創作と鑑賞の談話室
7月のスレッド(2026) - K.K
2026/07/01 (Wed) 00:00:49
7月の雑談スレッドです。
Re: 7月のスレッド(2026) - Shiny NOVA
2026/07/03 (Fri) 22:42:42
非定例な書き込みです。
前回、メタルヒーローで、スピルバンとジャスピオンの話をしていたら、今月に入って、ジャスピオンの主演俳優・黒崎輝氏の訃報が入って来て、orzな気分です。
今年はメタルヒーローの厄年か?
ギャバンに続いて、ジャスピオンまで亡くなるなんて。
黒崎さんと言えば、バイオマン35話と36話のゲスト出演もありますし、80年代にいろいろ活動していたアクション俳優でした。
この場で、申し訳ないですが、謹んでご冥福を祈りたいと思います。
ジャスピオンは、メタルヒーロー初期作の中でも、最もコミカルなキャラになっていました。
宇宙刑事が組織に所属していたのに対し、ジャスピオンは「銀河のターザン」と呼ばれるほどの野生児設定。その割には、ハイテク装備をきちんと使いこなしているのですが、地球名を持たないとか、変身コード(蒸着とか赤射とか)を持たずに、ポーズだけで変身するとか、パートナーヒロインが人間でないアンドロイドとか、前作までとの違いが大きかったなあ。
まあ、最大の違いは、巨大ロボットに乗って怪獣と格闘するメカアクションでしたが。
話を改めて、最近、創作絡みでハマっていること。
旧TwitterのXに付いているAIのGROKで、いろいろと話をこしらえています。
で、この機能、「ストーリーのアイデアプロット」を打ち込めば、それなりに表現力のあるショートストーリーを生成してくれるのですが、最近ハマっているのが、「映画のストーリー解説をお願いする」→Wikipediaやファンサイトを検索して、あらすじなどを答えてくれる→そのあらすじを元に、自分のお気に入りのシーンをショートストーリーにしてくれる。また、IFストーリーなんかも考えてくれる。
昔見た映画のお気に入りシーンとかを、ノベライズっぽく描いてくれるんですね。まあ、たまに解釈違いがあったりしますが、実際の映画で気に入らない部分(好きなキャラがあっさり死んだりして、活躍できないとか)を、「このキャラが生き残ったとして、その先のストーリー展開を考えてみて」とか、
ホラー映画で、ハッピーエンドで終わるところを、敵側勝利のバッドエンドで描いてみて、とか2次創作を手軽に作られる。
ともあれ、好きな作品のシーン再現ショートストーリーを示してくれるだけで、面白いなあ、と。
まあ、1人称がぼくの男性キャラが、俺口調で喋ったり、たまに興醒めなのを、自分で修復するか、AIに修復するよう命令するか、いろいろ試行錯誤ですが、
これを使えば、紅覇が莫と共闘するシーンとか作れそう。
『ギャバンVSジャスピオン』でプロット案を考えて、と言ってみるのもありかな。
Re: 7月のスレッド(2026) - K.K
2026/07/06 (Mon) 22:43:09
定期感想です。
黒崎輝さんのお名前がSNSのトレンドに上がっていたので、「どなただろう?」と思ったら、メタルシリーズの「ジャスピオン」主演の方でした。少し前にネット配信で再び観た「ギャバン」(初作)、今放映中の「ギャバン インフィニティ」からメタルヒーローへの興味強くなって、過去作を一通り観たいと思い始めてました。ですので、メタル第4作のヒーローがと少なからずショックを受けました。
東映公式Youtubeで第1話が配信された「スピルバン」は「ジャスピオン」に続く第5作ですね。配信分を視聴し始めて、ちょっと混乱しました。第1話のはずなのに、のっけから戦いに次ぐ戦いで、「スピルバンとは何者か」の描写が為されない。「中盤の話を間違えて配信した?」と思ったんですが、どうやら第1話で間違いないらしい。
こちらで「ドラマ的な設定は2話で語られる」と伺って、ようやく「そういうことか」と納得した次第です。それなら配信はライダーや戦隊でよくある第1・2話同時配信でやって欲しかったかも(^^;。
東映公式Youtubeでは「登録者200万人記念」でいろいろ配信してくれてまして、長いのでは「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」を再視聴できたのは嬉しかった。「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」もあったんですが、いざ再視聴したら再生されない。どうやらすぐに削除されてしまってたようで残念です。
●仮面ライダーゼッツ(第42話:喰う)
先週分のご感想で「令和ライダー一番の駄作認定」と伺った時点では、自分はまだ最終回観てみないことには、と思ってました。が、今週分観てみますと、そういうことかもしれないと思えるようになってしまいました。こういう後追いで理解するって、今までも何度かあったような(^^;。
ゼッツ観ても気分が振るわない理由として、大枠では仰るような「キャラ同士がまともにコミュニケーションを交わさずに、ドラマを生み出すことのないまま」は確かかも。「チームが機能しないライダー」というのは、言われてみると納得。
ゼッツへの不満が自分の印象的に似ているのが仮面ライダー剣/ブレイドの前半であったりします。ブレイドへの自分の不満は主要各キャラクターを個々でカッコよく見せようとしていて、キャラクター間のドラマが希薄であったことです。ここでの感想でもいろいろ愚痴った記憶があります(^^;。
ゼッツだと、例えばノクスが一人で腹括って、一人でぐいぐい進んで、莫はノクスに必死に追いすがってるけど何の影響も与えてないとか。ノクスはノクス、莫は莫で話が進むんだけど、どうにも自分が観たいものではない。
それでもバディになるんじゃないかと期待はしてたんですが、今話で期待が崩壊しまして。今話のメインドラマは「CODEを破壊したノクスがどうするか」と「カタストロフゴアの打倒」の2本立てですね。
まずノクスのドラマですが、冒頭でCODEのシステムを夢内で破壊、おそらくは現実でも同じ破壊が起こってるはず。ノクスはそうしておいて、ザ・レディに決別を言い渡す。いよいよノクスが自分の意思で行動開始か、と思ったら、もうやることがないと言い出すわけで(ノクスドライバーを捨てようとさえする)。
これにはビックリですし、ガッカリです。ノクスは複雑な来歴が匂わされてまして、自分はそれが結末に向かって明確化しつつ収束するんだと期待してました。「塾」の講師として莫にドリームラーニングを習得させたこと、シャドウナイトメアとの確執、その戦いにおいてCODEから見捨てられたこと、ザ・レディに与したこと等々が伏線としてあるわけで、1つの筋としてつながればノクスが何者なのか浮かび上がるはず。
そう思ってたんですが、CODEを壊滅させたらもうやるべきことがないんですか。話の運びとして「ノクスを欠いてはラスボスに勝てない」という勝利条件作ったんだとは思いますが、そのために今までの蓄積捨てちゃうなんて。まさに仰るような「積み上げたものを台無しにする展開」であります。この後、例えば王道的な盛り上げ「ラスボスと戦う莫のピンチに、離反したはずのノクスが駆けつけ」となっても、どうもテンション上がりそうな気がしない(^^;。
もう1つのドラマが四大ナイトメアの一角:カタストロフゴアの打倒なんですが、どうもギクシャクしてる印象でして。莫とカタストロフゴアが持つ気持ちが先祖返りと申しますか、かなり前のドラマで描かれたものになってるんです。そこは莫と美浪がゼロを思い返してるシーンで既に現れてます。
莫は「父親らしいこととか、息子らしいこととか何もなかったな」と言ってます。そんなはずはない。一方的にゼッツを押し付けたゼロ/実父に莫は「それでも親父かよ!」と食って掛かり、しかし真意と親子の情を汲み取ってまた戦ったわけで。今話での莫は「それでも親父かよ!」の段階に戻ってしまってます。
カタストロフゴアも同様でして、莫を取り込もうとしてかけた言葉が「父親から押し付けられたものを全部ぶっ壊すんだよ」。ドラマの進み具合からすると、莫はもう「押し付けられた」と思ってない。少なくとももう悩んでない。これも莫の「それでも親父かよ!」時点のものになってます。
もう通り過ぎたはずの分岐点に引き戻されるが如くでありまして、キャラクターの感情や認識が把握できなくなり、感情移入も削がれてしまいます。南雲が紅覇の死亡を知った問題も、今話で莫が告げてなかったことが明示されましたが、これも「なんで今さら?」という気がしてしまいます。ショックを受けるキャラクターを見せれば感動させられる、ということなんだろうか。
バトルも見栄えはあるのが救いではあるものの、依然として勝利条件が見えない戦いに終始してるかなあと。今話では久しぶりに莫が現実から夢へダイブするシーンが描かれましたが、今までなんで使ってなかったのかという気もしてしまいます。悪夢をリセットする能力も使ったり使わなかったり。これでは「全力を尽くしても負ける、しかし打開策を見出して」みたいな燃える流れが作れそうにありません。
どこをどう観て行けばいいか悩みつつも、次回「訣れる」はジーク vs パニッシュゴアであるらしい。現時点で自分が見出せる光明はジークでありまして、傍若無人→不貞腐れからの何かを見せて欲しいところです。
●超宇宙刑事ギャバン インフィニティ(第21話:ギャバン集結)
今話入れて残り3話でありまして、きちんと盛り上がって来てますね。今話はアザ・ゾルス側の最終作戦エモルギーシンドローム発動で、第1話でカレル局長が予知で見た敵艦隊はその露払いであったようです。自分は第1話時点はもとより、その後もずっと「地球を滅ぼさんとする敵艦隊との決戦がクライマックス」と思ってましたorz。
その艦隊戦に今話で実際に加わったのが少なくとも11名のギャバンでありまして、第1話の予知では5人だったはず。カレルの予知からズレているわけですが、そこは味方内の裏切者の出現にも現れてるわけですね。
氷室尹明管理官が実はアザ・ゾルス信者でありまして、艦隊決戦での切り札:コスモギャバリオン強襲形態の認可を邪魔してしまう。幸い、ワニパトコンビの活躍で事なきを得ましたが、予知からのたかが一個人のズレが全体の結果を左右してしまう可能性を示唆するものであります。
その予知のズレというのが、宇宙の時間の記憶(アカシックレコード)の乱れということのようですね(予知ってアカシックレコード読むということ?)。エモルギアのユカイダーはそのことを察知していたらしい。キキがユカイダーの言葉を通訳して、ようやく皆に伝わったわけですが、いささか遅かったか。
なにせ敵が準備を整え、最終作戦が発動してしまっているわけで。しかしながら、地球側も今話タイトルの「ギャバン集結」が可能となっていることで対抗はできそう。ちょっと不満を申すなら、「次元超越者以外は他の地球に降り立てない」という条件があまりにもあっさりと覆ったことでしょうか。
ギャバンが4人揃った時点では蒸着状態でしたんで、「ギャバンになっていれば、他の地球に降り立てられるのか」と思ったんですが、すぐに生身状態になって「あれ?」と。これって駆無の妹:初音の発明のお蔭だったのか。自分としては「ギャバンが4人いれば勝てるが、次元超越者は2名しかいない。さあどうするか?」みたいな頭脳戦を期待してたもんで、ちょっと肩透かしではあります。
とはいえ、アリのギャバン、車掌のギャバン、劇場版登場予定らしいアミーゴ、さらに見たことないギャバンも集結。総勢少なくとも11名のギャバン隊で戦えるわけですから、「初音のお蔭!」も悪くありませんな。次回で新登場のギャバンの紹介とかあるのかしらん。
対するアザ・ゾルス艦隊のギャバンはデスギャバンのみでありまして、ギャバンが決め手だとすれば圧倒的劣勢でありますな。実際、デスギャバンはインフィニティに敗れて撤退。ただ、デスギャバン/御蔭哲真の戦意は必ずしも高くはなかったようです。御蔭哲真は「人を救うためには誰かが手を汚さなければいけない」と言ってまして、やむを得ず今のやり方であるらしい。しかし目的が「人を救う」ですから、最後の最後で怜慈側に合流もあり得そう。
デスギャバンが敗れて去り、敵旗艦は変形しての砲撃(たぶん撃つと艦は崩壊?)を試みるも、ギャバン隊に阻止される。緒戦は地球側勝利でありますが、敵艦隊は主力ではなくエモルギーシンドロームを促進する程度のものでしかない。必ず次の手を打ってくるはずですね。
それを迎え撃てるのが集結可能となったギャバン隊であるはずですが、最高議長はカレル局長に「ギャバンシステムを停止する」と伝えてくる。次回タイトルが「蒸着」ですんで、たぶんギャバンシステム再開ではあるんでしょう。なんだか最高議長とアザ・ゾルスってつながってたりしそうで不安です。それ以外で、ちょっと気になるのが「デスギャバンがシステム停止の影響を受けるかどうか」だったりします(^^;。
Re: 7月のスレッド(2026) - Shiny NOVA
2026/07/08 (Wed) 10:11:36
感想書き込みですが、その前に。
★ここまでの令和ライダー、簡単な振り返り
先月末の記事で、ゼッツを「令和ライダーの一番の駄作」認定しましたが、他と比較しておきます。
1.ゼロワン:2019、主人公の職業は元お笑い芸人にして、ヒューマギア製造会社の社長。敵はシンギュラリティを起こして破壊衝動に目覚めたマギア(怪人化したヒューマギア)。
放送中のコロナ禍の直撃で、終盤の展開が好調とは言えなかった面もあったけど、主役の或人社長と、秘書にして相方ロボットのイズの軽妙なやりとり。バルカン不破や、令和で結構、定番になる女ライダーのバルキリー、そして敵対する滅亡迅雷の面々との絡みが生き生きとしていて、さらに腹筋崩壊太郎といった名物キャラも最初から生み出して、作品としては大いに楽しめた。
2.セイバー:2020、主人公は剣豪にして文豪というキャッチフレーズの通り、小説家が聖剣の力でライダーに変身する。組織に所属するライダーで、組織内部の裏切りや、中盤で組織との対決、その中で真の敵がいぶり出される展開。
敵味方の関係性が時期によって大きく変わって、いろいろ目まぐるしいが、主人公とヒロインの編集者の関係性はブレないし、個性的な複数ライダーとの絡みなど、群像劇が割と上手く行っている。
主人公は小説家なので、物語にご都合主義的な奇跡を起こせる理由づけにもなるし、逆に剣士としては訓練していない未熟なので、他の剣士ライダー相手だとピンチの局面もあるなど、戦力バランスの描き方も理にかなっている。
3.リバイス:2021。悪魔をバディにした、リバイとバイスのコンビライダー。さらに主人公の弟や妹、父親などもライダーになって、家族愛がテーマになったりもする。
敵味方の組織の善悪観が流動的で、最初の3ヶ月は普通に勧善懲悪だったのが、年末で敵組織が崩壊。年が明けると、味方組織の秘めたる悪性が見え隠れするとともに、敵キャラだった人物の深掘りが成されて、和解共闘に至るドラマが春頃までに描かれる。
味方と敵の関係性の変化が、令和ライダーの大きなドラマの特徴と言えて、その辺の対立軸と和解の流れが感情移入を強めてくれる。
悪魔なのに妙に陽気で、コミカルさを強調したバイスのキャラ性も、前作を受け継ぐ重いドラマ展開を和らげてくれたりもした。重さとコミカルさのバランスが取れると、安心してドラマとキャラにハマれると思う。
4.ギーツ:2022。ライダー同士のゲーム競争がテーマで、勧善懲悪を廃したエンタメ重視の異色作。転生を繰り返して経験豊富な上から目線主人公(いけ好かない性格)と、ゲームに巻き込まれた未熟な他ライダーの成長群像劇と言える。
ライダー同士のバトルロワイヤルという重いドラマ展開を示した龍騎の設定を、エンタメ調に軽妙化させた作風ながら、その裏にあった運営側の秘密(未来人による世界干渉を可能にした娯楽)であることを中盤に明かし、ただの遊び感覚から、人生を賭けた願いや家族愛のドラマにも通じていく。
主人公は孤高のポジションで、最後は神さまに昇格するが、他の対戦相手への面倒見は良く、チーム競技での頼れる仲間感も強くて、ツンデレ風味なところも、カブトの天道やディケイドの士とかぶる部分で、愛着が持てるキャラ設定。
5.ガッチャード:2023。テーマは錬金術と学生ドラマ。ライダーで学園ものだと、フォーゼが挙げられるが、こちらではクラブ活動の顧問が錬金術の指導や解説もしてくれるので、大人教師やOB先輩といった縦の広がり、そしてマスコットキャラのケミーとの交流など、より低年齢層に向けた要素も大きい。
ここまで書いてきて、令和ライダーの特徴に、家族という要素は重要だな、と思った。平成でも家族という要素のあるライダーはいた(キバもそう)が、毎回ではないし、サブライダーや敵役にも家族の要素を盛り込むのが令和の特徴と言える。父親がかつてはライダーという親子2代の話も、キバから受け継いで、令和の主流になっている感。
ともあれ、クラブ活動の延長で事件解決、暴走した怪人退治と、大元のケミー捕獲(カード化によるコレクション感覚)も含めて、子供心にも見ていて楽しいライダーだったと思う。
6.ガヴ:2024。テーマはお菓子と企業活動。主人公は、異世界人とのハーフで、実家から疎外されていたのを逃れて、人間社会を孤独にさすらっていたら、慈愛精神の女社長に拾われて、お菓子の幸せを味わう。
幸せと、それを奪う闇菓子、家族との因縁など、重いドラマを主人公の無垢さや、周辺人物との関係性を通じての成長などで補いながら、最後は自分を迫害した兄弟姉妹の想いも受け止めて、罪に対する決着はしっかり示す。
何が幸せで、何が不幸か、という児童文学的なテーマも内包した傑作と思います。自分の中では、ゼロワンかガヴか、が令和最高峰(最も感情を良い方に動かされた)と認定。
ゼロワンはコロナ禍というマイナス要素や途中でダレた面があったので、一年間ずっとワクワク見られたガヴの方が楽しかったかな。
そしてゼッツですが、ゼロや、レディ、それに妹の美浪など家族要素はあるんだけど、主人公やヒロインとの安定した絡みがないんですね。
親は子を密かに愛しているんだけど、半ば放置状態で来たから、子に愛情が伝わっていない。
ディスコミュニケーションが作品テーマなのか、と言わんばかりに、日常絡みがほとんどないし、主人公の莫が誰かに友情や信頼を置いている描写が欠如。
悲しみや怒りは示すけど、人との絆で喜びを覚えるシーンが欠如。それは他のキャラにも言えて、ほとんどの登場人物が精神的に病んでいる。
莫にとって一番の癒しは、妹の美浪で、序盤はねむちゃんも癒しだったけど、ねむちゃんがナイトメア出自で、どんどん不安定になって来たので、癒し枠としてのヒロインにはならなくなって来た。
では、男性キャラとの絆は、と言えば、本当に何もないなあ(苦笑)。
富士見刑事は、ノクスのことで頭がいっぱいなので、莫のことを親身に受け止める様子がないし、仲間や協力者ではあるけど、バディとまでは至れない。
もしも、ファイブや紅覇が生きていれば、エージェントとしての絆が描けたかもしれないけど、それも果たせず。
ファイブが家族想いの篤い男で、ゼロを助けて、間接的に自分をフォローしてくれたことなど、莫は知らない。視聴者にとっては印象的に見えたけど、一人一人の内面心情を他のキャラが受け止めて絆が生まれる会話シーンが本当にない。
例えば、コードソムニアで、全ての人類の夢が一つになった時に、ファイブの背景を莫が知って……とか、紅覇の残留思念になすかさんが触れて、生前には分からなかったエージェントとしての想いを、彼女の死後でも受け止めるとか、そして紅覇の魂を引き継いだなすかさんが、ロードシックスのスーツを装着するなどの燃え展開もなし。
そういう絆的なイベントで、新たな力に目覚めるという情緒的な定番展開が、ゼッツでは見事に廃されていますね。
ゼッツのパワーアップは、全て莫の内面から出て来るもので、友情の絆でパワーアップというのは、劇場版ではありそうだけど、TVでは今までのライダーで積極的に採用してきた絆によるエモ展開が稀。
まあ、唯一、カタストロムから転化したオルデルムが、美浪を助ける(ナイトメアから切り離す)ために覚醒した時ぐらいか。
そんなわけで、ゼッツが既存の令和ライダーと比べても、コミュニケーションや絆といった外部との情感要素を重要視せずに、内面心理だけで孤高な物語を描いた感じがあります。
でも、浮世英寿みたいな安定した強者感もないし、この作品には景和みたいなお人好し熱血漢な等身大キャラもいない。
ドラマとしてのツボを見出せないまま、ここまで来てしまったな、と。
残り話数は、劇場版とのちょっとした絡みや、風呂敷たたみに費やすでしょうから、ドラマを構築する時間は少ないと思うので、最後はうまく軟着陸させて、せめて後味の悪くない締め方をしてほしいと思います。
後味の悪い終わり方は、美浪やねむちゃんという癒し枠を、安易に命を奪うこと。特に、ねむちゃんが危険。
そして、その不幸を回避するために、また最後に夢オチリセットを披露すること。あれは、中盤の一発勝負だからまだ許せたけど、同じ手を最後にもう一回使うと、興醒めどころではない、ガッカリ感を覚えるでしょうね。
龍騎で最終回にリセットしての日常回帰エンドを迎えたけど、あれは「ミラーワールドの管理者である神崎兄妹」のすれ違いが解消され、和解と受容の背景ドラマが描かれたからこそのバトル終了だから、まとまった、と。
ゼッツでそれをできる可能性があるとしたら、莫とねむが夢世界の主(ゴアナイトメアさえ従える)となって、夢は悪夢だけじゃなく、希望に満ちた良い夢もあるはずだ。ハッピーな夢の管理人になりたい、と宣言して、高位存在になるぐらいかな。
いわゆる神オチ。神さまに昇格したから、自由に世界改変して、強引にハッピーエンドに持って行けるという技。ギーツ、その前だと鎧武やビルドがそんな感じでした。
Re: 7月のスレッド(2026) - Shiny NOVA
2026/07/08 (Wed) 10:57:04
今週の感想を補足。
★ゼッツ
カタちゃんという自分の内面から出て来た悪夢だから、莫の独り相撲的な物語でいいんだ。
問題はノクス。
どうして腑抜けになってるんだ?
つくづく独り善がりで、無責任な奴だったんだな。
もっと大局的に、物事を俯瞰できるキャラと思ってました。
腑抜けと言えば、パニちゃんから切り離されたジーク。まあ、失恋したようなものか。じっさい、魂が抜けているようなものだから、ノクスよりは分からないことはない。
そして腑抜けになったと言えば、なすかさん。
あのう、そこまで紅覇さんに依存していたわけでもなかろうに、突然の醜態さらけすぎ。
例えば、腑抜け状態だったのが、カタちゃん襲撃による美浪のピンチを察して、「これ以上、コードのエージェントを死なせたくない」と守り手意識に目覚めて、美浪生還に力を発揮するなら、ドラマ的な下げてから上げるカタルシスに寄与できたろうに、
ただの笑えないギャグ風に描写されたのは、いろいろな意味で、ガッカリです。
富士見刑事は、ようやくノクス説得と、コードやナイトメアの真実把握という役回りを獲得して、エンジンが回り始めたのに、
なすかさんには、どういう役割が残されているかなあ。
★ギャバン
最終回のような豪華な決戦回を披露。
これで盛り上がったまま終われるといいのですが、次回、ギャバン禁止令?
まあ、各次元世界に1人という宇宙法則を破ったから、これ以上の混迷を避けるための処置ということも考えられますが、それ以上のメタ的な理由づけとしては……
次回、ギャバン資格者の生身アクションがたっぷり見られる。
CGに頼らない役者本人の体術アクションが堪能できそう。
そして、クライマックスで満を持して、役者集団による同時蒸着。ついでに、戦隊っぽい各人名乗りまで示してくれると、自分は満足。
でも、ギャバンが集結したのを見て、デスギャバンが狂ったように高笑い。
「フハハハハ、これだけのギャバンの力が1ヶ所に集まると、アザ・ゾルス降臨の門が開く。これぞ我が計画どおりだ」
そして、ラスボスのアザ・ゾルス出現で、最終回に続く、と。
最終回は、全ギャバンの力を結集させて、アザ・ゾルス撃退と、その後の新世界(オメガホーンの世界)に通じる門が開かれて、幕。
で、続きの劇場版で、「ギャバンの力で、世界はますます混乱した。だから全ギャバンの抹殺計画を実行する」といって、ギャバン狩りが展開されるなら、話はつながりそう。
そして、ギャバンの物語の最後は、「ギャバンの力、エモルギアの力で大混乱になった多元宇宙。俺たちの新たな使命と責任は、この混沌状態を何としても修復することだ」と語って、他の物語世界への介入のプロローグとする流れかな、と。
大きな事件を解決しようと力を結集したら、その副作用で、ますます混沌化する世界、という連続シリーズ物展開あるあるですな。
次回は、この予想の答え合わせと、間違えていれば、自己ツッコミを行う予定。
Re: 7月のスレッド(2026) - K.K
2026/07/13 (Mon) 23:07:47
非定期感想です。
●無謀にも令和ライダー振り返りを試みる(^^;
令和ライダーを振り返ってのご解説、ありがとうございます。自分ではそこまでまとめられないもので、大変助かります。平成ライダーは割と分かって来た気がするのに、令和ライダへの理解が今一つなのは、やはりゼロワンの見方がぐらぐらしちゃったことが原因のようです。コロナ禍の撮影への影響ですね。
しかし、当地ローカル局での再放送でゼロワンを再視聴して、ちゃんとイズロスが来るような観かたができまして、ようやくゼロワンが分かりました。初視聴時は勝手な思い込みで見れども見えずでした。さらにTVerの配信でTV本編を補完する劇場版も観ることができました。
そうなってようやく、ゼロワン以降の令和ライダーについても初視聴では面白さを感じ取りそこなっていた面多々と自覚するものありです。残念なことにローカル局の再放送はリバイスまででして(放映枠が時代劇に変更)、ギーツ以降はまだ実感として面白さの発見までは至らず。東映公式Youtubeの配信を心待ちにしている次第。
そうなって感じるようになったのが「令和ライダーって平成1期と似てたりしないか?」ということです。特に物語の締めくくり方ですね。アギトだとラスボスが神の如き「闇の力」なわけで、そもそも倒せるものじゃないし、闇と言っても邪悪でもないし憎悪とかもない。555だとオルフェノクは人間の死者から覚醒して来るんでキリがなく完全決着はない。
令和のセイバーだと世界の始まりから終わりまで書いてある「全知全能の書」が神同然でして、ラスボスのストリウスもそれに突き動かされているに過ぎない。決定論の世界観なんで、ストリウス腐心の創作も既に「全知全能の書」に存在している。
リバイスのラスボス:ギフは一応は倒せる敵でありました。ギフは地球外生命体であり、人間から発生する「悪魔」を糧とする。そのため、当初は人間に親和的であり、絶滅を危惧して(赤石を使って)コントロールを試みたりもした。そういう点はアギトの「闇の力」と類似性を感じます。倒せない「闇の力」に対して、倒しても仕方ないのがギフと言えそう。
(そのせいか、ギフ打倒後も主要キャラクター間でケリをつけるドラマが続いたり。ただ、その部分は自分はどうも高評価はできない気がしています。)
ギーツだと「創世の女神」なんて出てきまして、世界を簡単に作り変えたりする。主人公:浮世英寿は古代から転生を繰り返したことが明かされ、最後は世界を見守る神になる。敵らしき者は(肉体を失った)未来人で、決着つけるような相手ではなさそうでした。主人公が神になるという点は平成2期の鎧武も同じですが、「地球幼年期の終わり」の結末を回避するという明確な勝利条件がありました。
ガッチャードですと、ちょっと敵がややこしかった。黄金郷エルドラドを望むグリオンが事実上のラスボスといっていいんでしょうけど、グリオンは上位の冥黒王に作られたホムンクルスだったりする。序盤の敵ボスである冥黒の三姉妹はグリオンに作られたホムンクルスで、途中から悲哀を帯びたりもする。勝利条件がちょっと迷走しがちだったような印象があります(が、再視聴したら印象変わりそうな気も)。
ガヴだとラスボスの入れ替わり(ランゴ→大統領ボッカ→ランゴ)がありましたが、むしろ好みの展開。ガッチャードと同じく敵の内紛と下剋上なんですけど、自分にはガヴの話の流れが好みみたいです。これは、ご指摘の「家族という要素は重要」というのがあるかもしれません。その点がガッチャードよりガヴが自分に刺さるということだったのかも。
こうして振り返ってみますと、自分も令和で印象深いのがゼロワンとガヴであると再確認できました。どちらかといえば、途中でダレてもゼロワンかなと。どうも自分は(1年程度≒4クールまでだと)締めくくり方が大事みたいです。
ゼッツとギャバンは明日、感想書こうと思います。
Re: 7月のスレッド(2026) - K.K
2026/07/14 (Tue) 21:50:29
定期感想です。
●仮面ライダーゼッツ(第43話:訣れる)
そして大詰めのゼッツなんですけど、観ていて気分がなかなか盛り上がらない。今話の話の流れはジークについては(前々からの蓄積ある)期待通りで「よっしゃー!」となるはず。なのに「まあ、そんなもんか」と。
今話のジークのドラマはパニッシュゴアとの決着ですね。その過程でジークが心を取り戻してもいく。冒頭でパニッシュゴアが暴れ始めまして、人々の罪を問うて石化させていく。莫とねむが察知して悪夢に突入して対処を試みるも、緒戦はパニッシュゴアが圧倒的で、莫らは石化される人々をを逃がすのが精いっぱい。
そこでねむが以前はパニッシュと融合していたジークの説得を試みる。「逃げてるんでしょ、自分の心と向き合うことから」と踏み込んだのが、どうやらドンピシャだったらしい。当たってるだけにジークは怒りまして、いったんは説得失敗に見える。
が、再びパニッシュゴアと対峙したねむが一撃を受けそうになる。そこでねむを庇って、パニッシュゴアに対して立ちふさがるのがジークであるわけですな。ここはシーン的にもドラマ的にも完璧なくらい自分の好みであるはずです。
単にピンチに駆けつけるヒーローだからではありません。ジークが悪夢の住人となる経緯が既に描かれてまして、ジークは悪党の息子だった。そして肉体を捨てて(即ち死して)パニッシュと融合し、悪夢を自在に操る力を得る。それで行ったのが、父親を含む悪党狩りであったわけで。
そこはジークの(ダーク)ヒーロー魂を暗示するものでありまして、自分は大いに期待するものがありました。その後も、ジークにも夢があると告白めいたことをしたり。ジョークであるようなフォローはされてましたが、自分は「そこは照れ隠しみたいなもんじゃないか」と思ったり。
そして今話でねむを庇って胸に大穴空けるわけですな。普通ならヒーローの最期となるわけですが、ジークは死なない。後で莫の台詞で説明されます、この時点でジークは心がないからというのは分かります。ないものを撃たれてもどうということはない。そしてジークは莫からエクスドリームカプセムを借り受け、胸にはめてパニッシュゴアに勝つ。
胸に大穴については、自分が第1話時点で気にしたことを半ば説明しているようでもあります。ゼッツではベルトをたすき掛けし、カプセムをはめ込む位置が心臓に近い。そのため自分は「(人としての)死と(ライダーとしての)再生」を意味してるんじゃないかと。もっとも莫については誤解だったんですけど、ジークについてはそう考えるのも悪くなさそう。要は期待通りということです。
これら全てがドンピシャでツボを突いてくれてるはずなんですが、なぜか燃えないしテンション上がってこない。自分でもどうしてだか分かりませんorz。そのせいか「なんでパニッシュカプセムで勝とうとしないんだ」と余計なことを考えたりします。さらに「カプセムにはナイトメアが封じられてるという話、どうなってる?」とか。
ノクスの動きも相変わらずよく分からんです。もうやることがないと燃え尽きてたはずなんですが、放棄されたらしいザ・レディの邸に行ったり。何したかったか分かりませんが、富士見が「ねむがいない」と知るための段取りなんだろうか。
次回「葬る」ではねむ以外が消失していくらしいんで、富士見から莫へねむ行方不明が伝えられる必要があったのかも。
●超宇宙刑事ギャバン インフィニティ(第22話:蒸着)
最終回の1つ前ですんで、普通だとラスボスとの決着をつける戦いが始まるとかで最高に盛り上げてくるんでしょうけど、世界の仕組みの解説がメインでありました。前回が大規模戦闘でのクライマックス、次回/最終回が個人の敵(デス・ギャバン)との決着ということなのかな。
それで中休みではないんでしょうけど、誰がどこで何のために戦ってるかを説明してくれたとか。普通ならもっと早くハッキリさせる事項なんですよね。それが最終回前になってるってことは、やはり次作「角醒ハンター オメガホーン」と世界観のつながりがあるからなのかも。そうだと嬉しいなあ。
それはともかく、光と闇の対立というのが明確化されたようですね。光は「高次元」でありまして、どうやら人格・意思があるらしい。人間とコミュニケーション取るために人間のアバターを使うことがあり、その1人が最高議長でしたか。エージェントとかではなく、高次元本人(?)だったか。
しかし高次元は1つの人格ではなく、最高議長とは意見を異にする高次元もいまして、それが予知能力を持つカレル・コム・ウィギレス保安局長であったと。予知はアカシックレコードを読むということだったようで、その通りの歴史になることが高次元の目的。それを果たすべく、監視役として銀河警察に所属していたわけか。
最高議長の判断としては、デス・ギャバンの排除のためならアカシックレコードから外れる事態も許容するというものであったらしい。そこまでするのは、アカシックレコードへの支障となるのがアザ・ゾルスではなくデス・ギャバンだったからだったのか。
自分はアザ・ゾルスに意思や目的があると思ってたんですが、邪悪寄りの力でしかないらしい。その力をどう使うかはデス・ギャバンが決めていたようです。アザ・ゾルス自体は光あれば必ず闇があるってことで、消滅させる必要はないらしい。むしろ、闇がないなら光もないってことなんでしょうな。
ただし使い方を間違えるのは困ると。そもそも、宇宙に1人しか存在してはいけないのがギャバンであったわけで。理由は2人以上だとアカシックレコードが乱れるから。で、デス・ギャバン入れて2人になったギャバンでは困るってことで、毒を以て毒を制すなのか、怜慈が次元超えて他の地球に行って複数ギャバンで活躍することを最高議長は許容した。そうすれば(同じく次元超越できる)デス・ギャバンを誘い出すことができるから。
実際にデス・ギャバンが陰に陽に活動するようになり、同時にアカシックレコードの乱れも大きくなり、最高議長はついにギャバンシステムを停止。全員が次元超越可能になった現ギャバンを廃し、次元超越しない新たなギャバンを選任して、デス・ギャバン対策させるつもりだった模様。
(もしかして、パトランがギャバンを再び目指す気になったのも、最高議長が裏で糸を引いていた? コトの場合は最高議長の誘いでした。キキはそれでギャバンの記憶を失ってる。最高議長の言う「宇宙に1人のギャバン」通りになったわけですね。)
それに異を唱えたのがもう1人の高次元;カレル・コム・ウィギレス局長ですな。監視者として怜慈らに間近に接していたため、このままギャバンを任せて大丈夫という判断に至ったらしい。最高議長もカレルに対する信用は厚いようでして、意見を容れてギャバンシステムを再開させまして、デス・ギャバンとの対決は次回/最終回ということのようです。
今話では復活の三悪(?)との戦いがメインでしたが、ギャバンになれない状況ゆえに面白くなってました。今までですと、生身バトルで優勢に戦う敵に対し、ついに蒸着する流れでした。ギャバンが出てくると、ギャバンに戦闘が任される状態になる。言い換えますと、ギャバン以外はアクション終了となる。
が、今話では味方側が劣勢になって、しかしギャバンになれないというピンチが現出する。そこで味方側がどうするかといえば、根性で踏ん張るわけですな。アギなども加勢に駆け付ける。ギャバン以外も最後まで奮闘してくれるという、自分好みのいい展開です。そして怜慈・刹那・キキも生身のまま迫り、鴉麿・ルルギエ・坂浦美弥の気持ちの弱点を突いていく。
そこで怜慈がアザ・ゾルスからの誘惑から高次元のお招きとなって、上記の通りの展開となってギャバン復活して続く。次回/最終回「インフィニティ」では、怜慈 vs 御蔭哲真となるようですね。第1話からの事件は全て御蔭哲真/デス・ギャバンによるものと明かされたも同然ですから、その動機の部分を解決に行くんじゃなかろうか。
しかし、次元超越によるギャバン集結は宇宙に不安定をもたらすとも明かされたわけで、デス・ギャバンについては解決したとしても、何か異変を起こす可能性もありそう。それが次作「オメガホーン」につながると、むしろ期待したいところです。
Re: 7月のスレッド(2026) - Shiny NOVA
2026/07/16 (Thu) 22:59:51
ゼロワン以降の令和ライダーと、平成ライダーの違いはどこにあるのか、と傾向を分析してみたけど、ズバリこれだという答えはまだ見つかっていませんね。
女性ライダーの定着という要素はあるかと思いますが、ガヴは例外的に幸果さんが変身しなかったし、現在のゼッツもロードシックス(紅覇)は擬似ライダーに分類される。
ライダーが、ゼッツ、ノクス、ドォーンの3人で、他に可能性があるとしたら、ねむちゃんがカプセムを使って変身する可能性。
ジオウ終盤で変身した仮面ライダーツクヨミや、エグゼイドの仮面ライダーポッピーなど、平成ライダーにも女性ライダーはいましたが、ほとんど特例って形でレギュラー枠にはなり得なかったのが、レギュラーとして仮面ライダーバルキリーが登場したのを皮切りに、オロナミンCの3人ライダーの枠に入るヒロインライダーが出るなど(リバイス、ギーツ、ガッチャードのヒロイン枠。セイバーのサーベラはヒロインではなく、当初は敵枠)、ある程度、定着する流れだったかと思いきや、ゼッツではゼッツ(莫)と、ねむのみでしたね。
まあ、これはねむが変身する伏線か、と考えることもできるかも。
ライダー人数の多さ(5人以上)も、ゼロワン、セイバー、リバイス、ギーツまでの特徴でしたが、ガッチャードとガヴはおおよそレギュラー3人に落ち着き、ゼッツは……一応3人だけど、仲間に認定するには不安定すぎる。
世界観としては……と話を展開しようとして、これは長くなりそうだと気づきました。ええと、こういうのは生成AI(grok)にまとめてもらう方がいいかも、と思い当たって、後からそうしてみます。
で、今週分の感想をば。
★ゼッツ
今回の話は、ジークVSパニッシュの決着というイベント回なんですが、それ以上に、ねむがオブリビオンの成長とともに、自身も力に覚醒しつつあるのを強調した回と考えました。
ここに来て、ねむが変身する可能性も念頭に置きながら、今の流れを読みますと、カタちゃんの大暴れと、莫との決着に2週を費やしたのに、ジークとパニちゃんの決着はたった1週で処理された。
正直いって、呆気ないというのが感想です。
内容としては可もなく不可もなく、でK.Kさんの感想を読んでも、不満要素はないようなのですが、それでも気分が盛り上がらない。
何が問題か、と自分で感じたのは、「溜めのなさ」です。例えば、ねむちゃんがピンチの時に、ジークが彼女を庇って、胸を貫かれる。そこで、莫が驚いた表情を浮かべて、次回に続く、となれば、視聴者はジークの安否を一瞬でも気遣うと思うのです。
そして、次回予告で健在のジークを見せて、まあ、ジークだから死なないだろう、とか思わせつつ、でもパニちゃんと相討ちになる可能性は? とか、あれこれ想像を深めてから、2週めで今回と同様の決着につながるなら、1週間分の溜めの効果で、盛り上がれた、と思うのです。
もう、ジークに感情移入する間もなく、その回で決着をつけたものだから、理屈は通っても、気持ちが盛り上がらない、という回だったと考えます。
それよりも次回予告での本題は、ねむちゃんの覚醒進化の副作用というか弊害描写だから、ジークへの期待とか感情移入は、実質10分ほどで消化された形になる。10分と、1週間の溜めを間に挟むのでは、心を盛り上げる間もないのが道理というもの。
何しろ、平成令和のライダーのエピソードは、基本2話1というリズムに、ファンほど慣らされているので、パニちゃんについても2週かけて処理されると思うはずが、次はねむ主人公かよ、と。
残り話数を考えると、ゴアナイトメアとの決着は、それぞれ2週ぐらいかけると思いきや(尺的には3話かけても許されそう)、パニちゃんがもう退場したとなると、残りはレディのファントムと、オブリピオン。今のままだと、ゴアナイトメアの話は、8月半ばに終わってしまいそうですが、あと2週ぐらい余った尺はどうする予定なのか。
あるいは、劇場版とのリンク話を2週入れてから、最終決戦につながる流れなのか。
例えば、次回、オブリビオンの力で、莫たちが消失して、劇場版の世界に飛ばされて、24日の劇場版公開を経て、次の週で莫たちが帰還して……という可能性も。
劇場版は、ねむの見た明晰夢という可能性もあるなあ。
そういうことなら、パニちゃんとの決着に2週をかけられなかった事情も分かるというもの。
この答え合わせは、次回にでも。
★ギャバン
ええと、最終回1話前が1番の盛り上がりという自分の考えですが、本作については、2話前が1番盛り上がりました。
いや、期待どおり、生身アクションは十分楽しみましたし、アギや大佐、初音といったキャラも戦場に出てきて、動き回ってくれる。
できれば、キキコト組に、怪盗フェイドが出て来ても良かったのにな、と欲望はありますが、生身アクション祭りはいいです。
しかし、問題は……君たち、どうして別々の戦場で戦っているんだ? 前回で集結したんだから、そのまま一致団結して、敵の大軍が待ち構える大きな要塞に突入してもいいのに。
結局、ブシドー組とルミナス組が会話らしい会話もないまま、バラバラの戦場で戦っているというのは、同時並行的に映像で見せているとは言え、今までと構図は同じ。
見たいのは、同じ戦場で肩を並べて戦っての同時蒸着なわけで、同時中継で画面上は一緒に映っていることではない。
最後の最後に、同時蒸着という形で締めくくっての最終回に続く、でしたが、全員集結しての最終決戦にはなりそうにないので、その点では全員集結した前の回の方が、、良かった、となります。
そして、がっかりなのは、アザ・ゾルスが巨悪として、みんなの力を合わせないと倒せない巨悪扱いにならないってことですね。
あくまで、ラスボスはデス・ギャバンということになりそうですが、まあ、それでいろいろと彼の真意を告白しながらの一騎討ち。その間、他のギャバンは自分たちの戦場で因縁の相手を撃退しながら、インフィニティ辺りが「世界は違っていても、俺たちの心はつながっている。お前の頼りにしているアザ・ゾルスよりも、生きた感情で通じているんだ。世界を越えたポジティブなエモルギー、それがお天道さまの力だ!」とか叫んで、勝利する流れかな。
これでデス・ギャバンが、オメガホーンの世界に飛ばされたら笑いますが。インフィニティではなく、デス・ギャバンが次回作に登場するとか。
一方、ギャバン・インフィニティたちは、アメコミの『フラッシュ』などと同様、第2シーズンに続くとかありそう。
少なくとも、刹那と天羽さんの関係性とか、ルミナス世界での怪盗フェイド関連のドラマとか、伏線だけ意味深に描いておきながら、ここで終わるのはあり得ない。アニメも、ガンダムとか、間を空けて第2シーズンをやるように、インフィニティ第2シーズンがあってもおかしくない(戦隊やライダーなどが、そういう風に展開して来なかっただけで)。
そんな風な期待をしながら、最終回を楽しみにしたいと思います。
一応の最終回、だけど続きは予定されている、と。
まあ、あとは劇場版のことを考えると、インフィニティたちがオメガホーンの世界に飛ばされて最終回というのはないと思いました。
劇場版にデスギャバンは出なさそうなので、当面は彼1人がそっちに送られる可能性を示唆しておきます。
前回の答え合わせとしては、蒸着シーンで終わったので、デス・ギャバンおよびアザ・ゾルスは未登場。
高位次元での会話は、思ったより盛り上がらず、むしろアザ・ゾルスの正体などで盛り下げた。
アクションの流れを止めちゃってるので、もっと上手くシーン編集できなかったか、と思う。
次回のスタートは、全員同タイミング蒸着で、いつものナレーション、および戦場は違っても、一人一人の名乗りを入れて、盛り上げながらの開始を期待。
まあ、ギャバン同士の連携は、インフィニティとライアだけしか見られそうにないでしょうけど。
ブシドーとルミナスの連携は、次シーズンでの楽しみにとっておきます。
Re: 7月のスレッド(2026) - Shiny NOVA
2026/07/16 (Thu) 23:14:50
以下は生成AIのglokに尋ねてみた応答です。
質問内容:仮面ライダーシリーズについて、各時代の作品ストーリーの傾向について、大まかに変化の歴史をまとめてみてください。TV放送の作品を大きく4つの時代に分けて、昭和(1971年の第1作から、BLACK RXまで)、平成1期(クウガからディケイドまで)、平成2期(Wからジオウまで)、令和(ゼロワンから現在のゼッツまで)を、ヒーロー観および敵役の傾向、その他、世界観の大まかな時代ごとの変遷を分析、比較して欲しい。
以下が回答。
仮面ライダーシリーズの時代ごとの大まかなストーリー傾向と変遷を、指定された4区分でまとめます。 各時代のヒーロー観(主人公・正義のあり方)、敵役の傾向、世界観・演出の特徴を中心に、歴史的な変化を比較します。これはファン議論や公式資料・Wikipediaなどの情報を基にした大まかな傾向です。個々の作品は例外や独自色が強いので、参考程度に。 ja.wikipedia.org no0blog.com
1. 昭和時代(1971年『仮面ライダー』〜『BLACK RX』まで)
• ヒーロー観: 孤独な改造人間が、悪の組織に改造された体を武器に人類を守る「悲劇の戦士」。正義は明確な勧善懲悪で、一匹狼の復讐・抵抗の象徴。苦痛や自己犠牲を背負いながら戦う「人間以上の能力を持った戦士」として描かれる。バイクアクションとライダーキックが象徴。 no0blog.com
• 敵役の傾向: 大規模な悪の秘密結社(ショッカー、ゲルショッカーなど)。改造怪人・戦闘員を大量投入し、世界征服や人類支配を狙う。最終ボス(大首領)中心の階層組織。怪人は人間性を残した悲劇的な者もいるが、基本的に「倒すべき悪」。
• 世界観・その他: 現実の日本を舞台にした比較的シンプルな現代もの。改造人間設定が核心で、石ノ森章太郎の原点(同族同士の争い、親殺し、自己否定)が基調。後半(BLACK/RX頃)はデザイン刷新、多形態、異次元要素が入り、少し明るくファンタジー寄りになる。全体としてハードでシリアス、子供向けながら命の重さや孤独を描く。 baike.baidu.com
位置づけ: シリーズの原点。高度経済成長期の活気と重なり、ヒーロー像を確立。後年の「改造人間」設定は倫理的理由で廃れる。
2. 平成1期(2000年『クウガ』〜『ディケイド』まで)
• ヒーロー観: **「ライダー≠絶対正義」**の多角化。改造人間設定を廃止し、人間ドラマ・内面葛藤重視。警察協力、複数ライダー(バトルロイヤル含む)、好青年主人公が多いが、ダークで複雑な動機を持つ者も。個人の成長や「力の代償」を深掘り。大人向けシリアス路線で、伏線多用・連続ドラマ性が高い。 deskoftheriders.jp detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
• 敵役の傾向: 明確な「悪の組織」が薄れ、怪人個体や種族(グロンギ、未確認生命体など)が中心。人間の欲望・進化・内面的な脅威を象徴。敵味方同士の葛藤や、怪人が人間らしい側面を持つケースが増え、単純な善悪二元論を脱却。
• 世界観・その他: 各作品ほぼ独立した並行世界。現実味のある警察捜査や社会問題から始まり、神秘・異世界要素へ。アクの強いキャラクター・ネタキャラ多め。平成ライダー復活の象徴で、石ノ森の「境界線上の存在」を現代的にアップデート。ハードで暗い描写(殺人など)が多いが、希望も描く。 baike.baidu.com
変化点: 昭和の「孤独な改造人間 vs 大組織」から「多様な力を持つ者たちの群像劇・心理戦」へシフト。子供だけでなく大人層を意識した革新期。
3. 平成2期(『W』〜『ジオウ』まで)
• ヒーロー観: 多人数ライダー・W(二人で一人)が定着し、「自分の正義」を貫くスタイル。1期の「ライダー≠正義」を継承しつつ、明るくコミカルでポップ。癖の強い個性的主人公が増え、友情・仲間・成長を描く。変身アイテム(ベルト+小物)が複雑化・音声多用。 dic.pixiv.net
• 敵役の傾向: ライダーの力の派生・延長線上にある敵(ドーパント、バグスターなど)が目立つ。組織はいるが、人間のエゴ・欲望が根源。怪人の殺人描写が減少し、超常現象的にソフトに。最終的に大規模な脅威(戦争、ゲームなど)へ発展。
• 世界観・その他: 一部作品が地続き(同じ世界)の共有世界観傾向(W〜エグゼイド頃)。学園もの、魔法、フルーツ、車、ゲームなどぶっ飛んだ設定とポップさ。明るい表層の下に重いテーマ(エゴ、戦争、命)が潜む「明るいハートフルボッコ」スタイル。2話完結崩れも。 dic.pixiv.net
変化点: 1期の独立・シリアスから共有世界・エンタメ性向上へ。玩具展開(アイテム強化)と連動したカラフルさが増し、幅広いファン層を獲得。ジオウで平成総集編的に締めくくり。
4. 令和時代(『ゼロワン』〜現在『ゼッツ』まで)
• ヒーロー観: 現代社会・テクノロジー反映(AI、企業、ゲーム、欲望など)。主人公は好青年基調だが、多様なバックグラウンド。二次ライダーの活躍強化(当初反英雄寄りから協力)。仲間・コメディ要素強く、成長・共生・未来志向。デジタル社会のメッセージ性が高い。 kamenrider.fandom.com
• 敵役の傾向: 悪の組織が再び明確に影響力を持つケースが多い。人間のエゴやシステムの歪みを反映した敵。怪人・AI・メタ的な脅威。二次ライダーとの関係性が深く、対立から和解へ。
• 世界観・その他: 平成2期の明るさ・多人数・アイテム重視を継承しつつ、最新トレンド(AI、配信文化など)取り入れ。独立世界が多いが、クロスオーバーも。コメディリリーフ強化、縦軸ストーリー重視。現実の社会問題(労働、格差、アイデンティティ)をファンタジーで昇華。 reddit.com
変化点: 平成の内省・多様性から、**令和らしい「未来・技術との共存」**へ。エンタメ性高く、玩具・メディアミックスを意識した軽快さ。
全体を通じた歴史的変遷の比較
• ヒーロー: 昭和「孤独改造人間の正義」→ 平成1期「葛藤する多様な個」→ 2期「自分の正義を仲間と」→ 令和「現代社会で未来を切り開く者」。自己犠牲から共生・成長へシフト。
• 敵: 大組織怪人 → 個別・内面的脅威 → 力の派生敵・人間エゴ → 組織+現代的システム脅威。善悪の曖昧化→再明確化。
• 世界観: シンプル現実 → 独立シリアスドラマ → 共有/ポップエンタメ → 現代テーマ反映。改造人間→超自然/技術変身。暗さ→明るさ+深み。
• 背景: 時代鏡像(昭和: 復興・抵抗、平成: 多様性・内省、令和: デジタル・共生)。放送倫理・玩具戦略・視聴者層変化が大きく影響。
シリーズは**「同族の争いと境界線の存在」**という石ノ森の核心を保ちつつ、毎回革新を続けています。詳細は各作品視聴をおすすめします! 傾向はファン解釈による部分もあるので、参考までに。
今後のシリーズ考察を展開するうえでの、材料にはなるか、と。
なお、この続きとして、「令和ライダーにおけるゼッツの特異性について」「平成2期と令和ライダーに違いについての、さらなる掘り下げ」を要求して、回答は得られましたが、量が長くなるので、今回はこれぐらいに留めておきます。
Re: 7月のスレッド(2026) - Shiny NOVA
2026/07/18 (Sat) 21:47:19
最近は、生成AI(grok)を用いた表現活動で、試行錯誤中ですが、前回の記事、内容はともかく、書式が読みにくい形で、済みませんでした。
回答文をそのままコピペしたら、行間が詰め込まれてしまったもので。
今回は、もう少し読みやすい形を目指してみます(この場を、掲示板書き込みの練習に用いてしまい、陳謝したく)
★今回の質問:現在の『ゼッツ』は、これまでの令和ライダーと比べても異色作だと考えるのですが、昭和もしくは平成1期への回帰、またはアメコミヒーローっぽさが特徴か、と思います。それについて、分析または批評をお願いします。
以下が回答
『仮面ライダーゼッツ』(以下、ゼッツ)は、確かに令和ライダーの中でも異色作として位置づけられる作品です。 ユーザーの指摘通り、昭和や平成1期への部分的な回帰を感じさせる要素と、アメコミヒーロー(特にスパイダーマンやミッション:インポッシブル風)っぽさが強く混在しており、令和のトレンド(明るいコメディ・多人数・現代社会風刺)を意識的に崩した挑戦的な一作と言えます。以下で分析・批評します(2026年7月時点の進行中情報に基づく)。
◎1. デザイン・ビジュアル面の特徴:昭和回帰+アメコミ融合
• 黒ボディ+真っ赤な大きな目は、仮面ライダー1号(昭和原点)のオマージュが明確。シンプルで力強いシルエットは、平成・令和の複雑・カラフルな多形態デザインから一線を画す。 note.com
• 史上初の「胸に巻く変身ベルト」(ゼッツドライバー) は最大の革新。腰ベルトの伝統を崩しつつ、ビジュアル的にインパクト大。アメコミ的な「スーツの一部として機能するギア」感を演出。
• 全体の印象: 「アメコミ風にした1号」という評価が多く、黒基調のシックさ+ダイナミックアクションが、Marvel/DCのヒーロースーツを思わせる。バイクアクションも昭和ライダーらしさを意識。 owl0079.blogspot.com
これは昭和の原点回帰(シンプル・象徴的デザイン)と海外展開意識のアメコミ寄せのハイブリッド。令和前作のポップさから脱却し、国際アピール(アメリカ・アジア同時放送)を狙った戦略的選択です。
◎2. ストーリー・世界観:夢世界+エージェントもの
• 主人公(万津莫): 冴えない日常を送る好青年が、明晰夢で無敵エージェントになる。現実の不幸 vs 夢の英雄という二重構造は、平成1期の内面葛藤・現実 vs 超常(クウガやアギトの心理描写)を思わせる。運の悪さや「予知夢」要素は電王っぽくもあるが、全体的にシリアス寄り。 ja.wikipedia.org
• 敵(ナイトメア): 悪夢を現実化する怪人。秘密組織「CODE」との関わりで、組織 vs 個人の対立が生まれる。昭和の秘密結社感や平成1期の「人間ドラマ中心」の匂い。
• テーマ: 夢と現実の境界、運命 vs 自由意志、組織の秘密主義。**「自分の悪夢を現実にするな!」**という独自ミッションは、昭和の「孤独な戦士が組織に抗う」構造に近い。
令和の他作(ゼロワン以降のAI・企業・ゲーム・欲望テーマ)と比べ、ファンタジー色が強く、日常パートより夢世界アクション重視。コメディリリーフは控えめで、ミッション遂行型の緊張感が目立つ。
◎3. 令和他作との比較:どこが「異色」か
• 令和の主流(ゼロワン〜ガヴ):現代社会風刺、明るい仲間ドラマ、多人数ライダー、アイテム強化、二次ライダーの深い絡み。ポップでエンタメ性高め。
• ゼッツの差異:
• シリアス回帰: 平成1期のような心理・現実/非現実の葛藤重視。決定台詞を排して自然なドラマを狙う。
• 一人称ヒーロー寄り: 夢の中で「無敵エージェント」になる孤独感が昭和的。
• アメコミ影響: スパイダーマン的な「日常の不幸を抱えたヒーロー」、ミッション:インポッシブル風のエージェント組織、スタイリッシュアクション。海外同時展開を意識したグローバル志向。 guma162.livedoor.blog
★批評的視点:
• 強み: アクション・映像美の高評価が多く、変身や戦闘のクオリティで「令和最高クラス」との声。夢世界の自由度が高いため、ビジュアル実験がしやすい。原点(1号)回帰により「仮面ライダーらしさ」を再確認させる効果あり。国際展開の布石として機能。
• 弱み・批判: 「なんちゃってアメコミ」「パッチワーク感」「中盤以降の設定ねじれやキャラクター散り」が指摘される。序盤の完成度が高く後半失速気味との声も。石ノ森ヒーロー像から離れすぎて「日本の特撮らしさ」が薄れたとの不満(内輪ファン層)。平成1期の深みを狙いつつ、海外意識で中途半端になった印象。 note.com sasa3655.hatenablog.com
★総合評価
ゼッツは**「令和の文脈で昭和/平成1期を再解釈し、アメコミ的手法でグローバル化を図った実験作」です。令和の明るさ・社会派から意図的に距離を置き、「夢の中で戦う孤独なエージェント」**という新境地を開いた点は高く評価できます。ただし、海外志向が強すぎて国内コアファンの期待(伝統・群像劇)と乖離したリスクもあり、賛否が分かれやすい作品となりました。
シリーズ全体で見ると、毎回「仮面ライダーとは何か」を問い直す伝統の好例。純粋にアクションと夢世界のファンタジーを楽しむならおすすめですが、令和の「明るい仲間もの」を求めると物足りないかも。最終盤や映画版でどう締めくくるかが鍵です。
微調整ですが、読みやすくなっているといいな、と思いつつ。
Re: 7月のスレッド(2026) - K.K
2026/07/20 (Mon) 21:34:58
定期感想です。
●AIが語る仮面ライダー
AI(Grok)によるライダーまとめ、ありがとうございます。自分はほとんどAIを使っておらず、そのためいざAI使おうとしてもへたくそでして、今回のようなものは参考になります。例えばAIが質問を尊重して回答しているようであるのはなかなか興味深い。
なお、前半の可読性についてご懸念のようですが、全く問題ありません。例えば段落の長さとか、書籍などでは通例はこの程度かと思いますし。その段落も数字や中点(・)で内容の切り替わりを明示してくれてもいます。とはいえ、後半が読みやすいのも確かでありますな。
前半(ライダーの変遷)はゼッツをどう見るかについての基礎知識と申しますか、なるほどそういうものかという感じですね。この分量で昭和から令和まで語っているわけですんで、これを読んだだけで理解したと思うのは危険、自分が今まで見聞きしたものが問われる感じです。
読んでいくと「特徴は説明しているが、魅力は語ってないなあ」という印象です。そこがちょっと物足りない気もする。しかし、これは質問が「傾向・変遷を分析、比較」であるからなんでしょうね。あるいは、贔屓目なしに語るとこうなるといったところ。基礎知識の復習として、むしろ優れているというべきか。
ライダーのおさらいしての後半が肝でありますな。最新作ゼッツはどうなんだと。その質問で自分が「あ、そいうのもあるか」と思ったのが「アメコミヒーローっぽさ」です。自分には抜けていた視点でした。AIもきちんと応えてるようで、(自分では思いもよらない)「海外展開」要素に触れていたり。
興味深く読めるんですが、それだけに疑問に思う部分もあったり。例えば「序盤の完成度が高く後半失速気味」です。自分は前半がどうも煮え切らず(面白くなりそうと思ったら、そうでないと失望の繰り返し)、しかも夢オチ(予知夢)でがっかり。後半では前半は活かされてない感じで、しかしジークは面白い(まだ可能性ですが)。
あるいは「夢の中で戦う孤独なエージェント」との評ですが、莫が孤独な感じはしません。正確に申せば「孤独になっていた可能性はあったが、そうならずに切り抜けてきた/すり抜けてきた」という印象です。その辺りは印象・感想の部分でもありますんで、個々人それぞれの感覚の差なんでしょうな。「Grokはそう思った」と捉えておくことにします(その背後にはそう感じた人がいるわけでもある)。
自分は何となく「平成1期とゼッツが似てるかも」と感じたんですが、それを思考として膨らますことがなかなかできません。それはまだ仕方なくて、ゼッツがどういう作品かについての考えがまだ1周すらしてないから。たいていは3周しないとまとまりません。
ゼッツは特に考えるためのとっかかりが見つけにくくて、最終回観終えてかなり経ってから自分が何を観たかを理解することになりそうです。が、今回のAIまとめはたぶんゼッツの理解を促進してくれそうな気がしています。改めてお礼を申し上げる次第です。
●仮面ライダーゼッツ(第44話:葬る)
今話は「ねむが全て忘れてリセット」とでも言うべき内容でして、そのためドラマ的な進展はなかったようです。その代わりと言ったらいいんでしょうか、ここまでを振り返って何が起きていたかを補足する内容が盛り込まれてたりする。
特にジークですね。ギャングのボスの子として生まれるも悪を憎み、しかし悪に染まる生き方しか許されない。それで父を滅し、他の悪も滅し、己も滅してパニッシュナイトメアと融合した。それでも己は消え去らない、即ち生きる苦を滅せられない。
そこで他者の夢を叶えるねむに目をつけた。ねむが願えば夢の住人たるジークを夢の世界から消すことができるはず、と。そのために、ねむを絶望へ導いた、ということらしい。そうすれば、オブリビオンゴアナイトメア/忘却の悪夢が顕現して、今話で見た通りの「ねむが忘れた人は消える」が実現するから。
そこの設定的な理屈はよく分からない感じですが、ねむが忘れた人はねむの夢世界に存在できないということなんでしょう。ただそうだとすると、街にいるはずの「ねむが知らない人」はどうなるのかとか疑問に思ってしまいます。今までも、夢・悪夢にはねむが知らない人が膨大にいたはず。
そこはオブリビオンゴアの能力と考えることにして(^^;、ねむが見ている夢がコード:ソムニアで多くの人の集合夢から離脱していくということなんでしょう。序盤での「夢主だけの夢」ということですね。仮に人がいるとしても、ねむが想像した人であるに過ぎない。ただし、ザ・レディなど他人の夢に入り込める人物だけは例外となりそう。
夢世界にしか存在しないジークはねむに忘れ去られる=夢から追い出されることによって消滅。それがジークの「夢」でありますんで、ジークは感謝しつつ消滅。まあいずれ帰って来るんでしょうな。現実世界に存在する人々も次々とねむの夢から消え、最後は莫すら消える。
これはねむの夢で起こっている出来事ですが、仮面ライダーWEBによりますと、現実世界でもブラックケースとなって人々が消えて行ってるらしい。ということは、ねむに「夢を忘れるな」と言ったノクスも、青いバラを手渡して「いつか夢をかなえる」と言った莫も完全消滅しているわけか。でも、やっぱりいずれ帰って来るんだろう。
うーん、やっぱりジークについての不満が大きいかな。何が起こっていたかは分かって感心はしたんですけど、感動がない。ジークの台詞「俺にも夢が」等の匂わせはあったんですけど、行動のドラマでは見せてくれなかったせいかもしれません。そのため「ジークが何を望んでいるか」という点での感情移入が生じなかった。ジークだけでなく、どんな主要キャラクターでも自分的には大事な点です。
ノクスもついに何がしたいか分からないままでした。もうやることがないと言いつつ、ザ・レディの旧拠点に赴いたときは期待したんですけど、何もやらなかったに等しい(ドライバーがなくて戦えないと言っただけ)。富士見やねむを動かすためだけの、作り手の操り人形となってしまったような印象すらあります。
次回「惑わす」では、ねむと母:ザ・レディの夢世界でねむがアイドルになってるらしい。今話で気になるのが「現実世界にあるはずの、人事不省のねむの身体」なんですが、次話でオブリビオンゴアがねむに接触して来るらしい。ジークの如き存在にねむもなるということか(ザ・レディはもうそうなってるようだし)。ただ、そうだとすると「夢主がいない夢」というおかしなことになりそう。
自分が期待したいのは、前半(予知夢)で語られていたねむのバス事故であったりします。ねむの事務所社長が語っていたものですね。己が夢世界に行ったねむに、あのバス事故が起こるかどうか、その回避の可能性も含めて期待したいところです。というか、それくらいは前半の伏線(?)回収はして欲しい。
●超宇宙刑事ギャバン インフィニティ(第23話/最終回?:インフィニティ)
最終話のはずなんですけど、「さあ次から後半戦だ!」くらいの印象ですね。デスギャバンは逃げ去るし、アシュトン・ヘスラ・ウォーラン管理官はアザ・ゾルス信者と明らかになるし。銀河中心突入できるエクスプレスギャバリオンはまだ有効活用されてない。刹那の過去の謎の女性もまだ正体不明だし、怪盗フェイドの過去も明かされてない。
主人公らが何を求めて行くかについて布石した時点といえまして、だから「後半はどうなるの??」です。これって、劇場版で一応の決着、シリーズ次作「角醒ハンター オメガホーン」に引き継がれる、インフィニティ2期へ、の3通りの可能性がありそう。
ともかく本編。冒頭は前話からの戦いの続き。蒸着が再び可能となって、ギャバン主体のバトルですね。インフィニティ/怜慈はデスギャバン/御蔭哲真との一騎打ちとなり、残るギャバンはデスギャバン配下の三悪(鴉麿、ルルギエ、坂浦美弥)の対処。
三悪のうち鴉麿は因縁が浅く、割と簡単にブシドー/刹那が制圧する。坂浦美弥はキキ&コトの恩師であり、キキのギャバンとしての記憶を犠牲にコトがギャバンとなって戦った過去がある。そのときは恩師の更生を信じて無傷で制圧・逮捕に留めたわけですね。
しかし坂浦美弥は再び同じ過ちを繰り返した。それでもキキ&コトは「一緒に笑い合えるように」と願っての再びの無傷の逮捕。キキもコトも顔に負傷が見えますが、坂浦美弥はそうではないですね。キキの言葉に坂浦美弥がどう反応したかは描かれませんでしたが、もしギャバン2期があるとすれば、どのように再登場するか楽しみです。
敵との因縁が最も深いのが駆無でして、なにせ里を滅ぼしたルルギエですから。ルルギエはアザ・ゾルスの力を得ていたと思われますが、戦闘スーツは以前と同じもの(らしい)。前に負けた実績がある駆無のライヤに再び撃破される。
が、それで勝負あったではないわけか。ルルギエは「銀河結社バイ・アクベ第2章を期待して欲しいね」と不屈、復活を嘯く。が、その目に怯えを見て取った駆無は「恐れたな、私を」と。ルルギエに「負けた」と悟らせたことで、里滅亡への復讐・一族郎党の仇討ちもようやく成ったということなんでしょう。次へ持ち越しの要素が多い中、このドラマだけは完遂されたようです。
残るはインフィニティ vs デスギャバンの一騎打ちで、戦場は開けた屋外、衛星軌道、元の邸内と目まぐるしく変わる。同時にデスギャバンからの精神感応もありまして、我藤泰斗捜査官の過去に何があったかが、御蔭哲真/デスギャバンの解説付きで怜慈に伝えられる。
怜慈は幼い頃に我藤捜査官に出会い、正義のヒーローへの道を歩み始めたようですが、御蔭哲真/デスギャバンからすれば「歪めた」ことになるらしい。これは、直接的にはこの後の「闇マクール」の使い方を指していそうです(ポジティブで使った)。
しかし真に衝撃的なのは「誰が我藤を殺したか?」ですね。前の回想シーンでは、我藤捜査官と怜慈が追っていた犯人が撃ったせいで殉職と思われていた。しかし「それは私とデスギャバンは言った」わけで。
全てを怜慈は見せられたわけですが、所詮は過去の映像、目の前で起きているようでいて手出しはできない。我藤捜査官は救えない。そこがデスギャバンの狙いだったようで、つまり怜慈の怒り≒負の感情を極限まで高めたい。そうすれば(闇マクールの反応で)怜慈はデスギャバン側に堕ちる。
が、怜慈は怒りを飲み込んでしまう。仲間である大佐の声が届いたからですね。ライヤやルミナスも加勢する。闇マクールはデスギャバンの意図しないポジティブで使われる。これでインフィニティが盛り返しまして、次元を移動しつつの戦いでブシドーも加わったりで、インフィニティはついにデスギャバンを撃破しかける。
(途中、どの地球なのか、アニメ映像になってましたな。東映ってアニメも作るんでした。もしかすると今後、アニメ版ギャバンもあり得るのかも。)
が、デスギャバンは何かが一線を超えたのか、アザ・ゾルスに支配され始める。アザ・ゾルスは明確な意思がない力であり、デスギャバンがどう使うか制御してると思ってましたが、そうではなかったらしい。最初は力を貸しておいて、最後は飲み込むということか。それとも過剰に使うと使用者が変質するのか。
そこはハッキリ描かれず、デスギャバンはその場から忽然と姿を消す。インフィニティ渾身の一撃で粉砕されたようにも見えますが、怜慈の手応えでは取り逃がしたということらしい。怜慈は「まだ話は終わってねえ」と言ってましたから、あの一撃は大打撃を与えるようなものではなかったのかもしれない(アザ・ゾルスを払うだけ?)。
それでも、デスギャバン率いる敵を撃退はできまして、一時でしょうけど平和になる。が、銀河連邦警察にはアザ・ゾルス信者が潜入している事実があるわけで。ハッキリしているのは氷室尹明捜査官ですが、取り調べ中に忽然と姿を消す。
それをカレル局長に伝えたアシュトン管理官の腕にはアザ・ゾルスの印が。そして怜慈は逃げたデスギャバンを追って宇宙へ。というところで完。クリフハンガーどころではない終わり方ですな(^^;。あるいは、まるで打ち切りエンド。ですが、「PROJECT R.E.D.」は続くわけで、いずれこの後の展開もみられるんでしょう。上述しましたが、最短で一応の結末が観られるとすれば劇場版かな。
こうなると視聴&感想完走と言っていいものか迷いますね。ギャバン インフィニティ第1部の視聴感想にお付き合いくださいましてありがとうございました、と申し上げておくことにします。そして第2部でも楽しくお話できたらいいなと願う次第です。
Re: 7月のスレッド(2026) - Shiny NOVA
2026/07/22 (Wed) 10:46:21
AIによるライダー考察は、今後の議論や判断のための材料、手掛かり、知識の補完になる反面、ツッコミどころもそれなりに散見されます。
K.Kさんが気にしていた点について、2つばかり私見を補いますと、
●1、「序盤の完成度が高く後半失速気味」
これはドラマの出来不出来がどうこうよりも、ファン人気の話かなあ、と考えたりします。
序盤(1クールめ、年末まで)は、幻想的な雰囲気と、カプセム活用による段階的な強化、夢主との夢と現実の両面での交流劇と謎解きフォーマットと相まって、その辺での批判はあまり出なかった。
スタイリッシュな大人向き幻想怪奇譚として、応援する人も多かったと考えます。
人気が翳り始めたのは、年明けてノクスが一向に味方にならず、ストーリーを進めるための情報もろくにくれず、物語が停滞する反面、ゼロも一時退場して、CODEのエージェントがスリーを始めとするファイブやシックスなど、新キャラが出る代わりに、莫との距離感がつかみにくくなった時期。
敵と味方の境界線が見えにくくなって話が錯綜するのは、年明けからの2クールめのライダーあるあるですが、その中で主人公ならではの魅力(組織に縛られない自分の正義の模索)や、敵キャラと思われた人物の信念、組織内での立ち位置の差など、ドラマ的にかき混ぜて来る。
この時点で、主人公とは別に、推しキャラを見つけ出すファンも多いのですが、ゼッツの場合、莫と他のキャラが信念をぶつけることもなく、相互理解を深めるでもなく、ただ話を錯綜させただけだった。
それを3月に入って、不意にどんでん返しで、ノクスによるCODEエージェントの殺害、人死にによる主人公・莫の無力感、さらに魔王出現による子供たちの犠牲など、ヒーロー物としてはハードシリアスに振り切った話を見せた挙句、主人公の死を描いて見せての、夢オチ、リセット、今までのは莫の予知夢でした、というドンデン返し展開。
この時点で、ゼッツの物語を追いかけるのを見限ったファンも多かった、と考えます。サプライズが劇薬すぎて、これは自分が見たいヒーロー話じゃない、とか、「夢オチだと? ふざけるな。これまで真面目にストーリーを追っかけて来たファンの想いを踏みにじるな」的な怒りを表したケースも多々見られました。
言わば、これまでの令和ライダーの文脈とも違えた、前代未聞の展開で、未知の領域に突入、と。
個人的には、2クールめの莫がノクスに翻弄されて、ヒーローとしての魅力を失いかけていたので、予知夢という圧倒的に有利な情報強者の強みを確保して、浮世英寿並みの無敵ぶりを発揮しながら、そこまでのグダグダ展開を修復して、スカッとさせる英雄譚が見られることを期待していたのですが、実際はジークに翻弄されて、第2クール以上に錯綜した展開に。
まあ、敵対役がジークに一本化されて、CODEもレディも様子見で大きな動きを見せず、ジークVS莫というシンプルな構図で5月ぐらいまで進み、カタストロムからオルデルム、そしてエクスドリームという主人公のパワーアップ展開に、まあ、盛り上がる回もあったかな、と。
その中で、莫の家族関係の虚構と真実が示されたりしながら、主人公のアイデンティティの再構築をして見せたり、主人公ドラマとしての内面を追求。
ただし、主人公を掘り下げるのに集中しすぎて、前半で見られたゲストとの交流人助けがなくなって、ヒーローの戦う動機が不鮮明になったきらいがあります。
悪人ジークが挑発するように立ち回っているから、事件解決に動いているけど、主人公は自分の内面ドラマに手一杯で(それを克服して強化はされるけど)、外面での交流ドラマとしてはあまり展開していかない。
ここで既存の平成、令和ライダーだと、主人公が思い悩んで動けない時に、事件を解決するサブライダーや、主人公を励ます仲間の存在がドラマを陽性に盛り立てる起爆剤になったりするのですが、
ゼッツはそういう集団ドラマを廃して、むしろエクスドリーム誕生シーンに象徴されるように、仲間は莫に諦めるように促し、莫の孤立感を強調する絵作りをしている。
かろうじてエクスドリームの力で、ジークを撃退したら、今度はCODEのスリーがソムニアの力で、ゼッツを追い詰めにかかる。
ここで敵味方の関係がまた錯綜して、ジークやゼロが協力者になり、プラス方向の改善が見られたかなと思いきや、スリーがシックスを粛清したり、ノクスを洗脳してゼッツと戦わせたり、またもや莫を曇らせにかかる。
浮世英寿の安心感に比べて、莫の一難去ってのまた一難な、不安定ぶりはヒーローとしての爽快感とは別の重さを伝えてきます。
ドラマとしては、失速どころか、怒涛の勢いで走っているわけですが、急カーブでぐるぐる迷走を続けているので、どこを向いて走っているのか、分からない。同乗者気分だと、運転手が飲酒運転をしていて、フラフラ走っているので、自分も車酔いでクラクラしている視聴感覚。
もう、付き合ってられんと車から飛び降りたファンも多いんじゃないかなあ。ファンの応援の声が失速状態ってことですね。
●2、「夢の中で戦う孤独なエージェント」
これは、一緒に戦ってくれる仲間の欠如が、大きいですね。
ライダー1人のクウガでさえ、一条刑事などの警察のバックアップがあったし、
最初の1号にも、立花のおやっさんがいた。後に滝和也というバディも登場しますし。
莫の孤立っぷりって、オルフェノクの正体バレて一人彷徨っている時期の乾巧とかに匹敵するんじゃないかと。あとは、地獄兄弟の矢車さんとか、イズを失ったときの或人社長とか……まあ、美浪がいるから莫は救われている面もあるのですがね。
★ゼッツ感想
で、主人公交代したかに見える総集編にも似た趣きの、「ねむちゃんの能力暴走による世界消失話」でした。
ここで、これまでの流れを踏まえると、莫が己の中から生まれたカタちゃんを撃退し、ジークが同じ自分の中のパニちゃんを撃退し、すると、次はねむが己の内面を見つめ直し、しっかり対峙してオブリビオンを撃退する話に流れると思うのです。
自分の内面と対決するわけですから、抽象的な話ではなく、しっかり映像で見せつけるためには、ねむがゼッツやドォーンに匹敵する戦闘力も持たなくてはならないと考えますね。
一方で、ファントムと融合したレディですが、ここに来て、ようやく彼女の目的が判明しました。
登場当初から「CODEを倒して、自由で美しい世界を作る」と宣言しておりましたが、それがどういう世界か具体的なものがようやく提示された、と。
ノクスもそうですが、レディも大局を見据えた人物だと誤解していましたが、違っていたのですね。
彼女が目指していたのは決して「万人、あるいは大衆のための自由で美しい世界」ではなく、「彼女自身と、娘のねむにとっての自由で美しい世界」という個人的な願望でしかなかったことを。
ザ・レディを「女版の笛木(ウィザード)」と評する人もいまして、自分の娘のために世界を犠牲にするという親のエゴですね。
ねむの記憶から消失すると、世界から消える。この作用は、ソムニアをオブリビオンに取り込ませたゆえだと考えます。
世界の夢を管理しやすい一元化して、ナイトメアを排除するのがソムニアの効果ですが、ねむの悪夢であるオブリビオンがソムニアを取り込むと、世界がねむの夢に統合される。
そして、ねむの夢にファントムで作り出した幻影を混ぜ込むと、レディの理想の「自由で美しい世界」が完成する、と。
次回予告で見た映像だと、レディの理想は「母親として、娘のねむと普通の母娘生活を過ごすこと」みたいですね。CODEのエージェントとして、私生活を奪われた自分が叶えられなかった理想の人生。
それに世界全体を巻き込まなければ、勝手にやってくれ、と思うばかりですが、ここで大事なのは、ねむ自身の望みを無視した、母親のエゴの押しつけだということです。
つまり、ねむはそんなの望んでいないのに、母親主導で「幸せに生きられる世界」を無理やりに作らされた。
すると、ねむが記憶を取り戻して、オブリビオンや母親のエゴと対決しなければなりません。ねむが主役で、ゼッツはジークの時同様、彼女を応援する流れですね。
それこそゼッツがドライバーを、ねむに貸与するぐらいでしょう。
では、消失した莫はどうなったのか。
これは劇場版が誰の夢なのかが今週末に公開されて判明するでしょうが、可能性としては、莫、ノクス、ねむ、ゼロの4人を想定しています。あるいは、ソムニア効果による複合夢かもしれませんが。
また、TV版では、莫消失後に、夜空の月にエクスドリームの姿が浮かび上がった、という話を聞きます。
つまり、莫が消滅直前に、エクスドリームの力でねむの夢から脱出して、消失を免れたという仮説です。
自由に夢渡りができるなら、むしろ、むざむざ消失する方がおかしいとも思いますし、ねむの記憶が失われても、莫の記憶が健在なら、世界の再構築は普通にできるだろう、と。
まあ、莫が遺した青いバラがキーアイテムかもしれませんし、劇場版との連動は、次回の放送時に語られるとも思います。
その上で、今回のゼッツの放送で、腑に落ちたのは、「ゼッツの物語って、ゼロやレディの親世代によるセカイ系ストーリーである」という点。
セカイ系って、世紀末から21世紀頭に流行った「主人公もしくはヒロインの超常能力で、彼らの感情や想いが暴発したときに、社会システムやリアリティを吹っ飛ばして(無視して)、容易くセカイが壊れてしまうために、彼や彼女の心を守ることがパートナーの目的という心情ドラマ」と理解しています。
一番有名な作品は、エヴァンゲリオンだと思いますが、個人の感情が世界の安否に直結しているため、核兵器とか、巨大隕石とか、怪獣の大群とか、大津波とか、そういう具体的、物理的な理由づけなしに世界が滅亡しそうになる(あるいは、してしまう)という不条理な設定。
平成ライダーだと、龍騎、剣がそういう要素が入っていると思いますが、基本的に平成以降のライダーって、リアリティ重視の世界構築をしているので、抽象的な世界崩壊は描いていない作風です。
でも、ゼッツはセカイ系で、しかも、その元凶は主人公ではなく、親世代の情念という。
つまり、今どきの若者よりも、20年から30年前の親世代だと、セカイ系の流行時期とかぶる。
なお、「ゼッツ=親世代のセカイ系概念が子に押しつけられて、それに令和の若者がどう対峙するか」を描くのが終盤展開の核、とまで自分は考えております。
そして……セカイ系だから、リアリティの欠如も、不安定な物語展開も納得した次第。自分はセカイ系の物語は昔から性に合いません。
それゆえ、ゼッツへの違和感も、自分にとっては結論が出た、と。
(長くなったので、ギャバン最終回は次回の感想にて)
Re: 7月のスレッド(2026) - Shiny NOVA
2026/07/22 (Wed) 12:08:26
★ギャバン・インフィニティからオメガホーンへ
最終回っぽさがないというか、結局、話が終わらないまま、後の物語にいろいろ積み残した序章・完って感じですね。
で、風呂敷を畳む必要はないので、いろいろ映像表現でダイナミックなチャレンジをした感です。
インフィニティの次元ジャンプで、アニメの世界にまで行っちゃうところは、「スパイダー・バース」を連想しました。
あれは、実写ではなくて、全編アニメなんですが、一口にアニメと言っても、描画スタイルがいろいろと違います。
基本は、実写風リアルタッチな絵なのですが、そこに日本風萌えキャラの世界だったり、2頭身キャラのコミカルトゥーン風味の世界だったり、ハードシリアスなノワール調ギャング世界だったり、各スパイダーマンごとに所属する世界観によるタッチの差が表現されていて、目移りする映像的な面白さがあります。
これは実写では、なかなか表現しにくいなあ、と思ってましたが(せいぜい衣装の差とか、演技の差とかでしょうね)。
日本のアニメで例えるなら、ガンダムの世界にキティちゃんが出て来たら、強烈に違和感があるように、クロスオーバーさせるにしても、ギャグにしかならないものがあります。
同じ作者や、同じ製作会社なら、作風や絵柄が近いので、後はキャラの背景設定のすり合わせでクロスオーバーさせられるのですが、
最近だと、名探偵プリキュアと名探偵コナンのコラボが記憶に新しい。あるいは、プリキュアとクレヨンしんちゃんのコラボもあったなあ。
クレヨンしんちゃんだと、電王がコラボしたり、
アバレンジャーと釣りバカ日誌(アニメ版)がコラボしたり、
うん、ニチアサとアニメ作品のコラボはたまにあったなあ。
ただ、インフィニティとデス・ギャバンが、アニメの世界でバトル展開したりするのは、ただのコラボとは違うし、これは……古すぎるけど、アステカイザーか、アイゼンボーグか(どちらも実写特撮ヒーローとアニメの融合作品)。
とにかく、多元世界を股にかけるビジュアル的面白さを、こういう形で披露されると、ストーリーがどうでもいい、と思えて来ます。
前回の答え合わせをしておくと、
>まあ、ギャバン同士の連携は、インフィニティとライアだけしか見られそうにないでしょうけど。
名乗りがなかったのは残念でしたけど、連携の面白さでカバーした。
インフィニティがデスギャバンを引っ張って、次元ジャンプを繰り返し、ライヤと連携したり、ルミナスと連携したり、ブシドーと連携したりで、デスギャバンを翻弄するのが、良かったです。
うん、主人公ヒーローは翻弄されるよりも、その特異能力で敵を翻弄して見せる姿が燃えます。
これまでいろいろと煮え湯を飲まされて来た強者のデスギャバンに対して、一皮剥けて覚醒の境地に至ったインフィニティが、仲間との協力も加えて、圧倒的な蹂躙タイムを見せる。
ヒーローアクションとしては、主人公の活躍祭りを見るだけで、気分が爽快になりますな。
でも、最後はアザ・ゾルス様(前回はただのネガティブ・エネルギーの塊って言ってたけど、実はやはり意志があったの?)の力で、逃げられた、と。
最後だけはスッキリ終われず。
そして、最後の最後で、レイジが行方不明に、という結末に。
このデスギャバン決戦の後が、劇場版になって、ギャバン・ハンターとの戦いを経て、最後にレイジの失踪につながるようです。
果たして、自分の意思で異世界に行ったのか、それとも何らかの事故で異世界に引きずり込まれたのか、それは劇場版の楽しみに、ということですが、
TVだけを見ると、デスギャバンの痕跡を追って、大佐たちに告げずに、勝手に消えたようにも思えますね。
ただ、次回作のオメガホーンの世界で、多数いるハンターたちの中に「鉄壁のレイジ」なるキャラがいることが発表されて、レイジ役者の続投が確定。
あと、オメガホーンの新PVで、ブシドーやルミナスの姿もちらっと映し出されて、レイジを探しにやって来るのかな? と。
とにかく、ただのゲスト出演じゃなく、オメガホーンの物語に、レイジが準レギュラー格として、重要な役回りで参戦するようなので、レイジが蒸着するのか、それとも軽装のハンター装備で戦い続けて、蒸着システムは壊れて使えないって設定なのか、お天道さまという決まり文句は健在なのか、それとも矢車さんのようにキャラ変しての登場なのか(ヤミマクールの力に飲まれて、やさぐれていたら嫌だなあ)、いろいろ想像が浮かびますが、
とにかく、新たな戦場というか、冒険ワールドと、新キャラのハンターたちで推しが見つかることを楽しみにしたいな、と。
考えてみれば、メインライターさん、ポケモンのアニメ脚本も書いてたっけ?(記憶あいまい)
怪獣の絵面はモンハンだけど、主人公の衣装はポケモンのサトシを連想して、ライバルハンターと獲物の奪い合いとか、協力して手強いモンスターを仕留めるとか、勧善懲悪とは一味違ったモンスター獲得競争な物語と見ました。
ロケット団みたいな悪の組織との獲得競争に展開するなら、勧善懲悪要素も期待できますが、果たして、どうなるかな。
なお、実写版モンハンは、日本じゃなくアメリカが版権をとって、映画化していたと記憶。
角獣もそうですが、背景の自然に満ちた景色も実写とCGでどこまで違和感なく見せられるかですね。ギャバンだと都市戦が主体で、あとは魔空空間がCG。
森とか河川の表現というのも、CGでどう見せられるかに、興味があります。
最近のCG画像は、牙狼で砂漠とか遺跡の遠景を見せてくれましたが、森や川はロケ撮影とセットとCGを組み合わせていると思いますので、背景チェックも堪能したく。
映像表現技術の進化も、新作特撮を見る上での楽しみですから。