い合いに留まりましたが、このままではいずれ兄弟対決が避けられない模様ですね。
それでも渡は健吾とも和解できましたし、嶋護も条件付き(渡が人間であるなら)で渡を受け入れるいい方向に行きそうな雰囲気。と思ったら、嶋護に異変が起こる流れなのか。最も敵視する者になっちゃうというものですね。
しかし先に深央が不穏な行動を開始する。まず太牙に面と向かって結婚を承諾してみせる。これって「親し気に近づいてグッサリ」の策なんでしょうな。しかし、深央を疑わない太牙は大喜び。ちょっとだけ救いはありまして、喜ぶ太牙を見る深央の表情がかげるところです。やはり悔いはあるらしい。
一方、嶋護は麻生茜・ゆりの墓参りに訪れたところをサンゲイザーファンガイアに襲われて重傷を負う。致命傷に近いらしい。が、そこで太牙が善性発揮するわけですね。恨みによる確執がある嶋護を太牙は「僕なら救える」と言って預かり、実際に嶋護は前以上に元気になって帰って来るわけですね。
しかし、どうやら太牙の善意の基準は嶋護とかけ離れるものがあったようです。引き続きサンゲイザーファンガイアが出没、嶋護らは対処に翻弄する。が、サンゲイザーファンガイアの正体が嶋護になっちゃってた。太牙、深央がプロポーズを積極的に受け入れてくれて舞い上がってることも影響したのかな。「みんなファンガイアになっちゃえば、みんな幸せだよ」みたいになってるのかも。
しかし嶋護にとっては深刻な事態。渡がやってしまったように、嶋護も恵らに襲い掛かっちゃってますしね。それも憎むべきファンガイアとして。己がファンガイアとなったと知った嶋護は絶叫しまして続く。それにしても今週分は落ち着きがあったキャラクター誰もかれもひどく動揺してますね。
Re: 5月のスレッド(2026) - Shiny NOVA
2026/05/27 (Wed) 00:01:05
5月最後の定例感想です。
放送は、次回まで5月中でしょうが、感想書くのは6月頭になるでしょうから。
★ゼッツ
カプセム販促期間……なのか。
ゼッツに変身することもなく、もっと推すべきエクスドリームもしばらく使わないまま、生身で戦い抜く。
スポンサーのバンナムさんは怒らないかな、これ(苦笑)。
いや、商品としては、ギャバンの方をプッシュしている戦略かもしれませんが。電車が売れるといいねえ。
ゼッツは……エクスドリームを活躍させて、変身ベルトを売り込む戦略は放棄したらしいですな。
で、いっしょにコードを倒しに行くぜ、と仲間になった……と思ったノクスさん、勝手に勇み足で単身、スリーに立ち向かったものの、洗脳されてコードのナンバーフォーに改竄されてしまいました。
ええと、ドリームラーニングをしたエージェントは、ソムニアの影響を受けないのではなかったのか?
え? スリーの強化フォームの洗脳能力はソムニア以上なの?
とにかく、敵になったノクスさん。
いや、まあ、最初から敵で、はっきり味方になって共闘したわけじゃないけどさ。
おまけに、最近、宣伝が活性化している夏の劇場版では、「ノクスと奇跡の共闘」とか言ってるし。
ということは、TVでは当分、共闘しないのか?
ともあれ、先週、シックス(紅覇)と戦う。
今週、ファイブと戦う。
で、次週はフォー(ノクス)と戦う。
ってことは、その次にようやく莫がスリーと戦って、
さらに、ツー(レディ)との戦い、ワン(ジーク)との戦いを経て、最後にゼロと決着か?
毎週、1人ずつ莫とコードナンバーの戦いを描く流れにも思えるけどね、現段階で。
ともあれ、エクスドリームが当面、使えないので、もう一度、ゼロパパがゼッツドライバーを作ってくれる……のか?
実は、この作品に欠けていた科学者、技術者枠がゼロパパだった? つまり、デンテおじさん枠かもしれないな。
ソムニア作って、現時点での諸悪の根源になっている点が、闇菓子作ったおじさんとかぶるし。
一方、何だか幽霊みたいに復活したジークさん。
ええと、ゴーストとも、スタンドとも、言われておりますが、実はイマジンにも思える。いっそのこと、仮面ライダーギャレンに化けたりしないかなあ。
そのうち、何かのメモリアル作品で、ギャレン橘さんと、速水リブラ校長と、ジークの一人三役で登場するのも面白いかも。
でも、信用されていないので、あっさり消えて笑った。
なお、先週の次回予告では、
ジーク「呼んだ?」
スリー「貴様か」と続いたので、
ジークVSスリーになるのかな、と思ってたら、スリーのセリフはノクスに向けたものだったという。
スリーはジークの復活を知らないので、それが切り札になるのかもしれないなあ。
とにかく、改竄されたノクスさんをとっとと正気に戻して欲しいものです。
でも、改竄から正気に戻す→副作用で変身できなくなるノクスとか、そんな展開になるかもしれませんな。劇場版公開の時期になって、ようやくノクス復帰とか。
★メガテンの性格分類
ゼッツ感想からの派生ネタ。
これ、元々はD&Dのグッドとイーヴィル、ローとケイオスの2軸によるアラインメント(性格属性)ですな。グッドを光(ライト)、イーヴィルを闇(ダーク)に置き換えただけで。
これでコード(スリー)を分類すると、ローは同意しますが、ライトではなくてダーク寄りでしょうな。もしも、ライトなら、正々堂々と正面から正統な裁きを下すはず。
まあ、ナイトメアを闇だと分類すれば、コードは光なのかもしれないけど、この物語ではっきり光属性なのは、主人公の莫なんだと思います。
莫はD&D的にはニュートラルグッド、メガテン的には秩序でも混沌でもないけどライト(好青年)ではある。
スリーはローフルイーヴィルで、管理する悪魔ですな。
一方のジークはケイオティックニュートラルで、グッドでもイーヴィルでもない。光とか闇とかはどうでもいい自由人気質なんだと考えますね。
なお、D&D的には、ケイオティックニュートラルは、気まぐれで何をしでかすか分からない計算し難い属性だそうです。
これがケイオティックイーヴィルだと、ひたすら暴れ回る破壊の使徒ってところですけど、ルール無用に悪事を繰り返す魔物、あるいは魔神(デーモン)ですな。
で、ケイオティックニュートラルは、別に破壊とか悪事を好むのではなくて、善悪はどうでもいい、面白いかどうかを基準としたトリックスター的な気質なので、しかも彼が融合したナイトメアが司るのはパニッシュメント(悪事を罰する)ということで、「面白いことが大好きで、悪い奴は許せない」。
まあ、うまく利用すれば、リバイスの悪魔バイスみたいなキャラになれるかも。
ともあれ、莫が上手くジークを御することができればいいなあ、と。
★ギャバン
パトランさん、あのスーツで走ってるだけで、中の人の頑張り様を称えたい。
ブンブンジャーのブンドリオもそうでしたけど、ロボ風味のスーツは動きがかなり制約されるんで。
撮影事情はさておき、今回は捜査一課にもスポットが当てられ、パトランが別に組織の中で浮くことなく、普通に馴染んでいるようで何より。
基本的には体育会系組織で、パトランも捜査は足で稼ぐとか、現場百遍とか基本に忠実な捜査活動をしている。
これまでがイヤミなエリートムーブをしていて、アギトの北條さんみたいな方向性? と思いきや、割と母親想いの努力と苦労人スタイルの地を持っていて、
むしろ鰐淵くんのキャラの方がよく分からん。
同期なのに、どうして「パトラン様」って呼ぶの?
命の恩人とか、ドジって落ち込んでいたときに勇気づけられたりして、憧れの想いがダダ漏れているとか?
でも、パトランは資料課をバカにはしてないけど、鰐淵はバカにしている節が露骨で、金魚の糞みたいに振る舞っている。
鰐淵は同期の中で一番無能だったけど、愚直で、有能なパトランに付き従っていれば、思いがけぬ出世コースに乗れた。
一方で、優秀に思えたレイジや大佐は窓際の資料課に送られて……妙なコンプレックスでも抱いていたのか?
鰐淵くんは相当に自尊感情が低くて、それでも憧れのパトラン様が自分を引き上げてくれるなら、自分も偉くなった気になれる?
こいつ、相当に気分の上下動が激しいな、と思いながら、そのうちエモンズに取り憑かれて暴走しそうやな、と。
うん、今回はパトランにスポットが当てられたけど、次は鰐淵の背景事情が分かる話で、一肌剥けるドラマが描かれたらいいな、と。
で、次回は電脳世界における電車……ってシンカリオンであったような。メタルヒーローで電車モチーフはなくて、戦隊でも電車モチーフはそれなりにロボがあったけど、電脳との組み合わせだと……ゴーバスターズ?
999を期待したらいいのか、電王とドライブの組み合わせなのか、それはともかく、電脳世界の描写がどうなるかを期待したいと思います。