創作と鑑賞の談話室

732694
●本掲示板ご利用、ご参加について(文責:管理人 K.K)

【お知らせ】投稿の公開は管理人承認後となります。

投稿は年齢性別その他一切を問わず、皆平等の精神で、18禁で公序良俗を守りましょう。
普段は親しく話し、時には激論も楽しみましょう。
でも、管理人からの指示は守ってくださいね。

8月のスレッド(2026) - K.K

2026/08/01 (Sat) 00:00:57

 8月の雑談スレッドです。

Re: 8月のスレッド(2026) - Shiny NOVA

2026/08/01 (Sat) 06:27:37

 ゼッツの感想です。
 劇場版は見てませんが、ネット上の声から大筋のストーリー把握を試みましたので、それも確認しつつ。

★TVの話

 母親レディの構築した幻夢の世界で、幸せな母娘ライフ、夢のアイドル芸能人生活を堪能するねむ。
 しかし、彼女の幸せを脅かす悪夢の影が。
 その正体は、彼女自身の悪夢の産物オブリビオンだった。
 オブリビオンは、ねむと一体化して、全てを忘却消去しようという欲望を抱いていたが、レディの幻影能力でねむの偽物の幻影に騙されて、封じられていたのだった。
 オブリビオンは、ファントム=レディの裏切りを責め、触手で拘束したうえで、ねむと一体化しようとする。
 そこに、消失したかと思われたゼッツ・エクスドリームが、赤い月から降臨して、ねむのピンチを救い、オブリビオンを撃退する(あくまで撤退させただけで、完全消滅はさせていないと思われ。オブリビオンはねむの悪夢なので、ねむでないと完全消滅はさせられないと認識)。
 そして、ゼッツは夢の再構成能力で、ねむの失われた記憶の再生を行うが、彼を自身の計画の邪魔者と見なしたレディに攻撃される。
 ねむを連れて何とかその場を逃れたゼッツ=莫は、現実世界でねむを目覚めさせて、「ねむ発見」のミッション達成を彼女に告げるのだった。

 そんなわけで、以前の予知夢世界では、カタストロムによる夢世界の破壊によって、強引に夢世界の住人であるねむを現実世界に引き出したゼッツでしたが、
 その話は改変されたので、ねむはここまで夢世界の住人として、現実では行方不明のままだったのですね。予知夢では、夢と現実の境界の壁を自ら破壊した莫でしたが、今回はそういう乱暴な手を使わず、手間暇かけて、ようやく、ねむを現実世界に呼び起こすことに成功した、と。

 ここから、ねむによって消された現実世界の再構成、そしてレディとの対決に流れると考えますが、それと劇場版がどう絡むのか。

★劇場版の概要

 実のところ、劇場版の世界観は、TVの現状とは噛み合わないパラレルな状況設定のようです。
 ただ、もしかすると「TVの最終回後のストーリー」と推察されていて、最終回がどうなるかの予測を感じさせるものとのこと。

・莫:夢世界のエージェントとして活動。今回は、死にゆく運命のノクス(小鷹)の命を救うため、予知夢と夢改変の能力を使いまくって、ノクスが死ぬたびにリセットを繰り返して、「ノクスを救え」ミッションを頑張る話。

・ノクス(小鷹):現実世界の刑事として活動。従兄が仮面ライダー夢現として「白昼夢」の力で日本改造計画を企てているので、それを止めるために戦う。そして死ぬ。死ぬたびに、莫の力で蘇り、莫とのバディ関係をTVよりも濃厚に築いていく。

・仮面ライダー夢現:劇場版の敵。ノクスの従兄。公安に所属して、日本を守ることに執着する国粋主義者。「白昼夢」の力を使って、現実改変できる。怪事課の捜査で分かる彼の背景が、「幕末において攘夷派志士として戦い、敗れた一族の子孫で、西洋かぶれした日本を外国人どもの手から取り戻す」ことを悲願としている。
 西洋文明の産物であるCODEが、夢の力で日本を支配したと考えて、ノクスをCODEへのスパイとして送り込み、内部から組織を破壊させようと考えたらしい(ノクスの背景事情の補完)。
 CODE壊滅後に、本格的な行動(理想とする、外国人や外国文化の影響を排除した真の日本を構築する)を行い、その過激さを止めようとするノクスと対立することに。

・怪事課の2人:今回は夢世界ではなく、現実主体の物語なので、蚊帳の外に近い立ち位置のTVよりも目立った動きを見せる。
 ノクスのバックアップの他、なすかさんは一時的に復活した紅覇と再会し、TVではできなかった会話と別れをきちんと描いてみせた。その意味で、TVの補完作品として好評価らしい。

・ねむ:現実世界でアイドルをやってる。どうやら、この物語では、莫が夢世界の住人に、ねむが現実世界の住人に、という形で2人の住む世界が置き換わっているらしい。最終回がそういう結末になるのかも。
 莫の活動の結果、テロリストとして指名手配された彼を助けるために、アクティブに動き回るらしいけど、ナイトメアの能力は使えなくなっているようで、特にエージェントというわけでもなく、物語の大筋には影響しない程度の脇役扱い。


 一応、ねむのアイドル活動、刑事としてのノクス、世界の影で暗躍しているゼッツ=莫という構図は、TVでレディがねむのために構築した幻夢の世界に類似しているので、
 レディの理想が、莫の協力で現実のものになったのが、劇場版と考えられます。ただ、レディ自身は、莫同様に夢世界の住人として、ねむとは別れて、彼女の幸せを影からそっと見守る立ち位置に落ち着いた模様。
 物語の終盤に登場して、「ねむの平穏な生活を脅かす仮面ライダー夢現は許さない」と宣言して登場。ゼッツとノクスを支援するため、散って行ったCODEのエージェント(ジーク除く。彼は自力で復活して、夢現に勝手に絡む)を召喚。
 ゼロ、スリー、ファイブ、シックスの面々がレディの記憶から復活召喚されて、CODEのエージェント集結から、夢現の手勢と派手な大立ち回りを見せた後、ゼッツの強化形態、エージェンドリームに力を託す流れになる。

 ということで、夢世界を中心にして、現実描写が従に回りがちなTV放送に比べて、劇場版は現実主体、それをフォローするための夢要素という見せ方で、そちらの方が従来の平成・令和の仮面ライダーらしい作劇になっているようです。

 ここで敵役の夢現とゼッツの対比がなかなか面白いのですが、強烈にアンチテーゼになっているんですね。

・ゼッツ:アメコミ成分濃厚な、夢の力で戦うライダー。現実世界に直接干渉する能力は弱く、夢世界を改変することで間接的に現実世界を改変する(ブラックケースの利用)、搦め手が得意な傾向。最大の特徴は、もはや絶対に死なない、現実離れした存在になっていること。
 本人は死なないけど、ノクスが何度も死ぬことで、無敵・不死身だけど万能ではない、もどかしさと緊迫感を演出している。

・夢現:白昼夢の力を持った、和風の要素を濃密に体現したライダー。本来はデイドリームという呼称で呼ばれるところを、漢字表記の夢現に自ら改めるぐらい日本好き、西洋嫌いというキャラ性。
 白昼夢の力は、現実世界を直接改変できる能力で、ゼッツの間接的な改変能力と、互いに改変合戦を行うらしい。現実を即座に改変する能力は、ゼッツのように死なない能力、予知夢を駆使したリセット能力を持たない代わり、配下の兵士の大量召喚や、物品生成など物理方面で、いろいろ魔法のような力を発動するようですな。改変というか創造に近く、また心理面でも、大衆扇動するぐらいなら行える模様。
 個人の記憶改変や、時間の巻き戻しはできないみたい。

 とにかく、夢現は「CODEと西洋文明に毒されたこの日本はダメだ。私が正しく導いて、真の理想的な日本を築いてやる」というようなキャラ。
 メガテンの国粋主義者ゴトーさんのようなことを言っちゃう人ですな。

 でも、とことん日本を愛すると言っていた彼が、ゼッツに追いつめられると、「理想どおりにならない日本など破壊してやる」と口走ったようで、倒される寸前に小物化が露呈する奴。

 まあ、アメコミVS和のテイスト、夢改変VS現実改変と、ゼッツのアンチテーゼという名目で作り込まれた敵ということで。

 TV放送がいかに、この劇場版ワールドに流れていくのか、あるいは流れこまずに結局、パラレルになるのかを、残り一月、見守りたく。

Re: 8月のスレッド(2026) - K.K

2026/08/03 (Mon) 22:34:45

 定期感想です。

●仮面ライダーゼッツ(第46話:甦る)

 こちらでAIのまとめを拝読し、アメコミヒーローっぽさが海外展開へという点、感心してましたら、日経記事で「東映が仮面ライダーで米国市場へ再挑戦」旨の記事を目にしまして(東宝はゴジラで同じくとのこと)。AIまとめで海外展開を意識してなかったら記事に気が付かなかったかもしれません。

 ゼッツが最初から米国市場狙いで作られていたとしたら興味深いことであるし、そんな視点のなかった自分はいろいろ見逃してたかも。そしてご紹介頂いたゼッツ劇場版では国粋主義的な敵が出てくるわけですな。少しメタ的に考えてみると、米国市場に乗り出すゼッツが国内に留まろうとする敵を撃破するとなりましょうか。

 といったことを思ったわけなんですが、こちらでの劇場版のご解説が大変参考になっております。毎度申してる気がしますが、ネットでのネタバレ解説とか自力だけで見てもなかなか正確に理解することが難しく。こちらで伺ってからようやく他の方の解説が分かることが多いです。いつも助かっておりまして、改めてお礼申し上げる次第です。

 TV本編なんですけど、今週も感想に困ってしまいました。先週分と合わせて考えて、起こったことを時系列で並べてみると、自分が期待しテンション上がりそうなことが起こってるんです。が、先週分は不思議なことが立て続けに起こるも、なし崩しで解決する。今週は先週分で何が起こっていたか解説する。

 これは自分が観たいものではなかったようです。先週分の録画から観なおしてはみたんですが、自分の好みのパターンを見せないように工夫しているのかと思うほど。劇中で起こっていたことは、例えばねむと莫のニアミスがありますね。ねむと莫が遭遇していれば、ねむが莫を認識できていたら、事態は解決に向かう。しかし、そうならない。

 そこを、ねむと莫のリアルタイムで描いてくれたら、観ていて「あともうちょっと、いや駄目か」みたいにハラハラできたと思うんです。ねむが現実と夢世界をあべこべに捉えている点、もどかしさを強める描写もできるはず。しかし、一切を事後に説明するのみで終わっちゃう。なんだか、面白さをお預け食らったような気分です(^^;。

 ただ、あくまでも自分の好みではということであります。が、ここまであれもこれも好みを外してくるというのは、自分にとって実に不運だなと思う次第。

 ともかく本編。自分は前話でオブリビオンゴアが倒されたと思ったんですが、こちらで生存説を伺い、さらに次回予告でオブリビオンゴア再登場とあり、勘違いを正しました。オブリビオンゴア健在となれば、ザ・レディ/ファントムゴアの焦りが何かも分かろうというものですね。つまり、ねむがいつオブリビオンゴアに乗っ取られるか分からない危機が続いていると。

 しかし、ともかくは前話の不思議現象の種明かしから。(実は夢内の)ねむが眠って見た夢は現実の出来事だったと。自分は夢内の夢だと勘違いしてまして、ねむの夢世界に侵入できない莫/ゼッツでも夢内の夢には干渉可能だと思ったんです。が、オブリビオンゴアの顕現の影響でねむが眠りから覚めたわけでしたか。

 しかし、ねむは現実を悪夢だと勘違いしている。無人の街も、莫/ゼッツがねむの宣伝ポスターに残したメッセージ(Recall the dream)も、ねむを追って来る怪人(実は莫)も悪夢での出来事と思っていた。が、追って来た怪人の前で気絶(夢内では覚醒)したとき、莫は現実のねむを確保したわけか。

 じゃあ、それまでの現実のねむの身体ってどうなってたか気になります。描写を見る限り、夢内のねむが眠ると現実のねむが目覚めていたようです。現実のねむはどうやって生きてたんだろ。水や食事はどうしてたのか。仮にオブリビオンゴアの顕現の影響がつい先日だとしても、それまでどこで寝てたのか。生命維持装置はあったのか。ちょっと分かりません。

 そこは後で解決するかもしれないとして、ねむを確保できれば莫は万能のエクスドリームライズカプセムを使って、ねむの夢に侵入でき、前話の勝利となった。ただし、オブリビオンゴアは倒し切れず、ファントムゴアに至っては倒しようがないことを明らかにしただけ。

 ねむの身を危惧するザ・レディ/ファントムゴアの再襲来は必至で、どう対応するか。そこで闇/影の力を持つノクス、というわけですか。幻影には闇、ということらしい。小鷹の記憶しかないノクスは、それでもクローゼットの奥のゼッツルームに引き寄せられてくる。

 そこを捕まえて、万能のエクスドリームライズカプセムで記憶を戻し、ノクスとしてもライダーとしても復活となる。そしてライダーノクスは期待通りに闇の力でファントムゴアの変幻自在を封じて捉える。が、倒す手はないらしい。そこはノクスも最初から覚悟していたようで、自ら作り出した闇にファントムゴアを自分ごと引きずり込んで封印すると。最後の言葉は「後は任せたぞ、ゼッツ」。

 この流れは自分の好みピッタリなんですけど、テンションが思ったほど上がらない。2割足りない感じです。なんでだろうと考えてみると、どうやらノクスが「CODEを壊して満足し、燃え尽きちゃった」からのようです。自分はそこでノクスに期待するのをやめちゃってた。もしノクスがCODE壊滅後も何かを諦めきれてない様子だったら、違うものがあったかもしれません。

 次回「救う」では、現実世界ではノクスが眠りに落ちており、どう復活させるかが焦点になるようですね。うーん、やっぱり夢内で悲壮な運命であっても、現実では何とかなるってのは危機感が今一つになっちゃうかなあ。と言っても、残り話数から考えて「現実でも消えたノクスを探して」なんてやってる暇がないのは確か。

●角醒ハンター オメガホーン(第2話:示せ!キャプテンの資格!)

 まだオメガホーンのドラマを進めるための準備といった感じで話が進んでおりますな。オメガホーン独自の世界観とかは当然ですが、前作ギャバン・インフィニティとのつながりも示す必要があるようでして、なかなか手がかかりそう。自分が通例と思う「第3話からドラマが転がり出す」とはならないかもしれません。

 前話(第1話)での予告で怜慈以外のギャバンが出ていたわけですが、オメガホーン世界と並行してギャバン世界でも時間が進んでるという描写でした。ギャバン世界に怜慈が見当たらず、オメガホーン世界に怜慈そっくりの鉄壁のレイジがいる。怜慈が次元超越してレイジになったと匂わせてると考えていいんでしょう。オメガホーンの地球はギャバン世界視点では未発見の地球なのかも。

 そして今話冒頭では主人公シャウトが道具屋にエゴルギアを売ろうとしたら、エゴルギアじゃないと断られる。となると、それってエモルギアなのでは、となりますな。オメガホーン世界では「エゴ=己の道を貫く心」とのことで、意志優勢なんでしょう。ギャバン世界では「エモ=感情」優勢で、だからエモルギア。

 しかし「意志>感情」であれば、エモルギアは活性化しづらいはず。冒頭のエモルギアも感情を受けることができず、活動停止して古びた見かけとなってそう。ギャバン世界からは感情/エモルギアの乱れを観測してるわけなので、意志/エゴルギア優勢のオメガホーン地球が発見できない、ということか。いずれ、誰かの感情が爆発してエモルギアが活性化、それを察知したギャバンが急行して来るとなりそうな気がします。

 そこを劇場版ギャバン(太陽が泣いた日)で触れてるのかなと思ったんですが、ネットでの感想を読んでみると、ギャバン第21話と22話の間の出来事らしい。オメガホーンからの顔見世はあるそうなんですが、ギャバン最終話の後日譚的なものはないそうで、ちょっと残念かも。オメガホーンTV本編だけでギャバンとのつながりを観て行くしかないですな。

 ともかく本編ですが、冒頭とラストでギャバンとのつながりを示唆するものの、まだまだ踏み込んでは来ませんね。メインドラマは詐欺師的なハンター:虫眼鏡のクヒオンへの成敗でしょうか。これに双子のハンター:剛胆のエイル・剛直のアルが角獣・剛角を以て挑むものの一歩及ばない。

 そこでシャウトと炎角が加勢、エイルとアルは角獣・剛角を2人に貸して勝利する。が、エイルとアルは剛角を活かすだけの力がまだないと悟り、シャウトに剛角を託す。この流れからすると、剛胆のエイル・剛直のアルは第1・2話のゲストだったように見えるんですが、ここまで潔いとゲストでは惜しい気もしてきます。そう思うようなドラマ作りをしてるんでしょうから、いずれエイルとアルはレギュラーとして復帰しそうな気がします。

 敵組織もじわじわ紹介が進みまして、レイジも所属するイバル連合ですね。リーダーの絶暴のイバルはなかなかカリスマ性があるようでして、特に飛導のバーサーからの信頼は厚い模様。悪党狩りも率先して行ってる。ということで、敵だが悪ではないという感じが見えてきます。(おそらくは炎角に対する)絶炎角もいるわけで、やっぱりシャウトに対する(将来の)ライバルの立ち位置か。

 となると、全編を通じてシャウトらが戦い倒すべき敵が見えないわけで、その辺りはまだまだ先なのかも。もしかして、ここでもデスギャバンが関わって来るので伏せてある、とか妄想をたくましくしたりしております(^^;。

 次回「味わえ!怒りのタッグバトル!」では、シャウトらを付け回していた「波斬のギリコ」がはっきり絡んで来るようですね。そうやって、しばらくはレギュラーキャラクターを紹介していく流れなのかも。

Re: 8月のスレッド(2026) - Shiny NOVA

2026/08/07 (Fri) 00:19:15

 定期感想……の前に、いろいろ関連情報が。

★仮面ライダーマイス(9月放送開始)の制作発表およびギャバンの年末Vシネ発表

 とりあえずは、公式サイトとニュースサイトを挙げておきますね。

https://www.tv-asahi.co.jp/my-th/
https://news.livedoor.com/article/detail/31968446/

 8月に入って、一気に情報が解禁されたので、自分の中でも情報整理が追いついていませんが、

 マイスは十二支をネタにした多人数ライダー作品で確定ですね。
 マイス自身は、ネズミのライダーですが、フォームチェンジで十二支以外の動物にも変身できる模様。
 対立組織は、ネコのライダー・マオウが率いる十二支同盟で、
 それとは別に《不可思議》と呼ばれる怪人を倒す物語とのこと。

 マイス自身は、不可思議退治を使命とする名家のお嬢さま(ヒロイン)に仕える執事兼ボディガードで、また、お嬢さまには家庭教師のメガネお兄さんが付いていて、この3人が主人公勢になるか、と。
 家庭教師の兄さんは、たぶん途中で変身しそう。

 一方の十二支同盟も、不可思議退治を狙っているライバル集団ですが、すでにトラ、ウサギ、ヘビのライダーと変身者が発表されていて、さらにイヌ、トリ、ヒツジのライダーも変身後の姿が解禁。
 つまり、マイスとマオウ、もう1体のネコライダーのリドと合わせて、9人のライダーが発表された形になりますな。

 そして、メインライターは荒川稔久ですと? クウガの人じゃないですか。ライダーのメインを張るのは、25年ぶりとなります。
 まあ、その間に戦隊で、ゴーカイジャーやキラメイジャーのメインを張っていたわけですし、ゴジュウジャーでも4本書いていたわけですが、まさかライダーに帰って来るとは。
 
 もう、その事実だけで、マイスが楽しみです。

 一方、ギャバンは年末にVシネで、ライヤやデス・ギャバンとの絡み映画をやるのか。
 これが事実上の最終回になるのか、それともここから来年のプロジェクトRED第3弾につなげる流れなのか。

 オメガホーン劇中でも、ブシドー組とルミナス組がようやく交流するシーンが描かれて、ギャバン本編での不満材料が一つ解消された形だし、
 今後もオメガホーンのストーリーを進めながら、ギャバン小劇場もおまけ的に見せてくれるのか、いろいろ先行きが楽しみです。

★オメガホーン

 シャウトと炎角のバディ道中記を描きつつ、イバルと絶炎角をもう一方の主役のように並行して描く形かな。

 イバル側には〈鉄壁のレイジ〉がいるので、どうしても注目せざるを得ませんな。
 圧倒的な強者ぶりを見せつけるイバルの貫禄に対して、

 シャウトの方は、角獣を使ったバトルそのものに慣れていないから、トレジャーハンターの経験と組み合わせながら、いろいろ学んで成長する流れですな。
 そして、前回、多機能で優秀なスーツだけど、攻撃性能には欠けると考えていたら、炎角が融合することで、攻撃性能が追加されるのか。
 この見せ方は面白いと思いました。

 さらにスーツを装着する際に、ギャバンの蒸着みたいに光の粒子が一瞬で転換されるのでなく、きちんと手間かけてスーツの頭部部分がギミック変形したりする見せ方もいい。
 この装着の段取りをしっかり見せてくれるのが、これからバトルだってワクワクさせてくれるわけで。

 インフィニティの場合、蒸着の見せ方の演出が、期待に反して下手だったと考えます。
 ギャバンのナレーションは、烈がアクションの途中やピンチの際に瞬時に蒸着。そのまま、高所に空中移動してから名乗りを上げる。
 そこで画面がギャバンの勇姿を映して、止め絵に入り、いつものナレーションが入る。「では、その蒸着プロセスをもう一度見てみよう」
 つまり、展開中のアクションを一時止めて、時間を巻き戻して視聴者へのサービスとして、もう一度ゆっくり見せてくれる、と。

 インフィニティの場合、「もう一度、見せる」という演出を挟まず、敵の前で普通に蒸着している。アクションしながら変身という戦隊でも普通にやっていた演出すらほとんど見せず、しかもナレーションが流れている間、時間をたっぷり掛けて悠々と変身しているので、1ミリ秒というセリフに説得力がちっともない。
 セリフだけ旧作をマネして、全体の演出とはチグハグなんだから、瞬時に変身というギャバンの魅力を再現できていない、と。

 一方のシャウトの「ハンタータイムだ」の掛け声から始まる着装は、帽子のつばを後ろ向きに回して、スーツが形成される様や、マスクが機械音の演出で顔を覆う様をじっくり見せてくれて、しっかり段取りを追ってくれている。
 さらにハンターバトルは、きちんとルールのある儀式みたいなバトルの設定だから、敵側も格式に乗っ取って、名乗りや準備行動(角獣の召喚や武装への融合)を行っている。

 ハンターの流儀ってものがあるから、敵役もその流儀は守ってくれる。
 まあ、イバルは名乗りの流儀には乗っ取らず、さっさと掛かって来い、と挑発するスタイルでしたが。

 ともあれ、シャウトと炎角の復活を、イバルが知ったときから、ストーリーが大きく動き出すと思いますね。
(今回はここまで。ゼッツ感想は次回)

Re: 8月のスレッド(2026) - Shiny NOVA

2026/08/08 (Sat) 01:56:36

 感想の続きです。

★ゼッツ

 前回のねむ視点の描写の謎が、莫の解説によって、いろいろと種明かしされたわけですね。

 ねむ視点での夢と現実の取り違えと、ねむを脅かす影と思われたのがオブリビオンではなく、ゼッツだったというのが、ちょっとしたサプライズでもあったわけですが、
 そもそも、ねむは記憶がいろいろと消去されているから、あれこれ認知の歪みが生じても仕方ない、と。

 以前に莫の時にもあった「信頼できない語り手」のパターンですね。
 この作品、ミステリーとして考えるなら、作り手の見せ方がフェアではないような演出がいっぱいなので、今さら騙されたと知って、驚くことも怒ることもないのですが、

 今回のトリックの解説役(ミステリーでは探偵役)の莫が、エージェントではあっても、あまり知的だとか観察力に長けているという描写もなく、不死身ではあっても強引な力押しと、リセット能力による執拗な繰り返しと(諦めの悪さや忍耐強さに関しては歴代ライダートップクラスでは?)、やってることが脳筋で決してスマートではないな、と。
 夢の書き換えというチート能力を持ち合わせているのに、それを活用して、鮮やかに事件解決という浮世英寿風味ではなく、行き当たりばったりの試行錯誤の連続で、努力して苦労して、ようやく真相に辿り着くというキャラ性。

 ゼッツの姿で、コツコツ誰もいなくなった無人の現実世界をバイクと徒歩で探しまくり、ようやく、ねむ本体の居場所に行き着くという苦労を後から語る、と。

 ゼッツのカプセムに、調査活動に役立つ機能のあるものは何もなかったようですな。

 ここで整理すると、まず初期の4つ。

・フィジカムインパクト:通称・赤ゼッツ。格闘戦および肉体変容(マッチョ化や翼付与による飛行能力)が特長。パワーだけなら、カタストロムが最強なので、最近は使う機会がなかったけど、ねむちゃんを探すのに、破壊の力は必要ないし、バイクに乗ったりするには基本フォームがいいのだろう。
 あと、視覚や聴覚などの感覚器官が発達しているってことはないかなあ。こういう探索に役立つ能力って、本当にゼッツって使って来なかったんだなあ、と今回で実感しました。

・テクノロムストリーム:通称・青ゼッツ。射撃攻撃、風や水の流れを操る、機械系の操作が得意、幻影を投影できるなど多彩だけど、年明け以降は、ほとんど使ってない。
 一応、劇場版では、現実世界の銃撃戦で活用し、次回のTV放送でも扱うらしいけど、こういう小技系を活用する戦闘は序盤だけでした。年明けての一番の活用は、幻影を映すカプセムで、CODEのエージェントの襲撃をいなしたりしたシーンか。
 ゼッツが現実主体の物語なら、もっと活用できたかも。

・エスプリムリカバリー:通称・緑ゼッツ。自分以外の回復治癒能力と、壊れた物品の修復能力、そしてオプションのカプセムでバリアを張る能力で、年明け後も使用機会が多かった。
 ゼッツの戦闘パターンは、スマートに相手の攻撃をかわしたりするのではなくて、バリアで耐え凌いだり、破損を修復したり、もう敵の攻撃をくらうこと前提で、展開していますなあ。
 その行き着く先は、死んでも今のは予知夢と言ってかわしたり、銃弾で撃ち抜かれても、変身すれば超人的な自己修復能力と夢世界での時間引き延ばし作用で自然治癒したり、エクスドリームの夢書き換えで攻撃を受けてもリセット回避を連発したり……もはや倒しようがないレベルですな。
 だから、敵の能力も、「存在そのものを抹消」とか「攻撃が当たったら即破壊」とか「精神攻撃で罪の意識に呑まれたら自滅」とか、そんなレベルのチート戦になってます。

 で、結局、ゼッツ本人には使う必要がない能力だけど、破損した物(主にノクスのベルト)を修復したり、仲間を敵の攻撃から守ったり、たまに目立った活躍を示します。

・パラダイムワンダー:通称・紫ゼッツ。体の大きさを伸縮自在にしたり、重力を操る能力を披露。
 だけど、面白い戦闘映像も、年明け前に登場編含めて何度か使っただけで、年が明けると全く使われなくなった、一番の不遇形態。
 OPでは巨大化した紫ゼッツが、ビルの間を通っている絵があって、不思議パワーの再登場は楽しそうなんですがねえ。

・イナズマプラズマ:通称・黄ゼッツ。超スピードの形態で、年明け後も使用機会に恵まれている。
 とっさに敵の攻撃をかわしたり、強敵から一時離脱する場面で活躍している。

・カタストロム:特に色で呼ばれることはないけど、破壊の力で大暴れする形態。一種の暴走形態とも言え、莫がこの形態になったら、戦いを手っ取り早く終わらせたいか、怒っていることを表している。
 莫が番組後半で、推理力を忘れて脳筋キャラになったのも、このフォームの副作用かも。
 予知夢でノクスを殺害し、現実でノクスのベルトを破壊した、ノクスキラーの別名もある。

・オルデルム:カタストロムのコンパチで、使用機会は少ないが、人間と一体化したナイトメアを分離させることができる。
 美浪を助け、ジークをパニちゃんから切り離した。レディをファントムから切り離すのに活用するかを気にしてる。

・エクスドリーム:夢世界の書き換えで、夢の中ではリセット多用で攻撃を全て回避できるというチート仕様。ただし、ゴアナイトメア相手に、物理攻撃しかできないという弱点があったり、現実世界では夢現に勝てないという弱点をさらした。
 自身の夢であるカタちゃんは倒せたが、パニちゃんは撤退に追い込めても、トドメは夢主のジークでないと刺せなかったし、オブリビオンも同じ。
 ファントムに対しては、攻撃がすべて幻影で回避されるし、格闘能力も相手が上で、相性が悪くて倒せなかった。

 以上を見ても、調査や探索に役立つ能力は一切なかったですね。
 まあ、前半の謎解きメインのエピソードの時に、情報収集をカプセムの力でやったら、話がつまらないから、という理由があったのでしょうが。

 前作のゴチゾウや、その前のケミーなど、マスコットキャラは情報収集に活躍したりもしていたけど、
 カプセムはマスコットキャラじゃないので、勝手に動き回ったりはしない。そういう小物は、ギャバンのエモルギアにお株を奪われた形。

 次作のマイスは、エグズという卵型アイテムをベルトに付けて変身という仕様ですが、エグズがマスコットキャラかは不明。

 さておき、今回のストーリーでは、レディ=ファントムの思惑が崩れて、ねむを奪われたレディが莫に激怒状態のまま、自分の世界で指名手配犯に貶めます。
 劇場版では爆弾テロにされ、TVでは誘拐犯にされ、犯罪者の濡れ衣を着せられることが続いている莫。

 世界から消失した人を助けるには、ファントムとオブリビオンを倒す必要があるとのことで、幻影を覆い尽くす影の力の使い手であるノクスを、改めてファントムの世界から連れ出し、ねむとの接触でねむの記憶を呼び起こして、ノクス復活。
 そして、レディをノクスの構築した魔空空間に自分ごと引きずり込んで、半ば無理心中に追い込みました。
 どうやら、ノクスは死ぬのが大好きなようです。たぶん、ゼッツの物語で一番、死んだ回数が多いキャラか、と。

Re: 8月のスレッド(2026) - K.K

2026/08/10 (Mon) 23:04:34

 定期感想です。

●仮面ライダーマイス

 マイスのご紹介、ありがとうございます。サイトのほう、自分は気が付かずに(探してなくて ^^;)こちらでご教示頂いて、慌てて見に行くのが通例になってしまってるような。

 モチーフが十二支で、敵は十二支に漏れたとされる猫って、他作品でも扱われてたりしますな。例えば「フルーツバスケット」とか、のけ者にされた猫の悲哀の話だったような。どうやら十二支に猫がいないのを残念に思う人は多いらしい。

 マイスで十二支を表す(変身)アイテムは「ライドエグズ」なるもののようでして、語感的にジオウのライドウォッチを思い出したりします。その他にシードエグズなる武装強化用もあるとのこと。

 しかし、自分的に期待してしまうのが「レジェンドエグズ」でして、過去のレジェンドライダーの力を宿すとのこと。ジオウのように変身者が出演することはないんでしょうけど、過去ライダーをどのように表現してくれるかは期待したくなります。

 そしてメインライターは荒川稔久さんですか。こちらで挙げられている作品以外では、アバレンジャーがありますな。自分は画面サイズが4:3の時代の戦隊は一度観たら充分なのが多いですが、アバレンジャーはネットでもう2周しまして、また配信してくれたら観たいと思う作品です。画面16:9ではゴーカイジャーもそうです。
(でも、未見ですが「大魔神カノン」も荒川さんなのか(^^;。)

 いろいろ楽しみになる要素がありますが、ゼッツ絡みでちょっと残念なこともありまして、ベルトの斜め掛けです。ゼッツでそうなったわけですが、自分は特別な意味があるのかと思ってました。ついこないだまで、ゼッツなりの理由がないわけではないはず、と種明かしを期待し続けたり。

 が、マイスも斜め掛けだったんですか。だとすると、基本的なデザイン変更だったようですね。米国に再進出するためのアメコミ調デザインということかしらん。それはそれで歓迎する気持ちはあったりします。それでも伝統的な(?)腰に巻くスタイルが失われるとしたら、残念な気もしないわけではないですが。

●仮面ライダーゼッツ(第47話:救う)

 前話でノクスがファントムゴアを闇の世界に連れ去り(ノクスの悪夢内に隔離・封印?)、ねむは着々と記憶を取り戻していく。のですけど、ねむの回復にあまりドラマを感じない。現実世界を無人にしてしまうカタストロフからの復活という、本来なら劇的なもののはずなのに。

 たぶん「現実で消えた人を夢内で呼び出してエクスドリームでこすればOK」というのが、安易というかスムーズ過ぎる印象になっちゃってるせいだと感じます。何かを乗り越えて取り戻しました、みたいな感じがしないわけで。あるいは「うまく行かなければ、よりひどい状況を招いてしまう」みたいなハラハラがない。

 そのためドラマというより作業をこなしているように思えてしまう。ちょっと退屈してしまうわけですが、そのせいで余計なこと思い出したりもします(^^;。ねむが記憶を取り戻す前は(エクスドリームで難を逃れた莫以外は)全人類消えちゃってるわけですが、前にTVで「もし人類全員が突如消えたら、地球はどうなるか」って番組見たの思い出しまして。

 その冒頭ではまず原子力発電所に言及されていました。発電所からオペレータがいなくなって炉の制御が効かなくなってくるわけですが、自動で緊急停止(スクラム)が働いて原発は停止するだろうと。影響は電力が途絶えるだけ、とか言ってました。

 が、東北大震災では福島第一発電所は緊急停止後、全所員が必死の制御を試みるも炉心溶融まで行っちゃったわけで。ゼッツ世界(現実)でも同じようになっちゃうんじゃないかなあ。そのことは、こないだアニメも完結した「Dr.STONE」(ある日突然、全人類が石化する)でも同様のはずです。

 それはともかく(^^;、ゼッツの今話は無人の地球を取り戻す流れがすらすらと進んでいきますな。前話で無人化現象の核となるねむは確保、今話はまず悪夢内で闇に消えたノクスから。路上で眠り込んでるところを確保するも、精神は悪夢内の闇にあるようで目覚めない。

 それは後で解決することとして、次は富士見と南雲ですね。幸いというか、莫はねむ誘拐犯と目されてるんで、警察として富士見と南雲が莫のアジト(ゼッツルーム)に踏み込んで来る。そこでエクスドリームを2人に使って、現実世界でも富士見と南雲は復活。

 そうなってみて思ったんですが、夢内の設定:上司の南雲と部下の富士見って、なんだか自然というか、いい感じで絵になるなあと。この悪夢での2人のドラマ運びもスムーズでした。キャリア組の南雲と叩き上げの富士見って感じですね。第1話からそうなってたほうが良かったんじゃないかしらん。

 それはともかく(^^;、いったん現実に戻った莫はオブリビオンゴアと決着つけるべく、再び悪夢に突入する。そこでねむから語られるのが、莫の不眠なのか。生身のまま悪夢に行ったり戻ったりで寝てないと。まあ、不眠記録で言えばザ・レディのほうが上なんでしょうけど、そもそも莫の不眠って昨日や今日始まったわけでもないような。

 なにせ、(前半は予知夢でしたが)第1話から起きてるときは現実で、ベッドに入ると直ちに悪夢で活動してたわけで。そういうのをずっと観てきましたんで、生身のままでの悪夢と現実の行き来になったにせよ、あんまり前とは変わらないような気がしてしまいます。

 それに今話でも悪夢に突入した莫はゼッツとして全力で戦えてるわけで。不眠の影響とか感じられません。なんだか急に名目的にピンチ演出されたような印象です。が、もしかして劇場版での莫の立ち位置(基本的に夢の住人)につながるのかな。それなら納得できそうな気もします。

 悪夢内で全力を尽くすゼッツ/莫でありますが、オブリビオンゴアには当たり難いみたいですね。ついにほとんどのカプセムを失い、変身も解除。このバトルはゼッツが次々とカプセムを取り換えての多彩なものでしたが、こちらでゼッツのカプセムの復習・まとめをして頂いたのが視聴で大いに役立ちました。目的は「調査活動に役立つ機能」についてでしたが、色別で特徴列挙頂いたところは、今話のバトルまとめにもなってますね。

 万策尽きて倒れた莫にオブリビオンゴアが迫りまして、そこで今話では自分が唯一といっていい高評価ポイントとなるシーン。ジークの救援ですね。自分としてはジークに暴れて欲しいですし、莫がやられたと見せておいての実はジークが、という見せ方もツボです。

 それだけでなく、そこへ至る段取りとしてねむがエクスドリームを手にオブリビオンゴアに立ち向かうシーンもいい作用になってます。一瞬、「これで奇跡が起こるか?」と思います。が、ねむはあえなく返り討ちに遭い、絶望してしまう。そうやって、観ているこちらを期待から絶望と揺らしておいてのジーク登場であるわけですね。まさにヒーロー登場のパターンだったかと思います。

 絶望しちゃったねむなんですけど、オブリビオンゴアが語る内容からしますと、どうもまたもや正体不明になっちゃった気もします。オブリビオンゴアはねむの「自分が存在してはいけないのでは?」という不安から生まれたと言う。じゃあ、ねむを生み出したナイトメアは誰なのか、という問題が再び浮上してしまいます。そいつこそラスボスっぽいとも言えるわけで、どうもスッキリせんです。残り3話しかないのに(^^;。

 次回「儚くなる」では、予告映像にノクスが出てまして復活確定ですか。しかもジークと共闘。こういう言い方は良くないんですが、結末に向けて淡々と進んでるような、消化試合となってるような気さえしてきます。かといって、クライマックスはもう済んじゃったという印象もない。どうにも落ち着かない感じです。

●角醒ハンター オメガホーン(第3話:味わえ!怒りのタッグバトル!)

 オメガホーンはまだ第3話ということを忘れそうになります。そこは前作ギャバン・インフィニティから続いているということがあります。が、もっと大きいのは、主人公:炎のシャウトについて「この状況なら、こうしそうだ」という予測が働くことにあります。

 今話では村に圧政を敷く敵(悪代官?)に対してシャウトが立ち向かうわけですが、敵がバカにしたエゴルギア:捕角を以て敵を倒しに行く。あそこは(自分が出張りたい)炎角は意外そうにしてましたが、観ているこちらとしては「そう来なくっちゃ」です。言い換えると、主人公に何を期待していいか分かっちゃう。これは普通は相当に回が進まないと発生しない現象ですが、オメガホーンでは僅か3話で起こりました。分かりやすく作ってあるんでしょうな。

 自分は前話で「第3話からドラマが転がり始めるのは難しそう」と予想したんですが、あに図らんやでした。敵組織を掘り下げつつ、主人公シャウトと敵ボス:絶暴のイバルの因縁を作り始めてます。イバル連合支配下の村:スコヴィラの解放・奪取ですね。

 スコヴィラの村ではイバル連合の代官(?)辛口のジェロキア&笛吹きハネバロが村人に強制労働を強いている。エゴルギア発掘ですが、村に利をもたらしておらず、純然たる収奪ですな。しかし都市部では飛導のバーサーが子供にも慕われるほどであるし、悪党ハンターから市民を守っていることに対する信頼が揺らぎない様子ですね。

 職人である砕厄のゲンノウは以前は荒くれ者だったが、絶暴のイバルに敗れて信服したらしい。単なる強さではない何かを持っているということですね。飛導のバーサーもイバルのそういう面を知っているゆえの忠誠なのか。

 ゲンノウやバーサー、さらに市民の態度からしますとイバルは善政を敷いているように思えます。が、スコヴィラの村でのジェロキア&ハネバロを見ると苛斂誅求の悪政にしか見えない。強制労働の成果は中央へ納められているようですから、ジェロキア&ハネバロが私腹を肥やしている様子はありません。

 これは、イバル連合が都市部と農村部で態度を変えているのか(分断統治)。それとも幹部ごとの性格の違いによるものか(イバルの統治力不足)。はたまた、他の黒幕が組織にヒビを入れているのか(絶炎角が怪しい?)。ちょっと分からないですね。もしかして、鉄壁のレイジが組織の内情に探りを入れているらしいのも、その辺りを見極めようとしているのかも。

 そして、そこへ炎のシャウトが絡んでいく流れですな。発端は波斬のギリコがシャウトにハンター勝負を挑んだことから。バトルは最初は調子よく進んだんですが、シャウトの使う炎角の力が突如消える。自分は「炎角の弱点:水のせいか?」と思ったんですが(屋内だが雨漏りあり)、シャウトのエゴの弱さでしたか。

 仕切り直しする間もなく、辛口のジェロキア&笛吹きハネバロが割り込んで来る。イバル連合支配地での無許可ハンターバトルは禁止、というわけでシャウトらは捕らえられ、スコヴィラの村へ連行される。そこでは村人が強制的にエゴルギア発掘に徴用されている。

 村人カンロがせっかく彫り出したエゴルギア:捕角が「弱い」として投げ捨てられたりする。エゴルギア発掘が楽しくて仕方ないシャウトからすると異様な光景。村人カンロの必死の抵抗を機に、シャウトらも悪代官(?)ジェロキア&ハネバロに立ち向かうこととなる。そしてシャウトが選んだエゴルギアは相棒の炎角ではなく、カンロが掘り出した捕角。上述しましたが、この流れは予想できて、かつ期待通りです。

 敵が2名なんで、シャウトには波斬のギリコが加勢し、シャウトはクモの糸でありロウソクでもある捕角を使いこなして快勝。まあ、止めは戦いたがりの炎角も加勢するわけですが、ロウソクと炎は相性がいいということなんでしょう。そうできたのは、今話序盤で指摘されたエゴの弱さをシャウトが克服できたから、となりそうです。

 勝ったシャウトはスコヴィラの村をイバルから奪ったことになるわけか。となると、支配地を奪われたイバル連合はシャウトらを外敵・侵略者と見做すはずですね。即ち、シャウトがイバルに向かって行く道が開かれた、となりそうです。

 ラストは何を考えているか測りがたい絶炎角と古代の石板らしきものを眺める絶暴のイバル。2人は肝胆相照らすようでいて、明かしていない腹の内もありそうです。

名前
件名
メッセージ
画像
メールアドレス
URL
文字色
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.